10月9日

homspun    ハイカットメルトン ポケットCO

color      ライトグレー

price      57200-(TAX IN)

SIZE      F

先日収穫した里芋を煮っころがしにしてたべています。
ちゃんと味も粘り気もしっかり里芋で、それが自分たちで育てた(というよりも育ってくれた)
と思うとよりうれしいですし、よりしあわせな気分になりますね。
さつまいもは甘くなるまで、しばしお休み中。
そんな収穫祭の日に畑を貸してくださっている方の家に栗の木があって、どうぞ~と言うお言葉に甘えて
栗拾いをしました。棒でばっしばし木の枝を揺らすので、頭上から栗が降ってくるのはスリリングでしたが
栗って拾うのが一番たのしいんですね。こどもの頃以来の体験に、畑仲間でわーっと盛り上がりました。
その後、3回目の栗仕事を終えてみて、しみじみ拾った分の大変さと美味しさに浸っている今日この頃です。

秋晴れが広がるなか、日中外を歩く方の中にはまだ半袖もちらほらと見かけますが、お店には秋の一着に
羽織物が欲しいなという方が多いようです。
homspunのメルトンのコートと言えば、厚手でしっかりと目の詰まった真冬の寒さにも動じないコートを
お取り扱いはじめから継続して展開してきましたが、今シーズンは厚さを抑えたメルトンが秋と冬の間に
重宝しそうな、ポケット好きにも堪らないコートをオーダーしました。
本格的な冬のコートとは別に、重厚感や如何にも防寒という雰囲気ではなく気負わずに楽な気持ちで羽織れて
コートというよりもカーディガンやジャケットのような感覚で着られます。
ふだん車移動が多い方には、むしろ冬でもこのぐらいの生地感の方が、着易く必要に感じて頂けるのではないでしょうか。

メルトンですがドロップショルダーなのは、homspunのコートの特徴でもあります。
厚さが控え目な分、着はじめからストレスのない穏やかな着心地に安心します。
がしっと硬い生地のコートを着た時の腕が下がらず脇が開いてしまう感じと、次第に柔らかみを帯びていく
時間をかける事の良さも知っているので、それぞれの良いところを、その時々の自分の感覚や住む土地の気候などと
じっくり照らし合わせながら、選んでいただけたらなと思っています。
フロントには同じメルトン生地で大小四つのパッチポケットが配され、左胸のポケットの下に素材を変えて
おまけのフラップポケットも付いています。
このポケットの並びだけでとても目立ちそうな雰囲気ですが、なぜか不思議とやりすぎ感もなくて
ただただ平然と、さらに言えばチャーミングさが潜んでいるように映るのもhomspunならでは。

着丈はそこまで長くなく、小柄な方でも膝に掛かるかどうかぐらいの長さになります。
シルエットに関しても身幅もあまり広い設定にはしていないので、釦を留めた場合は全体的に
とてもスッキリ見えますしコートを着た時特有の、もっさり感も重厚さも殆ど感じません。
実際に着た感覚としては、インナーは薄手のカットソーやシャツぐらいに留めておいて
コットン・リネンとウールの素材の組み合わせなどを楽しみつつ、ポケットに何をいれようかを
考えたり考えなかったりしながら、まだ本格的に寒くなる前から着るのがワクワク出来て良さそうだなぁ
と感じました。真冬は寒さを凌ぐことで頭がいっぱいになってしまうので、ぜひその前に!

color      ネイビー

price      57200-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

お色はライトグレーとネイビーの二色で並んでいます。
秋冬の服は全体的にトーンが落ち着くと言いながらも、なぜか中に着る服や小物は明るいものに
目がいきがちに。実際に今シーズンのストールは色と柄が多めでした・・・。
アウターに選ぶ色が黒や紺やグレーが多いので、無意識的に色を添えたくなるのでしょうか。
ノーカラーなので襟や首元にアクセントが付けやすく、特にギンガムシャツだったり丸襟をちらっと
見せたりがし易い上に、相性が良いのでぜひ試していただきたいです。
そこもまだちょっと抵抗があるという方には、シンプルにボーダーのカットソーや無地のタートルに
プラスしてマフラーやストールなどに色や柄のあるものを合わせるのも可愛いですね。
先ずは付けたり外したり出来るところから試しつつ、いろいろとお試しになってみては如何でしょうか。

トップはスナップ釦と、衿元のパイピングにそっと添えられた小さな釦をループで留める仕様。
他はむき出しの釦が並びますが、開けていても閉じて着てもそれとなくきちんとした印象に映ります。
私服でOKだけどそれとなく気を遣う装いが必要な場面に、フォーマルとまでは言いませんが
シャツとパンツの上に、ベーシックなカーディガンやジャケット代わりに羽織るのも良いですし
ハイゲージのちょっと上質なニットとスカートに合わせても、そこまで砕けた感じにならず
かと言って地味でもなく、個性がそっと引き立つような装いに映るのではないでしょうか。

裏地はつかない一枚仕立てなので、中に着るものの素材や厚さなどにもよりますが
気温が20℃まで届かなくなったぐらいから、手が伸び始めるのではないかと想像します。
なんだか気温が微妙に高くて、陽にあたりながら歩くとじんわり汗もかくような気候なので
そのぐらいの気温がいつ頃になるのだろうかと考えてしまいますが、それでも確実に日は短くなり
秋のおわりも冬のはじまりもやってくるので、出来るだけ楽しいことをイメージしながら
その時を心待ちにして過ごしていきたいです。
入荷も着々と届いていまして、ストックの環境を整えたり、状況を見ながら入れ替えをしたり
そして次の季節のことも考えたりと、例年通りこの時期は若干バタバタしていますが
日々コツコツとご紹介していこうと思いますので、近くの方にも遠くの方にも色んな景色が
目の前にあると思いますが、同じ季節の空気や匂いを共有していただけたら嬉しいです。

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