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先週の日曜日に引き続き、明日13日(日曜日)は喫茶cartaの出張喫茶がございます。
温かいコーヒー・チャイをご用意して、小さな雑談スペースを整えてお待ち致しておりますので
お散歩がてら遊びにいらしてくださいね。
(近くの大銀杏が黄金に輝いていて見頃です〜)

プラスして賑やかし程度に、一日限定で店主の私物フリーマーケットも開催予定。
やる場合には明日の朝にもう一度BLOGにアップしようと思いますので、美味しいコーヒーとチャイを
飲みながら、洋服の話をしたり、他愛のない話をして良い日曜日になれば嬉しいです。

11月12日

SUSURI    ルアーコート

color      beige

price       72600-(TAX IN)

SIZE      1 SOLD

11月に入ってすぐくらいか、それよりも前か。
早朝ふいに目が覚めてぼーっとした頭でいる時に、遠くの方から聞き覚えのある鳥の鳴き声が聞こえてきて
あ!・・・と思いながらまた寝る。みたいなことが何度かあり、あまりに寝ぼけていてそれが夢か現実か
あやふやなままだったのですが。ここ最近、早朝と夕方に確かに聞こえてきますね。今朝も7時半頃に通過しました。
姿は見ていませんが、高松の池にはもういるそうです。
何のこと??って思いますよね。越冬のために飛来してくる白鳥さんたちのことです。
今年の4月頃のBLOGに、白鳥・旅立つ前の飛行訓練中と書いていたのでざっくり半年ぶりの再会。
(まだお会いしていないけれど)
あぁ本当に月日が経つのは早いなぁと実感しますし、また同じ季節が巡っている様だけれど
生えたり枯れたり、去ったり戻ってきたり、すべてうつりゆく流れの中にあって同じでは無いんだな〜と
そんなことを思うなど。秋深し、そして冬の感触もする盛岡です。

そろそろと言う訳でもないですが、コートやアウターという部類のものが欠かせなくはなってきましたが
ここ昨年も今年も、本格的な冬のコートは数えるほどしかオーダーしておらず。
というのも前の記事でご紹介しました、Riverのカーディガンなど中間着の方に注力していて
そこまで力が及ばず(気が向かず)。
そんな気分の中、SUSURIの作るコートはやっぱりどうしても気になってしまいます。
今まで展開してきたSUSURIの冬のコートは、岩手の本気の冬でもしっかり対応出来るような
必要な要素がしっかりとあって頼もしくもあり、何よりデザインと素材が良くて着る喜びがあるのです。
今回もロングとショートで、うぬぬ・・・と悩みましたが、新鮮な気持ちもあって選んだ”ルアーコート”
フィッシングジャケットのように思わせつつ、デザインはベーシックなPコートのかたちを基にしています。
着丈や身幅、絶妙なバランス感に仕上がるように変化を加えて、だからこそ強過ぎずエレガントな雰囲気に。
綺麗なワンピースに合わせたくなる様な、ショートコートです。

ふわふわな衿元。取り外しが出来るウールアルパカのファーの色目も可愛いです。
個人的にはこの衿は、もうこのふわふわの毛が付いたままが良いなと今はそう思っているのですが
気分は変わりますし、せっかく着脱が出来るようになっているので、その時の気分や着るタイミングで
お好みでお試しになってみてくださいね。
その他、苦しくなければ衿元を閉じて、衿を立ててみたりなど些細な変化を楽しむこともできそうです。

ショートコートやジャケットの場合、なんとなくシルエットがタイトになるイメージがあったので
オーダーするのが慎重になってしまっていましたが、このルアーコートに関しては実際に着てみて
心が晴れやかになるぐらい、着丈や身幅・袖幅・袖丈のバランスが絶妙!
素材がオーガニックコットンのギャバジンで、表と裏どちらも起毛をかけた素材に仕上げているので
しっかりもしていますが、柔らかで何とも優しい肌触りとコシのある生地感。
サイズ1でも、中に少々厚手のものも着込めそうなくらいに適度にゆったりとしていて快適ですし
ポケットに手を入れたり、腕の稼働が楽なのも嬉しいです。

身頃裏にはキュプラが張られて袖通りも良し。前合わせも左右どちらでも対応出来る仕様に。
袖口のタブでぎゅっと絞った着方も出来たり、中に着るものの組み合わせと着方の工夫で
同じ一枚の洋服でも複数の顔持たせるというところにも
「何かと何かを組み合わせる服。別の要素を内包する服。」
という今シーズンのSUSURIのコレクションの取り組みが、表現されているように感じます。
何を着るかというよりも、誰がどう着るか。で服の魅力は幾重にも広がっていくと思うので
このルアーコートもワンピース・スカート・パンツ、様々なテイストのアイテムと組み合わせて
見え方を楽しんで着ていただけたら嬉しいです。

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