4月27日

ASEEDONCLÖUD   MAP SHIRTS

color     NATURAL

price     37400(TAX IN)

SIZE     S SOLD

昨日友人から中津川で山女魚目撃&釣った情報を聞いて、今日はそそくさと溜まり場になっている場所を観察。
小さいながらもお腹に綺麗な模様を纏った山女魚の稚魚が、気持ち良さそうに泳いでいる姿を発見出来ました。
今日は太陽も降り注いで水温が温かいのかなぁ、なんて思いながら川のせせらぎに耳をすましていると
何時間でも居られそうなくらい心地良くて、後ろ髪を引かれながらなんとかお店へ辿り着きました。
こんな風に街中(中心地)で美しい光景を見られるというのは中々無いよね。贅沢で最高過ぎるねと。
いつも歩きながら話しているのですが、盛岡という街に住むからこその特権でもあると思うし、自慢です。

workpermit 23 -shinshido-
心師とは人の心に花を咲かせる職人のこと
大道芸人と桜師の仕事をしている者
この仕事は代々続く仕事である

パフォーミング(大道芸人)は今の人の心に花を咲かせ
木こりとして桜を育てる(桜師)のは未来の人の心に花を咲かす
今回はその中でも人見知りだった心師のお話
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ASEEDONCLÖUDから、今シーズンの数ある生地の中でもサンプルを見た時に一瞬で心を奪われたプリント柄。
モチーフは野ウサギ。躍動感があって、ウサギの動きや身体の特徴を細やかな描写でしっかりと表現されているので
可愛らしくもあるけれど、格好良さが圧倒的に上回っていて完全に一目惚れ。
動物モチーフでプリントのウィークポイントである子供っぽく見えないか。という部分を軽々とクリアした生地は、
袖を通す度にニヤニヤしてしまうのは間違いないでしょう。
シャツのデザインも全体的にはゆったりとした設定ですが、すっきりとした着丈の長さであったり、袖のバランスで
メリハリを効かせているので、案外難しく考えずに取り入れて頂けるのではないかと思っています。

“MAP SHIRTS”と名付けれたアイテム。通常であれば表側に付く胸ポケットが内側に隠されていて
主人公の桜師が必要とする道具の1つでもある鏡が入るように作られています。
面白いのはポケットへのアクセスの位置。上からではなく、こそっと横から手を入れるカタチ。
1つ1つのディテールに意味や機能性を持たせているのもASEEDONCLÖUDの洋服の特徴になるのかもしれません。
COLLECTIONラインのアイテムに潜むユニークなデザインの数々は、実際に使う使わないは別として
細部にまで想像力を働かせ、徹底して作り込まれている洋服はそれだけで気持ちが高鳴ります。

オリジナリティ溢れるプリントをじっくりと見てみると、桜の花を加えて颯爽と駆ける野ウサギや
好物であるクローバーの群生があったり。そうかと思えば、桜の天敵とも言える鷽(ウソ)の鳥の足跡が
残されていたりと、自然界の生き物の繋がりがダイナミック且つ繊細に表現されています。
個人的には口に桜の花を加えたのと、ぐーんと伸びをする野ウサギがとても気に入っています。
生地はナチュラルベースでコットン85%・リネン15%を掛け合わせた綿麻素材で、しっかりとした厚みがあり
粗野な空気を纏っているのもプリントに相まって雰囲気を盛り上げてくれているように思います。

感覚としてアロハシャツとかに近いのでしょうか。
そこまでの開放感はありませんが、着方というのか取り入れ方としては普通の穿き込んだデニムなどに
考え過ぎずに合わせて貰う位が自然なのかもしれません。パワーを感じるシャツですので、その力を良い意味で
中和してくれる位の抜け感のあるアイテムを組み合わせる位が心地良く感じて頂けると思います。
私達もCOLLECTIONの洋服を其々に愛用していますが、気分がマッチする時としない時とがはっきりとしていて
機能的な洋服の概念とは異なる、心の満足度(作用)というのも、このシャツを纏うと自然とついてくるはずです。

ASEEDONCLÖUD   SAKURASHI BLOUSE

color     NATURAL

price     31900(TAX IN)

SIZE     S    /    M SOLD

今まで殆どセレクトする事がなかった半袖のシャツもセレクトしています。
オープンカラーの衿元とたっぷりとした袖の太さと長さ、直線的なボックスシルエット。
半袖シャツとして着るのもありですが、生地の厚みもそれなりですので長袖や七分袖を合わせて
シャツジャケットの様な捉え方をするのも面白いと思っています。

デザイナーの玉井さんが数年前におっしゃられていた、何年先か分からないけれど古着屋さんに僕の作った洋服が
並べられていたら嬉しいなという言葉が、このプリントのシャツを見ていて思い浮かんできました。
売れる・売れないを判断するのも大切ですが、作り手の気合い!?というのか志を感じる洋服を目の前にしてしまうと
例え販売するのが難しそうだなと思ってしまっても、こちらもその心意気を買いたいという気持ちにさせられる事があって
今回のウサギモチーフの生地はまさにそれでした。心に突き刺さる忘れられないファブリックの1つになりそうです。

例え出番が多くはなくとも、洋服で気持ちを上げてくれるような存在にきっとなってくれるであろう
カタチの異なる2つのウサギ柄のシャツ。自分達としてはまたとない出会いのような気がして、
今回このプリントの生地で作られたモデルはほぼセレクトしました。
店内にディスプレイするだけでも目に留めて下さる方も多く、ここに在るだけで良いと思える服を
展開出来るだけでも幸せなことだなと思います。
今季のASEEDONCLÖUDのCOLLECTIONでは、このプリントの他にも素晴らしい刺繍のシャツも届いています。
気になる方はぜひ店頭で、じっくりとご覧になって下さい。

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