1月16日


ERA     CODURA DAYPACK SE

color     BLACK

price     22000+tax

SIZE     40×36.5×16


ERA     B.T DAYPACK SE

color     BLACK

price     18000+tax


頻繁に足を運ぶわけではないのですが、久し振りに行ったとある飲食店。
いつ行っても変わらずに同じ温度でお店を淡々と続けている姿にぐっときました。
遠すぎず、近すぎずの気の利いた店主の言葉と振舞いは、当たり前に感じてしまっている接客業の大切な部分を
見つめ直す良い機会になりました。本当の意味での良いお店とは・・・というのを改めて考える時間にもなりました。
翌日が定休日という事もあったせいなのか緊張が解けていつもより余計なお喋りをして、時間を忘れてしまう位の
心地良い時間。また時間を空けてプロ野球シーズンが始まる頃に行ってみようと思います。

昨年の春夏からお取り扱いが始まった「ERA」
レザーを中心にしたラインナップを展開しているのですが、デザイナーの幅広い知識と生産背景を活かしたプロダクトを
作製しています。今季はレザーアイテムの他に、新作として幾つかバックをリリース。
その中でも、メインポケットを2層に分けた機能的且つすっきりとしたデザインのデイパックに惹かれました。
色は潔く黒のみの展開。素材は3種類から選べたのですが、rasikuでは厚みがあり強度を重視たコーディラナイロンと
よりライトな生地感のブリザテックナイロンの2種類をセレクト。どちらも甲乙つけ難い素材感ですが、強さと柔らかさ
お好みの肌触りでお選び頂ければと思います。


ERAのバックパックの一番の特徴として、前述でも書きましたがメインのポケットを2層に分けている点。
完全セパレートで、メインとサブとで荷物の出し入れや整理整頓がし易くなると思います。
大きさも通常のデイパックと比較すると容量が大きく設定(23リットル)されているので、日常使いプラスαで
1泊くらいの旅行であれば十分に対応するのではないでしょうか。


ZIPはブランドオリジナルの黒のつや消しを採用。
メイン・サブのポケットにはメッシュ素材の吊りポケットが其々に付きます。
リュックを背負う長さを調整するストラップは、初めから短かめに設定されていてデザイナーの意図で
見た目がだらしなくならない位置で背負って欲しいという意味も込められています。


見た目からは23リットルも入るのが想像が出来ないくらいにすっきりとしたデザインに映ります。
ブリザテックナイロンは、超高密度のナイロンで素材自体がとても軽く撥水性にも優れた高機能素材。
コーデュラナイロンと比較すると表面がつるりとしていて、クセが少なく、シンプルなデイパックを
お探しの方にはとても使い易く、男性・女性問わずにデイリーに気軽に持つ事が出来ると思います。


特別に意識した訳ではないのですが、店内はいつも以上にリュックが充実しております。
自分自身でもリュックタイプは好きで、大きさ毎に様々なブランドからリリースされたものを使用していますが
ERAのデイパックは日帰りの出張の際に、メインポケットに頂いた資料などを入れて、もう一方のポケットには
飲み物・ポーチ・ストールなどを入れて持ち歩くのに良さそうだなと想像をしています。
バッグを1つ新調すると、それを持ってどこかへ出掛けよう!そんな気持ちが沸々と湧いてきます。
旅の理由があって選ぶのも、買ってから予定をたてるのもどちらでも良いと思うのですが、そんな風にして
お買い物するのはとても楽しいことだなと思います。
機能性と見た目の落しどころが見事にマッチしたERAのデイパック。春のお出掛けに如何でしょうか。

1月13日


FUJITO    TWILL EASY PANTS

color     NAVY

price     28000+tax

SIZE     32    /    34 SOLD

color     CAMEL

SIZE     32    /    34 SOLD


FUJITOはリーバイス501のデニムを独自に解釈し、ブランドの軸となるオリジナルデニムを1本作る事から
スタートしたブランド。そういった背景があるからなのか、毎シーズンリリースされるデニム以外のボトムも
どのモデルをとってもその完成度が高く、個人的にも愛用しているパンツが多数あります。
今シーズンの新作でリリースされたイージーパンツは、立体感のあるサイドラインが特徴的。
お尻回りからワタリにかけてはゆったりさせてストレスのない着心地を実現。
裾にかけての無理のないテーパードしたラインも秀逸。
イージーパンツは自分でも好きで穿くのですが、見た目が通常のパンツと遜色が出ないくらい素材と作り込みがマッチした
ものを中心にセレクトする事を心掛けています。このパンツも展示会で穿いた時に直ぐにオーダーを決めた商品の1つ。
素材は二重織のツイルを使用し、厚みがあるのですが柔らかさも併せ持った今までに触れた事の無い不思議な生地感。
斜めに走る畝もしっかりと出ていて、パンツが主役になるくらいの迫力を感じて頂けるのではないでしょうか。


ポケットはスラッシュとバックポケットの合計4つ。
フロントにはZIPが付き、ウエストは総ゴム+アジャスターで調整が可能。
僕自身がイージーパンツを穿きたくなる理由としては、ウエストからお尻回りかけてのストレスの少なさと
ベルトをせずに調整が出来るのも良かったりします。
休日に家族でのんびりと街歩きをしたり温泉に出掛けたりという場面で、アウトドアやスポーツ系のブランドを
全身で固めてしまうのも悪くないのですが、食事やコーヒーを挟みたい時などにもすんなりとその場に違和感がなく
溶け込むようなリラックスした中にも雰囲気の良い装いを心掛けてみるというのも良いのではないでしょうか。


レングスは初めからすっきりと短めに設定し、お尻回りにもしっかりとボリュームを持たせたパターンなので
ジャストサイズも良いですが、程好くお尻と太ももに空間が出るくらいがベスト。
イージーパンツとは思えないくらいの美シルエットで、日常着として良いアクセントになってくれそうな1本です。


サイドの切り替えがある事でパンツ全体に立体感が生まれている所がポイント。
ある意味でイージーパンツらしさを打ち消す役割を果たしてくれていますし、レングスの長さもジャストで合わせる事により
変に野暮ったさが出ずに履いて頂けると思います。
最近気になり始めたブラウン系の色味。今まで懸念してきた色ですが、ここ何年かで好んで着る様になりました。
チノとも軍パンとも違う、微妙なニュアンスで合わせられる事がしっくりときていて、ある程度パンツのバリエーションを
お持ちの方には是非お試し頂きたいです。


今日で3連休も終わり、明日からまた日常が戻ってきます。
ほんの少しずつ春物の入荷も始まってきていますが、秋口に入った商品が今着るのには丁度良いなと感じています。
まだまだ春へのトンネルは長く続くと思いますので、焦らずにゆっくりと自分の納得出来る洋服をウキウキと
選んで頂けたら嬉しいです。

1月12日


ohh nisica  B.D SHIRTS

color     ストライプ

price     18000+tax

SIZE     1    /    2    /    3    /    4 

color     ネイビーチェック

price     19000+tax

SIZE     2    /    3    /    4

今朝は庭に生えている桜の木のつぼみを確認。
急に目が合ったような気がしたので、もしかすると眠りから覚めたのかもしれません。
自然界のみなさんはカレンダーを見ずともきちんと必ず巡ってくる「春」に照準を合わせて
力を蓄えているのだと思ってしまいました。
景色は冬ですが、身の回りの小さな景色の移り変わりを見つけていくのが嬉しいですね。

ohh nisicaから季節毎に素材を変えながら定番アイテムとしてリリースされているボタンダウンシャツ。
今シーズンはコットンフランネルのチェック地とブロードのストライプの2種類でオーダー。
フランネルチェックは、生地感だけではなく色目も温かみと明るさを感じるような色だったのでセレクトしました。
もう一方のストライプは気温が低い時期は袖を通すイメージが湧きにくいかもしれませんが、プロードのロンストは
インナーとしても1枚着どちらにも対応出来る万能タイプのシャツになるはずですので、こちらもとてもお勧めです。


ohh nisicaのボタンダウンのシャツの大きな特徴として釦の配列が全体的に上目に付き裾の振れ大きい点。
特にテールの振れは印象的に映り、昔ながらのワークシャツを感じさせる雰囲気があります。
それでも古臭さを一切感じさせないモダンな仕上がりに。
作り込んだシャツではなく、あくまでも軽やかに日常を楽しむ為の洋服という事が自然と伝わってきます。
普通だけだけれど、どこか気の利いた服装を心掛けるのは僕自身は大切だと感じていますし、かと言って
力いっぱいお洒落をするというのも気力が必要だったりしてしまうので、肩の力を抜いて極力自然体で
さり気なくきちんとした雰囲気に見える日常着を作る、nisica/ohh nisicaの洋服は心地良い安心感があります。


先日ご紹介しましたSUNSHINE+CLOUDのシャツもそうでしたが、フランネルチェックのシャツがとても気になります。
自分が想像するよりも保温性が高く、コットン100%なので洗濯にも気を使わずに着れるのが良いですね。
毛足が少し長めなので経年変化が気になる方はひっくり返してネットに入れると、この風合いをより持続出来るはず。
どんどん生地が馴染んでいくと思いますので、クタクタになるくらいまで着て貰えたら嬉しいです。


着丈は長めに設定されていますが、深めにスリットを入れている事でバランスを保っています。
王道と呼ばれるデザインのボタンダウンとは少し違った印象に映りますし、ガシッとした作りの男らしいシャツとは
着方を含めて使い分けが出来るのではないでしょうか。柔軟な発想と自由度を持って袖を通して頂きたい1枚。

まだまだ寒く日が暮れるのが早い時期が続きますが、少しずつ身体も心も春に向けて準備をして、新しい季節を思う存分に
楽しめるようにしたいと思っています。
そう考えるとこの寒さも、雪景色も今しか味わえないからしっかり堪能しようと思える・・・かも??
3連休最終日の明日は、成人の日。人生の中でもひとつ節目と言うか、色濃く記憶に残る瞬間ですね。
あの頃の僕は何も考えていなかったなぁ。髪型をどうしたら格好良くなるのかくらいしか頭の中になかったはず(笑)
そんな僕でも今年で40歳(成人の倍の人生を歩んでこれた)のだから、それだけで十分過ぎるくらい素晴らしい。
明日成人になる方にとって、晴れやかな佳い一日となりますように。

1月10日


TEMBEA   BAGUETTE TOTE

color     藍渋 

price     18500+tax

SIZE     24.5×42×13 SOLD


TEMBEAの染めシリーズのバッグは、お取り扱いをはじめてから毎シーズン欠かさずに展開をしてきました。
染めシリーズと言ってもずっと同じものを展開している訳ではなく、その時々でラインナップが変わったりも
しているのですが、いつもどういう訳か気にならずにはいられない。必ず良い!と思うものに出逢ってしまいます。
今シーズン新たに新色としてリリースされたのが「藍渋」
通常のインディゴ染めに比べると一層深みのある色合いで、店頭に並べているだけでもその明るいとも暗いとも
言えない、不思議な色は一際存在感を放っています。
染め上げる前のイメージとして「エメラルドグリーン」という色を表現する為に、先ずはインディゴでしっかりと
紺色に染め上げます。そこから更に柿渋染めを施す事で、奥行きと渋みが増したブルーへと変化を遂げています。
今時期からでも活躍するバッグですが、もう少し気温が上がって白のシャツが気持ち良く着れる時期などに
合わせて持ったら素敵だろうと想像を掻き立てられるカラー。


光の当たり方によって、色の見え方も違う。青が強いときもあれば、柿渋の茶色がはっきり見えるときも。
染めているから惹かれるという訳でもないのですが、帆布のフレンドリーな印象だったりカジュアルな雰囲気が
染色されることによって知らなかった帆布の顔に気付く・・・のが好きなのかもしれません。


TEMBEAの代表格とも言える、BAGUETTE TOTEは唯一無二の形だなと、今までもこれからも手に取る度に
そして使うたびに感嘆の声を漏らすのだろうと思います。
真ん中より少しずれた位置に設けられたワンハンドル。
はじめて見る方はなぜ?と不思議そうにされますが、実際に肩に掛けていただくと、身体とバッグの納まり具合や
持ち方までもが自然にすっと使っていたバッグかのように馴染むというのを実感できます。


自分達もサイズ違いで幾つか使っていますが、季節が進み服装が軽やかになればなる程合わせたくなるバッグで、
シャツやカットソー1枚で出掛けられる様な時には無意識で選んでしまっていたりします。
蓋やZIPなども付かないシンプルな佇まいだからこそ、気兼ねなくどんな場所へも持ち歩きたくなり
目的もなくプラプラ歩くのにも軽やかで良いですし、途中で野菜など見つけて買ったりしても容量はばっちり。
ポケットもつかないので、必要な方はポーチで中のものを小分けしたり、お気に入りのハンカチや手拭で
目隠ししたりと好きに工夫していただけたら。
機能性が最低限でも、持つ人の考え方と使い方次第で、その物がより素敵に活き活きと見えたりしますし
日常生活の中で道具の様な役割を果たしてくれる存在になって貰えたら嬉しいですね。

TEMBEA   CLUB TOTE MEDIUM

color     藍渋

price     24500+tax

SIZE     37×35.5×17 SOLD


同じ色目でもう一型オーダーしたのは、より容量の大きな2WAY仕様の”CLUB TOTE MEDIUM”
こちらもrasikuでは欠かさずに展開し続けているモデルです。
ZIPなどのパーツは使用せずに、シンプルかつミニマムに設計をされたハンドル・トートバッグ。
肩に斜め掛けした時の長さが絶妙で、アジャスターはあえて付けずに全体の納まりを優先した作りになっています。
外ポケットは1つ付きますが、インナーなどに吊りポケット類は一切なく、モノを入れて運ぶという事に特化していて
もしかすると使い始めは少し不便かなとも思う方もいらっしゃるかもしれません。
機能的なバッグはそれはそれで良さがあるのですが、それとは逆にシンプルな作りのバッグは自分自身で中を埋める楽しさを
感じて頂けるはずです。どちらに偏るでもなく、その都度使い分けが出来るのがベストだと思います。


ハンドルの長さはコートを着て持つと、肩に掛けるのは難しいです。
Tシャツやシャツ1枚でしたら問題なく肩掛けが可能。
見た目の大きさはありますが、あまりに荷物を入れ過ぎてしまうと上部に蓋がある訳ではないので防犯面で気になって
しまうかもしれませんので、程ほどに入れて使う事をお勧めします。


バッグ自体だけみると存在感抜群ですが、洋服と合わせてみると、また少し違った印象に映るのではないでしょうか。
rasikuでも染物シリーズは人気の高いアイテムで、モノとしての美しさに惹かれる方が多いように思います。
プロダクトとして量産される冷たさと、人の手を介して染められるバッグの交差する部分に僕自身も魅力を感じますし
TEMBEAのバッグは使い続ける事でより一層風合いも増しますし、更に良さが際立ってくるのではないでしょうか。
春先が似合うと散々書きましたが、案外、冬の寒い時期に持つ帆布のバッグも良いものです。ぜひ。

1月9日


SUNSHINE+CLOUD  MALIBU SHIRTS

color     CHARCOAL

price     18000+tax

SIZE     1    /    2    /    3 SOLD

北国らしい物凄い勢いで雪が降ったかと思えば雨。
水たまりは明日の朝にはツルツルの路面の世界へ変わるのだろうと思うと・・・足を滑らせて怪我や骨折など
しませんようにと本気で考える。こんな事を考えるのも日本のほんの一部の地域だけの事で、ある意味特別な
体験をしていると捉える事も可能なのだから、モノは考え様ですし、自分の思考や捉え方で幾らでも良い方向に
解釈出来るのではないかと思ってしまう。
そんな事をぼーっと思いながらも、一日も早く春の暖かな日差しの中川沿いを歩きたいと願っている。

からりとした太陽の日差しにジーンズが似合いそうな”SUNSHINE+CLOUD”のどこか懐かしさも感じるチェックシャツ。
MALIBU SHIRTSは定番アイテムとしてリリースされ続けているシャツの1つで、ブランドの代名詞とも言える
SLIP ONやNEW STANDAと比較すると全体的にシルエットはコンパクトに設定。
少し不格好でスタイリッシュな雰囲気とは異なる、こういうシャツを格好良く着こせるような男性になりたいという
願望でセレクトをしました。中学生の頃に興奮して買いに行ったチェックシャツにリーバイスのデニム。
同じ洋服を着るにしても醸し出す雰囲気やサイズ感など、年齢を重ねても楽しめるファッションはまだまだあると再認識。
コットンフランネルはこれから春先にかけて、保温性も高く、理に適った素材に感じて頂けるのではないでしょうか。


襟はシンプルなレギュラーカラーで、左胸に小さなフラップ付きのパッチポケットが1つ。
フロントの釦は大振りものが7つ並びます。
トップ釦を閉めても窮屈に感じないのが特徴的で、1つ開けて白のサーマルTを合わせる着方もきっと良いでしょう。
シルエットは身頃がゆったりに対して着丈はすっきりのボックス型。
僕自身が着用してサイズ3でジャストですので、がっちりした体型や身長の高い方には不向きなシャツかもしれません。
ちょっと力の抜けたようなチェック柄はカジュアルな印象が強く出るのですが、その脱力感をどう表現するかというのも
面白さに繋がるのではないかと思っています。
身長178CM 体重63キロ  着用サイズ3


柄と言えばギンガムやストライプといった王道の柄を中心に展開してきましたが、逆に言うとこの手のカジュアルな
チェック地のシャツは今まで殆ど展開した事がありませんでした。
憧れではないですが、よれっとしたデニムに合わせてキャップを被ってクタクタのキャンバス素材のスニーカーを合わせる。
そんな力の抜けたスタイルにも昔から憧れがあるのも事実。年齢が少し上の方の着こなしにジェラシーを感じていましたし
うす顔で白肌の僕には似合わないと思い込んでいましたが、似合う似合わないではなく着たいか着たくないかだけで
素直に行動に移すという事をこの年齢になってようやく気付くことが出来ました。若干遅い気もしますが(笑)
僕の勝手な妄想や願望もあるので、アメカジライクなチェックシャツはこれからも提案していきたいとアイテムの1つです。


普遍的な価値観で、自分達のペースを崩さず世の中の速度に合わせる事もなく物作りを続けている”SUNSHINE+CLOUD”
袖を通すと気張らずに自然体でいられるような心地良さを実感して頂ける洋服。
日常を思う存分に楽しんで頂けるシャツだと思いますので、季節の変り目に是非如何でしょうか。
きっとクタクタに穿き込んだパンツがより似合うようになると思いますよ。

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