6月26日

STYLE CRAFT   SLIP ON

color       BLACK(OIL SUEDE)

price       52800-

SIZE       22    /    22H    /    23    /    23H    /    24

今日も早起きをして今シーズン初の練習試合。
部員の方はとても楽しみにされていたようで、河川敷にあるグランドに前のめり気味に集合。
試合の方は接戦になりましたが、日頃の練習の成果を発揮して無事に勝利することが出来ました。
空気の澄んだ土のグランドで大人達が無邪気に笑い、悔しがり(笑)走り回っている姿は、それだけで良くて
早起きした分、身体への負担もありますがさっぱりとした気持ちで今日一日を過ごせるのではないかと思います。
私はこのBLOGを書き終えた後に試合のデーター分析をしなければならないので、それはそれでとても忙しいです(笑)

STYLE CRAFTからじわじわと人気が高まっているシューズをご紹介。
前回はBROWNでオーダーをしましたSLIP ON タイプのシューズですが、今回はよりぴりっとしたムードのある
BLACKでセレクトをしました。甲の高さが低く設定されたオリジナルのラストから生まれる独自のシルエットと
毛足を極端に短くしたスウェード素材。履き込んでいくうちに表革に見間違える位に艶がまして素晴らしい
経年変化を遂げていく1足。今まで散々雑誌やら情報に踊らされて・・・ではないですが、色々なメーカーの
革靴を履いてきて思う、僕個人自身の感覚としては、現状のライフスタイルに無理なく合わせられて、
スニーカーではない別の選択肢が欲しいな。という時に重宝する革靴だと思っています。
革の種類を選択出来るのですが”OIL SUEDE”にする事で、見た目の表情に柔らかさが生まれて、
服装にも気取り過ぎずに溶け込んでいくのが気に入っている理由です。

今回選んだサイズはどちらかと言えば女性の方を中心にしたサイズ感。
22cmからハーフ刻みで24cmまで。僕自身もようやくマイサイズを手にする事が出来たのですが
ざっくりとした感覚でハーフサイズ大き目に作られているような気がします。
例えば表記22cmの靴であれば、普段22Hぐらいの方に合うのではないかと。
靴紐の無いスリップオンタイプシューズなので、フィッティングはとても重要。
足を入れた感じで、足全体がぎゅっと包まれている感覚から履き始めて革が少しずつ伸びた辺りがベスト。
ソックス選びも大切で、ボリュームのあるものよりも普通から薄手位で合わせて頂く方が後々の事を考えると
良い気がします。ソールは機能性を重視してクレープソールを組み合わせる事で、クッション性が高くなり
長時間歩いた際に効果を発揮してくれると思います。
コバを黒く塗ることによって、靴全体として統一感のある仕上がりに。

足の甲全体を包み込むようなフォルムで、今時期であればアンライニングの仕様を活かした素足での
フィッティングもお勧め。爪先まですぅっと綺麗に伸びるシルエットと綺麗目に振り過ぎない革靴は
カジュアルな服装を一段階上げてくれる要素にもなったりします。
rasikuでお取り扱いのある質実剛健のイメージがある”trippen”やアメリカらしいクラフト感のある
“AURORA SHOES”とは、また違った雰囲気と履き心地ですし、STYLE CRAFTのシューズはコバがないので
服装に合わせた際のすっきりとしたイメージに仕上がり、どちらかと言えばある程度革靴をお持ちの方に
とてもお勧めの1足です。気合を入れ過ぎずにさらりと履ける革靴はとても重宝しますし使い勝手も◎です。

今までの生活と比べると外へお洒落をして出掛けるのは確実に少なくなっていますが、それでもやっぱり靴の存在は
大切ではないかと改めて思う訳です。例えばどんなに服装が格好良くても靴の選び方で、より一層引き立てる役割を
果たしてくれることもありますし、その逆も然り。スニーカー、革靴どちらにせよある程度の種類があることが理想的。
長時間歩いても疲れにくいなどの機能性に長けている靴もあるでしょうし、服装を包み込んでくれる様な懐の深さが
際立つものも中にはあると思います。1つのブランドやシューズに固執し過ぎずにフラットな目線で選んで頂くことが
結局の所、洋服を楽しむことに繋がりますし服装も靴も含めて味わい深くなってくるのだと思います。
足元を新調すると無条件でウキウキとした気持ちになりますし、いつもとは違う道や入ったことのないお店に
行ってみたいと思う、ちょっとしたきっかけにもなるかもしれませんので気持ちを変える意味でもお勧めです。

5月7日

STYLE CRAFT   WB-01

color       GOAT NUBUCK COCOA

price       107800-(TAX IN)

SIZE        36×33×15 SOLD

今日も昨日に引き続き爽やかな良い風が感じられる1日になりそうですね。
寒さに強張らず、それでいて暑すぎず言うこと無しの完璧な気候の日って年間でどれくらいあるのでしょうか。
まだ朝はほんの少しひんやりとしますが、それでも昨日と今日との2日間は完璧確定ですね。
室内では微妙に肌寒くてコットンニットのカーディガンを羽織っていますが、これはこれで何だか気持ち良くて
こんなにも外が気持ちいいと仕事に向き合うやる気が奪われてしまいそうですが、叶うなら昨日今日の様な日が
一日でも多くあって欲しいものです。

STYLE CRATから昨シーズンにリリースされたハンドルとショルダーが付いた2WAYタイプのバッグ。
見た目からも伝わる雰囲気抜群の革の質感と合理的で秀逸なデザイン性が際立つモデル。
カジュアルな装いに合わせて普段使いとして持つのも素敵ですし、僕がイメージするのは私服でお仕事される方が
ビジネス用のバッグとして持つのにも、しっくりと合いそうな佇まいと容量を持ち合わせています。
素材はブランドの中では最も安定感のあるGOAT(山羊革)の表面を薄く削ったNUBUCKを採用。
通常の表革と比較すると、ややぬめりのある感触が癖になりこれからどんどんと艶が増してくるのが特徴的です。
最近はお客様に購入して頂いたものをメンテナンスでお預かりし、軽くオイルを足したり汚れを落とす機会が
あったのですが数年間デイリーに使っている状態のバッグを見ると、どれも驚く位の変貌を遂げていて
格好良さも数段上がります。
きっとWB-01も革がこなれてきた頃には、きっと全然違う表情を見せてくれると思いますので革と過ごす時間も
一緒に楽しんで頂きたいですね。

WB-01の特徴的なディテールとして、メインポケット・サブポケットへのアクセスがとどちらも共に
ZIP付きポケットという点。どちらもという部分とさらには上からではなく両サイドからのアクセスというのも
STYLE CRAFTではあまり見かける事のなかった作りでとても面白い。
更に内側にもZIP付きポケットが存在しますので、全部でメイン・サブ・小物類と3カ所の仕分けが出来ます。
見た目以上に容量や使い勝手の面でも満足して頂ける作りとなっているのではないでしょうか。
内側にはお馴染みのネパールのワイルドヘンプの生地を組み合わせています。
レザーバッグの印象として重さが気にかかる点なのですが、STYLE CRAFTのバッグ全般に言える事なのですが
大きさの割に軽さが際立って、持ち歩く際にストレスになり難いのも大切な要素だったりします。

メインポケットは底のマチ部分と一体化していますので、嵩張る物などを収納したりするのにお勧め。
反対側にあるサブポケットはフラットなファイルやノートなどが気持ち良く納まると思います。
完全にセパレートしているのがポイントで、其々に異なる物を入れて持ち運ぶのに適したデザインでもあり
ビジネスでお考えの方には、使い勝手の面も含めてイメージが沸き易いのではないでしょうか。

持ち方としてはメインはショルダーを片方の肩にかけてというのが妥当ではないでしょうか。
まだ持ち手が馴染んでいませんので、写真では浮いてしまったような見え方になっていますが
レザーならではの落ち感というのか肌馴染みというのでしょうか。徐々に身体のラインに沿うように変化してきます。

STYLE CRAFTのバッグに共通する部分として、斜め掛けの長さはギリギリに設定をされている事が殆どです。
背負った際のフィット感と無駄のないデザイン的な側面を大切にしていて、真冬のアウターで厚地のものとなると
厳しいかもしれませんが、薄手のコート位まででしたら斜め掛けも可能です。
最初は感覚として違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕自身も徐々に短いショルダーに慣れて
今では完全に虜になってしまっています。革は使う程に柔らかさも出てきますので、タイミングで持ち方を
変えるのも良いかもしれません。機能性とデザインとがどちらも顔を出すギリギリ手前に落し所を見つけ、
1つのモノとして美しくただそこに在る。それ以上のことは使った人だけが分かるという様な物作りであったり
真っ当な姿勢も、自分達も含め人を魅了し続けている理由に繋がっていると思います。

color       GOAT NUBUCK BLACK

price       107800-(TAX IN) SOLD

同素材でもう1色はBLACKをセレクトしました。
表革と比べるとより黒の色目が深く、そして黒でありながらとても柔らかな印象を持ちます。
素材に関しては最後まで悩みましたが、あえてNUBUCKにする事で日常の服装と組み合わせた際により柔軟に
持ち歩けるのではないかと想像をしています。
性別に関係なく大きさも丁度良く感じて頂けると思いますし、デザイン的にも程よい緊張感があって馴染み易いのでは。

レザーバッグは持った時の高揚感であったり、日常を非日常に変えてくれる位のパワーを持ち合わせています。
ビジネスにおいても、そう多くはないと思いますが使うバッグを変えるだけでもしかるすと違った気の巡りが
生まれたり、何気ない話のきっかけなどにもなり得ますし、そんな事で何かしらの良いご縁が生まれたとしたら
それはとても最高なのではないかと勝手に妄想しています・・・(笑)
ブランドネームやロゴでそれと分かる事や物も大切ですが、純粋につくられた物が持っている雰囲気や纏うオーラ、
一元的な情報ではなく、数値化出来ない感覚に響く何かで、良い!と思って頂けたら嬉しいです。
今シーズンのSTYLE CRAFTのバッグはWB-01のみのセレクトですので、じっくり吟味をして頂きたいと思います。

4月17日

STYLE CRAFT   DR-01

color       GOAT NUBACK COCOA

price       63800(TAX IN)

SIZE       28×39×16

時折強く降る雨の音や、向かいのマンションの解体工事の激しい音が、入り混じって聞こえてくる土曜日。
店内に流す音楽も良い具合にミックスさせながら、頭の中を整理したりゆっくりと過ごそうと思います。
ずっと良い気候で良い調子というのも憧れますが、そんな事は中々ある訳じゃ無く、こうしたどんより曇り空や
雨降りの日があるからこそ、心地良い日がより一層気持ち良く感じられるのだと思うと、どんな日も自分なりに
なんとなく楽しく過ごせたら最高ですね。静かですが、今日も穏やかな好い一日です。

STYLE CRAFTから新作となるリュックタイプのバッグが届きました。
このバッグはサンプルを見た時に一目惚れしたアイテムで、何種類からも選べる革の素材や色を悩みましたが
GOAT(山羊)の表革を薄く削った”NUBACK”を、使い勝手の良さを優先し経年変化が色濃く出る”COCOA”と
色の深みが増していく”BLACK”の二色で選びました。
デザインはブランドが得意とする巾着をより立体的な構造に落とし込んだ様な雰囲気で、麻紐を一度背中でクロスさせて
背負うとより安定感が増すような仕組み。容量はデイパックを少し小さくした位と言えば伝わり易いでしょうか。
沢山の荷物を入れて使うというよりも、必要最低限の荷物を入れてぎゅっと蓋を縛ってというような仕草であったり
スタイルを重視する方にお勧めのバッグ。レザーのリュックという点で必然的にハードルは高くなるのは確かで、
背負った時のイメージが浮かぶか、ライフスタイルに合うかどうかが、はっきりと分かれると思っています。
それでも選ばずにはいられないのは、何とも言えない革の質感や身体に沿う感覚。持った時の高揚感は何にも
代え難いものがあるのではないでしょうか。

新型”DR-01″は背負う際の紐の種類を麻ロープとオールレザーとで選べたのですが麻ロープにする事で
レザーの重厚感に程よく軽さが出せると思い、春夏の着こなしにも違和感なく溶け込んでくれるはずです。
これから気温がどんどん上がってシャツ1枚やカットソーの着こなしが中心になりますので、軽い服装に
ブランドオリジナルの麻ロープが心地良くマッチしてくれると思います。
着用写真でイメージしていた薄手の白いシャツと組み合わせみましたが、自分が想像していたよりも良い感じに
馴染んでいる気がして、使って革の質感がくたっとなればより格好良さが増すのは間違いありません。
大きさに関しても男性が背負っても小さいという事は全くなく素敵ですし、女性であれば丁度良く感じて頂けるのでは
ないでしょうか。ご夫婦で兼用して持つというのもSTYLE CRAFTのバッグであれば大いにお勧めです。

メインポケットへのアクセスは巾着上になった部分を緩めて荷物を出し入れするのですが、A4サイズのノートを
入れてみましたが全くストレスなく、勿論折れたりすることなく収納が出来ました。
革が馴染むまでは巾着部分に少しだけ隙間が出来ていますが、使っていくうちにしっかりと蓋の部分がより密着して
閉じてくると思います。雨の日予報の時は流石に控えた方が良いと思いますが、あまりに汚れやシミなどが気になって
出番が少なくなるよりも、気負わずに使って頂く方が革の風合いもどんどん増して格好良くなってくると思います。
先日もお客様からメンテナンスでお預かりしたバッグがあったのですが、クタクタになって新品と比較した際の
纏っているオーラと言うのか、シワの入り方や革自体の深みが全く違っていて、それはそれで素敵だと感じました。

素材をNUBACKにする事で、見た目がよりカジュアルダウンして普段着るような服装とバランスが取り易く感じて
頂けるのではないかと。僕自身にも言える事ですが男性が違和感なく革素材のリュックを持てるというのは
選択肢がそう多くはなく、特にデザインという側面でありきたりなリュックのカタチではなく・・・
コロンとした独自のフォルムを保ちながら、きりっとした表情で個性を引き立ててくれるようなバランスは
滅多に出逢わないと思っています。

背負う位置は、下部でロープを結んで調整する事で高さを変える事は可能。
写真は何もしていない状態で、背負った感じとしてはやや下目でバランス的には悪くないかと。
この辺りは身長であったり体型などによって、自分の思い描いている位置に微調整をして頂ければと思います。

color       GOAT NUBACK BLACK

price       63800(TAX IN)

SIZE       28×39×16

色違いの”BLACK”は、こちらも同様にNUBACK素材を使用しているので表面に光沢がないのが特徴。
ですがSTYLE CRAFTの革はオイルをたっぷりと含ませていますので、使っているうちに自然と綺麗な艶が出てきて
表情が大きく変化をしてきます。どちらの色目も其々に甲乙つけがたい良さがあります。

前述でもお話した通りでロープを麻紐にしていますので、どちらかと言えば重たい素材のコートや羽織物よりも
軽い素材感に合わせて頂く方がバランスが取り易く、背中でクロスする際の背負い易さもあると思います。
機能性や使い勝手の良さを追求したものは数多くありますが、1つ1つの仕草やいちいちの部分を大切にしながら
デザインとの絶妙な落し所を考えているものは、時間の経過と共に慣れた手つきや革の表情、使う方の生活に自然と
混じんだ姿はきっと素敵に映るのではないかと想像しています。
贅沢なアイテムではありますが、心にぐっと突き刺さるのは間違いないと思いますので、STYLE CRAFTの一貫している
妥協のない物作りに触れて頂ければ嬉しいです。

3月23日

STYLE CRAFT  FBD-01

color     BLACK(GOAT)

price     74800-(TAX IN)

SIZE     36×31×7 SOLD

今朝も中津川の遊歩道を歩いていると、前から歩いて来たおじいさんがすれ違いざまに「通れないよ~」と一言。
先を見ると雪代と雨で水位が上がった川で道が無くなってしまっていました。迂回していつもとは違った角度から
景色を見るのは新鮮で、この川沿いに安全な遊び場があったらいいのになぁ・・・。と妄想をしたり。。
陽にあたると暖かく、日陰に入ると一気に寒さを感じる一進一退の気候が続いていますが、3月も終盤に差し掛かり
別れの季節から、入学式などの新たな出逢いのシーズンが近づいてきています。

STYLE CRAFTから良いタイミングで届いた、開け口にフレームが付ききりっとした表情を見せるFBシリーズ。
革の持つ柔らかな曲線と、硬いフレームが入る事で生まれる適度な緊張感がバランスを保ってくれます。
rasikuでも数シーズン前から展開をし続けているモデルですが、特に入学式シーズンに綺麗な服装に合わせるバッグで
悩まれている方も多くいました。その場限りで終わることなくカジュアルな服装の際にも日常使いとしても違和感なく
持てるというのが、このモデルに限らずFBシリーズのストロングポイントだと思っています。

バッグの開け閉めはがま口の形状で、フレームの中心部のマグネットでぱかっと力を入れず楽に開閉します。
STYLE CRAFTならではの特徴でもある、外側にポケットやパーツなどを取り付けないシンプルな構造。
無駄な凹凸が無くきりっとした佇まいは、形状と素材とが無理なく組み合わさる事で唯一無二の存在感を放ち、
手に持った時の高揚感に浮足立ちながらも、日々の生活にもマッチするという懐の深さに魅了されてしまいます。
レザーバッグは特別なアイテムでもあると思うのですが、それがあまりにオーラがあり過ぎたりブランドの癖が強いと
現実味が無くなってしまい宝の持ち腐れの様な状態にもなり得えますし、折角であれば触れていて気持ちの良いものを
という目線も重要だと感じています。お客様から其々のライフスタイルに合わせてオン・オフどちらのシーンでも
使ってくださっている話を伺うと、実際に使う事で得られる触り心地だったり満足感、よし!と気持ちを上げてくれる
存在として価格以上のものを感じていただけているのであれば、何より嬉しい事だと感じます。

素材はGOAT SKIN(山羊革)を使用し、表面にきめ細かなシボと張りのある質感が特徴。
薄手ですがしっかりとした強さがあり、バッグ自体の軽さも長時間持ち歩いたり日常使いを考えた際には重要な要素。
店頭で接客をしていてもSTYLE CRAFTのバッグを初めて触れる方は、その軽さに驚かれる光景を良く目にします。
ライニングは、共通のネパールで作製されるワイルドヘンプの生地で作製された生地とのコンビネーションで
丈夫な生地の為、余程の事でない限り破れたりすることはありません。
革の種類に関しては他にも幾つか選択肢があるのですが、価格と質とのバランスから見ても山羊革は十分に納得して
頂けると思いますし、癖がなく扱いも神経質にならずに持てるのも良さだと思っています。

せっかくレザーのバッグを持つのであれば、自分の気持ちが高鳴る物や心から好いなと思えるをひとつ、
手にして置けば、いざ突然にハレの日が近づいてきた時にも焦ったり悩まずに済むのではないでしょうか。
フォーマルの場としては、華やかなものやアクセサリー要素のあるバッグが定番でマナーともされていますが、
ドレスや小物で華やかさは出せますし、意外と式典だと荷物が多く結局サブバッグなどが必要というお話も。
大切な場で使うものは悩むのは当然ですが、先ずは気に入ったものを。という初心も大事にして、よい鞄と
出逢っていただけたらなと思います。
FBD-01は久しぶりの入荷でしたので、気になっていらした方にぜひ。

2月28日

STYLE CRAFT   PLAIN SHOES

color       BLACK(OIL SUEDE)

price       41800(TAX IN)

SIZE       23    /    24    /    25    /    26    /    27 SOLD  

今日で2月も終わり、明日からは3月ですね。
お店の裏手側の日陰部分の雪も大分解けて、スニーカーでも不自由ない位の路面状況になりました。
そうなってくると足元の選択肢がぐんと広がり、靴好きな自分としては嬉しい限り。
靴を変えるだけで着こなしのイメージが全くの別物になりますし、服装全体の中で考えた際にも
実は服以上に季節感や気分や状態を表す、重要な役目を担っているというのは言うまでもありません。

STYLE CRAFTから初めてセレクトした外羽根のついた、シンプルな井出達ながらも雰囲気抜群のプレーンシューズ。
アッパーには牛革のスウェードを用いているのですが毛足を最大限削り、ヌバッグのような質感に。
履いているうちにオイルをたっぷりと含ませている革が段々と変化し、表革のように美しい艶と甲にシワが入り
全くの別物にも見えてくるのが、この靴の大きな特徴。同じ素材の違うデザインを夫婦で履いていますが
購入した頃とはあまりにも違いすぎて、お客様に驚かれる事が多々あります。
それ位に新品の状態とは異なる経年変化を遂げるので、そういった部分も楽しんで頂きたいです。
今回選んだ”PLAIN SHOES”はアイレットでしっかりと足と靴をホールド出来ますし、ソールもクッション性の高い
クレープソールを選びましたので長時間歩いたり際にも重宝する1足になるのではないでしょうか。

内側はアンライニングの1枚革の仕様で、ラストの特徴としては甲は低く設定をされていて横幅も標準的な設定。
見た目以上に革の伸びがありますので、フィッティングは横幅が当たる位に窮屈さがあっても問題ありません。
表記のサイズよりもハーフサイズ大きい位の足の方に気持ち良く履いて頂けると思っています。
今日1足タイムリーに出てしまいましたので、残りのサイズが24と27の2サイズ。シンデレラの方・・・
普段24H・27Hの靴を履かれている方に丁度良いかと思っています。
スウェード素材なので、しっかりと防水スプレーでメンテナンスして頂ければ雨の日などにも良いですし
(個人の見解ですが・・・)僕は割とそんな風にも履いたりしています。
知名度の高い所謂の革靴の作りや履き心地とは全く違いますし、色々と革靴を購入してきた中で、気張り過ぎずに
今現在の日常生活にマッチするのはSTYLE CRAFTが作る革靴の落し所が絶妙で、無くてはならない存在になっています。

爪先の甲の部分にシワが入り始める頃には、服装にもより馴染んでくると思います。
新品の状態ですとイメージが少し湧きにくいかもしれませんが、服装全体に柔らかさ(革の柔らかさではなく)
服装であったり考え方に柔軟性が出る靴だと僕自身は感じています。自由度が増す気がしていて、スニーカーでもなく
本格的な革靴ではないなぁ・・・という時に心地良くフィットする、STYLE CRAFTにしか出せないオリジナリティを
感じて頂けると思いますし、特に革靴を沢山履いてきた方にトライして頂きたいですね。

北国に住んでいると冬の終わりを感じられる事の1つに、道路のアスファルトが綺麗に見えるというのがあって
外へ出掛けようと思った時に選ぶ靴にもストレスが無くなるのは、それだけで嬉しくなってしまいます。
服装がある程度纏まっていたとしても、足元の選び方で台無しになってしまうことが多々あるので
靴は後回しになりがちですが、選択肢はそれなりに持っているのが・・・やはり理想です。
この靴の持つ、革の変化や着こなしにおいての広がりを是非体感して頂きたいと思っています。

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