3月30日①

「地元」の定義は、幼少期に住んでいた場所や思い入れのある土地などなど・・・
そんな括りで言うと、僕の地元は神奈川県の鎌倉市、最寄りの駅はJR「大船駅」

そんな地元を離れて20年そこそこ。。。
中学校の同級生の誘いで、久し振りに大船駅周辺を歩くことになった。
同級生夫婦が営むお店でランチをしようという事になり、降り立った久しぶり過ぎる大船。
うわぁ懐かしい・・・駅前のマクドナルド。
高校生の時、お金に余裕があるときには帰り道に友人と立ち寄ったなぁ。
当時はハンバーガー80円だった気がする。それを3つぐらい食べていたなぁ。。。とか。

大船駅と言えば、湘南モノレール。
初めて乗った人はジェットコースター並みに感じるくらい、
猛スピードで江の島まで届けてくれる、市民の足とも言える乗り物。
終点の江の島までは約14分で着きます。わー早い。。。

年月が経てば、街のカタチが変わるのは当然のこと。
そう思っていたのですが、良い意味で思っていたよりも全く変わっていない商店街の姿を見て
何だか少し感慨深くもなり。一緒に行った友人も同じ感想。
勿論、お店の入れ替わりはあるのですが、根本的な核となる部分がしっかりと残っていて
当時にタイムスリップしたような気分。
ノスタルジーに浸ったのか、感情がおかしくなって何だか涙が出そうでした。。。

目的の場所、同級生夫婦が営む「CURRY CLUB Cuillere 」さんへ
11時オープンで、ちょっと早いくらいに到着すると、もう既に長蛇の列が。。。
人気店というのは風の噂で聞いていたのですが、ここまでとは。
口開けで入れると思ったのですが、ギリギリ入れず。少し待つ事に。
びっくりしたと同時に、同級生のお店がこんなに人気だなんて、何だか嬉しいし誇らしい。
店主とは少年野球チームで一緒にプレーし、彼はファーストで4番。因みに僕は2番でサード。
その当時、少年野球は少年野球用のバットを使うのが殆どだったのにも関わらず、
彼は中学生用のバットをぶんぶん振り回して、豪快な打撃でチームの主軸を努めていました。
そしてファッションもとてもお洒落!!小学生の頃からイケていて、大人っぽさがあったなぁ。

とても忙しそうだったので、着席する前に一言二言話をして、帰り際にも一言二言話してお店を出る。
料理も勿論美味しかったのですが、奥様の気配りと、接客対応も素晴らしかったなぁ。
みんな其々に年齢は重ねたけど、元気そうで何より。自分の表現を貫いている姿は当時となんら遜色がないなと。
厨房でキビキビと忙しそうに動く姿にも、当時の面影がしっかりあって再びタイムスリップした気分。
僕も新しい土地(二宮町)で、これまでの経験を活かして、自分にしか出来ない表現をしていこうと思える
そんな同級生との楽しい時間を過ごせたのが良かった。

食事を終えて、次の予定の前にもう少しふらふらと大船の街を歩く。
なかねのパン屋さんはここの路地に入った所にあったなぁ。。。とか。
幼少期の頃に父親と母親に連れられてきた魚屋さんやお肉屋さん。
今でもそういった場所が好きだったり興味があるのは、きっと幼少期にこの場所に通っていた思い出が
いまだに記憶の中に残り続けているからなのかなと、20数年ぶりに降り立った大船の商店街を歩いたことで
自分の好きの原点がより理解出来た。ような気がしました。
あの何とも言えないノスタルジックな空気の残る場所。これからも変わらずに残り続けて欲しい。

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