4月29日

SUSURI    タピールパンツ

color      NAVY

price       42900-(TAX IN)

SIZE      1 SOLD

color      KHAKI

price       42900-(TAX IN)

SIZE      1 SOLD

昨日の朝も相当に冷え込んだ感じがありましたが、明日は最低気温が3℃前後。これは冬ですね。
あまりに急に暖かいを通り越して暑くなるのも、洋服屋を営む一個人としては困ったなぁっと思う訳で
心地良い気候をもう少しだけ楽しませて頂きたい。そんな気持ちでおります。

秋冬シーズンにも展開をした”タピールパンツ”をサイズを絞ってセレクトをしています。
ずどんとワイドなシルエットに対して、綺麗なドレープが表現出来るアイリッシュリネンの生地感。
この手の素材は自分達の今の気分だったりお店に並ぶイメージが浮かばず、数シーズン手が伸びなかったのですが
触れた瞬間に抜群の生地感というのが伝わり、パンツ・ベスト・オールインワンと3つの異なるデザインを
其々にセレクトをしました。気温を見てもそろそろリネン素材のパンツは穿きたい気分が高まっていて
前開きベストは、寒暖差の大きい日の温度調整としてもリアルに着れる気候になってきたように思えます。

春夏に穿くパンツは必然的にリラックスしたムードが高くなりがちですが、そのニュアンスを含みつつ
トラウザーの様な感覚をミックス。曖昧な境界線に対して良い落し所を考えながら穿ける印象を持ちます。
股上が深くウエストの高い位置で付属のベルトをぎゅっと絞ってシルエットを調整。
レングスはすっきり合わせることで、リネンの持つ柔らかな表情を最大限に発揮出来ると思います。

ややオリエンタルな素材をバランス良く着る為に足元を黒で引き締めると、リネンの柔らかさに心地良い
緊張感が生まれます。何事も一辺倒になり過ぎずに、素材感や色での組み合わせを楽しめるようになると
選ぶ洋服にも幅が生まれて、今まで手にしてこなかったようなアイテムも視野に入ってくるのも面白さだと思います。
シルエットに大きな癖はなく股上が深く設定されていますが、ウエストをいつもより少し高い位置で留めて
穿いていただくと、深さや太さなども全く気にならないほどに心地良く感じていただけるのではないでしょうか。

どんな素材にも共通する事項ですが、天然素材だからといってどんな洗い方をしても大丈夫という訳ではありません。
上質なリネンを用いているので、出来る限り優しく丁寧なお洗濯をして頂けると風合いが損なわれずに
愛用して頂けると思います。上質なウールを扱うようなイメージと言えば良いでしょうか。
自分達が提案している毎日でも穿きたくなるようなデイリーウェアとは、また違った視点で、質の高い肌当たりと
光沢あるリネンのしなやかさを感じて頂けるはずですし、オンとオフとのスイッチを入れる服装というニュアンスも
タピールパンツには含まれているように思います。

SUSURI    ディグベスト

color      NAVY

price       36300-(TAX IN)

SIZE      4 SOLD

color      KHAKI

price       36300-(TAX IN)

SIZE      4 SOLD

レディース中心に展開をしているSUSURIですが、メンズでの提案も自分の中で試していきたいと思いつつあります。
アシンメトリーなデザインの前開きベスト。ブランドの世界観を前面に出す着方よりも、当たり前に着ている日常着に
プラスαの効果とニュアンスを変える意味合いでも面白い存在になればと思っています。
脇下のスクエアにカットされたデザインと、しっかりと首の詰まったクルーネック。
Tシャツの上にラフに羽織るだけで、いつもの服装にメリハリが生まれそうですし、温度を調整したり服装の物足りなさを
埋めてくれるような、決して分かり易いアイテムではないですが、思いも寄らない組み合わせが出せそうな予感が漂います。

サイズ展開はデザイナーが自分用に着るイメージで作製されているので4のみ。
普通で言えばM~Lサイズの方が着ると、納まりが良く感じて頂けるのではないでしょうか。
ベストを着る際に最も気になる脇下の開きがしっかりと確保されているので、動きを制限せずに
インナーとの相性も気にせずに重ねることが可能。シャツを合わせる際にはブロードの様な綺麗な生地感から
リネンのくたっとしたものまで、相乗効果を期待させる存在に。

四角の面のつながりで構成するイメージで形になったベストは、特に腕周りが四角くゆったりとしていて
それがわざとそうしてある事によって、男性が着ても女性が着てもどちらでも違和感なく重ね着が出来る
形に仕上がっているように感じます。
特に袖口が広いTシャツだったり、バルーンのように膨らんだデザインのブラウスやワンピースなどにも
合うのではないでしょうか。

ボトムとベストのセットアップも可能なように選びました。
ボトムスは3サイズあるうちの真ん中のサイズで、ウエストは約83cm。
どこでベルトを絞るかにもよるのですが、しっとり気持ちのいいリネンをゆるやかに
且つサラッと纏ってみていただけたら嬉しいです。
天候は生憎の雨模様となりましたが、爽やかな服をご用意してお待ちしております。

INFO

明日より連休、もう既に今日から連休に入られた方もいらっしゃるでしょうか。
ゴールデンウィーク期間中の営業日程についてですが、通常通りの営業となります。
5月4日(水曜日)は定休日のためお休みです、
営業時間は現在、10:30-17:00 となっておりますのでお間違いないようお願いいたします。


店内には半袖や涼しい素材のお洋服も並びはじめました。明るい色のものも。
今日の朝4時半の気温は4℃で冬に舞い戻ったかと思いましたが、日中の陽射しはとてもあたたかく
連休中も暑すぎずに、街中はみどりが広がり過ごし易い気温となりそうです。
ぜひお近くにお越しの際は、お立ち寄り頂けますと幸いです。

定休日のお知らせ

明日27日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

   

4月25日

SOWBOW   蒼氓イージーパンツ(太)

color      NATURAL

price       26400-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

今日は何を着ていても気持ち良く過ごせそうな1日。
昨日はストーブを抱えながらの営業でしたが、日中は冷房を入れつつ適温が何処にあるかを探りながら
温度調整の日々はもう少しだけ続きそうですね。
それでも純粋に過ごし易い気候になるのはそれだけで嬉しいなと。

SOWBOWのワイドシルエットのイージーパンツは、ここ何シーズンも展開を続けているアイテムの1つ。
今季は素晴らしいスペシャルファブリックの久留米絣に加えて、今までアプローチをしてこなかった素材にも
挑戦しています。素材選びは九州地区で作製されていたものという縛りでモノ作りをスタート。
ブランドとしての認知度がある程度固まってきた段階で、あまりに頑なに九州に縛られ過ぎずにという考え方にシフト。
デザインを担当する藤田さんがシンプルに着たいものを織り交ぜながら新しい魅力を発信する方向性になりました。
その第一弾として、コットン85%・リネン15%の表情にメリハリのある綿麻素材でリリース。
厚みと肌触りが心地良く、所謂通年素材と言われるような季節を問わない汎用性の高いパンツに仕上がっていますし
柄物が多かったので、無地というのも案外新鮮に感じて頂けると思います。

シルエットはしっかりとした太さをキープしつつ、あまりにラフになり過ぎない適度な落し所に。
気温も上がり靴の選択肢がぐっと広がる中で、ワイドパンツの面白味がより感じられるタイミングではないかと。
昨年あたりからビルケン+ソックスの組み合わせが、足元を冷やし過ぎずに程よい抜け感も出せてお気に入り。
年齢に重ねるにつれて、身体を労わりつつ、ファッション性との整合性は洋服を選ぶ際の裏テーマのようになりました。
SOWBOW・MITTAN・HATSKIのイージーパンツは、現時点で僕のライフスタイルには欠かせないものとなりましたし
シーズン毎に新しい素材や色違いを少しずつ買い足しながら、気分を上げていければ良いなと思っています。

シルエットや空気感の良さは当たり前にクリアしていて、細かな所で言えばウエストを縛る紐の太さと強さ
紐先の処理が抜群。イージーパンツの場合に選ぶ紐によっては、テンションが上がらないなぁ・・・と感じる事も
ある場合があるのですが、SOWBOWのイージーパンツは誰も気にしないような細部にまで気が効いている印象。
デザインを担当する藤田さんと、全体を監修する吉村さんの阿吽の呼吸ではないですが、二人の持っている
感性と感覚はいつも感心してしまいます。

サイズはワンサイズのみの展開。
どんな方にもという訳ではないのですが、案外穿いてみると想像よりも手応えを感じて貰える事が多いパンツ。
太さが苦手な方が多いなという印象ですが、無理してワイドシルエットを穿く必要はないなと思いつつも
ワイドなパンツばかりセレクトしているので、何かのきっかけで気が向いたり、挑戦しても良いかもという
雪融けが起こりそうなタイミングで試して頂けると嬉しいなと密かに思っています。

SOWBOW   蒼氓イージーパンツ(太)

color      NAVY SQUARE

price       37400-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

今シーズンのSOWBOWを象徴するSQUARE柄の絣素材。
新しく久留米絣を織っている別の工場を開拓しリリースされた素材で、お店に置いてあるだけでも別格の空気を放ちます。
想定していた範囲よりも高くなってしまった・・・というお話を聞きましたが、金額だけ見れば高価だという事は
一目瞭然で、岩手で言えばホームスパンがあるように、価値というのは何処に視点をおくかで見方は変わってくるので
額面的な金額で判断すると少々背伸びが必要な買い物になると思いますが、洋服の新しい一面を感じられる1つの
きっかけや体験になる可能性を秘めたパンツではないかと考えています。

宮田織物さん・下川織物さんと其々に特色のある久留米絣の生地をリリースしてきましたが、それとも違うアプローチで
僕自身の中で分かり易い言葉で表現すると工芸品の様なニュアンスを含んでいるような気がします。
プロダクトと工芸との丁度境目にあるような、感性を大いに刺激してくれる存在になるのは間違いありません。

今日ご紹介した2素材の他にも夏用にというイメージで、シャンブレー・ユズリハとご用意がございます。
それはまた後日にご紹介しますが、これから穿くのに”NATURAL”と”NAVY SQUERE”は抜群の素材だと思います。
リラックスしたムードの服装が違和感なく溶け込む季節に、SOWBOWの新しい挑戦を感じて頂ければ幸いです。

4月23日

FilMelange   AGNES GL

color      white

price      15400-(TAX IN)

SIZE      1 SOLD

color      black navy

SIZE      1 SOLD

color      pink

SIZE      1 SOLD

岩手公園や桜山の池の周り、石割桜も一斉に咲いて、少しずつ葉桜になりつつあります。
今年は屋台も出ていて、りんご飴やぐるぐるしたポテトを持った人が歩いてお花見していたりと
こんな賑わいのある春も久しぶりのような気がします。
明日は気温がぐっと低くなるそうなので、花曇りの今日がお出掛け日和かもしれません。
こちらも火曜日まで残すところ4日となりました。ぜひこの機会にお立ち寄りください。

FilMelangeからリリースされたバスクシャツがとても良すぎて驚き。
個人的今季イチオシNo1と言ってもいいくらい、BLOG用の着用画像にも何度か登場しています。
今までになかった新開発の素材とデザインが見事にマッチしていて、生地の厚みと襟ぐりの開きの綺麗さが
完璧すぎて、巧いな~凄いな~やるな~と撮影中にも絶賛の声が止まりませんでした。(笑)
微妙に肌寒かったり、でも少しずつ暖気や湿度も感じられ、そして急激に暑くなったりなんてこともあり
春の天気もなかなかに複雑ですが、今日の様にうっすらグレーのベールがかかったようなのどかな日は
日中は特にカットソーやシャツ一枚でゆっくり春の陽気を味わいながら過ごしたいですね。
そんなシーンに重宝すること間違いなしの、気持の良いカットソーです。
(午後には気温が下がってくる予報なので、上着は持ってお出掛けください~)

ここ数シーズンは少しお休みしながらも、長らくバスクシャツと言えばなブランドのカットソーを
展開してきましたが、ずっと言い続けているのが気温が20℃前後がバスクシャツのベストシーズンだと。
それを知ってか知らずかは分かりませんが、ここ最近にご来店された方の着用率も高いです。
自分にとっても春の大定番を着慣れているため、似た様な感じかな~と思って”AGNES”に袖を通しましたら
いえいえこちらはまったくの別物でした。
シルエットもやり過ぎない程度にゆったりさせて、肩も僅かにドロップしていて着心地が優しいです。
身体と生地の間に空間があることも心地良さの理由ですが、素材自体も日本の高温多湿な気候でも
快適に過ごせる様にとFilMelangeが新たに開発したものなので、それは間違いないはずです。

サイズは1のみのワンサイズになります。
FilMelangeのレディスはモデルにもよりますが、どちらかと言えば小柄な方にお選びいただく機会が多く
メンズサイズをユニセックスで展開するような感じではあるのですが、AGNESで言えばレディスのM・Lサイズ
ぐらいのイメージで、体型もそこまで選ばずに着ていただけるのではないかなと思います。
whiteやpinkは、服装に明るさを取り入れたくなる今の気分にもぴったり。
ボトムも薄い色のデニムや、チノを合わせたくなります。

自分達にとって丁度良いカットソーを探し続けていますが、丁度良いという定義がとても曖昧。
厚みや着心地、色、素材、言い出せばキリがない位に、試してを繰り返しながら年齢と気候に合う理想のカットソーを
追い求めています。FilMelangeも毎シーズン、色々な角度からアプローチをしたオリジナルの素材を
リリースし続けていますが、カットソーブランドとしての確固たる意志とマインドを毎シーズン肌で感じています。
今回のエアスピニング天竺は気候が穏やかになる丁度今からのタイミングに是非袖を通して頂きたいです。
きっと着用した日は、丁度良いって言葉が漏れてしまうのではないでしょうか(笑)

カットソーを1枚で着れるタイミングは、もうすぐそこまで来ています。
入荷した時はまだ雪がしっかりと降って、この位の生地感が着れる日は盛岡に来るのだろうか・・・と
いつも不安になるのですが、西側の地方と比べると大よそ1カ月位はずれますが、ちゃんと来るのですね。
グラデーションのある季節を、気持ち良く過ごす為のとっておきのカットソー。
ワードローブにプラスしてみは如何でしょうか。

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