9月30日

PLOTOTYPE  CREW NECK

color      WHITE

price       55000-(TAX IN)

SIZE       S    /    M    /    L

はやいもので9月の最終日。
朝からなんだか身体が重く頭痛もなかなか酷いので、これは台風の仕業か?と曇り空を眺めています。
今日の様な日はハーブティを飲んだりしながら、1日を穏やかに過ごしたいと思います。
10月を前に店内の商品をまた少しだけ入れ替えたり、並べ替えたりしました。ゆっくりゆっくりと
生地の色や厚み、素材などを、気温や景色の移り変わりと同じように移行させていきます。
季節はいったりきたりしますので、何か気に留めるものがありましたら足をお運びくださいね。


ちょうど3年前くらいからでしょうか。カシミアという魅惑の素材に興味を抱くようになったのは。
それまで重くて硬くてしっかりとしたウールが最高だと自負して揺るがない自信をちらつかせていたのですが(笑)
軽くて暖かく、そして肌触りも柔らかというような魔法の素材に一度触れてしまうと、ちょっと前までの自分は
何だったのか・・・と思ってしまうくらいに急激過ぎる方向転換をしてしまう訳です。
未知なる素材を知ることの出来る楽しさや、価格はそれなりに高価ではあるけれど、その分喜びや機能的な一面を
感じてしまうと、価値観を大きく揺さぶられてお店でも少しずつでもお伝えしていければという気持ちにさせられます。
AULICOの新たなる試みで生まれた”PLOTOTYPE”の最初にリリースされたアイテムはカシミアという余韻のある響きや
一般的に頭に思い浮かべる概念を、良い意味で裏切るようなカシミア100%のセーター。

既に店頭に並べて数日が立ちましたが、接客をさせて頂いたお客様が皆一同に驚かれるのが素材感。
僕自身もこの製品が出来た時に風の噂は耳にはしていたのですが、実際に触れた時のカシミア!?
というような驚きの質感。
この素材の一番の特性として、ふんわりとした柔らかで如何にも高級感のあるウールというのを連想するのが一般的。
“PLOTOTYPE”のセーターは大胆にもカシミア糸をあえて強撚糸にして作製されたセーター。
強撚糸にするということは糸の分量もそれなりに使用しますし、普通に見るとコットンセーターだよなぁという様な
ずしっとした井出達。ですが正真正銘カシミア100%。
着ているうちに段々と強撚の糸が解れてきて表面が微起毛してくると、カシミアの顔が徐々浮かび上がるというモノ。
洋服好きの心をがっちりと鷲掴みにされたのは言うまでもなく、これから自分自身が着てみたいというセーターの
可能性とモノ作りの奥行を実感させてくれた、興味深く新しいアプローチの1枚です。

硬いからと言って、イメージする様なヘヴィ系のセーターとは全く異なるずっしり感と心地良さ。
この不思議な感覚は他にはありません。
ミドルゲージのクルーネックセーターで、デザインはコンサバティブな雰囲気に落とし込まれています。
ほっこりもしないですし、かと言ってファッショナブルでもなく、自分自身の着こなしと選ぶサイズにも
比重が置かれたモノと人とに良い距離感を求める方に適したセーターではないかと思っています。

サイズ展開はS・M・Lの3サイズ。決して大き目の作りではありません。
普遍的なアメリカ製のデニムにスウェットを着る所にあえてカシミアセーターなんて着てしまったら
それだけで粋なスタイルになるのではないでしょうか。心のゆとりではないですが、価格の部分も含めて
自身への探求心と素材の化学変化のような、経過観察も含めて永く付き合って頂きたいアイテムです。

color      BLACK

price       55000-(TAX IN)

SIZE       S    /    M    /    L

色展開は2色で”BLACK”もまた魅力のある色目。
素材の特性で黒の印象がとても柔らかく見えるという点で、着こなしの幅が広がる気がします。
例えば足元に黒の革靴を持ってきたとしても、きりっとした空気になり過ぎずに何処か頼りなさそうな
隙が生まれるトーンや全体のバランスもきっと素敵なはず。

裾と袖のテンションも緩やかに窮屈な印象は全くありません。
カシミアを着ていて思う事は、僕のように肌が敏感な方でもセーターを躊躇なく着ていただけるという事。
つい最近は半袖のTシャツに合わせて着ていて、そんな着方も出来るのが素材の持つ特性でもあったりします。
起毛を殆どしないタッチであれば、岩手のように春がすこぶる寒い地域でも季節に囚われ過ぎずに着用が出来
機能性としてはシルクに近い感覚があって、着ていると勝手にというと語弊がありますが適温になるような感覚があり
天然素材の持つ魅力にもどっぷりと浸かってしまっています。
質の良いセーターは一度袖を通してしまうと、もう元には後戻りできない位に着心地の部分で雲泥の差があって
誰にでもという素材ではないですが、いつかは・・・と思っている方には是非お勧めしたい逸品です。

AULICOの製品にも共通する実験的であとからじわじわと押し寄せる納得感。
その場を見過ぎずに、遠すぎない未来を見越してのモノ作りをする姿勢とちょっとした遊び心とセンス。
ニットという編み物と組み合わさる事で、また違った可能性と面白味が後を追うようにやってきて
感覚の揺らぎを感じて頂ければと思ってセレクトをしました。
もう目の前に迫ってきたニット本番の季節。そろそろご自身のライフスタイルと興味心を擽るとっておきの
1枚を手にしてみては如何でしょうか。

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