4月19日

MAKU TEXTILES   SEFID

color       生成

price       41800(TAX IN)

SIZE       F SOLD

満開まであと少しと思っていた庭の桜も、ワァッと咲いたかと思ったらもう桜吹雪が舞っている・・・
いつにも増して刹那的であったなと、葉桜とびっしり桜模様になった車を眺めながら家を出ました。
訳もなく今年の桜にはあまり心が弾まず(寒かったから?)に過ごしていたので、少しほっとしています。
ここからはみどりの季節へと進みますね。畑の方もそろそろ始動せねばです。

曇り空続きでイマイチ気分も上がらない週末でしたが、今週は並んだ晴れマークを信じて
“MAKU TEXTILES”より真っ新で清々しいドレスをご紹介致します。
以前BLOGで二日続けてご紹介したワンピース2型は、生地感であったり纏ったときの空気の中に柔らかさとともに
ぴりっと厳かでシャープな印象も含まれるような、どちらかと言えば特別な日に着たくなるようなイメージ。
実際にそういった場面で着ます。と選んで下さった方もいて、自分達の思い描く所謂フォーマルな装いとは
また違った選択肢として、ご自身が楽しく心地好く居られる服をご提案できたことがとても嬉しく思います。
そんなスペシャルなアイテムもあれば、夏にさらっと涼しく着たいワンピースまで心を躍る服が充実しています。
今回は真っ白なワンピースにも目が留まり、幾つかオーダーした中のひとつ。

Setaareh/セターレ(ペルシア語の「星」)というシリーズより、”SEFID”(ペルシア語の「純白」)という名前が
まさに!といった感じのロングドレスは、手織りのコットンリネン生地の肌触りがとにかく魅力的。
アンバーチャルカと呼ばれる機械で紡がれた糸、そして手織りで織られた布には独特なヨレやネップ感があり、
素朴ながらも素晴らしい風合いは表情となって、より一層服の魅力を引き立てます。
ゆったりとしたシルエットと、切り替え位置の高さによりクラシックな印象にも映るボリューミーなドレス。
贅沢に使用した生地分量の割に着心地はとても軽やかで、着るだけで晴れ晴れとした気持ちにもなります。
真っ白を怖がらずに、ぜひ近所のお散歩などにもどしどし着て頂きたいなと思います。

ほんの少し薄っすらと透ける様な生地感ですが、部分的に二重にすることで見た目がフラットにならずに
アクセントとしても効果的な役割を果たしています。
特に首元の包み釦と胸ヨークの部分は、シンプルなデザインではありますが目を惹くポイントになっています。
袖や身幅も一切窮屈さの無いゆったりとした着心地。ハリがあって且つ空気を含んだ柔らかい布を全身に纏う
という感覚を贅沢に味わえるワンピースは、中に着込む余裕はたっぷりとありますが、中はノースリーブや
インナーパンツを合わせて、さらっと素肌に着ていただくと気持ち良さは倍増するかと思います。
ふわっとしたシルエットが好きな方は、着用写真のようにワンピースの下にワイドパンツやスカートなどを
重ねて穿いたり、インナーに色や柄を組み合わせて微かな透け具合を活かすような着こなしも楽しいです。
腰よりもやや高い位置の切り替えなので、どうしても胸下あたりでふわりとしますがそこまで中に重ねなければ
シルエットはもう少しスッキリすると思います。

両サイドにはポケットが配され、袖口や裾先にはラインが入るのですが右は1本線・左は2本線に。
風が身体を心地良く抜ける生地ですので、夏の暑い日などにもお勧めですし日焼けが苦手な方にも
この袖丈であれば安心して頂けるのではないでしょうか。

MAKUらしい複雑なカッティングを丁寧な縫製技術で実現可能にするインドでの物作り。
この土地の文化や歴史から生まれた、今となっては希少性が高まりつつある特別な生地を贅沢に使ったワンピース。
日本の湿度の高い夏の気候にも対応出来る機能的な側面も感じて頂ければと思います。
他にもインディゴの生地を用いた製品なども入荷済みですので、これから夏に向けて少しずつ服装のイメージを
膨らませてみるのも良いのではないでしょうか。きっと気持ちが高ぶるアイテムになるのは間違いありません。

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