9月15日


homspun   ベスト

color     ネイビー

price     27000+TAX

SIZE     F SOLD


一雨一雨降る毎に朝の気温がぐっと低くなり、あれっ・・そろそろストーブ出さないといけないかなと
急に思い始めてみたり。暑さで頭がぼぉーっとして何もしたくない・・・出来ない・・・という時よりは
これぐらい涼しい方が身体も心も調子よく、静かな雨の音の中でようやく本も落ち着いて読めるように
なってきました。そんな小さなひとつひとつの事がとても嬉しい。

homspunから毎シーズン楽しみにしているアイテムの1つ、ベストが届きました。
今シーズンはぎっしりと目の詰まった二重織のウールメルトンを使用。前開きのタイプでフロントに釦が付かない
カーディガンの様な着方で、生地の厚みと保温性を考慮するとアウターベストの様な役割を果たしてくれる存在。
室内着として少し肌寒さを感じる日などにはシャツやカットソーの上から羽織っておくのも良いでしょうし
袖の無いベストだからこそ運動量を確保出来、着こなしのアクセントになるのもポイントです。
バックスタイルに”らしい”形が隠されていて、機能性なども勿論の事ですが、自分達では到底想像もつかない
デザインをユーモラスに表現するのが流石だと思う部分で、日常着にプラスαを添えて提案し続けているからこそ、
長年に渡って楽しんで着続けてくださる方が多くいるのではないかと感じています。


フロントは切り込みを入れた様なポケットが完備されていて、背中には大胆にクロス。
インナーの色がちらりと覗くのもポイントで、homspunらしいユーモアとあっと驚かされるギミックが
日常生活において着るだけで気持ちが上がり、イマジネーションを膨らませてくれる役割も果たしてくれそう。
洋服に袖を通す事で”彩”が増して、メリハリが出てくる、外へ出掛けるモチベーションに繋がったりと
機能と作用の2つの要素がミックスされて落とし込まれたベストに感じてしまいます。


着丈は長めにお尻が隠れる位の長さに設定。しっかり丈があるからこそ身長も問わず着ていただけます。
ワンピースなどの丈感のある洋服に合わせても良いでしょうし、着合わせのバリエーションは十人十色。
固定概念を振り払って、刺激のある洋服に袖を通すのも洋服の面白味でもあり醍醐味にも感じます。
人に寄り添うという訳でもなく、一定の距離感を保ちながら、自分達が着たいと思う物だけを形にするという
スタンスはブレず変わらずに続けているからこその、さっぱりとした清々しさを感じられる服です。
ここ数シーズンは、柔らかな優しいウール素材に惹かれがちで、ベストもニットベスト率が高くなっていたので
ぎゅっと目の詰まったメルトン素材の迫力は、やっぱり素敵だなと改めて思ってしまいました。

color     ライトグレー

price     27000+TAX

SIZE     F SOLD


色目はどちらも同じくらいに鉄板色ですが、ネイビーとライトグレーの2色をご用意致しました。
着用写真の様なライトアウターの様なジャケットの上から、アウターベストの様に合せても好相性。
着こなしに深みが出てきますし、見方によっては怪しさもプラス!?されるのも個人的には好みな点。
着る時期などもインナーを薄手にしてベストをメインで着るのも良いでしょうし、温度調整が難しい時期だからこそ
ベストの役割と着こなしのバリエーションはより一層広がります。


固い生地に包み込まれて守られている感じも、メルトン素材ならでは。
ここ最近は温暖化の影響からかメルトンの厚地を使用するメーカーがめっきり減っていく中で、意思を貫き通して
しっかりとした生地感のアイテムをリリースして下さるのは単純に嬉しくセレクトしてしまいます。
北東北に暮らしているからこそリアルに必要に感じますし、景色にも自然と似合ってしまいますね。
何より格好良さが出せるのはこの質感だからこそだと思います。
ベストはベストでも一味違ったメルトン素材のベスト。ベスト好きな方には堪らないと思いますので
デザインのユニークさとウールのタフな質感を感じて頂きたいです。

9月14日


ASEEDONCLOUD  HW COLLARLESS SHIRTS

color     BLUE ST

price     19000+TAX

SIZE     XS    /    S    /    M    /    L SOLD


やっぱり極端だなぁと思う気温の変化に、どうにかして体調を崩さぬようにという気持ち半分
自然と欲しているのもあって、飲み物や食べ物も温かいものがとても美味しくほっとする、ここ数日。
洋服も、暑さを気にせずに着たいものを手に取れるのは嬉しいですね。
今朝も肌寒さを感じたりと、ちょっと秋とばし過ぎじゃない?と思ったりもしますが、
入荷もラッシュなのでちょっとずつ秋から冬を思わせる店内へと衣替え中です。
せっかく服が楽しい季節ですから、この秋冬はどんな色・柄・素材が着たいか想像を膨らませながら、
足をお運びいただければなぁと思います。

ASEEDONCLOUDより、前回のBLOGで反応があった”HW”(HANDWEKER)の白パンツ。
真っ白ではなく生成だということもあってか、あとはシルエットの良さも相まってとは思うのですが
白いボトムはそこまで抵抗なくむしろお探しの方や、買い替えたいという方などご覧頂き嬉しかったです。
この秋冬は白スウェット、カットソー、シャツも充実していますので、そちらもぜひ~。
そんなHWシリーズ、今季の生地がとても良くて、定番のCOLLARLESS SHIRTSとWIDE TROUSERSの二型を
まとめてご紹介いたします。


見た目はとてもシンプルだけれども、ちゃんと光る個性があって、そして落し所が絶妙に巧い。
様々なシャツが並びますが、COLLARLESS SHIRTSの魅力はそこに尽きます。
HWというCOLLECTIONとは別のワークウェアラインがスタートした時から、良いシャツだなぁと思い
これまでも何度もセレクトしていますが、同じ型のシャツでも生地が変わる事で、また新たな魅力を纏い
今シーズンはスーピマコットンを用いたブルーをメインに白く細い線が入るストライプ生地をセレクト。
ドレスシャツにしても使えるのでは・・・と思える位に綺麗な生地で、カジュアルなシャツではありますが
ジャケットやニットカーディガンなどに合わせる着るのもイメージが出来ます。


最近は自分の感覚とライフスタイルが変化し過ぎてしまい、綺麗目であったりドレスシャツなどめっきり
展開をしなくなってしまいましたが、シルエットや生地の雰囲気などを見ると久しぶりにこの手のシャツも
着てみたいなと改めて思わさせてくれます。プレスをして緊張感を持たせて着るのも良いでしょうし
洗いざらしでしわが残る位のイメージでも、どちらにも適応してくれる汎用性の高さもポイントです。


シャツらしいシャツと言えば良いのでしょうか。きりっとした表情を持ちつつも、カジュアルな服装にも
違和感なく溶け込むバランスと、デザイナー自身がマーガレットハウエルのシャツを好んで着続けている
という背景もこのシャツには含まされているのではないかと思っています。
クラシックなディティールを合わせながらも、偏り過ぎずに現代の空気を纏った1枚に仕立て上げていて
コレクションラインがあるからこそ、シンプルなデザインが引き立てられるとも感じています。
デザインは定番ですが、シーズンの生地ですので気になった方は是非袖を通してみてください。

ASEEDONCLOUD  HW WIDE TROUSERS

color     GRAY

price     24000+TAX

SIZE     XS    /    S    /    M    /    L  SOLD


中畝のコーディロイを用いたワイドトラウザー。
備前一号の生地とは全く異なるタッチで、生地が変わるとこうも変わるんだと驚き感心させられたパンツ。
シルエットが太い分、落ち感があって綺麗にドレープするような感覚があります。
どちらかと言えばパンツはヘビーに穿いてもへこたれない硬い生地を好んで選んできたのですが、
展示会で試着をした際に、この何とも言えない柔らかな丸みに真っ先にオーダーを決めたパンツで
質の良いシェットランドセーターなんか合わせたら、着合わせとしては抜群だろうと想像をしていました。


色々な種類の太いパンツがありますが、rasikuに並ぶパンツの中でも太さはトップと言っても良い位。
ですがフロントにタックを入れて立体的に、バックシルエットは平坦にフラットな作りで、
不思議と納まりが良く、大胆さと繊細さの2つの要素が交差するパンツだと思っています。
なので、太いパンツが元々好きで穿いているという方も、反対に今までは細身ばかりだったけど
ワイドも試してみたいという方にもお勧めできますし、特に今回のコーデュロイは太さが絶妙な塩梅で
性別問わずに、とても穿き易くて、装いにも取り入れ易いシルエットになっています。
「ワイド」「コーデュロイ」のキーワードにピンときた方、この機会にワードローブに加えてみては
如何でしょうか。


タックインしてみると、よりウエスト周りからヒップラインがすっきりとしているのが分かります。
削るところは削ってあとは思い切りよく大胆に。このギャップがあることで無骨なパンツともまた一味違う
エレガントな一面を持ったワークパンツに仕上がっているのだと思います。
性別や年齢など固定概念を持たずに、自分なりの解釈と落し所を見つけて穿いて頂きたいHW WIDE TROUSERS。
今までに無かった新しい感覚を手にして頂けるのではないでしょうか。

9月13日


STYLE CRAFT WARDROBE   SHIRTS♯4

color     BLUE.IND

price     24000+TAX

SIZE         /    Ⅱ    /     SOLD


昨日からようやく秋らしさを感じる事が出来、服装に関しても長袖が違和感なく溶け込むようになったのが
洋服を生業にする者としてはとても嬉しい。半袖を着たままの服装でコートやニットを着ても正直イメージが
湧きにくいでしょうし、それは僕自身にも同じ事が言えたりします・・・

STYLE CRAFT WARDROBEから毎シーズン欠かさずに提案をしているシャツですが、今シーズンはインディゴの
フランネルに載せかえてオーダーをしています。rasikuでは定着してきた感のあるバンドカラータイプのSHIRTS♯4。
胸ポケットが付かないミニマムなデザインで、リラックスしたムードの中にきちんと感がプラスされています。
昨シーズンあたりから気になっている素材の1つコットンフランネル。温かみのある素材感でウール程に気を使わずに
きちんと保温性を保てるので、冬場にセーターを着たくないなと思う日にインナーとしてとても重宝しました。
インディゴの先染め生地というだけで雰囲気が抜群ですし、即戦力として間違いない1枚。
店内を見渡してもインディゴ系の製品が段々と増えている気がしているのですが、自分自身としては無意識で
オーダーをしてしまっていて、各メーカーから届いてお店に並べるとブルーの比率が多くてびっくりします・・・(笑)
それ位魅惑があって好きな色でもあり、経年変化を楽しみながら着れるのもインディゴのプラスαの部分で
SHIRTS♯4のブルーインディゴもじっくりと時間をかけながらお付き合い出来るシャツになって頂けるのではと。


シルエットは全体的にゆったりと設定し身体を締め付けるような部分は一切ありません。
裾のテールの振れが大きく出て動きのあるシャツで、何かを重ねたりするよりも潔く1枚でさらりと着る方が
バランスを崩し過ぎずにイメージに合うと思います。
カジュアルな生地感ですので、パンツは特に意識をせずに普段合わせているようなもので良いと思いますし
シャツのデザインも完成度が高く、且つインディゴの生地で雰囲気抜群ですので、下手にあれこれせずにすっきりと
着る方がシャツの特性をより活かしてくれると思っています。


同じデザインで生地違いを幾つか持っていますが、それでも毎シーズン買い足したくなってしまうのは
着易さは勿論ですがデザインと機能性、一見すると普通そうに見えて袖を通した時の感覚が全く印象と異なる点が
rasikuでもリピートする方が圧倒的に多い理由になっていると思います。
今シーズン選んだインディゴのフランネルも、新鮮に感じて頂けるとリピートの方も新しく手にしてみたい方にも
どちらにもとてもお勧めです。

STYLE CRAFT WARDROBE   SHIRTS♯5

color     INDIGO

price     25000+TAX

SIZE         /        /     SOLD


もう一型は数年振りにセレクトをしましたSHIRTS♯5
襟型はレギュラーカラーで胸ポケットを付けたデザインで、大ぶりな釦が並びます。
STYLE CRAFT WARDROBEのラインナップの中でレギュラーカラーのシャツは、この他にもSHIRTS♯1というモデルで
展開をされているのですが、それとは全く違う印象。僕のイメージでは無骨なワークシャツをクリーンに
削ぎ落した様な感覚があって、最近の気分としてまた1周して強さを感じるシャツも良いなと思っています。
ストレートに表現しているものは年齢を重ねるにつれて手に取り難くなっているのも事実。
着用した際のトータルでのバランス感や前面にディティールやパーツ、縫製の仕方などが押し出され過ぎないのに
惹かれてしまいます。選んだ素材は同じフランネルを使用していますが、深くて濃紺な色目で男性好みな色合いに
感じて頂けるのではないでしょうか。


SHIRTS♯4と同様にテールの振れが大きく出るデザインで、生地の厚みも相まってシャツジャケットの様な
役割も果たしてくれると思います。シャツとしても羽織物としても、どちらにも適応出来る懐の深さと
濃紺のインディゴならではの真っ直ぐに気持ちを揺さぶってくる感じがとても好みです。
本当はシャツを買うつもりが一切無かった・・・という方が手に取って下さったりと(笑)
実物を見てしまうと引き込まれるオーラがありますね。他のデザインでもオーダーをしたかったのですが
他にも魅力的なアイテムが沢山あったので、ぐっと堪えてシャツ2型に絞ってのご提案になります。
SHIRTS♯5は、STYLE CRAFT WARDROBEのシャツの中では少し違った印象を持って頂けるのはないかと
思いますので、これはこれでとてもお勧め1枚です。


洋服が好きな方にとっては、分かっているけれど止められない魅惑のインディゴシリーズ。
湿度のない秋風の様に爽やかなシャツは、これを着て何処に出掛けたいかを考えてしまいますし
身体を包み込んでくれるような優しいフランネルの着心地は一度着てみると病みつきになるのは間違いありません。
STYLE CRAFT WARDROBEが提案するインディゴフランネルのシャツ。この秋の本命シャツとして如何でしょうか。

9月12日


JUJUDHAU  BIB TUNIC

color     LINEN WOOL H.B

price     27000+TAX

SIZE     F SOLD

風が吹くとこれは秋になったなぁと確信。道の脇に咲く秋桜も、気持ち良さそうにユラユラしています。
太陽は雲の影に隠れたり、時折ギラっと出たりして気分屋な感じですが、先日までの暑さに比べたらなんのその。
さっき雨が一瞬パラパラっと落ちてきましたが、午後はもう少ししっかりと降るのでしょうか。
気温も少し下がりそうですので、この週末お出掛けの際は傘と薄手の羽織があると良さそうですね。

少し前にご紹介いしましたJUJUDHAUの12BUTTON SHIRTSと一緒に届いた、秋物第一便の方からこちらを。
フロントのデザイン、首元部分に前掛けの様にスクエア型の切り替えが入った”BIB TUNIC”
これまでもラインナップに登場する度に欠かさずオーダーしてきたモデルです。
7年前に購入したBIB TUNICが今でも大活躍していて、正直こんなに毎年スタメンで着続けている服は
他に無いのでは?と思うほどですが、それくらい好きなデザインなのでまた展開があって個人的にも嬉しい。
実は今季の春夏もあったのですが、好評につき完売していました。
秋冬ではウール・リネンの生地にのせてまた印象が変わり、これがまた良いのです。
デザインに関しても首元の見え方や着丈、ギャザーの入り方など今までより女性らしい雰囲気に。
インナーを変えながら、今時期から冬、そして春先まで長く着て頂けるお勧めの一着です。


首元はTOP釦一つのみを留める仕様で、釦よりも下のBIBの部分はスリットになっています。
インナーは今はまだタンクトップやキャミソールで快適ですが、次第に長袖のカットソーやタートルなど
季節が進んでいく中で、変化を楽しんでいただけたらと思います。
肩線から身頃まで直線的なパターンは、着るとその人の体型に合わせて生地が身体に沿うような感覚で
小柄な方でも、肩回りががっしりでも、それぞれにゆるりと着られて心地良くいられるのが嬉しい形。


前後で丈の長さを変えて、後ろはお尻まですっかり隠れる丈なので正直ボトムはパンツでもスカートでも
合いますし、またパンツも細くても太くても大丈夫。中途半端丈は合わせ難そうと思う方も多いようですが
身頃やシルエットがすっきりしているので、案外何を組み合わせてもすっとハマるのではと思います。
特にサイドから見た時には、着丈の前後の差がひらりと揺れ動き、丁度良いアクセントにもなってくれますし、
正面から見た時に少し可愛いなと思えるBIBやギャザーの雰囲気を、裾のすっきりとしたカッティングにより
中和するような、どちらにも偏り過ぎないバランスの良さも感じさせます。


生地はそこまで薄く無く、今日の様に風が吹き20℃ちょっとぐらいの涼しい気温ですとインナーを一枚挟んで
上着無しで快適に過ごせそうな感じです。
リネンとウール50:50の風合いは独特で、柔らかさとほんの少し表面にネップの残る粗さがあり
ヘリンボーンの織り柄も妙にワイルドに映るのですが、着ればJUJUDHAUらしい素朴な可愛さが見え隠れ。
ありそうで中々出会わないBIBのデザインと、生地感、色が三位一体となって、ワードローブに残り続けてくれる様な
存在になってくれるのではと思います。
秋服がいよいよ本格的に活躍する季節になってきましたので、あれこれ試しながらお気に入りの1枚を
見つけにいらしてください。

9月11日


FilMelange  DAN

color     CHARCOAL BLACK

price     17000+TAX

SIZE     1    /    3    /    4    /    5   

color     NATURAL

price     17000+TAX

SIZE     1    /    3    /    4    /    5   

今日は幾分ですが暑さも一段落。空が一段と高く感じ秋が近づいているのを実感する事が出来ます。
明日からぐっと気温も低くなり、寒暖差により体調管理が難しい季節に突入する気配。
身体のだるさが抜けないのは冷たい飲み物を飲み過ぎている事に気付き、気温が高くても暖かな飲み物にして
本を読んだりしながら身体と精神のバランスを崩さずに短い秋を過ごしていきたいものです。

FilMelangeから何年振りになるでしょうか・・・お店をオープンした頃だったと思うので久しぶりに展開する
生地表面に凹凸があるサーマルネック。
今シーズンから生地をリニューアルし、糸の番手を太くする事でより迫力を加えて1枚着としてもインナーとしても
どちらにも対応可能な良い雰囲気に仕上げています。
冬場のスウェットやセーターのインナーにはサーマルでないと寒さに耐えきれない位、岩手に来たからこそ感じられた
寒さに対する対策方法で自分自身のワードローブには欠かすことの出来ないアイテム。
生地に凹凸があるだけでこんなにも体感温度が変わるのか・・・と思える位にとてもシンプルな構造。
ですが理に適っていて、過去には軍物などにも採用されていた事がそれを物語っていて
肌に直接触れるもので化繊繊維が苦手な私としてしては天然繊維の高機能素材という受け止め方をしています。
それをFilMelangeが作れば、クオリティの高さと匙加減のバランスは言うまでもありません。


サーマルと言うとどちらかと言えばインナーとしてのイメージが定着していると思います。
最近はインナーでも1枚着としてもどちらにも対応出来る完成度の高いサーマルを、カットソー専門のメーカーが
作るのを目にする機会は多くなってきました。
厳選された原料を贅沢に使って、スウェットとロンTの丁度中間位の厚み。
更に身体のラインを拾い過ぎずにリラックスしたシルエットで、冬場はセーターのインナーとして着れる汎用性の
高さも必要な条件に入ってくると思います。FilMelangeが作る”DAN”はそういった条件を見事にクリア。
個人的には1枚で着てウールのチマヨ柄のクラフト感溢れるベストなどを合わせて、昔ながらのスタイルを
数年ぶりに今の空気とサイズ感に落とし込んで合わせて着るのに丁度良いではないかと。
真冬になればカシミヤセーターのインナーに合わせる事で、軽くて肌当たりが抜群で且つしっかりとした保温性が
キープされて贅沢な着心地を堪能出来れば言う事ないだろうと妄想を膨らませています。
ある程度大人と呼んでも差し障りのない良い年齢に差し掛かってきていますので、自分に優しくなれる素材のものを
出来る限り身に着けていたく、如何に快適にストレス無く時間を過ごすかは洋服を選ぶ際の大きな指標の1つです。


ハニカムと呼ばれるハチの巣や亀の甲羅に例えらえる生地模様で、古着などに良く見られるクラシックな面構え。
見た目に凄く特徴的な部分があるとかそういうのはなく、FilMelangeらしく素材への拘りとシンプルな井出達で
直球に表現をしたアイテム。インナーとして考えると高価な価格になってしまうかもしれませんが、自分自身でも
数年前に購入したサーマルは欠かすことの出来ない冬のインナーとして重宝し続けています。
最初は一枚着として着用をして、少し生地が弱ってきたタイミングでインナーに切り替えるも良いでしょうし
手元に持っていると着心地の良さに何だかんだと出番が多くなるのは間違いないでしょう。
野球で例えると、ロングリリーフにも対応出来る中継ぎのエースと言えばより分かりやす・・・いですかね?(笑)


見えない部分(インナーなど)だからこそ、肌に直にあたる衣服だからこそ、自分の内側に与える影響も
ある意味大きいのかもしれないと、単純に考えるようになりました。
これこそ自己満足でしかありませんし、ある一定の期間でだいたい消耗してしまうとなれば贅沢と思ったり。
様々な考えがあって当然だと思います。自己満足だからこそ、洋服に対してとてもシンプルな発想になってきて
より身に纏うものの面白味を感じられるのではないかと、インナーに関しては僕自身はそんな風に考えています。
FilMelangeの洋服に袖を通すと、心地良さの再確認ではないですが喜びを感じるのは出逢ってからずっと変わって
いませんし、思い返しても10年以上買い・着続けている数少ないブランドの1つになっています。
肌と脳が直感的に喜びを感じる洋服、世の中にはそう多くは存在しないと思っていますので、騙されたと思って?
一度袖を通してみていただきたいです。
今回はサイズ展開をレディースのsize1 メンズのsize 3 4 5と4のフルサイズでご用意しました。
サイズ感は1でレディースMサイズ相当 メンズのS M L ぐらいとイメージしていただけたら。
季節の変り目に何を着ようか迷っている方にもお勧めで、冬場はインナーとして自然な暖かさを感じてほしいです。

PageTOP