5月25日

MITTAN    SH-72C 竹一枚布シャツ

color      蓬

price      28600-(TAX IN)

SIZE      2

見渡すと緑の色がいっそう濃くなり、木漏れ日の輝きや風が鳴らす木や葉っぱの音に
耳を澄ませながら、深呼吸するのが最高に気持ちの良い季節ですね。
ちょうど一週間前ぐらいから、伸び伸びだった川沿いの原っぱの草刈り作業がスタートして
今朝はちょうど家の前周辺を、人と草刈り機と総出で刈ってくれていたので
夕方は川からの良い風が家まで届きそうで、うれしいです。

昨日の休みでしっかり体も休めて、今週はのんびりいつも通りお店をオープンしています。
来週6/1(木)〜6/3(土)は店頭でもお配りしたり、チラホラお問い合わせいただくことも多い
旧石井県令にて開催する “entwine”(エントワイン)があります。そちらはまた改めてお知らせを。
そろそろ出番を待ち侘びている夏の服のことも、お伝えしたいところですので
本日はMITTANから届いた、一枚布で仕上げた形のかわいいシャツをサラッとご案内いたします。

前立て部分と襟以外は、一枚の布を折り紙のようにして縫い合わせているシャツ。
そうすることで余分に残る生地が無く、平面的なパターンは着物と同じように
肩線などに制限されず、ゆったりと着る人の体型に自然に沿って馴染むかたち。
かなり太い袖幅の設定になっていますが、腕を下げているとそこまでに見えません。
腕を横に広げてみると・・・結構インパクトありますが、かかし気分というか羽が生えたような
袖のバサッと感がとても良いです。袖丈が少し短めになっているので、煩わしさも感じません。

身幅に袖は袖口までしっかり幅を広くとって、ゆとりをもったシルエット。
体と生地との間に空間が生まれ、何のストレスも無くとてもリラックスした気持ちで
着られるシャツになっています。
綿と植物繊維(竹)の混紡糸で織り上げた生地を使用(竹55%・綿45%)
適度な厚みとハリ感がなんとも安心感もありますし、素肌に触れた際にも密着感がなく
サラサラと心地良く、このところの、朝の寒さや日中の暑さや、急な雨など不安定な気候で
服装に迷う日にも手元にあったら良いなと思える服だなぁと思います。
湿度が上がってくると、どうしても暑く感じてしまうかもしれませんが
前開きなのでノースリーブやタンクトップに羽織っていただくのも良いですし
風抜けの良いデザインですので、自分なりの適温を見つけながら夏から秋頃まで
長くお楽しみいただける一枚です。

庭の畑に数種類の野菜やハーブを植え、元気そうな姿を見ながら水をあげたり
今年はついに実が?と期待高まる無花果の木と、日陰で静かに顔を出していた茗荷たち。。。
を眺めながらホッとする暇もなく、日に日に雑草たちが家の周りを覆い尽くそうとしていて
隙を見て草取りをするも、植物の成長の勢いには敵いません。
蓬も庭に生えているのをお風呂に入れてみたり、MITTANの染色に使われたりしているのを見ると
何だかそれだけで嬉しくなってしまいまうし、この柔らかなグリーンのトーンはとても好きです。
今シーズンは新色の蓬を中心にセレクトをしていて、他にも幾つか夏物中心に入荷済ですので
またコツコツとご紹介をさせて頂きます。

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