定休日のお知らせ

明日8日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願いいたします。

12月7日

STYLE CRAFT WARDROBE   WADDED V-VEST

color     G.GRAY

price     50600-(TAX IN)

SIZE     Ⅰ    /    Ⅱ    /    

日々の運動不足を解消するために、ふと急に思い立って1日の中で朝・昼・夜と逆立ちをやりはじめたら
幾分体の調子が良い気がしているのは気のせいなのか。たまには走ろうかという思いも過るものの
ランニングは一番簡単そうでやっかいな事は、宮古サーモンハーフマラソンに出場する際に学んだ教訓。
先ずランニングする為のウェアに着替えるのが億劫になる(笑)くらいの飽き性なので、思い立った瞬間に
その場で直ぐ出来るというのが逆立ちの良さでもある。
いつか補助なしで歩けたら、それだけで別人にでもなった気になりそうだなと思いながら地面を見つめる。
毎日BLOGを書く事と逆立ちは、今の僕が続けていきたい(いける)習慣なのかもしれません。

STYLE CRAFT WARDROBEから久しぶりに中綿入りのベストをセレクトしました。
首元のデザインは変更されて、よりすっきりとして使い勝手の良さが増した印象。
今回はスウェットを合わせてみましたが、シャツとのコーディネート(春先にかけて)はVネックの存在が
より心地良い納まりに具合に感じて頂けるのではないかなと、冬を通り越し春を見据えていたりもしている。
マットな質感の落ち着いたバランスと、洗練されたデザインはブランドの一貫しているモノ作りの姿勢。
同ブランドの洋服で合わせてみましたが、個人的にはアメカジ色の強そうな古着のスウェットを組み合わせてみたり
統一感を無くすような着こなしが好み。シャープに着こなすのもそれはそれで格好良いですし、全然違う方向性の
アイテムを組み合わせる事で、意図しなかったところで深みが増したりするのも洋服の面白さだと思っています。

フロントのデザインが最も特徴的な部分。
スナップ釦で剝き出しにならない事で、見た目の印象がミニマムで無機質な空気を放ちます。
デザインを強調させずに、それがかえって強調して見えるのがこのベストの面白味に繋がります。

薄く中綿が入るので、モコモコとした雰囲気はなくインナーとしての要素の比率が高まるベスト。
ベストは暖かみが落ちるのではないかと心配する方も多くいらっしゃいますが、それはそうなのだと思います。
結局のところ、暖かみは空気の層をどれだけ作るかが鍵。ベストだけ見てしまうと寒そうに見えてしまいます。
上から風を通さないコートを羽織ったりする事により、本来持っている機能性を発揮するので
その微妙な駆け引きはあるはずです。あとは室内中心で働かれている方は、体幹が暖められると暖かさを
感じるというのは身に染みて理解されているのではないかと。
個々其々のライフスタイルによって分かれるでしょうし、ベストが万能という訳でも無いので日々の生活リズムと
服装の好みによって必要か不必要かで判断されるのが良いかもしれません。
僕は室内で仕事している事しかないので、自信を持ってベスト推奨派です(笑)

アウトドア系と言われるような機能性を重視したデザインは、それはそれで僕自身も良く着ますし単純に好きです。
それとは違って洋服としての機能美を意識したものは、案外心に刺さるモノが少なかったりします。
どちらに絞る必要もないですし気分によって使い分けをしながら、自分の気持ちと服装への落し所を探していくのが
醍醐味ではないかと。色んなベストを見たり探したりしても、この素材感でこのバランスは出てこないのではないかと
感心して見てしまいます。

STYLE CRAFT WARDROBE   PANTS♯5

color     STEEL

price     29700-(TAX IN)

SIZE     Ⅰ    /        /    Ⅲ SOLD

STYLE CRAFT WARDROBEのパンツと言えば膝下をぎゅっとテーパードさせた独特なシルエットの”PANTS♯5″
好みがはっきりと分かれるからこそ、好きな方にはとことん突き刺さる印象を持っています。
元々はデザイナーが好きで穿いていたリーバイスのパンツをイメージソースにして、野暮ったさとスッキリとした
2つの相反するバランスを見事に融合させて、やや歪さを残しながら成立させている点が特徴かもしれません。

選んだ素材は以前にご紹介しました“COAT♯18”と同じく、カツラギの硫化染めを使用。
印象としてはタフな素材感。着込んだ後に良い存在感を放つのは間違いなさそうで通年活躍する生地の厚みもまた
汎用性に繋がる部分ではないでしょうか。

バックポケットは大きなパッチポケットが左右に叩きつけられていています。
細身のパンツを作ろうという事ではなく、デザインがあってウエストに対してのバランスを考えた結果
この細さに落とし込まれた。という感じも好みな点で、ぽんっと置いてあったり引っ掛けてあるだけでも、
何となく気になってしまう存在感のあるパンツではないでしょうか。
固定概念に縛られずに、柔軟な発想と洋服を面白がって着て下さる方のアンテナには届く気がします。

出逢ってすぐに瞬発的に好きになるものとは違う、時間の経過と共に良い雰囲気に着こなせるようになる
そんなイメージのベストとパンツ。距離を詰め過ぎずに適度な間合いを楽しむこと、そんな風に付き合っていければ
物事は焦らずに長続きして、気付くと手放す事の出来ないような存在になっているのかもしれませんね。
サイズはどちらもフルサイズでご用意をしていますので、タイミングの合う時に見て頂ければ嬉しいです。

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