定休日のお知らせ

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どうぞよろしくお願い致します。

9月14日

FUJITO    SHIRTS COAT

color     NAVY

price     33000-(TAX IN)

SIZE      2    /    3

夜寝る前に飲むミント入りの紅茶が日に日に美味しさを増しているような気がします。
窓を全開にして畳でゴロゴロしていると、足元から少しずつ寒さが忍び寄ってきてストーブのスイッチと
睨めっこしますが、流石にまだ早いなぁと寸前の所で思いとどまりながら秋の夜長を楽しんでいます。
それでもここ数日は1日を通して何処を切り取っても過ごし易く、草刈りを終えた中津川の澄んだ風が
お店にも心地良く届いている状況で、この短くて最高の気候を思う存分身体に感じたいと思います。

まだタイムリーではないのですが、それでもそろそろ、この手の羽織も視野に入ってくる頃ではないでしょうか。
ここ数シーズン殆どセレクトをしてこなかったショップコート類の羽織物。
今シーズンFUJITOからリリースされた”SHIRTS COAT”は、コート程重苦しくなく、パターンとしてはシャツに
近いニュアンスがあちらこちらに見えるのですが、選んだ素材感が季節を包み込んでくれそうな雰囲気に。
インナーに温かくて優しい素材感のセーター類を着てしまえば、冬コートへの繋ぎとして十分な活躍をしてくれる
潜在能力の高さと、あまり深く考えずに着用出来るユーティリティーな側面もこの手のコートの大きな特徴に
なるのかもしれません。サイズは2と3の2サイズで、M~L、L~XL位のイメージになると思います。

先ずはネイビーから。
綾目の組織がくっきりと表面に出たコットン100%のヴィンテージツイルを用いて作製。
生地にヴィンテージという名が付くだけに、着古したような風合いのある生地感。
柔らかくて肌馴染みが良く、躊躇なく手に取りばさっと羽織りたくなる空気を醸し出しています。
身頃や肩回り、袖にかけてもゆったりとした設定で、肉感のあるものをインナーに合わせたとしても
可動域を妨げずにストレスのない着心地を実現。1枚仕立ての羽織物を選ぶ際には、先ずは袖抜けが
良いかどうかを重要視していて、それがそのまま着用頻度と長時間着た際のストレスに直結してくるので
このコートに関しては、僕自身が気になる機能性をしっかりとクリアした作りになっています。

フロントのデザインは3パッチポケット、両サイドに小さなスリットを入れて、背中に細かくギャザーを配する事で
背中から腕にかけての可動域を広げる役割を果たしています。このコートはFUJITOが絶対の信頼を置いている
佐賀県唐津市にある縫製工場で作製。ドレスシャツを縫える技術を持ち合わせた工場だけに所謂のショップコートの様な
ワークスタイルのイメージよりも、どちらかと言えばエレガントな仕立ての匂いがするのも洗い込んだ生地との
ギャップがあって洋服の2面性を垣間見れる面白さがあると思います。着てしまえばそんな事は全く気にしなくなるのは
当たり前なのですが、背景を知ると着こなしにおける工夫や深みがプラスされるのではと考えてしまいます。
インナーにスウェットを着ると雰囲気はきっとアメカジライクで、それをあえてコットンニットにすると・・・
と言う様な自分にしか理解出来ない、捉え方に自由度が出てくると洋服と人との間に小さな化学変化を生むと思います。

後ろからみるとテールの長いシャツの様な雰囲気にも感じて頂けるのではないでしょうか。
前から見た際のインパクトのある表情と、後ろ側のさらりと流れるようなシンプルなバランスが
このコートの最も魅力を感じる部分ではないかと思っています。

FUJITO    SHIRTS COAT

color     GRAY CHECK

price     33000-(TAX IN)

SIZE      2    /    3

色違いで選んだチェック地は、がらりと印象が異なる渋みと着こなしのユーモアが試される1枚。
この配色は苦手な方はきっと手をださない色目で、渋みという言葉がメリットにもデメリットにも感じさせると共に
2つの側面を自分自身でコントールできるかどうかがポイントになると思います。

素材はネイビーと同様にコットン100%。
ですが、厚みはチェック地の方が薄くて軽い着心地。
ヘリンボーン柄にチェックを組み合わせていて、クラシカルな印象が7割位の確率で前面に出てくると思います。
如何にも秋冬らしいトーンになるのがメリットの部分で、ウール地やウール混ではないことがこの生地ならでは。
全体に落ち着きが出過ぎるというのも隣り合わせに潜んでいる事も、この柄とこのトーンを着る時には
意識しなければならない点になるのかもしれません。

どちらも甲乙つけがたい位に好きな生地感でした。
何を着るのか、微妙なタイミングに選択肢に入る1枚になるのは間違いありません。
きっと実際に心地良く感じるのは10月に入ってからだとは思うのですが、喉の調子が気になりタートルネックが
登場する11月頃の気候にも、すんなりと溶け込めそうな事も嬉しくなるはずです。
シャツとコートの良い部分を掛け合わせた羽織物。本格的なコートまでの小さくて大きな隙間を埋めてくれる存在が
心を落ち着かせてくれるのは間違いありません。

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