定休日のお知らせ


明日17日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

6月16日


CALICO   ジャムダニヴィンテージラージャスターンギャザーワンピース

color     ホワイト

price     70000+TAX

SIZE     F SOLD


昨日は陽射しがたっぷり降り注ぎ、風は吹くもののとても暑く、梅雨の晴れ間な一日でしたね。
そして昨夜?明け方?の雨・・・屋根に穴が空きそう!とおもうほど雨音が激しくて目が覚めました。
そんな中一人は寝ぼけていたようで、雷光が自分に落ちたと思ったそうです。。。
何にせよ、この気候の変動に弱く頭がぼーっとしてしまいがち。湿度と暑さと涼しさetcに上手く身体を
馴染ませながら深呼吸して過ごしたいなと思います。

本日はCALICOより。
息を飲むような生地の繊細な美しさに、これはもういくしかないと意を決して選んだ一着。
ヴィンテージのジャムダニ柄の生地を、CALICOが定番で作り続けている大陸の伝統的な装いをイメージした
カシュクールのギャザーワンピースにのせたスペシャルアイテムです。
同じ柄・同じ生地は無いので、ある分のみで製作されるため、サイズも広げずに1サイズのみでの展開。
ふわりと柔らかくて纏えば飛べるのではないかと思うように軽くて。
そして何よりも、光があたると透ける生地の上に薄っすらと白く浮き出る細やかなジャムダニ柄のひとつひとつが、
全身で輝きを放つようで、またフロントギャザーのドレープとも相まって、それはそれは素敵なのでした。


ジャムダニというのはベンガル地方に伝わる縫取織の技術と、その織りを用いた布の事を言います。
うっすらとした素材の布に、繊細で印象的な織りの模様が透けて見えるのが特徴で、自分自身もCALICOの
展示会で初めてジャムダニの生地を見た際には、どのようにして人がこの柄を織り上げるのかが、
瞬時には想像ができなくて、なんとも言葉が出ませんでした。
また自分達が今まで見たり着たりしてきた服の中では、インパクトも雰囲気も強かったのでお店に並べた際に
どんなバランスに映るかななども少し考えたのですが、実際に展開してみると前回ご紹介したアジュラックのドレスも同様に
不思議とこの空間に馴染む感覚があり、足を止めて見て下さる方も多いことに嬉しくなりました。

というのも現在CALICOで展開するジャムダニは、サリーを作る職人に洋服生地として縫製に耐えうる
厚手のものをオリジナルで作ってもらっているとのことで、より現代の日常着として取り入れ易くし、
また生地にあしらう柄についても、ベンガルの伝統に沿ったものを現代的なモチーフとして再現した
デザインを中心にアレンジを重ねることによって、今の感覚で着られるような仕上がりとなっています。
今回はCALICOのオリジナルのジャムダニを用いたギャザーワンピースと、このヴィンテージファブリックを
使用した2型が揃っていますので、店頭で見て着比べてみていただくのも楽しいかと思います。

特に裾をぐるりと囲む織り文様は、着ごたえも見応えもあると思います。
薄い白地に白の織り柄というところも、シンプルで色合わせなどもあまり考えなくていいですし
Tシャツ・ちょっと太めのデニムなどにさらっと着たら素敵だなと想像しています。
本当にこんなに気持ちが高鳴るというか、嬉しくなるような服を毎日見れられるのは特権だなと心から。


カシュクールタイプのワンピースなので、前で重ね合わせて内側と外側で結ぶ紐がついています。
結ぶだけで少しだけふんわりと甘さが薫るように変化しますが、あえてこの雰囲気を纏ってみるのも。
その分足元をサンダルにしてみたり、ボトムにイージーでさらっとしたパンツを穿いてみたり、
インナーにタンクトップやキャミソールで爽やかな色を挿したりすることで印象は幾らでも変わります。
紐は真ん中で結んでも良いですし、結ばずに開けっ放しで着ても◎
垂らした紐の先の三角な部分など、服が好きな方・布が好きな方にぜひインドの手仕事布の世界が
めいっぱい広がるワンピースを堪能していただけたら嬉しいなと思います。


この軽やかで何とも美しいうっすらとしたジャムダニの布を、サリーのように羽織る事ができたら。
そんな思いから考案されたラージャスターンワンピース。
身幅や袖幅もけっして細くなく、重ね着も出来る仕様となっていますが、この薄地の生地ならではの
着心地は、ぐんぐんと暑くなるこの時期こそ素肌で体感して頂くのがベストではないかと思うので
ノースリーブもしくは半袖のTシャツと、組み合わせてうっとりお楽しみください。
とは言えロンTや薄いタートル、はたまたシャツ合わせで夏だけではなく秋口まで楽しみたいですけども。
ぜひ実物を店頭でお試しくださいませ。

6月14日


SOWBOW  SHIRTS C(MANDARIN COLLAR PULLOVER)

color     筑後織 YUZURIHA

price     24000+TAX

SIZE     1    /    2   /    3 SOLD

東北地方にも梅雨のシーズンが一歩一歩近づいてきているようです。
今日は朝からカラッと晴れた気候で、折角の晴れ間なので夕方の雨の前に乾くでしょう!と洗濯を干し、
プラスして庭の土いじりと最近始めたぬか床をかき混ぜるのが、朝のライフワークになってきています。
昔の人の知恵ではないですが、身体と手をどんどん動かす事で色々な気付きや自然との関わり方が学べて
毎日が忙しくそして充実した日々を送ることが出来ています。

一見一癖ありそうなもの作りながら、袖を通すと不思議と腑に落ちるような感覚のあるSOWBOWのシャツ。
夏をイメージした際に、布が肌に纏わり付かずにざっくりと着れるプルオーバータイプのシャツがワードローブに
あっても良いのではないかと思い、中国の人民服から着想を得て作製された「SHIRTS C」をセレクト
生地に関しても定番で作っているコットン×シルクも良かったのですが、より涼し気な印象のある「YUZURIHA」
と呼ばれる表面に凹凸のある生地でオーダーしました。
九州での物作りに特化するブランドらしく筑後織という福岡県久留米地方で織られているものを使用。
特徴として表面に少しだけ柄の様な模様が入ります。
遠目からみると無地の様に見えるのですが、近くで見ると立体感があって面白い生地感です。
「YUZURIHA」は仁平を想像して頂けると分かりやすいかもしれません。さらりとして風の抜けが心地良いので
夏の暑い日でもリラックスして着れる機能素材。
コットン100%で汗の吸収も良く、見た目も曇りのない潔い白で涼し気な印象がプラスされます。
展示会でこの生地を見た時に、普通に洋服に仕立ててしまうと正直パジャマ感があるなぁっと思ったのですが
SOWBOWのシャツに載せ替えると、和のテイストと作り込まれたデザインとがギリギリのラインでマッチしているなと。
インナーは半袖のカットソーでも良いのですが、素材の良さを引き出すのであればタンクトップやノースリーブで
合せて頂けると一段と心地良さが上がると思います。


首元は深くスリットが入り釦が1つだけ付きます。
シルエットは全体的にゆったりとした設定で汗をかいても脱ぎ着がし易く、プルオーバーシャツの唯一の難点を
しっかりと克服。釦を留めて着る事も可能ですが、個人的には開けて首元を見せて着る方が季節感も出て良いのでは
ないかと思っています。
サイズは1・2・3のフルサイズ展開で、おおよそですが1=S~M サイズ2=M~L サイズ3=L~XL
とイメージしていただければ問題無いと思います。


サイドのスリットも深く入れる事で、着丈の重たさを軽減すると共にパンツポケットへのアクセスも自由に。
SOWBOWのシャツは贅沢な生地使いをしているのですが、見た目が野暮ったくなり過ぎずに納まりが良く
動きに対するストレスも全くないので、ついつい手を伸ばして着てしまいたくなってしまいます。
プレーンなデザインではないですし、どちらかと言えばエッジが効いたシャツだと思うのですが
着ているとそんな事を忘れてしまう位に着心地の良さと、デザインとの妙を感じて頂けるはずです。
相当数の洋服を見て実際に着てきた藤田さんと、販売・生産・企画と洋服のイロハに携わってきた吉村さんの
お互いが其々に得意とする分野に特化した二人だからこそ実現出来る物作りであり、唯一無二の存在だと感じています。
着れば着る程に虜になっていくシャツだと思いますので、存在感に怖がらずに挑戦して頂きたいです(笑)


これから梅雨の季節に突入するので、半袖のTシャツだと若干心許ない日が続いていくと思います。
自分自身でも様々な素材の洋服を着る中で、特に湿度と気温の高い日は着ている生地が風を抜けるかどうかが
その日一日をストレスなく過ごせるかどうかが決まっています。
室内の冷房が効いた部屋や移動中の車内にももってこいの素材感とストレスのない着心地のシャツですので、
SOWBOWならではの一癖を楽しみながら、生地の涼やかさを感じていただけると嬉しいです。

6月13日


TEMBEA   POCHETTE PVC

color     BLACK

price     14500+TAX

SIZE     23×18×6 SOLD


今日も朝から見て見ぬふりをしてきた庭の雑草を刈ったり、苗を植えたりと土いじりからのスタート。
手を掛ければかける程に、広がっていく世界。上手くいくこともあれば失敗する事もあって一進一退の攻防を
繰り広げています。先日遊びに行った際に道の駅で購入をした3種類の苗と、どうしても育ててみたく取り寄せた
ミョウガの苗を植えましたが、我が家の土に馴染んですくすくと育ってそのうち食卓を彩ってくれると良いな・・・

TEMBEAのイメージと言えばキャンバス素材の印象が強い思いますが、季節毎に面白い素材を使ったバッグを
リリースしています。夏のシーズンに登場するPVCシリーズは、外側に透明なポリ塩化ビニルとインナーバッグは
コットンキャンバスを持ち手はレザーの3種類の異なる素材を組み合わせて、ビニールならではの爽快感と
レザーのぴりっとしたムードを持ち合わせたバッグに仕上げています。
インナーポーチは取り外しが可能で、用途によって使い方を変えられるのもポイント。
着こなしにおいても半袖Tシャツだけだと物足りなさを感じる日などに、ビニールの素材感が良いアクセントを与える
役割も果たしてくれますし、お財布・スマートフォンなどの必要最低限の荷物を持って出掛けるのにお勧めです。


透明な素材を使うだけで、とても涼し気な印象に。
洋服と同様に衣替えではないですが、バッグも季節に合わせた素材やデザインのアイテムを組み合わせると
スマートな印象に映ります。
僕らのライフスタイルの中では何処に行くにもバッグは必需品。パンツのポケットにお財布を入れたりスマートフォンを
入れる習慣が殆どない事もあり、大なり小なり必ず何かしらのバッグに入れて持ち歩いています。
バッグに関して言えば、圧倒的に男性よりも女性の方が好きな方が多いのを店頭で販売していても感じますが
大袈裟にならない大きさと容量、斜め掛けが用意に出来るので男性にも使い勝手が良く感じて頂けるはずです。
普段バッグを持ち歩かない方にも、ウエストポーチ位の大きさになるのでストレスになり難いと思いますし
色目もブラックと落ち着いているので、服装にも合わせ易く感じるのではないでしょうか。


レザーのストラップはサイズ調整の穴が8つありますので、ご自身のしっくりとくる長さに変更が可能。
ビニールなどの化学繊維は、どうしてもチープな印象に映りがちですがレザーと組み合わせる事によって
高級感の漂う井出達になり、インナーバッグはTEMBEAが最も得意とするキャンバス素材。
異素材同士を組み合わせながらもブランドらしさを失わないのは、モノ作りにおける本質をしっかりと見極めて
その中で遊び心を忘れずに作られているからだと思います。
ただ単純にトレンドを追いかけるのではなく、しっかりとした背景と物を見極める力があるデザイナーだからこそ
自然と納得させられる所があると感じていますし、丁度良いバランスに納まる落しどころの巧さがあります。


TEMBEAのバッグはシンプルなデザインが殆どで、機能性に関しても多くを詰め込まずに潔い作り。
ロゴシリーズは控え目に「TEMBEA」のロゴマークが入りますが、ロゴに頼るような単純で分かり易いお洒落とは違う
持つ人の個性を引き出してくれる存在になると思います。
夏になると自然と手を伸ばしたくなる「涼」を感じさせるビニールを用いたバッグ。
異素材を取り入れる事で、どの季節に対してもまた違った装いの面白味を感じて頂けるはずですので
是非ためしてみてください。

6月11日


SEA SALT  FOLKLORE TUNIC

color     カテキュ

price     38000+TAX

SIZE     2

昨日は夕方過ぎまで30℃越えと、本当に暑い一日でしたね・・・
早朝からグラウンドでウロウロボールを拾ったりして、清々しい空気を吸い込み良い一日のスタート。
お休みには岩手の行った事のない場所へ行ってみようという事になり、約2時間のドライブで一山超えて
沿岸地域へと足を伸ばしました。見える景色は新緑の季節と重なって緑がとにかく深く濃いグラデーション。
流れる川の水は透明で澄んでいて、車を走らせているだけでも心と身体が浄化されるようでした。
所々にある道の駅やら直売所へ寄り道をしながら、お昼過ぎに目的地へ到着。
昼食を食べた後に街中を散歩しながら海の方へ足を運び、海風を浴びて気分をリフレッシュ。
帰り道に新鮮な野菜やら苗やら買い込んで充実した1日を過ごす事が出来ました。
同じ県内でもその土地ならではの街の雰囲気、食の文化などにも土地がもたらす恩恵を活かした生活が
ところどころに垣間見れて、想像しているのと実際に行って肌で感じるのとでは全く印象が異なりますし、
自分の中にあった点と点とが、突然ぴーんと繋がって線になる事も沢山あったりして遊ぶ事によって見える
視点や広がりを感じられた良い一日となりました。

海が近くにある街で作製される”SEA SALT”の洋服は、デザインもそうですがどこか開放感があり、色目も明るく
自然と気持ちが前向きになるものがラインナップされています。今シーズンは自分達の中で夏服に力を入れたいと
いう想いから”SEA SALT”の洋服をいつも以上にラインナップを増やして展開。
新作としてリリースされた「FOLKLORE TUNIC」は細かなギャザーと首元のVゾーンが綺麗に開くミドル丈のチュニック。
身頃や袖周りはゆったりと設定し、リラックスしたフィッティングで日常着にリゾート感を見え隠れするデザインに
落とし込まれています。
素材は夏の定番生地として使用されているコットン70%・シルク30%の混紡素材を使用。
表面に光沢があり肌が透ける位、薄手の心地の良い素材を天然染色したもの。
夏に着る素材としてこの素材に惚れこんでいるのですが、シルクが30%混紡されることによる高級感があるのは
勿論なのですが、それにプラスしてどこか肩の力を抜いて着れるカジュアルでリラックスした雰囲気に映ります。
例えていうのであれば冬に着るカシミヤセーターの様に、夏に着るコットンシルクの素晴らしさを体感して頂きたいです。


首元のデザインはやはり目を惹きます。
綺麗に寄せられたギャザーと、開き過ぎていないVゾーンの深さ。
夏ならではの開放感を感じさせる作りで、それに対してのアームの太さとお尻が隠れる着丈のバランス感が好みです。
Vネック自体は着る機会が多くないと思いますので、難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが
着慣れない場合にはインナーで調整しながら着ると手に取り易く感じられるのではないでしょうか。
この辺のディティールに関しては気温によって感じ方が変わると部分だと思っていて、気温が高くなればなるほどに
首元のラインを見せて着るのが楽に感じられるようになってくるはずです。


色は今シーズンとても気になったカテキュと合わせ易さを重視したクルミ・ログウッドの3色を選びました。
どの色も甲乙がつけ難い素晴らしい発色で、生地はとても薄いですが染色を施した事により透ける心配はありません。


昨日は夏日(33℃)で向かった先も海がある街という事で、同素材の服を着て行ったのですが
風が心地良く身体を抜けていき、袖がある事で日焼けも気にせずに暑さは感じますがストレスは殆ど感じませんでした。
天然繊維の持っている機能性を肌で感じましたし、毎年来る夏の暑さに対応出来る洋服をプラスしていく事も
冬の寒さを防ぐのと同じくらいに重要に年々感じられる様になってきました。


様々な洋服に袖を通してきたことにより、素材の持っている特性や力に助けられることが増えてきています。
今まではファッション性の部分を大切にしたり、人に魅せる為のものとしての要素も少なからずあったのですが
それよりも自分が着ていてその日1日を楽しく過ごせるかどうか・・・や、その日の気候や行く場所に応じて
服装をマッチ出来るかどうかが基準になったりしています。
SEA SALTの洋服は日常着としても申し分のないポテンシャルを持っているのですが、旅やちょっとしたお出掛けにも
着ていきたいと思える、2つの顔を持ち合わせた不思議な魅力が詰まっています。

color     クルミ

price     38000+TAX

SIZE     2


選んだサイズは「2」のみで、通常のMからL位と思って頂ければ問題ないと思います。
小柄な女性が大きめに合わせて着るのも◎
肩線が落ちて袖丈が長袖になるのも、それはそれで雰囲気が変わるので良いです。

color     ログウッド

price     38000+TAX

SIZE     2 SOLD


自然の多い地域に住んでいるからこそ、その土地に映える服装やぴったりとハマるスタイルがあると思っています。
無理をし過ぎてまでするお洒落ではなく、肩の力を抜いて自分に見合った服装をするだけで過ごす時間が変わってくる
はずですし、本質的な豊かさに気付けるきっかけにもなるのではないでしょうか。
夏に着る素材の持つ贅沢を、実際に肌で感じて頂ければ嬉しいです。

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