営業時間変更のお知らせ

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明日19日(土曜日)ですが、私用の為、18:00閉店とさせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。

11月18日

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STYLE CRAFT  DSTO-02(GOAT)

color        INK BLACK

price        74000+TAX

SIZE         44×40×12 SOLD
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これまでSTYLE CRAFTの鞄も、様々なモデルをご紹介してきましたが、やはりこのDSTO-02を見ると、
原点に戻るというか、自分にとっては色々な事を思い出す鞄だったりもします。
ディスプレイした際にも毎回思うのは、鞄があるだけで、その場の空気が変わるなぁということ。
STYLE CRAFTの鞄、それ以外の小物など一つ一つどれもがそうですが、そのモノが放つオーラと存在感は見事です。
艶やかなレザーの美しさも、デザインされた線も、細部のパーツも。繊細さと柔らかさとどこか突き放すような冷たさがあり
その条件が1つに重なり合い生まれる、革ならではの自然な曲線と機能美を併せ持たせた素晴らしい鞄だと思います。
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素材はきめ細かなシボのあるGOAT(山羊革)を用いており、インナーにはネパールのヘンプ生地が張られています。
外側と内側の雰囲気のギャップもSTYLE CRAFTならではだと思いますし、レザーバッグの重厚感を極力無くさずに、
けれど、あくまでも普段使いできる様に考慮された仕様。作品になり過ぎずかといって商品でも無いバランス感。
こういう物です!とはハッキリ言いきれない、隙間の様な所にすっと納まる。そんなSTYLE CRAFTのバッグ。
STYLE CRAFTが表現し続ける為に突き進む道は、とてもシンプルです。
だからこそ簡単には行けない場所だとは思うのですが、淡々と静かにゆっくりとしたペースで完璧に作り続けられる
バッグだからこそ、惹きつけられる人や、大事に使って下さる方が、いつも居て下さるのだと思います。
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底はマチもあり、それなりの容量が入る縦長サイズの本体に、弧を描く様に付属した華奢なハンドル。
長さがあるので、肩掛けにしても十分余裕のあるショルダーバッグ。
ハンドルの両端と本体部分底の両端にはそれぞれ真鍮の留め具が付いており、そこをカシャンっと繋ぐと
ハンドルはぎゅっと短くなり、ハンドバッグのサイズ感に様変わりします。
やや潰れた様なカタチになりますが、使用を繰り返すうちに革はきっと柔らかく馴染んでいきますし艶も増します。
持った際にも、よりこなれた感じでその存在感は一層際立ってくると思います。
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持ち手を伸ばすと、ぎりぎりショルダーバッグとして斜め掛けも出来ます。
使い始めは物の出し入れはし辛いかもしれませんが、革が馴染めばもう少し使い勝手も良くなります。
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強すぎない光沢。マッドな黒が美しい。
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新しく届いた鞄は、洋服と合わせてもまだ初々しい感じがしますね。その使い始めのドキドキ感も堪りません。
店内には時にディスプレイ用だったり、時に撮影用として私物のDSTO-02が、場所をいったりきたりしながら
掛かっているのですが、その鞄を見て一目ぼれして、このモデルを選んで下さった方もいました。
自分が好きで大事にしているモノを、良いと思って頂けるのはとても嬉しい事ですし、選んで下さった方の元で
ワクワクして頂いたり、この鞄持って出掛けよう!っと気分が上がったり、愉しくなったり。
そんな風に大切にされて、活躍していると良いなと、心の中で思います。

久々の入荷になります。ぜひ。

rasiku sasaki

定休日のお知らせ

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明日16日(水曜日)は、定休日となっております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

11月14日

季節が冬へと移り変わろうとしている途中で訪れた、ただただ幸せに感じる穏やかで暖かな日。
雨にも降られたからか?空気が一層澄んで、とても気持ちの良い、月曜日の朝。小春日和。
ふらりと足を運んだ近くの公園は、今まさに紅葉が見頃で、ふらっといったつもりが気付けば随分と時間が
経っていました。立ち止まっては目をつむったり深呼吸したり。
鮮やかに染まった葉の色も、既にはらりと落ちて辺り一面を埋め尽くす落ち葉も、そして雪化粧の岩手山に
晴れた空の色。全てが何もかも良かった。
落ち葉を掃いて集めて、その公園綺麗にして下さる方々もたくさんいました。
気持ち良く過ごさせて頂いて、有難いなと思いました。
あと数日堪能できるかと。お近くの方はぜひ行ってみてください。
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homspun    メルトンシングルショートコート

color      ネイビー 

price      54000+TAX 

SIZE      S   /   M SOLD
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冬には絶対欠かせない、本気の冬のアウターと言えば。このhomspunのメルトンのコートだと言いきりたい。
定番で展開してきましたが、昨年はこのシングルコートは一旦お休みで、何人かの方には”あのコートは?”と
お問い合わせ頂く事も。その場に無くても思い出して着てみたいと思って貰えるというのは、何かしら
記憶に残る衝撃があるのではないかと。もしくはやはりあれ以上のモノと出逢えない・・・という気持ち、
でもあるのかな?と勝手に良い方に解釈しております。
あの店に確か、暖かいのがあった様な・・・と思って来て頂けたら嬉しいです。
正直、これほどにがしっと厚みもあり重さもあり、ちゃんと暖かいと思えるアウターは中々無いのでは
ないかなと思います。
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綺麗な形の衿に、縦に四つ並んだ釦。
とっても厚みのある生地なのに、(なのにという事も無いかもですが)肩はドロップしていて、
着始めは腕が少し浮くというか脇が閉じないというか。生地の固さに思わず笑ってしまう程。
馴染むまではやや動き辛さも感じ、時間が必要かと思いますが、がっしりとしていて、その馴染まなさや
頑なな感じが、むしろ頼もしくて愛しくて、毎回触る度に良いなと思っています。
頑丈な生地に対しての、ドロップショルダーのシルエット、ポケットや裾の形の可愛さ、それらのギャップにも惹かれます。
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肩のデザインの感じですとゆったりとしている印象ですが、身幅はどちらかと言えばすっきりタイトで
縦長のシルエットになります。中に着込むというよりは、シャツにニットやベスト、ミドルゲージのセーター一枚ぐらいが
温度的にも丁度良いかと思います。
着丈はヒップが隠れるミドル丈。半端丈は、ロングスカートやキュロット合わせづらいですよね?とご質問頂く事も
あるので、今回は個人的に好みなロングスカートを組み合わせてみました。
確かに半端丈にはなりますが、私はこのどちらでもない感じが好きなので合わなくは無いと思います。
パンツの方が綺麗に納まると思う方はパンツと合わせて頂くのが良いと思います。
裾のカッティングが綺麗なので、その分ボトムに対してちょっと軽やかさを与えてくれる感じもあります。
最終的に気になる方は、前を開けて着るのも良いのでは?
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わざと、ちらちりと、見せたくなるくらい、内側まで素敵なのですから。
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かれこれ4年以上、私もこのコートを着ていますが、びくともしません。まだまだ着れますし、着ます。
生地はウールが馴染んで、大分身体との距離感が縮まってとても良い状態になりました。
少しきちんとした格好の際にも、ブラシをかけて着たりします。12月になったらこのコート登場させます!
と、季節と共にこのコートを出して、着て過ごして下さる方もいてくださり、とても嬉しい。
今シーズンは、このシングルショートコートはネイビーのみでの展開になります。
同素材で、ダブルのロングコートをご用意しております。
多くは展開していないので、冬の防寒着としてのコートをお探しの方は、どうぞお早めに。

rasiku sasaki

11月12日

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ANDERSEN-ANDERSEN   SEAMAN

color      HUNTING GREEN 

price      35000+TAX 

SIZE      M  /  L
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color      BLUE

SIZE      M  /  L SOLD
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昨日ご紹介をしました5ゲージのANDERSEN-ANDERSENのずっしりとした重さを感じるセーターとは対照的に
昨シーズンも人気のあったライトな着心地で汎用性の高い7ゲージのガンジーネックタイプのセーター。
ガンジーセーター自体は暗闇の中でも漁師が前後ろを間違えないように着ることを想定して作られている為に、
前後が無く全く同じデザインというのがアイコンにもなっています。
身頃に対して直線的に肩線を付けるのが特徴的で、当然ながら肩の位置も下がり目になります。
実際に着ると肩周りは少しごわつく様な感覚があるのも事実ですが、それが逆に整えられたシルエットとは異なる
良さをもたらし、その着難さをどう着熟すかを考えたり、なかなか埋まらない余白を楽しめるセーターです。
古き良き時代に作られていたモノをオマージュしながらもANDERSEN-ANDERSEN独自のアプローチで作られている点に
僕自身は惹か4れます。
素材に使用されている7ゲージの糸は艶があり、オーセンティックなデザインのセーターですが何処か綺麗な印象にも映ります。
如何にも男らしいセーターとは違った魅せ方や着方が出来るのではないでしょうか。
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首元の立つようなデザインは、そのままクルーネックで着るのも良いですしボタンダウンシャツなどと合わせても好相性で
袖はサムホールが付くのでリブが長めに設定をされていますが、軽く折り返して着るくらいがベストに感じます。
サイズ感が比較的コンパクトに作られていますので、身体にぴったりと添うようなシルエットになります。
機能的な面を考えても風が入りにくいですし、ニット自体の保温性も高いので着ていて安心感のある1枚になると思います。
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ネイビーのニットは色の落ちたデニムで合わせるのが個人的に好きな組み合わせです。
足元は白のキャンンバスのスニーカーを履いていたいのですが、雪が降ってしまうと出来なくなってしまう組み合わせ。
だからこそ、短い期間でも好きなスタイルを楽しむというのは洋服の醍醐味かもしれません。
ネイビーのセーターは冬の着こなしの中心になるアイテムだと思いますので、選択肢の1つとしてANDERSEN-ANDERSENの
SEAMANは試してみる価値はあると思います。ニットというアイテムの見方が変わるかもしれません。
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昨シーズンも展開をして人気のあったカラー″HUNTING GREEN″
深みのあるグリーンはデニム・チノ・グレーのトラウザーなど汎用性のあるパンツとも相性抜群です。
インナーにシャツを合わせて着てみましたが、より落ち着いた雰囲気に見えますし衿の高いシャツとの組み合わせがデザインと
良くマッチしているように感じました。今日くらいの外に出て暖かいと感じる気温と気候であればダウンベストとの
合わせも良さそうですね。
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5ゲージのタイプは畦編みを採用していますが、7ゲージは表面がフラットになる平織りを採用しています。
よりプレーンな表情になり、オリジナルで作られている質の高い糸の良さがより一層際立ちます。
毛足の短い糸を用いる事で毛玉が出来にくいというのも、セーターを着る上で重要な要素になるのではないでしょうか。
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店頭でも少しずつですがセーターを手にする方が増えてきたように思います。
セーターと一言で言っても種類は様々で、何を選択するかは1人1人求める物が違ってくるので出来る限りイメージに近く
長く付き合っていける1枚を提供できればと思っています。
ANDERSEN-ANDERSENのセーターは、冬の厳しい寒さから身を守る為の手段の1つとしてお勧め出来るセーターです。
ブランド設立からまだ日は浅いブランドですが、素晴らしいセーターを開発し提供してくれている数少ないインポートブランドだと
感じています。何十年後か先にもしかしたらヴィンテージショップに並んでいてもおかしくないくらいクオリティの高いプロダクトだと
思いますし、僕自身はこれから何年も着ていって穴が空いたとしても修理をしながら大切に着ていきたい思える1枚です。
是非ご自身の肌で実感をして頂ければと思っております。

rasiku sasaki

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