11月14日


STYLE CRAFT  DSM-01

color      NAVY BLACK(GOAT NUBACK) 

price      64000+TAX

SIZE      45×30×10


今日は幾分寒さも和らいで、陽が射す時間も。
朝目覚めた時に、鼻先が冷やっとする感覚が無かったのが嬉しかったですし、ほっとしました。
良く眠れて目覚めも少しだけ良かったような。。。

1年の中でも丁度今時期位のタイミングで、レザーバッグを持ち歩きたい気分になります。
アウターをはじめ諸々ウール素材に手が伸び始めて、それに合わせるバッグを考えた際にレザーは相性が良く
冬だからこその重厚なスタイルをより一層盛り上げてくれる存在と言えば良いでしょうか。
沢山は持たないにしろ、自分が本当に気に入って使えるものは1つは手元に置いておいても良いなと思いますし
手に触れている時の高揚感や質感は他の素材では代えが効かないのは言うまでもありません。
レザーと一言で言っても無数にブランドは存在しますし、機能性と革の質感や種類、更にデザイン性という部分も
含めると気に入るものを探すのはとても難しく、一目惚れではないですが気に入ったものがあれば少し無理をしてでも
手にしてみる勇気が必要になるのかもしれません。
数ある選択肢の中から、僕らはデザイン、機能性、革の質、3つの要素が見事に融合したSTYLE CRAFTが生み出す
プロダクトを提案し続けています。


STYLE CRAFTが長年に渡り作り続けているショルダーバッグの1つ”DSMシリーズ”
僕自身が以前に勤めていたお店で取り扱いがあったのが出逢いで、いつか欲しいなと思って狙っていたのですが
当時はとても人気が高くお客様の手に渡るばかりで結局購入を断念せざるを得ませんでした。
それから独立を決意して直接大阪のお店に行った際に、山羊革で茶色の一番大きいサイズ(DSM-04)を
手にして興奮して帰路に着いたのを鮮明に思い出すことが出来ます。
もうかれこれ10年以上前の話なので、それから変わらずにずっと同じものを作り続けている事になります。
トップを折り畳むようにしてギボシを留めて・・・というのがDSMの特徴で、外側に機能的なポケットが1つ付くのも
比較的珍しく使い勝手の良さを実感して頂けるのではないかと。
日常使いに適したデザインでもあり大きさなので、性別や年代を問わずに持って頂けるのですが
特に男性が持ち易く感じるのではないかと思っています。


素材は同素材で2種類選んだのですが、1つ目は山羊革の表面を削ったヌバック。
カラーはDARK NAVYという深みのある色目で、質感としては通常の表革と比べるとしっとりとしていて
使い込んでくるとよりマットで光沢のある質感に変化を遂げるので、革の変化を楽しむのにはお勧めの素材。
サイズは真ん中の”DSM-01″というタイプで、見た目のボリュームも程好い大きさで底が広いので荷物の収納力もあり
日常使いとして適したサイズ感になるのではないでしょうか。


段々と時間を掛けて使い込んでいくと、斜め掛けをした際にレザーが身体の曲線にぴたりとくっ付くような感覚が
出てきてより愛着が増してきますし、年月を重ねる毎に良さが増す事を実感して頂けるのが革の持つ最大の魅力であり
天然素材にしか出す事の出来ない素晴らしさだと思っています。

STYLE CRAFT  DSM-04         /        DSM-01

color      BLACK(GOAT)     /        BLACK(GOAT)

price      78000+TAX        /        64000+TAX

SIZE      49×34×12        /        45×30×10 SOLD


背負っているサイズは一番大きいサイズのDSM-04。
レザーは山羊革の表革を使用したもので、きめ細かなシボと表面のうっすらとした光沢が特徴。
一回り大きくなるとより迫力が増して、より格好良さと存在感が際立ちます。
普段カジュアルな服装でお仕事をされている方は、ビジネス用のバッグとして使用するのも良さそうですし
例えば打合せなどの時にもきりっとした表情のレザーバッグを持っていくというのも素敵に映るのではないでしょうか。
実際に先日購入された男性のお客様は仕事用で使いたいと仰られていたので、服装にもよると思いますが
選択肢の中の1つとして、大き目のショルダーバッグはお勧めです。


表側のタイプは真ん中のサイズ感にあたる”DSM-04″もご用意しております。
出掛ける際にレザーのバッグを持って外に出ると気持ちのメリハリも付けられますし、何よりも雰囲気と佇まいで
気分を盛り上げる理由になるのは間違いありません。
STYLE CRAFT のレザーバッグは店頭の在庫が充実した内容となっておりますので、その場の気分だけでなく
少し長い目で商品を見て頂き、気に入って使い続けられるものを手にして頂ければと思います。

11月13日


homspun   裏付き タックSK

color     ブラック

price     27000+TAX

SIZE     S(着丈78cm)   /   M(着丈86cm) SOLD


朝5時に起きて、数か月振りに大好きな”神子田の朝市”へ。
まだ日が出る前の氷点下の中を、二周したところでさすがに身体の芯から冷えてきてすぐ帰宅しましたが
ひっつみもいただき、りんごや野菜や漬物などなど旬の美味しいものを元気な方々から買えて大満足です。
あまりに寒くてその後熱湯風呂に浸かりましたが、それでも朝からずっと心はぽかぽか。
寒さに体がまだ慣れていない時期の早起きは苦行にも近いのですが、それでも朝から足を運びたくなる場所が
家の近くにあるのはその街の魅力になりますし、地元を大切に思うひとつのきっかけにもなるはずです。

本格的に外に出る際には冬の装い、しかも防寒対策までがっちり必要な気候になってきましたが、
みなさま冬支度はお済でしょうか。冬になると履く靴が変わるからか、セーターばかり着るからか
いつもよりスカートが穿きたくなります。そんな事を昨年も書いていたような気がしています。
ここ最近になって偶然スカートのお問い合わせが重なったこともあり、今日はhomspunから届いたスカートを。
個人的にはこの絶妙な切り替え位置とタックによるボリューム感がとても好みで、一見デザインが強めに
表に出そうな印象ではあるのですが、穿くと案外そこまででもなく可愛さの加減が丁度良い塩梅です。
やっぱりスカートは試してみないと、見た目や想像とは違うことも多々ありますので、実際に試してみて
いただけたら嬉しく思います。


素材はこちらのワンピースと同じウール100%で、主にスーツなどに用いられる生地なのでウールですが
見た目も着心地も重たくならずに、冬だけに限らず秋から春まで長い時期で着用いただける生地感。
このhomspunのウールシリーズの良さは、やっぱりこのウールのきちんと感のある見た目にあると思うのですが
ワンピース同様に靴などの小物も含めて、しっかりキレイ目でまとめるとセミフォーマルなシーンにも
着用機会を持てますし、そういう場に限らずに発色の良いセーターやスウェット、気候にも寄りますが
足元をスニーカーにしてみたりと、カジュアルダウンしたスタイリングもとてもお勧めだったりします。
タックがウエストからではなく切り替えの下の部分、足の付け根あたりからふわりと軽く膨らむのですが
その分腰回りがすっきりと見える効果もあり、トップスに何を組み合わせようかと一瞬迷いそうですが
着丈が短くてもいいですし、長い場合はタックイン・アウトどちらも出来て着こなしの幅も広がりそうです。
また両サイドにはポケットも付きますので、より普段の服装に組み合わせて着ていただけたらなと思います。


サイズによって着丈が変わります。
今回の着用画像ではMサイズを着用していますが、ウエストはゴムなので合わせる位置によって若干ですが
長さ調整は可能です。
いつもは丈が短い方が好きな方でも、その時の気分やメインで着るコートや靴など、場合によっては
丈の長い方がバランスが良い場合もありますし、その逆も然り。
ですので身長に関わらず着たいイメージで長さを選んでいただくのも良いと思います。
もし気になる場合は、どちらも穿き比べてみていただけたら嬉しいです。


しっかりと目が詰まったウールですが、生地自体は厚みや重さはそこまでありません。
その分、するすると滑らかな質感でストレスにならずに穿いていただけると思いますし、
内側には綿100%の裏地が付きますので、生地が足にまとわり付いて段々捲れ上がってきたりなども
起こり難いのではないかなと思います。
スカートは穿く方と穿かない方と結構分かれるアイテムですが、自分の中ではたまに穿くと気分が上がるので
毎シーズン気に入った形に出会えたら良いなと思って何かしら探しているので、もしスカートをお探しの方が
いらっしゃいましたら、時々ちょっと気にして店内を覗いていただけたらと思います。
タイミングであったり、無かったりですが。笑 
今シーズンのお気に入りは、homspunのタックSKです。ぜひ。

11月12日


nisica    シンサレートパーカ

color     ブラック

price     28000+TAX

SIZE     2    /    3    /    4 SOLD

今日の朝の冷え込みは本当にびっくりでした。
意を決して起きたのは良いのですが、氷点下3度まで下がっているとは知らなかったので身体が全く動かず。
ストーブの前から動けずに20分位、暖を十分にとってから朝の準備に取り掛かりました。
毎年思っている事なのですが、盛岡での生活を始めて9年目になりますがやっぱり寒いですね(笑)

nisicaから暖かな素材の洋服が丁度良いタイミングで全て出揃いました。
先ずは毎シーズン人気の高いフードが一体型のジップアップタイプのブルゾン。
シンプルな見た目で表側にロゴマークなどが一切入らないのがポイントで、スポーツ系やハイスペックな
アウトドアブランドともまた違った良さを感じさせてくれる点が好みでセレクトをしています。
着膨れしない程度に薄くですがシンサレートの中綿を入れていて、単純に軽くて暖かく着易いというのが
シンサレートパーカーの一番の持ち味。気を使わずに毎日でも袖を通したくなる日常着は季節毎に必要不可欠で
近所に出掛ける時や車移動の際に、この手のブルゾンはとても重宝するはずですし服装も幅広く受け入れてくれる
懐の深さもポイントです。


肩はラグランスリーブを採用し、羽織る際の袖抜けの良さと可動域が広いのが特徴。
裏地も滑りやすい生地を組み合わせているので、ニット類を中に着ても脱ぎ着する際に全くストレスになりません。
ポケットはハンドウォマーのみのシンプルなデザインで、何か説明をする方が野暮に感じてしまうくらいの
ミニマムな作りなので、こうしてBLOGにUPするのがかなり難しいアイテム(笑)
雨の日や雪の日などにも気を使わずに着れて、普段着としてオーバースペックになり過ぎない所もnisicaらしさで
凄く普通な感じなのですが、案外こういうのを本気で探すとイメージに合うのが見つからなかったりします。
袖を通すと丁度良い感じに納まるのが日常着としてはとても重要で、考え過ぎずにぱさっと手に取って着て頂きたいです。


首元はすっぽりと覆うような高さのあるデザイン。
このディティールはnisicaの作るフードブルゾンのアイコンにもなっていて機能性は勿論の事、
見た目にも遊び心があって、保温効果も抜群ですので冬場でも自転車に乗って行動する方にもとてもお勧めです。
パンツは統一してスポーティーな合わせも良いでしょうが、個人的には古着のこなれた雰囲気のものを合わせて
トップスとのギャップを楽しむのが好みで、プラスしてウールのベースボールギャップを被るのは如何でしょうか。


何を着て出掛けようか迷った時や動き易さを重視したい時。
シンプルだけれども気張り過ぎず、だらしなく見えない服装を心掛けたい時。
nisicaはとても不思議なのですが、洋服単体で見ると(いい意味で)何てことなさそうな雰囲気なのに
いざ袖を通すとすごく絶妙に雰囲気が良く見えたり、思いがけず個性的で存在感を放ったりして
静かに着る人の感覚を揺さぶってくれる服のように思います。。。
この他にもぎゅっと目の詰まったウール素材のベストとコート、ウールチェック地のパンツなども入荷済みです。
寒さが本気を出してきましたので、少しでも暖かな洋服に身を纏って街歩きを楽しんで頂ければと思っております。
デザインを大きく変える事はなのですが、シーズン毎に進化を遂げるnisicaのフードブルゾン。
気を使わずにさらっと着れるアウターをお探しの方にとてもお勧めです。

定休日のお知らせ


明日11日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

11月10日


MITTAN   アルパカニットロング羽織

color     濃茶

price     39000+TAX

SIZE     2 SOLD


昨日一日でも、冬の色や匂いが深くなったなぁと何度も思ったのですが、今朝はさらに冷え込んで
歩きながら呼吸すると鼻の奥がつーんとして、涙が出るくらい。
朝、ごみを出しに行ってくれた人も、ユキフッテタ・・・とガチガチ凍えながら戻ってきたり。
街中の紅葉も加速してそろそろ終盤あたりまで来ていますが、同時に人の冬支度も加速しそうですね。
明日の休みはタイヤ交換できるかな・・・

アウター類の動きも順調に進む中、この秋冬は真冬の本格派のコートよりもばさっと気軽に羽織れる
どちらかと言えば室内着としても重宝するカーディガンタイプのコートに振ったセレクトになっています。
そんな中、今シーズンMITTANが新たに生み出した生地は目を見張るものがありました。
素材にはペルー産のベビーアルパカ糸を使用し編みたてた、触り心地はまさに”ほわほわ”のロングカーディガン。
形はMITTANらしい体全体を優しく包むような着丈の長さと、留め具などは付けずにさっと手早く気軽に羽織れる
いたってシンプルなデザインで、だからこそ素材の質感や軽さ・重さなどがよりしっかりと伝わってくるように
おもいます。


いつも羽織物を選ぶ際には、動き易さであったり袖を通す時のスムーズさを重要視して、袖や身頃など極力
ゆったりとした形のものばかりを選んでしまうのですが、このアルパカニットに関してはちょっと細身なラインと
素材感がすごくマッチしていた事もあり、また実際に試着したことで自分達が虜になるほどの着心地だったので
迷いなく選ぶことが出来ました。こういった事は画面上だけではきっと分からない事だなぁと思います。
袖や身頃は比較的細めの設定なのですが、生地にしっかりとした弾力性がある事で締め付けるような感じも無く
むしろ時間が経てば着たことを忘れてしまいそうなほど、ぴったりと肌に馴染む感覚があります。
この弾力性の秘密は、編みたてた後に洗い加工という工程入れる事で生地を膨らませているからとのこと。
ただ柔らかだけではない、この密度の高い粘るような質感は作り手の素材への探求心と、それを具現化する
それぞれの分野の職人の方々の知恵と技術が組み合わさってこそだと感じます。


色ははっきりとした濃茶と濃紺の二色。
サイズは2サイズ展開のうちの、大きい方の2のみをセレクト。
上に記したように、基本的にはすっきり目のシルエットではありますが柔らかさと弾力性に優れている事で
生地が体に沿ってくれるので、体型を選ばずに着ていただけるとは思います。ただインナーに着るものは
シャツ一枚か中肉ぐらいの厚さのカットソーやハイゲージニットなどが適していて、あまり肉厚なものだと
滑りが悪く脱ぎ着が大変だったり着膨れして見えてしまうかなと感じます。
寒いからといって厚着をし過ぎると室内ではかえって暑くなってしまったり、これから寒さが増していくと
よりその日の予定や行く場所によって体温調整を考慮した装いが必要になります。
繊維が上質で保温性に優れたウールは、蒸れたり変に暑くなり過ぎないところも好みで、天然素材ならではの
じんわりとした温かさが身体の中に浸透していくような感覚があって、寒さの厳しさをちょっと忘れられるような
そんな効果もあるように思います。

color     濃紺

price     39000+TAX

SIZE     2 SOLD


癖の無いシンプルなデザインと綺麗なシルエットは、パンツでもワンピースでもスカートでも、
どんな服と組み合わせてもオールマイティーに活躍してくれる良さがあります。
濃紺はよりすっきりとした印象になるので、デニムやチノなどベーシックなボトムに合わせてバランス良く
着るのもお勧めですし、ウールの綺麗目なパンツでトップスに白シャツなどと組み合わせれば、打ち合わせや
お食事などのちょっと畏まった席でもそこまでラフ過ぎず、緊張感も出過ぎずな雰囲気で良いのではないでしょうか。


今まであまりこの様なニットのロングカーディガンは展開してこなかったのですが、
その理由として、どうしても生地面積が大きくなればなるほど重さで生地が垂れて伸びてしまうのが気になっって、
長くても半年近く店内で展開することを考えると、なかなかこれはと思う物に出逢えませんでした。
そのイメージをがらりと変えたのは、まさにMITTANが生み出す新感覚の生地に触れてからで、強撚の糸や軽量の糸を
使用したり、さらに編地の方向を変えたりなどの特殊な方法でそういった問題を解決したりと、常に新しいことに
チャレンジし続けるブランドの姿勢には、ものすごく刺激を受けると同時に、自分達自身も考えを固定せずに
面白いものやことに反応出来る感覚を持って、それをお店で表現したいなと思っています。


ふわふわと柔らかくて軽やかなアルパカウール。何より優しい暖かさに身も心も解れる一枚は
家の中でも、それ以外の場所でも室内で過ごす時にさっと手に取って羽織るには十分な保温力を兼ね備えています。
ざっくりとした袖や身頃のオーバーコートの下などに挟めば、極上のミドルアウターとして活躍してくれること
間違いなしのロングカーディガンです。
ぜひ実際に羽織って、この滑らかで弾むような質感を堪能していただけたらと思います。

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