夏休みナイター

先日のプロ野球観戦と、間髪入れずな練習に引き続き、この度も「北銀ボールパーク」を
19-21時の2時間お借りして、愉快な仲間達とナイター照明を点灯させて、今季初の練習試合をしました。
今の時期は夏の高校野球予選を2試合行った後、夜には球場を一般利用も出来るという素晴らしいシステム。
全面人工芝にしたことで、芝の荒れ具合などを気にせずに使うことが出来るようになりました。
グランド整備に関してもトラクターをかけて土の管理をせずに済むという点で、新球場は一般市民にも
沢山利用して欲しいという雰囲気が感じられるようになったのは、とても有難いことですし
県営球場とは大きく変わった点だと思います。
日中の熱気がまだ冷めない黄昏時、試合の時刻が近くなるにつれてメンバーが続々と入場してきました。

僕が率いるチームは人数不足で助っ人をお借りして、対戦相手は初年度からお世話になりっぱなしの
岩手大学職員さんが率いる古豪「ワゲェスターズさん」。
キャプテンのFさんは、野球熱が高すぎて近寄ると火傷するくらいの熱血キャプテン。
朝野球連盟に加盟し、県大会出場を目標に毎シーズン、熱い夏を過ごしているチーム。
一方の連合チームは完全に若返りに失敗するものの、練習が大好きで毎週コツコツ練習を重ねている
往年のプレイヤーのみが揃う前向きさと、渋さを兼ね備えたチーム。
それだと試合にならないという事で(笑)、岩手大学の学生さん(現役生)をレンタルで3名
お借りして、ギリギリ勝負が出来るかどうかというバランスに整えて頂きました。

僕がこちらのチームの監督なので、助っ人の方にポジションを確認しスタメンを熟考します。
私は結構な戦略家として名をはせているので、遊びでも本気で勝ちにいくタイプ。
すると。。。主力として期待していた選手が、キャッチボール中にまさかの肉離れで離脱・・・
3番打者・投手として2イニング期待していた方がこの時点で負傷退場となりました(笑)
これは朝野球界では「あるある事項」。特に夏場になると想像している以上に汗が出ていているのと
やや緊張感のある中で日頃の疲れも溜まったタイミングで「ぴりっ」案件。
無理をせず大事を取って頂き、直ぐに替えの選手に声をかけて、20年ぶりに野球をやるという方に
急遽お願いをして我がチームのスタメンは固まりました。

初回から相手チームの猛攻を止められず、そしてこちらも野球あるあるとして有名な
「代わった選手のところに打球が飛ぶ」
負傷交代した方の代わりに出て頂いた選手(20年ぶり)が守るライト方向へ先頭打者がフライを。。。
頭では分かっていても身体(特に足が)動かずに、いきなりの落球。こんなことも全て含みの野球あるある。
試合は一方的な展開で、試合慣れしているチームとそうでないチームの差が大きく出てしまう展開に。
終わってみれば結果は7-0の完敗。
野球を観ていて思うのは、先日のプロ野球観戦した際にも、今盛んに行われている高校野球の予選も
そしておじさん達が集まる草野球も、野球というスポーツの本質はどれも同じ。
取れるアウトをシンプルに積み重ねることの重要性を改めて感じる試合となりました。

素晴らしい球場でこれだけの大人が仕事を終えて集まり、みんなでボールを追うのは特別な時間。
2時間はあっという間に過ぎてしまい、あぁでもないこうでもないと反省をしつつ
家に帰って飲むビールはきっと格別だと思いました。
ご家族で小さなお子さんを連れてきてくださった方も、夏休みの思い出になってくれれば嬉しいなと思いつつ
残り1カ月弱となった朝練も明日また朝5時からスタート。
青春はまだまだ続きます。

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