1月8日

River     001  CARDIGAN

color     ECRU

price     52800-(TAX IN)

SIZE     4    /    6

昨年にチラッとだけお伝えさせて頂き、そのタイミングで受注会を行い沢山のオーダーを頂いたカーディガン。
僕自身がセレクトする洋服の中で、ちょっとした隙間というのか、こんなのがあったら良いなと純粋に思うアイテムを
カタチにしていければと思って立ち上げたブランド”River”
何か沢山のモノを生み出したり提案したいという訳ではなく、僕が拠点を置く岩手で暮らす中で考える自然豊かな土地と
街との関係性、そして秋から冬にかけて厳しくなる気候との調和を目的とし、この場所だからこそ生まれるプロダクトを
少しずつお届け出来ればと考えています。

第一弾として自分自身が欲しいと思ったアイテムは、スウェットの上からストレスなく着られるカーディガン。
その他にウールのチクチクがとにかく苦手なので極力肌触りが優しくて、重さも出来るだけ軽いもの。
ざっくりとした3つのポイントを挙げてスタートした企画。
毎日と言えば大袈裟な表現ですが、秋から冬にかけて僕はクルーネックのスウェットの着用率が8割を超えてしまう位に
様々な種類のを着て日々を過ごしています。10月頭位まではそれだけで良いのですが、それ以上季節が進むと
当たり前ですが1枚だけでは物足りず、ダウンベスト、インナーダウン、ジャケット等、もううんざりする程
色々と試しました。どれも悪くないのですが、どこかしっくりこない。きっと我儘なんだと思います。。。
カーディガンだと脱ぎ着が楽そうで、見た目も何となく風情と情緒があって良い感じがするなと頭の中では
思っていたものの、スウェットの上に着るカーディガンなんて誰も作っていないですし。。。それはそうでしょう。
と諦めかけていたのですが、SOWBOWの吉村さんと一緒に九州を旅をしながら話をする中で協力して下さる方との
ご縁が繋がり、面白いからカタチにしてみましょうという力強い後押しがあって、そこからはトントン拍子とまでは
いきませんが試行錯誤しながらようやく1つの成果としてスウェットの上から無理なく着られ、肌触りもストレスなく
重みに関しても、この位の見た目のカーディガンとしては気にならない位に素晴らしい素材で仕上げて下さりました。

先ずは素材。
色々と話を進めていく中で、最初に思い浮かんだのはやはり”カシミア”でした。
そしてその考えがあまりに幼稚で無知だという事を思い知ることになりその日のうちに却下。。。
この辺の感覚は素人同然なので、この大きさと分量を使うとなった際に、価格の面で全く折り合わないという事実。
様々な種類の使用する糸のバランスを考える中で、ウールとアルパカをミックスして使うと重量と暖かさ、
更に価格の問題もクリアになることが分かり、その配合でいくことを決断。
ウールも質の高いものがあるよいう嬉しいお返事を頂き、ウール80%・アルパカ20%を混ぜた素材を使用することに。
更に掘り下げて言うと、チクチクする肌当たりを解消するのに、糸をそのまま使うのではなく一手間入れて
フェルト化してから編み立てることで肌当たりが全くの別物になるという手法があると聞き、素材の着地点はこの配合と
やり方でいくことに決定。フェルト化するもう1つのメリットとして、毛玉にもなり難いという性質がプラスされて
いるのも嬉しいポイント。ウェイトはローゲージとミドルゲージの丁度中間位の厚みになると思います。

次はシルエット。
頭の中で決めていたことは、肩の仕様はラグランスリーブで、袖と裾のテンションは殆ど無くすという事。
腕周りはスウェットを着ることを想定しているので、必然的にゆったりとした設定。
一番悩んだのはラグランスリーブの曲線の角度。この角度の付け方1つで仕上がりの際に見え方が全く異なることを
沢山のラグランスリーブのカーディガンを見続ける中で、頭に叩き込み吉村さんと入念に確認しながら最終的なラインを
マスキングテープなどを駆使しながらニュアンスで伝えるという(笑)アナログ且つ正確な方法で理想とするスリーブが
ナチュラルなバランスに仕上がりました。
袖と裾のリブのテンションも殆どつけていませんので、脱ぎ着する際の袖抜けは抜群。
寒さ対策でポケットは大き目に、すっきりとしたデザインに落とし込みました。

カーディガンの顔の1つになる釦も、本体に負けない位に存在感のあるものを付けたいと思って
本水牛の大振りの釦を贅沢に5つ。更にスペアも1つ付きます。
本来であれば本格的なコートに付けられるような釦で、カーディガンの性質を考慮し脱ぎ着が必然的に増えることを
想定し気持ちの上がるものを選びました。
※身長178CM 体重64キロ 着用サイズ6 

color     BLACK

price     52800-(TAX IN)

SIZE     4    /    6    /    8 

最後はサイズ表記とサイズ感に関してです。
Riverのサイズ表記は2・4・6・8の4サイズ展開にしています。
サイズ2=レディースのLサイズ位からメンズのSサイズ
サイズ4=メンズMサイズ ゆったりめの着用
サイズ6=メンズLサイズ ゆったりめの着用
サイズ8=メンズXLサイズ SOWBOWの吉村さん(183cm)の為のサイズにしました(笑)
              XLサイズをゆったりと着られるイメージ。

サイズ8に関しては、なかなか普通には手に入り難いサイズ感で大き目の洋服が欲しいという方にお勧めです。
※モデルが着ている着用サイズは4になります。

サンプルが出来上がったタイミングから着続けていますが、アウターとしての要素も含みつつインナーでも着用が可能。
普段お店に立つ時にも着ていますし、休日に温泉に行く際にもアウター代わりとして十分な暖かさがあって
車移動で長時間外へ出ないというのであれば、スウェットにカーディガンで完結し、更に首元にストールをプラスして
頂ければそれで十分だと思う位に保温性があります。
お店から近くのコンビニに行く際に、昨年まではいちいち裏からコート手に取って羽織って行ったのですが
このカーディガンを手にしてからは、その手間がなくなり冬のライフスタイルが激変しました(笑)
言い過ぎかもしれませんが、僕にとっては本当にストレスだったので本当に嬉しい。

今回のカーディガンは僕の我儘が全て詰め込まれた様な1枚で、こうしてきちんとしたカタチになったのが今でも
不思議な感覚があります。スウェットの上にはコートもしくはダウン入りのジャケットやベストが普通な考え方で
カーディガンという発想は全くないと言われたことを鮮明に覚えています。
その言葉を聞いた時に、であれば作りたいという決意がより固まり、丁度良い羽織りものを探されている方は
自分と同じように案外いらっしゃるという事を、今回のカーディガンを作製してみて知って嬉しくなりました。
岩手は春先も本当に寒いので、春のアウター代わりとしても良いでしょうし、しつこいようですが温泉もしくは
銭湯に行くタイミングに着ていただくのが何よりもお勧めです(笑)
お風呂上りのほかほかした体が優しいニットに包まれる感覚は、一度覚えてしまうと病みつきです。
自分でも大袈裟ではなく、この街によく似合うニットカーディガンが出来たと感じていますので、
もし羽織物に悩まれてる方に、気にしていただけましたら嬉しく思います。

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