4月29日

FilMelange   DRAKE

color      BOTTLE GREEN

price      23100(TAX IN)

SIZE      4    /    5 

今日からゴールデンウィークがスタートするという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
絶好の天気とはいかずに肌寒さとどんよりとした雲が空一面に敷き詰められていて、夕方頃からは雨降りの予報。
こんな日には家の掃除や、溜め込んでいる本を読んだり、映画を観たりして、気持ちをフラットに保つのには
良い休日になりそうですね。自分達も昨日は意気込んで家の片付けをやろうと思っていたのですが、
畑の土を耕して一息ついてしまったら、そこからは何も出来ずに力尽いて半日寝て過ごしてしまいました・・・
片付けはまた次回にお預け。。あまりに気合いを入れ過ぎるのもプレッシャーになりますし
気の向くままにやるのが一番良いと思っています。

以前からずっと気になっていたFilMelangeのアイテムをようやくセレクトしましたのでご紹介。
そんな前ではないのですが、カーディガンでもなくシャツでもない、この掴みどころのない佇まいがずっと頭の中に
引っ掛かっていて、着ると何だか急にオタクっぽい雰囲気が出るのも嫌いではなかったりします。
メーカーのスワッチではシャツというカテゴリーで展開されているアイテムですが、天竺素材でシャツというと
違和感があったりして、感覚としてはロンティーが前開きになって襟が付いたと言うとそのまんまですが(笑)
そんな感じの不思議なアイテムです。僕はインナーにタンクトップもしくは、白のクルーネックTシャツを合わせて
トップ釦まで全部留めて着るのが、DRAKEの怪しさや面白さをより一層引き立てられるのではと思っています。

襟の形状や角度は何となく見たことがあるような・・・イギリスの某ブランドを彷彿とさせる角度と形状。
台襟はありませんので、見た目が前下がりの印象で、理由はないのですがこの手の形状に何だか惹かれてしまいます。
シルエットは大き過ぎない設定で、サイズ4=M サイズ5=L と思って頂いて間違いないです。
素材はFilMelangeの独自で開発している中肉で艶のある生地感で、型崩れなども心配せずに安心感のある仕上がり。
色も普段はあまり選ばない”BOTTLE GREEN”と安定感を重視た”BLACK NAVY”の2色展開。
実際にDRAKEを着る気温を考えると20度以上は欲しい所。もし上に重ねるとすればざっくりとしたコートや
風を防いでくれるようなややスポーティーなブルゾンなどがしっくりとくるのではないでしょうか。

袖口には釦が付いていて、この辺のディテールはシャツらしさを感じる部分になるのかもしれません。
裾はラウンドせずに直線的なボックス型、両サイドにスリットを入れていますので生地が綺麗に逃げていきます。
クラシックなデザインに最高峰のカットソーを組み合わせる事で、FilMelangeらしさでもある温故知新を
感じさせる仕上がりになって、今までに無かったバランスの洋服に仕上がっていると思います。
着回しに便利とか、そういうものではなく、このアンバランスとも言える感覚を如何にして楽しめるかがポイントです。
どちらかと言えば好奇心旺盛で気持ちに余裕がある方に向いているかもしれませんね。

袖を通すだけで肌が喜ぶ感覚があるのはFilMelangeの真骨頂でもありぶれない軸となる部分。
定番アイテムも十分過ぎる位に魅力がありますが、こういった脇を固めるアイテムもやや前衛的でファッション性を
意識して、トータルでのイメージを打ち出すカットソーブランドとしての奥行きを出すのに必要不可欠だったりもします。
シンプルな井出達ですが、やや曲者のDRAKE。へそ曲がりなアイテムとベーシックなアイテムとの組み合わせや
気分に応じて着こなしのバリエーションを変えるのにもお勧めです。

color      BLACK NAVY

SIZE      4    /    5 SOLD

色違いの”NAVY BLACK”
この色目になると着こなしのバリエーションも湧き易くなるのではないでしょうか。
チノパンに革靴など合わせると、リラックスしたムードの中にも心地の良い緊張感が生まれそうですし
軍パンにビルケンのサンダルでラフに着こなすのも間違いなくお勧めです。

FilMelangeの半袖・七分袖のカットソー類は全て入荷済み。
まだ気温が低く殆ど店頭に出していませんが、これからの季節は必然的に直接肌に触れる機会が多い服装がメインに
なりますので、着心地・デザインに特化したカットソーを是非体感して頂きたいです。
いつも着ているシャツでは物足りない・・・、新しい感覚を手にしてみたい!という方に”DRAKE”をお勧めします。

4月27日

ASEEDONCLÖUD   MAP SHIRTS

color     NATURAL

price     37400(TAX IN)

SIZE     S SOLD

昨日友人から中津川で山女魚目撃&釣った情報を聞いて、今日はそそくさと溜まり場になっている場所を観察。
小さいながらもお腹に綺麗な模様を纏った山女魚の稚魚が、気持ち良さそうに泳いでいる姿を発見出来ました。
今日は太陽も降り注いで水温が温かいのかなぁ、なんて思いながら川のせせらぎに耳をすましていると
何時間でも居られそうなくらい心地良くて、後ろ髪を引かれながらなんとかお店へ辿り着きました。
こんな風に街中(中心地)で美しい光景を見られるというのは中々無いよね。贅沢で最高過ぎるねと。
いつも歩きながら話しているのですが、盛岡という街に住むからこその特権でもあると思うし、自慢です。

workpermit 23 -shinshido-
心師とは人の心に花を咲かせる職人のこと
大道芸人と桜師の仕事をしている者
この仕事は代々続く仕事である

パフォーミング(大道芸人)は今の人の心に花を咲かせ
木こりとして桜を育てる(桜師)のは未来の人の心に花を咲かす
今回はその中でも人見知りだった心師のお話
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ASEEDONCLÖUDから、今シーズンの数ある生地の中でもサンプルを見た時に一瞬で心を奪われたプリント柄。
モチーフは野ウサギ。躍動感があって、ウサギの動きや身体の特徴を細やかな描写でしっかりと表現されているので
可愛らしくもあるけれど、格好良さが圧倒的に上回っていて完全に一目惚れ。
動物モチーフでプリントのウィークポイントである子供っぽく見えないか。という部分を軽々とクリアした生地は、
袖を通す度にニヤニヤしてしまうのは間違いないでしょう。
シャツのデザインも全体的にはゆったりとした設定ですが、すっきりとした着丈の長さであったり、袖のバランスで
メリハリを効かせているので、案外難しく考えずに取り入れて頂けるのではないかと思っています。

“MAP SHIRTS”と名付けれたアイテム。通常であれば表側に付く胸ポケットが内側に隠されていて
主人公の桜師が必要とする道具の1つでもある鏡が入るように作られています。
面白いのはポケットへのアクセスの位置。上からではなく、こそっと横から手を入れるカタチ。
1つ1つのディテールに意味や機能性を持たせているのもASEEDONCLÖUDの洋服の特徴になるのかもしれません。
COLLECTIONラインのアイテムに潜むユニークなデザインの数々は、実際に使う使わないは別として
細部にまで想像力を働かせ、徹底して作り込まれている洋服はそれだけで気持ちが高鳴ります。

オリジナリティ溢れるプリントをじっくりと見てみると、桜の花を加えて颯爽と駆ける野ウサギや
好物であるクローバーの群生があったり。そうかと思えば、桜の天敵とも言える鷽(ウソ)の鳥の足跡が
残されていたりと、自然界の生き物の繋がりがダイナミック且つ繊細に表現されています。
個人的には口に桜の花を加えたのと、ぐーんと伸びをする野ウサギがとても気に入っています。
生地はナチュラルベースでコットン85%・リネン15%を掛け合わせた綿麻素材で、しっかりとした厚みがあり
粗野な空気を纏っているのもプリントに相まって雰囲気を盛り上げてくれているように思います。

感覚としてアロハシャツとかに近いのでしょうか。
そこまでの開放感はありませんが、着方というのか取り入れ方としては普通の穿き込んだデニムなどに
考え過ぎずに合わせて貰う位が自然なのかもしれません。パワーを感じるシャツですので、その力を良い意味で
中和してくれる位の抜け感のあるアイテムを組み合わせる位が心地良く感じて頂けると思います。
私達もCOLLECTIONの洋服を其々に愛用していますが、気分がマッチする時としない時とがはっきりとしていて
機能的な洋服の概念とは異なる、心の満足度(作用)というのも、このシャツを纏うと自然とついてくるはずです。

ASEEDONCLÖUD   SAKURASHI BLOUSE

color     NATURAL

price     31900(TAX IN)

SIZE     S    /    M SOLD

今まで殆どセレクトする事がなかった半袖のシャツもセレクトしています。
オープンカラーの衿元とたっぷりとした袖の太さと長さ、直線的なボックスシルエット。
半袖シャツとして着るのもありですが、生地の厚みもそれなりですので長袖や七分袖を合わせて
シャツジャケットの様な捉え方をするのも面白いと思っています。

デザイナーの玉井さんが数年前におっしゃられていた、何年先か分からないけれど古着屋さんに僕の作った洋服が
並べられていたら嬉しいなという言葉が、このプリントのシャツを見ていて思い浮かんできました。
売れる・売れないを判断するのも大切ですが、作り手の気合い!?というのか志を感じる洋服を目の前にしてしまうと
例え販売するのが難しそうだなと思ってしまっても、こちらもその心意気を買いたいという気持ちにさせられる事があって
今回のウサギモチーフの生地はまさにそれでした。心に突き刺さる忘れられないファブリックの1つになりそうです。

例え出番が多くはなくとも、洋服で気持ちを上げてくれるような存在にきっとなってくれるであろう
カタチの異なる2つのウサギ柄のシャツ。自分達としてはまたとない出会いのような気がして、
今回このプリントの生地で作られたモデルはほぼセレクトしました。
店内にディスプレイするだけでも目に留めて下さる方も多く、ここに在るだけで良いと思える服を
展開出来るだけでも幸せなことだなと思います。
今季のASEEDONCLÖUDのCOLLECTIONでは、このプリントの他にも素晴らしい刺繍のシャツも届いています。
気になる方はぜひ店頭で、じっくりとご覧になって下さい。

4月25日

ASAHI    TRAINER

color     GREY

price     16500(TAX IN)

SIZE     23   /   23H   /   24   /   24H   /   25   /   25H

       26   /   26H   /   27H   /   28   /   29 

昨日は23度位まで気温が上昇したようですが、今日は一転して15度の予報。
店内も少しずつ薄手の素材の洋服を出し始めていますが、まだまだ長袖類が活躍しますので気分に惑わされ過ぎずに
ご自身のワードローブを思い浮かべながら洋服を楽しんで頂きたいと思っています。
私も未だにセーターが手放せないですし、冬とは違った感覚でシャツやカットソーにさらりと着れる今がとても
心地良いなと感じています。

ここ最近は洋服とバッグばかりご紹介していましたので、久し振りにスニーカーのご紹介。
ASAHIのTRAINERは自分達でも出張や旅行などに行って歩き回る際には、必ずと言って良いほどに履いていく
スニーカーで、様々な服装にも合わせ易く、長時間歩くのに適したスペックを持ち合わせています。
歩き易さだけで考えれば選択肢は多く出るのですが、選ぶ基準として服装に馴染むかという点が意外と難問で
ランニング系のデザインとなると、どうしても見た目がスポーティーになり過ぎてしまうのが殆どで
納得出来るスニーカーに出逢うことは極僅かだと感じます。
そんな中でデザイン性・機能性・価格と全てにおいて満足度の高さを感じられるのがASAHIのTRAINERでした。

ASAHI TRAINERの最も特徴的な部分として、シャープな木型が挙げられると思います。
この手のスニーカーにありがちな爪先がぼってりとしたカタチではなく、すっきりとしたデザインで
且つ横の幅もしっかりと確保している点が素晴らしい。
長時間歩いていても疲れにくいのはインソールはクッション性の高いものを、その分アウトソールは
硬い素材を組み合わせる事によって、履き心地としては革靴のような反り返りがあるので自然と足が前に進むような
感覚があります。”柔”と”剛”の2つの組み合わせている点も見逃せません。
70年代頃にビッグブランドのスニーカーを手掛けていたノウハウが活かされて、現代のプロダクトとして
より快適で人の心をぐっと掴む1足へと昇華しているように思います。

スウェードとメッシュ素材のコンビネーションですが、見た目の重さと靴の重さのどちらも感じさせない作り。
この靴を履いた日は自宅から出て中津川の遊歩道をどこまででも歩いていけそうな錯覚に陥ったりもします。
それ位に快適な履き心地で勝手に足が前へ進み、且つ細かな凹凸のあるソールが地面をしっかりとグリップして
踵から爪先までの踏み込みをしっかりと感じて頂けるはずです。
カラーGRAYは単純なよくあるグレーと言うよりも、やや青味がかかったブルーグレーの様な爽やかな色味で
服装も基本的には選ばずに合わせられますし、時にセットアップなどを着用するような場面で足元はハズシとして
このスニーカーを軽やかに履いてみるのも面白いのではないでしょうか。

ASAHI    TRAINER

color     BLACK

price     16500(TAX IN)

SIZE     23   /   23H   /   24   /   24H   /   25   /   25H

       26   /   26H   /   27   /   28   /   29 

もう1色は”BLACK”
より洗練され都会的な印象に映るスニーカーで、颯爽とコンクリートを駆け抜けるイメージでしょうか。
残念ながら僕が住む盛岡にはコンクリートジャングルはありませんが、普通のジャングルみたいな場所は街から
そこまで離れずとも沢山あるので、岩山あたりを歩いて頂上を目指すのに良さそうですね(笑)
実際に昨年TRAINERを履いて岩山まで登りましたが絶好調でした。
歩くという事を一番の目的に選んで頂くのも良いでしょうし、服装のイメージに合わせてハイテクでもなく
ローテクでもない(僕は勝手に中テクスニーカーと名付けていますが・・・)を取り入れるのもお勧めです。

今回はサイズレンジを、足の大きな方にもお勧めしたいと思って29CMまで伸ばしました。
フィッティングとしては普段履かれているサイズに、ハーフサイズアップで丁度良い位かなと思っています。
僕自身は普段27CMとか27Hを主に選びますが、TRAINERは28CMでつま先が気持ち余る位で丁度良いです。
新しい靴を手にすると外の空気を感じたくなるので街歩きをするのにも良いでしょうし、まだ旅行などは難しい状況ですが
そんな事を思い浮かべながらスニーカーを選ぶのも、今後の楽しみとしてウキウキする要因になるのではないでしょうか。
サイズが揃っているうちに、是非お気に入りの一足を手にして頂ければ。

4月23日

MITTAN    SH-57DC 大麻シャツ 薄

color      濃藍

price      36300(TAX IN)

SIZE      1    /    2    /    3    /    4

今日も早朝から気温が0度という刺激的な環境の中で身体を動かして心身のリフレッシュ。
自分でも朝起きた段階では「よくこんな時間からやっているな・・・」と思うのですが、想像以上の心地好さと
自然に囲まれた(というよりはほぼ自然と一体化)環境は他には替え難い時間なのだと改めて感じた朝でした。
早起きは得することばかりですね。特にこれから日の出の時間がどんどん早くなるので(今日現在で盛岡は4時46分頃)
早起き習慣を取り戻して、思う存分に自分の好きな事をする時間に出来ればと思います。

MITTANから前回のSNチャルカkalaコットンシャツに引き続き、またしても素晴らしいシャツが届いています。
何人もから夏でも涼し過ぎる!!というお褒めの言葉?!を頂いている大麻シャツ。
今年で恐らく3シーズン目の提案になるのですが、継続の生地はまた後日にご紹介したいと思います。
定番でリリースしている大麻シャツよりも、更に細番手の糸を高密度にして織った生地が登場しました。
写真だけですと正直そう大差はないのかなと思ってしまうのですが、生地に触れて頂くと違いは一目瞭然。
より高密度にした事で表面に光沢が出て見た目の高級感と張りが強いのが特徴。
涼しさを重視した場合には”大麻シャツ”を。生地の張り感や見た目の印象などを含めて選ぶのであれば
“大麻シャツ 薄”もとても素晴らしいです。rasikuでは”大麻シャツ 薄”に関しては濃藍のみをセレクトしていて
他ではなかなかお目に掛かれないファブリックを目の当たりにすると、無性に濃藍で選びたくなってしまいます。
着用していった後の経年変化などは言うまでもありませんし、余程の暑さでない限りは夏場でも十分に対応可能。
素材の持つ奥行や肌に全くストレスのない心地良さ、他ではなかなか触れる事のない違いを確かめて頂きたいです。

デザインは定番で展開している”大麻シャツ”と同様で、ずらりと間隔狭く並んだ9つの釦が特徴的。
首元はバンドカラーというよりもスタンドカラーに近いニュアンス。
夏の暑い日には釦をもう1つ外して、首周りを涼しく風通し良く着るのをお勧めします。
サイズ感に関してはMITTANのシャツに共通している、肩幅はあまり広く設定せずに可動域を出す作り。
身頃はゆったりとしていて、肌に密着し過ぎないゆらりとしたサイズ感が理想的で、ラウンドせず潔く
スクエアにカットされた前丈と後丈が動く度になびく様が、シャツの雰囲気にも相まって素敵です。

これは僕の勝手なイメージからもしれませんが定番でリリースされている”大麻シャツ”は完全に夏向きと思っていて
今回リリースされた”大麻シャツ 薄”の方は、より季節を問わない汎用性があると感じました。
きっと目が詰まった生地だからこそだと思うのですが、ブロードのシャツを着る様な感覚もあって
素材を追求し続けるMITTANの凄味と探求心は、オーダーする側にとってはどちらの大麻素材も正直甲乙つけ難く
悩み過ぎてしまい最終的には一番魅力的な色目(濃藍)だけ展開するという結論に至りました(笑)
お店に並べておくだけでも十分位に迫力があって、袖を通すのがワクワクする1枚になるのは間違いありません。
何年か先にはきっとヴィンテージの様な風合いになり、きっと服好きな洋服屋さんに無駄に声を掛けられてしまう
心配を勝手にしています・・・今も良いですが先を見るともっと良いシャツになっていると思います。

風の冷たさが残る盛岡の気候ではシャツだけで歩くのには早いのですが、日中の心地好い太陽の光を浴びると
薄着で出掛けたい!そんな気持ちにさせられてしまいます。
シャツなので重ね着をしても勿論良いですが、この迫力を活かすのであればやはり1枚で颯爽と着て頂くのが
魅力を最も引き出してくれるのではないかと思っています。
サイズも1・2・3・4のフルサイズでご用意をしましたので、性別や年齢などに関係なく布の持つパワーや機能性に
触れて頂きたいです。今まで展開していましたより涼しい大麻シャツも色違いで3色入荷済み。
そちらも比較しながら、この春夏に着たいイメージに合うシャツを手にしてくださいね。

4月22日

今シーズンから新しくrasikuに加わることとなった”AULICO”
2006年にブランドを設立。宮崎県都城市で店舗(concourse aulico)と作業場を構え、製品の染色と洗いの
作業工程を通じて発見や問題を解き明かしながら、新しい視点での物作りを独自のかたちで提案し続けています。
僕達も一昨年の11月に都城へ足を運び、ブランドを主宰している平原さんに話を聞きながら製品の事やお店の内装や
染色している現場も見させて頂き、今まで見たり体験してきた染色の工場や、染色そのものに対するイメージを、
ふわりとがらりと違った角度から考えるきっかけを頂いた、心に残る時間でもありました。
rasikuでは以前よりAULICOが関わっているアイテムを幾つか並べているのですが、
ひとつはTEMBEAのロングセラーアイテムでもあるインディゴ染めシリーズ。(BAGUETTE TOTE・CLUB TOTE)
そしてもうひとつが、洋服好きな方を虜にしているSOWBOWのシャツ(コットン×シルク)
初めは知らずに選んでいたそれぞれに、実は共通して関わっている方がいると知り、ずっと頭の片隅にあった
AULICOのオリジナルのプロダクト。いつか佳いタイミングで提案をしてみたいという思いを持っていたのですが、
他のブランドや人との関わりに恵まれて販売させて頂く事になり、こうした出逢いはつくづくご縁だなぁと改めて
思う出来事にもなりました。

AULICO    LINEN VEST

color      WHITE

price      23100(TAX IN)

SIZE      M    /    L  SOLD

AULICOのプロダクトは洋服中心ながらも、それ以外にも魅力的なアイテムが揃っているのですが
rasikuに並べるなら先ずは。という事で、洋服からご提案をしていければと思っています。
丁度季節の狭間で、今日位の気候ですと日中は上着がなくても良さそうな気もするのですが、
どうも心許ない感じがして、そんな時に活躍が期待出来るアウター要素の強い前開きのロングベスト。
色によって素材の混紡率が違ってくるのですが”WHITE”はリネン97%・コットン3%を掛け合わせていて
きりっとしたシャリ感の中に奥に潜む柔らかさを感じさせてくれます。
ダブルガーゼ素材で程よく厚みがあり、空気を多く含んでいるので軽いのも自然と手が伸びる理由。
シンプルなカットソーにさらりと羽織ってもらうと、全く違った装いになるのがベストならではの持ち味でもあり
温度調整にも適していますし、装いが薄味に感じる時に引っ掛かりが出来るアイテムとしてもお勧めです。

元々はショップコートからデザインを引用して新しく作られたデザインで、特に肩の落ち感がとても綺麗です。
野暮ったくなり過ぎないギリギリの着丈の長さに設定をして、アームホールも深くする事でインナーとの相性を
気にせずにばさっと羽織って出掛けられるのもこのベストの強みではないでしょうか。

サイズはMサイズとLサイズの2サイズ展開。ほんの少し丈感と身頃の印象が変わるといった所でしょうか。
ウエストにシルエットを調整出来る太いベルトが付きますので、前開きを抑えたい時や雰囲気を変えたい時に
きゅっとベルトを締めていただくのもお勧めです。
ベストですが羽織物の要素もあるので、自分達も含めてですがワードローブには中々に無いアイテムだと思います。
ですが、ふと気温差の激しいこの土地での日々を思うと、普段着ているようなバスクシャツであったり七分や長袖の
カットソーではどうしても肌寒くて、4月と言えど室内でももう一枚くらいプラスしたい時が多くあります。
そんな気候の中で、無理に厚着せずに心地良い温度を保ってくれるのではと想像しています。
直ぐに着ているイメージが沸くというよりも、年々ご自身の中で着方であったり着るタイミングが掴めてくる
噛めば噛むほど的な存在になってくるのではないでしょうか。

AULICOの製品は、スタンダードなアイテムが多く並ぶ店内で、新たに足りなかったピース埋めてくれる様な
インナーであったりご紹介したベストの様なベクトルの違うものがあるので、僕達が常々イメージするお店の
面白味や洋服の奥行を表現するのにも理想的であり、とにかく自分達が一番に刺激を受けているように思います。
嬉しい事に、お客様にも自然と引き込まれるように手にしてくれた方が何人も居て下さるので、少しずつですが
盛岡の土地にも馴染んでいくように、心を込めて提案していきたいです。

AULICO    LINEN VEST

color      NAVY

price      23100(TAX IN)

SIZE      M    /    L

もう1色の”NAVY”は、染色を施したタイプでリネン74%・コットン26%を配合が変わります。
インディゴならではの雰囲気や風合いがより濃く出ていますが、着合わせを考えるとWHITEとNAVYとどちらも
甲乙つけ難く、お手持ちの洋服をイメージしながらお選びいただきたいです。
カットソーも良いですが、ブロードなどの綺麗目な生地のシャツと合わせると、また違った印象になります。
この組み合わせも、意外性がありますがとても可愛いなと思います。

これから入荷済みのワンピースやシャツ、そして面白いフック!などもご紹介していきますので
AULICOの平原さんが作り出す独自の世界観を少しでもお店で感じて頂ければ嬉しいです。
手にした洋服やバッグなどを身に纏ったり使っていると、何かふとしたタイミングで宮崎県やはたまた都城市へ
行く・・・そんな出来事に繋がる事も無きにしも非ずですし(自分達はそんなことが多々あります)
手にしたり選んだ物や人との出逢いは、そういったアクションを起こす手段や方法にも確実になり得ます。
そこからさらに、自分の思いも寄らない縁や新しい道が開けるきかっけが生まれたりするかもしれませんね。
強く意識した訳ではないのですが、今季はいつも以上に紺色の気配が強く出ている店内をお楽しみくださいませ。

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