11月11日

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ANDERSEN-ANDERSEN   THE NAVY TURTLENECK

color      OFF WHITE 

price      42000+TAX 

SIZE      XXS  /  XS  /  S  /  M
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color      BLUE 

SIZE      S  /  M
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color      BLACK 

SIZE      XXS  /  XS  /  S  /  M SOLD
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冬の寒さを凌ぐ為の道具の役割を果たしてくれる″ANDERSEN-ANDERSEN″のフィッシャーマンセーター。
海と隣り合わせで生活をするデンマークの人々にとって、生活の一部として愛されてきたフィッシャーマンセーターですが
大量生産の風潮から効率を優先するあまり、セーター本場の国においても非効率なセーターを作る工場やニッターが著しく減少。
後世に受け継がれていく様な、ほつれた箇所はお直しをしながらでも着たいと思える愛着を持てる本物のセーターを
作りたいというデザイナー(ピーター ケアー アンデルセン)の想いから2009年にブランドを創業。
最小限に抑えられたシンプルなデザインは飽きがきにくく、カラーも汎用性を重視した展開なので、ぐっと惹きつけられます。
初めて袖を通した感覚としてはお世辞にも着易いとは言えない、どっしりとした昔ながらの風合いを感じます。
2年前に夫婦で1枚ずつ購入してから着用をしていますが、冬の寒さが厳しい岩手で生活をする僕達にとっては
無くてはならないアイテムの1つで、お洒落をして着る感覚というよりは寒さから身を守るための手段として重宝しています。
徐々に身体に馴染んでくるヘヴィーウェイトのセーターは好みがはっきりと分かれると思いますが、クラシックなスタイルを好まれる方や
何となくでも物から伝わってくるオーラに着てみたいと思って頂ける方がいらっしゃったら嬉しいです。
5ゲージのずっしりとしたタイプはタートルネックのみのセレクトで、ホワイトとブラックのみXXS(女性のMサイズ)から展開しています。
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素材は南米産のメリノウールを用いて、理想のフィッシャーマンセーターを作る為にオリジナルの糸を作る事から始まりました。
気持ち良さを感じる柔らかさと、着ても型崩れなどがし難い耐久性のどちらも持ち合わせるのが条件でしたが
イタリアの紡績工場で協力をしながら糸を生成して、上記の条件に見合うANDERSEN ANDERSENオリジナル素材を開発。
しっとりした質感と肌触りでローゲージなニットながらも大味な雰囲気は皆無で、むしろ繊細さを感じる雰囲気で
使用されている糸1本1本の繊維が長く、例え伸ばしてもしっかりとキックバックのある唯一無二のニットに仕上げています。
サイズ感を合わせる際に、大き目めのサイズを選んでしまうよりはジャストサイズくらいから徐々に身体に馴染ませていく
イメージでお勧めをしています。着用して3年目くらいで気持ち良く着れるのが理想です。
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適度なフィット感のあるシルエットで、インナーにはシャツを着ても良いですしカットソーどちらでもバランス良く着て頂けると思います。
直接ニットが肌に触れる感覚が苦手な方は薄手のタートルネックを1枚挟むとストレスが少なく保温効果もアップします。
急な寒さで、昨日から慌てて着用をし始めましたが身体を包み込む様なニットの感じは着ていて安心感がありますし
重さに関しては、温かさと引き換えな部分もありますので慣れてくればという表現が正しいかなと思っています。
軽くて温かいものを求めている方には不釣り合いなニットだと感じますし、昔ながらの表現かもしれませんが
インポート製品ならではの少し痩せ我慢も必要なのかもしれませんね(笑)どんな製品にも言える事なのかもしれませんが
一長一短があって、着る人がどう捉えるのか・・・ただそれだけの様な気がしています。
僕自身は岩手の様な寒さの厳しい地域に住む以上は防寒用のニットとして必要だと感じているので、需要があるなしに
関わらず出来る限り提案し続けていきたいですね。
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今シーズンはカラー″BLACK”が気になり展開をしています。
″BLUE”よりもシックで落ちついた雰囲気で、ワークジャケットやダウンベストのインナーとしてあえて綺麗なイメージで着てみるのも
お勧めです。パンツもブラックで合わせて、コートはベージュもしくはオリーブでまとめるのもありだと思います。
今まであまり展開をしてこなかったカラーなので、ネイビーやグレーなどのニットをお持ちの方は是非挑戦して頂きたいです。
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カラー″OFF WHITE”は糸の柔らかさがより表現されている1枚で、男性は勿論ですが女性にもお勧めしたいセーターです。
昨年はレディース用に作られたパターンのモノを展開していましたが、今シーズンはサイズレンジを小さく落とし込んだヘヴィーな
セーラーセーターを提案しています。ここまで作り込まれたセーターはレディースブランドで探すとなると殆ど出てこないと思いますので
多少重くても着たいと思って頂ける方に手にとって頂けたら嬉しいです。
王道の合わせかもしれませんが、仕立ての良いベージュやネイビーのトレンチコートと合わせて着て頂きたいですね。。
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落ち着いたカラーだと目立ちにくいのですが、色目が明るくなると畦編みの凹凸がはっきりと見えてきます。
身体のラインをシャープに見せる効果もありますし、冬に着る″OFF WHITE″は色で気分転換も出来そうですし
コートやジャケットなどが重い色が増える時期だけに、アイテム自体よりも組み合わせるとしっくるとくる場合が多いです。
特に男性が着る″白″のニットはぐっと心を掴む「何かが」ある気がしています・・・
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店頭で接客をしていて聞かれる事が「着ていて重くないですか?」と「着易いニットですか?」というのが大半です。
流石に毎日着ていれば疲れてしまいそうですし、何を基準に着易いというのかも難しいのですが
たまに着るから楽しかったり、気候や気温に合わせて最適に過ごせそうな洋服の選択肢の幅が少しでも広ければ
持っていて良かったと思えるのではないでしょうか。その場凌ぎの一過性的な考え方ではなく、ある程度の時間の
経過と共にしみじみとモノの良さを感じる事が出来れば、重さや着易さといった断片的な部分は然程気にならなく
なってくると思っています。世の中にはもっと着易くて温かく過ごせるアイテムが沢山存在していますし、無数にある
選択肢の中から″ANDERSEN-ANDERSEN″のフィッシャーマンセーターが僕自身は良いと思って提案をしています。
もう一型7ゲージのタイプも入荷をしていますので、そちらはまた明日に紹介をしたいと思います。
rasiku  sasaki

11月10日

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ASEEDONCLOUD   Prospect reversible coat

color      キルティングギャバ 

price      65000+TAX 

SIZE      S SOLD
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盛岡の街にもついに初雪が舞い降りました。気温も一気に下がり、外を歩くときゅうっと身体が
縮こまる。この姿勢も、はーっと吐く息の白さも、ついに来てしまったか・・・と思う気持ちの反面
どこか待ちわびていた様な気もします。
寒さは苦手ですが、雪が空から降るのを見上げたり、しんとした静けさ、の中に響く冬の音。
雪の日はすごく好きです。だからでしょうか、初雪の日は結構テンションが上がります。
お店には、コートやニットをお求めになるお客様も増えてきました。
たくさん届いている、秋冬のお洋服のご紹介も間に合うようにしていければなと思います。
(待ちきれない方は、ぜひぜひ店頭で。)
本日は店頭でも、ちょっと目を惹くASEEDNCLOUDの愉しい一着を。
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グリーンのキルティングに、ブラウンのコーデュロイ地の組み合わせ。一度視界に入ってしまうと、その瞬間から気になる存在に。
個人的には、色目もデザインも直感で好きだなと思う一枚ですが、お客様の反応が何とも面白い。
なんとも怪しげと言うか、曲者的な感じで見られる方や、照れ笑いに苦笑い。楽しい!と言って下さる方も。
でも、それでいいのです。それが正解なのです。
ASEEDONCLOUDの今シーズンのテーマは、何と言っても盗賊ですから。
悪い職業であるはずの盗賊が、いつのまにか素敵な事を成し遂げている様な
あべこべでさかさまな、こと・もの の境目
何処か冷たく、けれど優しい視線で表現されたコートは、とても謎めいていて魅惑的です。
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薄く中綿の入ったキルティングは、中に薄手のニットを挟んで着ましたが、それで十分に保温性は感じられます。
真冬の防寒具としてのアウターをお探しの方には適さないかもしれませんが、保温性は程ほどにあって
ダウンの様にもこもこにならずに、尚且つ他の誰とも被る事の無い、私だけの一着をお探しの方には、
ぜひ!このコート以外に無いです。とお勧めしたいくらい、着ると気持ちが高ぶるアウターだなと思います。
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両サイドに付いた大きなポケットだって、見た目は普通の様ですが普通ではないんです。
そのまますっと手が入っていくので、パッチポケットかと思いきや・・・
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飾りかと思ったフラップ部分がスナップで開いて・・・二重ポケットになっている。
しかも、フラップ部分が開き口になっているので、なかなか深いポケットです。
大事な物は無くさなくていいなと思いますが、入れた事を忘れてそのままずっと忍ばせてしまいそう。
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時折ちらっと覗くコーデュロイ地が見れば見る程に良いんですね。
袖も少し長めですが、袖を捲くるとまたちらりと見えるブラウンによって印象が変わります。
捲くりたくなる袖というのも素敵です。
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センターから横にずらしたフロントのジップは閉めると、どこかエレガントというか少し懐かしい印象を抱きます。
シルエットも、けっしてゆったりでもなくタイトでもなく、すとんっと真下に落ちるようなシルエットで
圧倒的な格好良さというよりは、キルティングジャケットを再構築した様な井出達に仕上げている様に思います。
着てすぐに馴染む様なイメージではなく、年々距離が近づいて、かと思えば離れて、また手に取って。
そんな風に定番と言われる安心感のあるコートとは、また別の、脳に刺激を与えてくるような服。
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そして裏地という名の表地も登場します。
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リバーシブルです。
ですが、店頭ではリバーシブルで着れますよ。という風には伝えていません。
もしこの服を見た人が裏っかえして着ても良いなと思った時に、着られるようにしている服なんです。
同じ事では?と思うかもしれませんが、展示会でこのコートや他のコレクションを見て、そして玉井さんのお話を聞き
自分達がこのコートが良いと選んだ時に、このコートの事をちゃんと伝えられたら良いなと思ってそう言っています。
いつかこの服が、何年・何十年という時を経て、そのとき出逢った人の事を想って。

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私達はこの面が凄く好きです。このクセの強さに妙に惹かれるのです。笑
なんだか気になる・・・楽しそう。そんな気持ちが少しでも湧いた方にはぜひ試して頂きたいです。
洋服って面白いなと思わせてくれる一着です。

rasiku  sasaki

定休日のお知らせ

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明日9日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。

 

11月8日

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MITTAN     カシミアわたブランケット 

color        藍濃淡接ぎ

price        35000+TAX

SIZE        150×150 SOLD
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昨日は立冬という事で、撮影をしている時や店への日の入り方が少し変化をしている様に思えました。
今日は生憎の雨ですが、これが徐々にみぞれとなり雪へ。本格的な冬へ移り変わると思うとそろそろ
冬支度を始めなければと感じています。
MITTANから届いた継ぎ接ぎをしたブランケット・大判のショールは巻くという本来のイメージは勿論ですが、羽織るという事も
出来てちょっとしたコート代わりの役目も果たしてくれる優秀な1枚です。僕らも昨年に大判のブランケットを一枚手にして
みたのですが、実際使ってみると想像以上に保温効果が高くさっと肩に羽織れるので今年も既に活躍しています。
出張や旅行に行く際にもバッグに忍ばせておいて、室内や車内では毛布代わりにして温度の調整をしています。
サイズが大きくなればなるほど価格も同様に上がりますが、コートとしての役割も兼ね備えていて、尚且つ巻き物として
装いのアクセントにもなる事、使い道の広さを考えると、コートを買ったぐらいの良さは十分あるなあと思えるのです。
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素材に用いられているのはカシミア60%・リネン40%の混合素材。経糸にリネン・緯糸にカシミアの″綿糸″を組み合わせる事で
さらりとした質感ではありますが、1本1本の糸の存在感をしっかりと感じて頂けると思います。
カシミアを使用しているのでつるっとした質感を想像しがちですが、″わた糸″を使う事で良い意味でざっくりとしていて
所々に出るネップがあったりで表情豊かな仕上がりになっています。首に巻いてみると空気を含んだかの様な柔らかで
繊細な肌辺りとリネンが持ち合わせている強さもしっかり感じとることが出来ます。柔らかさと強さを持ち合わせた
素材と言えるのではないでしょうか。MITTANが得意とする藍で染めて仕上げたショールは民族的な匂いのする部分と
それでいて少しピリッとさせるモードな一面もあり、そのどちらのエッセンスも持ち合わせた空気感と機能美。
それこそがMITTANの魅力なのだと思います。
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サイズが150CM×150CMと正方形なので、使い方や巻き方に自由度があります。
お勧めは三角形にしてから端と端をくるりと何回か折り曲げてから肩に羽織るとボリュームも抑えられますし、
首元に空気の層が出来て保温効果も高まります。3枚の染め具合の違う布を継ぎ合わせているので、巻き方によって
色の出方を変えられますし、自分なりのアレンジが何通りも効くというのが大判のブランケットの特徴です。
写真では分かり難いのですが濃藍・中藍・藍×胡桃の3種類の生地を組み合わせいます。
自然な色のグラデーションはとても美しく、さらっと巻いただけで空気が華やぐ。
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素材自体がふんわりとした質感なので折り畳むとコンパクトなサイズ感に納まります。
軽いので持ち運ぶのにも場所を取らずに良いですし、手にしてみると予想以上の使い勝手の良さがある様に思います。
肌に直接触れるものこそ素材感はやはり重要で、使っていて心地良かったり気持ちの良いものに出逢えるとそればかり
使ってしまうのはきっと私だけでは無いはずです・・・。
男性・女性どちらも問わない大きさですが、女性の方がアレンジなどし易く巻きなれている感じがしますので
ご夫婦で兼用するのもお勧めですし、洋服を着る上で見ため以上に様々な広がりがあると思っています。
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MITTAN     カシミアわたショール 

color        藍(濃)

price        20000+TAX

SIZE        70×200 SOLD
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先程のブランケットタイプ(150×150)はどちらかと言えば女性にお勧めで、男性にお勧めしたいのが長方形(70×200)
同素材を用いたショールタイプ。程良いボリューム感とインディゴならではの色合いは冬のコートと合わせた際に、首元にちょっとした
アクセントを効かせてくれますし、柔らかくて軽い質感は長時間していてもストレスになり難いと思います。
僕自身も少し前までは巻物をするのが苦手だったのですが、気持ちの良い素材感の物を一度身に付けてしまうと
年々手放せなくなってきています。素材が全てではないと思っているのですが、自分が長く付き合っている物の
共通点があるとすれば、結果的にでも素材という部分が大きく関わっているのだと感じます。
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濃藍はベージュやオリーブのコートなどに合わせると、色の濃淡がはっきりと出て組み合わせとしては間違いないです。
1つアクセントになる色を取り入れるだけで引き締まる印象がありますし、インディゴならではの自然な色合いが着用をしている
洋服にも何の違和感もなくすっと馴染んでくれると思います。
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color        藍×胡桃

price        20000+TAX

SIZE        70×200 SOLD
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もう1色はMITTANが得意とする色を重ね合わせる手法で、藍染に胡桃染めを施したカラー。
見た目は水色のような色合いで、単色の藍染と比べると柔らかさがプラスされている様に思います。
濃い色のアウター(ネイビーやブラック)といった、やや単調になりがちな季節の着こなしに良く映える色に感じています。
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これまで巻物を多くは展開してきませんでした。
自分達が良いなと思う物があれば、その時はオーダーして展開しましたが、継続的に作るブランドが無かったので
いつでもある・・・という状態にはなりませんでした。
昨年から展開しているLOCALLYと出逢い、そしてMITTAN。
どのシーズンでも、自信を持ってお薦め出来るストールやブランケットが揃いました。自分達が使っていて良いと思える物を
いつでも提案出来るのは、とても嬉しい事です。
まだ紹介をしていない物も店頭には並んでいますので、是非ご自身の手に取り質感や肌触りなどをお確かめ下さい。
冬の寒い時期に外出する事が少しでも楽しくなったり、心も一緒に温かくなって頂ければと思います。

rasiku  sasaki

11月6日

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comm.arch    TWEEDY JUMPER 

color        BLACKOUT

price        20000+TAX

SIZE        3   /   4 SOLD
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日本製のニットを作り続けているブランド″comm.arch″から、あまり見かける事がない圧縮したWOOL100%の
クルーネックタイプのスウェットと首元がスタンドになったフードの2種が届いています。
ニュジーランド産のメリノウールを極限にまで度詰して編まれた素材は、お湯で洗う事で更に目が詰まり生地自体は然程厚さを
感じないのですが、上質なウールを用いているので保温性は十分に確保しています。生地が薄い分、コートやジャケットの
インナーに着る際に腕や袖周りのストレスが少なく済みますし、重ね着をしても着膨れしないというのもメリットです。
一般的なスウェット素材(コットン)と違い生地自体の伸びが少ないので、着過ぎて型崩れする心配もありませんし
程良くオイルカットをしているウールなのでチクチクする感じも殆ど無く、上品な着心地がとても良いです。
カラーはスウェットにはあまり見かけない″BLACK”が展示会で見た際に新鮮に映りました。
インナーに黒を入れるだけで全体のバランスにメリハリが生まれ、きゅっと引き締まる様な気の変化があります。
派手な目立ち方はしませんが、コーディネートの主役になる1枚ではないでしょうか。
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着用感はスウェットと言うより、シェットランドのセーターを着る感覚に近いと思っています。
インナーにシャツを合わせるのも無しではないと思いますが、クルーネックのデザインを活かして長袖のサーマルなどと組み合わせると
保温性も高くなりますし、シンプルなデザインがより一層際立つと思います。
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ぱっと見では分かり難いのですが、身頃と袖、ポケットなどで2種の違う編地で組み合わせています。
肘裏には補強も兼ねてエルボーパッチが貼られています。切替しなどのデザインや細かなディティールを実現できるのは
日本で作られる事の強みであり、着る事の楽しさや見た目の美しさにも繋がってきます。
僕自身もcomm.archのニットを何枚か購入して着ていますが、ハンガーに掛かっていたりテーブルに畳んである状態では
伝わらない部分もあるのですが、ニット専門ブランドだからこそ出来る事が製品を通して感じる事が出来ます。
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着方はスウェットと同様に、僕自身は古着のパンツで合わせるのが好みです。
現代のプロダクトと古いモノの合わせは、全体で見た時に人と服との距離が程よく中和してくれるような気がしています。
何年か着てスウェットが程よい風合いになった頃に、新しいパンツと組み合わせたりして時間とモノとの距離を楽しむのも
良いなぁ・・・とより強く思う様になりました。肉厚なニットが得意でない方やスウェット好きな方に試して頂きたい
ありそうでない部分を見事に表現した1枚です。
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comm.arch    TWEEDY HOODIE 

color        BLACKOUT

price        26000+TAX

SIZE        3   /   4
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同素材を用いたフードパーカー。
首元が少し高く設定されていてダブルジップなどのパーツからもスポーティーなデザインに振っているのがポイントです。
普段自転車で移動をされる方や、動き易さを重視して洋服を選ばれる方にも試して頂きたい1枚です。
上記のクルーネック同様に重ね着をしてもアウターとインナーとがごろつかない良さがあるので、重ね着をするのにも
一役買ってくれるフードになりそうです。着丈が少し長めに設定をされているのでシャツをタックアウトして着た場合にも
良いバランス感で着て頂けるはずですし、首元がスタンドになるのでボタンダウンシャツとも相性が良い様に思います。
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フロントは左胸にZIP付のポケットと左右にハンドウォマーポケットの合計3つ付きます。
左胸に付いたZIP付ポケットの効果でデザインの大きなアクセントになりますし、マウンテンパーカーやジップアップブルゾンの様な
アクティブなシーンに着用する様なフードジャケットにも見えてきます。ダウンベストとの合わせは抜群に良いと思いますし
薄手なのでジャケットのインナーに着用して着崩したイメージを出してみるのも良さそうです。
いつもと少し違った角度の着こなしを楽しめるのではないでしょうか。
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クルーネック同様に肘には補強を兼ねたエルボーパッチが付きます。
ZIPは別注で作製した″WALDES”の大き目のフックが付いたジッパーが付きます。
パーツ1つ1つも大事な要素です。
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クルーネック、フード共にカラーを黒に統一致しました。
色落ちしたお気に入りのデニム、ベージュのチノ、オリーブパンツ、汎用性の高いパンツとの組み合わせはどれも良いと思います。
1枚で着て格好良く見える洋服というイメージではなく、お手持ちの洋服と上手く組み合わせる事によってより良く
見えてくると思いますし、今までとは少し違った目線で組み合わせが出来ると思いセレクトをしています。
これ1枚でどうにかしたいと思う方には不向きかもしれませんが、薄手のカットソーは何か面白く洋服を着れるきっかけに
なるのかもしれません。ニット専門ブランドが作るクルーネックスウェットとジップアップフーディー、是非店頭でお試しください。
rasiku  sasaki

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