River SET UP PANTS
color BLACK
price 25300-（TAX IN)
SIZE 1 / 2 SOLD
東北地方も梅雨入りしましたというニュースを見て、どんよりとした雲を眺めていました。
気温は丁度良いのですが、店内の湿度計がここ数日は60％を超えて僕の天然パーマの髪の毛も
あっちへいったりこっちへといったりと収拾がつかずの日々です。
この時期は少しでも気持ちの良い素材の洋服を身につけていたい、一年の中でもより強くそんなことを
思い浮かべながら、毎シーズンああでもないこうでもないと試行錯誤を繰り返しています。
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RiverのSET UP PANTSは、僕が愛してやまないSOWBOWのイージーパンツワイドのウエスト部分に
ベルトループを付け足したアイテム。商品名にセットアップと名乗るくらいですので
同素材で半袖シャツも作製済。夏に着るセットアップ提案というイメージで作製しました。
そうは言っても単品で着用する確率が圧倒的に高いですし、トップスの比重が軽くなる季節こそ
ワイドシルエットのボリュームと涼しさがよりしっくりとくる気がしています。
夏に着る素材を考える際に、涼しさは必須条件として生地の薄さと強度と
3つの観点からイメージを膨らませます。
例えばリネンと一言で言っても、厚みや肌当たり、イメージする色目など・・・
言い出せばキリが無いくらい生地の選択肢が多く、頭の中に其々の特性を書いたペンタゴングラフを思い浮かべて
自分が理想とする素材を探しだします。
今回、夏のセットアップとして選んだ生地はリネン76％・和紙24％をミックスした、通気性と強度に優れた素材。
和紙はここ数年でスタンダードになりつつあり、適度に強さを高められる性質を持ち合わせています。
リネンは着用を繰り返すとトロミある生地に段々と変化しますが、和紙が入ることで生地が偏り過ぎずに
一定のラインでしゃきっとした質感で保たれることを期待しつつ選びました。
可動域が広くて、耐久性を求められるパンツにとってリネン×和紙は良いコンビだと感じています。
シルエットはお馴染みのワタリから裾口までしっかりとした太さをキープ。
自分でもこんなに同じパンツを生地違いで購入するか・・・と若干疑問を持つほど手にしています。
穿き易さは勿論ですが理想としている太さ、革靴でもスニーカーでも包み込んでくれる懐の深さ。
その条件を満たしてくれる数少ないパンツです。
ウエストは総ゴム+アジャスターで幅広い体型の方をカバー。
サイズ1とサイズ2の2サイズの展開。SOWBOWではワンサイズのみですが、細身の女性や小柄な男性には
少し大き目なので、Riverだけのワンサイズダウンに設定をしたサイズ1もご用意しました。
梅雨が始まる今時期から穿き始めて、暑さが残る9月下旬頃まではフルに活躍してくれる夏のパンツです。
淡いトーンのトップスに黒パンツの合わせは、最近のお気に入りで、柔らかさと重厚感と其々のトーンの
グラデーションがとても心地良く感じています。
同素材で半袖シャツもご用意がありますので、それはまた後日にご紹介をさせて頂きます。
2023/06/12 | 4:32 PM | River
FilMelange LYNNE
color sand beige
price 33000-（TAX IN)
SIZE 1 SOLD
快晴の土曜日。チャグチャグ馬コのパレードも、そろそろ市内中心部へ近づいてくる時間帯かな。（まもなく13時）
6月も毎週のように各地でいろんな催しがあると思うので、週末良いお天気なのはうれしいですね。
草刈り仕立ての中津川沿いのコンディションも抜群です。が、あっという間にぐんぐん伸びるので
川沿いをお散歩したり寝転んだりするなら今のうち。ついでにふらっとお立ち寄りください。
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日差しも強いですが、湿度も感じて蒸し暑い。
こんな日には、まだ早いかな？と思いつつ、さらさらのリネン素材を選びたくなります。
FilMelangeで手に触れて、これは夏に着たら最高だろうなと思い選んだ生地。
上質なリネン100％を天竺で編み立てて、ドライだけれど微かにしっとりとした感じもあり
極細番手の糸を双糸にすることで、やや重みと強さも兼ね備えた生地になっています。
襟元は開襟になっていて、インナーがちらっと見えるか見えないかぐらいのVゾーン。
前開きなので釦を留めずに、ノースリーブアイテムにラフに羽織ると爽やかさが増していいです。
薄手ながらも、弾力があって滑らかな生地なので、デザイン的にはリラックスムードが漂いますが
着るとどこか大人っぽくしっとりとした雰囲気もあって、年齢問わず、涼し気な小物を足すなどして
楽に羽織っていただけたらなと思います。
肩も少しだけ落ちて、袖は気持ち長めな５分袖ぐらいの設定です。
半袖のシャツをこれまで殆ど着なかったのが、ここ最近は気に入った形のを着るようになると
ちょっと視野が開けたのか、気分の変化も後押しして、自分の好きな半袖シャツが見つかる様になりました。
結論として、細部のバランスが大事なんだなと感じるのですが、FilMelangeのデザインにはその巧さと
間違いなく生地の良さが、着るとより感じられると思いますので、ぜひ試していただきたいです。
FilMelange LIDDY
color sand beige
price 20900-（TAX IN)
SIZE 1
color old blue
price 20900-（TAX IN)
SIZE 1
こちらは同じ生地を用いた、シンプルなTシャツタイプの”LIDDY”
先に載せた”LYNNE”と同色のsand beigeともう一色、old blueという綺麗なお色も。
首元が、ボートネックのようにすっきりとしたラインで、詰まりすぎず詰まっていて
同じ素材を使っていながら、印象が異なるそれぞれのかたち。
好みがハッキリと分かれれば良いですが、どちらに振っても良さそうな方にとっては
とても悩ましいところ。
半袖も良い袖丈と、着丈です。身頃も適度に広く、とは言え大きく見えすぎず。
小柄な方も、スラリとした方も、適度にがっしりな骨格も、なんだか生地の質感で
全て包み込んでくれるような、サラリ&とろりが魅力のリネンの半袖二型。
蒸し暑さで気怠くなっても、この服を纏えば何だか気は少しは晴れそうだなと思います。
本格的な夏を迎える前に、さ、どうぞ。
2023/06/10 | 6:36 PM | FilMelange
MITTAN 大麻パンツ
color 墨黒
price 22000-（TAX IN)
SIZE 3 / 4 SOLD
color 泥染
price 35200-（TAX IN)
SIZE 3 / 4 SOLD
昨日は一度岩手を離れたお客様との嬉しい再会があったり、盛岡から転勤で片道数時間のところに
住むお客様が昨日、別の方が今日来てくださったり、縁の大切さに改めて気づかされる今日この頃。
目の前に現れた時は一瞬、幻かと思うのですが、繋がる人とは繋がるし、逢える人には逢える。
気負わず、流れるまま自然に身を任せるくらいが丁度良い。
そんなことを想う１日になりました。
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MITTANから、３シーズン続けて展開をしている涼しいパンツの代名詞的なアイテム”大麻パンツ”
ここ何年かの気温上昇によって、夏の涼しいパンツの需要はぐっと増えたように感じています。
ショーツという選択肢もあるのですが、冷房の寒さや服装のバランス感を考慮すると、
どうしても長いレングスのパンツに行きついてしまいます。
今シーズンから昨年まではサイズ３が最も大きなサイズだったのが展開がもう１つ増えてサイズ４が新たに仲間入り。
身長の高いお客様には朗報ではないでしょうか。
更に、展開色に新色として奄美大島で染色を施した、濃い赤茶色が特色の”泥染”がリリース。
2017年に訪れた奄美大島の記憶が鮮明に蘇るとともに、年月が経って改めて見ても
やっぱり素晴らしいなと感じさせる独自の色目に惹かれました。
デザインはMITTANでは馴染みのあるお尻周りからワタリにかけてゆったりと設定。
膝から裾口にかけてきつくテーパードをさせた纏まりのあるシルエットを構築。
股上は深く可動域もしっかりと確保された作りで、ウエストは総ゴム+アジャスターのイージーパンツの
仕様ではあるのですがラフさが際立たない、パンツとしての完成度の高さを感じて頂けるはず。
サイズが４まで増えたことで、レングスの長さにも自由度が増したように思います。
身長178cmでサイズ３を着た際には踝がしっかりと見えていたのが、ギリギリで隠れる長さに。
個人的にはレングスの長さをより意識するので、選択肢の幅が増えたのがとても嬉しい。
展開カラーは化学染料の墨黒、天然染料の泥染。
どちらも甲乙つけ難いのですが、穿いた時の奥行きのある立体感は泥染ならではで他にはない空気感と
高揚感を纏えると思います。
何も変わらないようで、小さな変化と進化を繰り返しているMITTANの洋服。
暑くて長い夏の主軸になるパンツをお探しの方に、一度試して頂ければ嬉しいです。
2023/06/09 | 4:59 PM | MITTAN
来週からスタートするイベントのお知らせです。
6月16日（金）～25日（日）までAnimalitos del Monteのイベントを開催することになりました。
南米アルゼンチンの先住民族によって作製される、未知なる生物や現存する生き物。
ワイヤーとウールの糸を使って、意図的ではない無作為な人形が70体ほどを展示・販売します。
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Animalitos del Monteを主宰する中村さんは、この機会に東北を訪ねてみたいという事で
山口県から遠路はるばる、岩手に遊びに来てくださることになりました。
在廊予定日は16日（金）・17日（土）の2日間を予定しています。
僕自身もゆっくりとお話が出来る機会をいただけてとても嬉しいです。
まだ山口県には行ったことがないので、見知らぬ土地の話を聞くのは単純に面白いですし
美味しいお店や食べ物、お勧めスポットなど、もう既に興味が湧き過ぎているので
聞きたいことリストを用意しよう。。。。
そして南米アルゼンチンという国や、旅のお話もたっぷり聞けたら良いなと思います。
会期を少し長めに設定していますので、中村さんに直接お逢いしたい、お話を聞きたい方は
16日（金）・17日（土）のどちらか二日間にご来店頂くことをお勧めします。
Animalitosの生き物たちは、相当な数をご用意して頂けることになりましたので、
じゅんぐりに良い位置を探しながらお店に並べますので、いつ来ても楽しめるような空間に
きっとなると思います。
このユニークな生き物たちが気になって下さっていた方に、お愉しみいただければ幸いです。
以下イベントに日程となります。
12日（月） 通常営業 10：30 - 17：00
13日（火） 通常営業 10：30 - 17：00
14日（水） 定休日
15日（木） イベント準備の為 臨時休業
16日（金） Animalitos del Monte展 中村さん在廊予定
17日（土） ↓ 中村さん在廊予定
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21日（水） 定休日
↓
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25日（日） Animalitos del Monte展 最終日
2023/06/08 | 5:23 PM | diary
River SLEEPING SHIRTS
color WHITE
price 22000-（TAX IN)
SIZE 4 / 6 / 8
color EGGPLANT
price 22000-（TAX IN)
SIZE 4 / 6 / 8
※本日、店頭にて完売となりました。
color TIE DYE
price 27500-（TAX IN)
SIZE 4 / 6 / 8 SOLD
※サイズ6は6月中旬頃に染め上がりで入荷を致します。
少し遅めの春休み（4日間）もあっという間に過ぎて、今日からまたいつも通りの日常が戻ってきました。
休み中に絶対にやりたいと思っていた自宅の伸び放題になっていた草刈りも最終日に滑り込みで終わり
普段扱うことのない草刈り機の操縦で、今日は全身が筋肉痛。
それにしても連休中は気候があまりに良すぎて、夕方の4時ごろからビールを開けて乾杯したり
アイスクリームとホットコーヒーを交互に飲んだり食べたり、欲の赴くままに過ごしていました。
今日からまたいつも通りの日々を楽しみながらお店を開けたいと思います。
・
湿度が高まるこれからの季節に、丁度良いタイミングでRiverの新作が届きました。
梅雨の時期から夏に自分が着たいと思うトップスに想いを巡らせながら、汗をかいた身体にべったりと生地が
密着しない、さらりとした質感の素材のプルオーバータイプの長袖シャツ。
デザインに用いたのは、名品と位置付けても良い軍物アイテムから引っ張りつつ、生地のムードを最大限に
引き出す為に全体に落ち感がしっかりと出るようにバランスを調整。
釦の開き方（トップ釦を１つ開けた時に素敵に見えるように）夏らしいイメージを思い浮かべながら作製。
サンプルから順調に進み、ソリッドカラー2色、TIE DYE染めを施したカラーの3色で3サイズ展開。
湿度高めのじっとりとした雨の日が似合う、前向きな柄でとリクエストしたTYE DYE染め。
柔らかなタッチの絞り染めがランダムに入ることで、憂鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれる
カラッと爽やかな仕上がりになりました。
前開きの涼しい素材のシャツは自店で展開をしているMITTANやSUNSHINE+CLOUDのモノで十分に満足。
これからも少しずつ買い足したりしながら、暑い夏を乗り越えようと思っているのですが
もう少しラフにTシャツのようにがばっと着れる、それでいて涼しい布帛素材の何か。。。と考えた際に、
自分が思い描くものに出逢えずにいました。探してもなかなかイメージするものが無いのであれば思い切って
作製する方にシフトしようと考え、カタチにしたのがヘンリーネックがアイコンになるSLEEPING SHIRTS。
素材は汗が生地に極力べた付かずに、さらりとした質感をキープ出来るもの。
更に言えばデリケートな素材感になるとお洗濯方法と耐久性がどうしても気になるので
メリットとデメリットを両天秤にかけながら、心地良く納まりそうな素材を選びました。
選んだ生地はRAYON55％・COTTON45％を組み合わせた張りのある強さとトロミの２つの要素を持つ素材。
レーヨン自体は天然素材が原料で、もともとはシルクの代替え品として作られた過程の通り肌当たりも抜群。
通気性と吸湿性に優れている点も夏に着る素材としてはうってつけ。
半分くらいの割合のコットンをブレンドすることで、強度という側面をカバー。
ミリタリーモチーフのデザインを、綺麗目な素材感、縫製も通常よりも運針の細かいドレスシャツを縫う
ミシンで縫製することでクリーンな印象を持たせる仕上がりになりました。
朝起きて、湿度が高くて洋服選びが面倒だなと感じる日に、ばっと着れるプルオーバータイプのメリットを
最大限に感じて頂ければ嬉しいです。
特にこれからの梅雨時期、雨の日は外に出掛けるだけでも憂鬱になるので、水色のタイダイ染めが気持ちを
上げてくれる効果を発揮してくれるはずです。
インナーはやはりタンクトップとの組み合わせが好相性。
白は透けるか透けないかギリギリの厚みを選びましたので、着用は気にせずに挑戦して頂けるのではないかと。
僕は肌が相当にデリケートなので、太陽の陽射し対策として着るという方にもお勧めしたい１枚。
白は写真の通りをイメージして頂けると良いですし、EGGPLANTはその名の通りナス紺。
表面に光沢があるので、とても品良く着れそうな気がします。
ナス紺には黒のラフなパンツ合わせを、この夏は挑戦をしてみたいなと勝手に思っています。
早速今日から着用をスタートしましたが、暑くなれば腕をくるっと捲って、肌寒ければ長袖として
何だか即戦力ルーキーとして間違いない働きをしてくれそうです。
2023/06/08 | 5:14 PM | River
