6月15日

STYLE CRAFT WARDROBE   T-SWETER 1/2 ♯2

color      GRAY

price      18700(TAX IN)

SIZE          /        /     SOLD

空に大きな入道雲が遠くにあるのを見つけ夕方には大雨がきそうだなと思って、早めに帰路に着いたのですが
雷は時折大きく鳴ったものの、そこまで大事にならずにほっとした気持ちで今日の朝を迎えました。
適度に雨が降ってくれたお陰で、きっと畑に植えた野菜も喜んでくれそう。
気が早いと分かっていても、収穫の時がとても待ち遠しい。
早く食卓に並ぶ日を想い浮かべつつ、成長を見守っていきたいと思います。

STYLE CRAFT WARDROBEのアイコンとも言える存在”T-SWETER♯2″ですが、今季選んだ素材はサラサラと
滑らかな肌触りが夏に嬉しく、それでいてスーピマコットンの見るからに上品さのある生地感。
店頭で接客をしていて聞かれるのは出来る限り涼しい素材を・・・というリクエストが増えていて
身体に纏わりつきにくいシルエットと少しでも心地良く夏を過ごしたいという方に間違いなくお勧め出来る1枚。
普通のTシャツとも違って、袖の長さやリブの形状など独自のバランスで作製されるデザインは
何処か落ち着きがあり、カジュアルな服装の中にも凛とした表情に見えるのがポイントです。

今回選んだ”T-SWETER♯2″ですが、肩のラインがラグランスリーブの仕様で綺麗に生地全体が落ちる様なパターン。
スーピマの超長綿ならではの生地感と相まって、ドレープがとても自然で柔らかな印象を持ちます。
Tシャツを着ている感覚ではあるのですが、所謂のTシャツの着心地とも違い上質なセーターを着ているかの様な
しっとりと肌が喜ぶ感覚を体感出来るのも、気分が上がる要因だと思っています。

袖丈のイメージは6分丈~7分丈位といった所でしょうか。
袖口の切り替えしているカフスにはテンションは無く、身体を締め付ける部分は一切ありませんので
リラックスしたムードでいるのにも関わらず、だらしなく見えない服装というのはとても嬉しい。
定番の素材も素晴らしいのですがシーズン毎に選ばれる生地も、春夏シーズンで言えば猛暑と呼ばれるような
気候にも対応出来るような気持の良い天然素材が選ばれていて、機能的な一面と日常着として求められる
耐久性の部分もしっかりとクリア。リピートして下さるお客様が多くいることを裏付けているような気がします。
一度着てしまうと、ユニフォームではないですが色違い・素材違いで毎日でも着てしまいたくなる位の
クオリティの高さと満足感を得られるカットソーだと思っています。

color      BLACK

price      18700(TAX IN)

SIZE          /        /    Ⅲ

ここ数シーズン気になっている夏に着る”黒”
見た目の重さが・・・という方もいらっしゃると思うのですが、身体を心地良く風が抜ける様な涼しい素材となると
着易さと手に取る回数が増えて、抵抗なく着て頂けるようになると思っています。
後は小物でアレンジを効かせて、頭に麦藁帽子を被ったり、足元はサンダルで軽快な印象を出すと夏の黒の印象が
がらりと変わるのではないでしょうか。

人との打ち合わせや接客業などで人前に立つお仕事の方など、堅苦しくなく、それでいてある程度きちんとした服装を
心掛けている方などにもお勧めしたい1枚。Tシャツのラフな印象ががらりと変わりますし、結局は使い分けが大切だと
思っているのです。自分の中でのONとOFFではないですが、服装で気持ちをリセットしたり切り替えたりするのにも
STYLE CRAFT WARDROBEが作る”T-SWETER”シリーズはとても有難い存在で、微妙なニュアンスを埋めてくれるような
絶妙な匙加減とバランスで作製をされているように思います。
サイズも”GRAY”と”BLACK”フルサイズでご用意していますので是非。

6月14日

JUJUDHAU   BALLOON PANTS

color      LINEN COTTON BLACK

price      22000(TAX IN)

SIZE      F SOLD

暑い、暑いと勝手に口からこぼれてしまうくらいに、すっかり夏模様な盛岡。
関東が梅雨入りしたとのことで、近くの公園の紫陽花もここ数日でにょきっと背を伸ばしており、
雨と色鮮やかな紫陽花のしっとり幻想的な光景が見られる日も近いのかな~と想像したりしています。

そんな事を思い浮かべながら、お店に辿り着いた瞬間から止まらない汗・・・。
週末も涼しい服を求めて足をお運びくださったお客様が多く、確かにこの暑さでは何を着ても。
という状態ではありますが、それでも少しでも快適に涼を感じて過ごしていただけるように
夏用のパンツのご紹介を続けたいと思います。
生産にまつわる全ての工程をネパールの土地で、現地の方々によって作製されるJUJUDHAUの服。
定番でリリースされるLINEN COTTONの生地は、ブランドのオリジナルとして作られている生地で
毎年様々な型でオーダーしていましたが、ここ数年は特に夏に着用してとても良かった!というお声を
いただく機会がたくさんありました。
過去のBLOGにも何度も登場している生地ではありますが、今シーズンは改めてしっかり押し出そうと
パンツの他にもワンピースでも、それぞれ黒・白で多数ご用意していますので、ぜひ実際に店頭でも
ご覧いただけたら嬉しいです。

“BALLOON PANTS”はお尻回りからワタリに膨らみを持たせて、そこから裾にかけて緩やかにテーパード。
JUJUDHAUのパンツの中でも、ぽってりとした愛嬌のある表情が特徴的。
裾の長さが短く設定されているので、私達は春夏の薄手の生地で提案することが多いパンツになります。
ウエストは総ゴムの仕様で身体を締め付ける部分が一切なく、インナーパンツの様な着方も出来るので
着方に関しては固定されずに変幻自在な要素を持っています。

着用をする方の身長にもよりますが、身長166cmで大よそ8分丈位に納まるような印象。
これはこれで見え方としても面白いですし、素足でサンダルという着こなしがしっくりと馴染みます。
JUJUDHAUのパンツに共通する、あまりにルーズになり過ぎないという点も穿いていて嫌になり難い理由ですし
あまりに作り込み過ぎず、ポイントをしっかりと抑えているので纏っている空気感がとても良いなと思っています。
夏場はお洗濯をして乾いているのを見ると、また直ぐに着たくなる位に癖になる生地感でもあり
シルエットになるのではないかと。

ポケットはスラッシュポケットの他にバッグポケットが2つ。
ここ数日の暑さで、完全に服装が夏仕様へ変わってしまい風が抜ける素材を無意識的に求めてしまいます。
あまりに薄すぎると耐久性の部分で考えなければならいのですが、オリジナルで作製される綿麻の生地は
強さ・涼しさ・立体感のある見た目など、私達の夏の装いには欠かすことの出来ないものになってしまい
お客様を見ていても着用率が高い印象があるので、季節を快適に過ごすのに理に適った素材という事を
裏付けている気がします。

JUJUDHAU   BALLOON PANTS

color      LINEN COTTON WHITE

price      22000(TAX IN)

SIZE      F SOLD

もう1色は提案としてはワンピースなどに合わせる際のパンツとして”白”を思い切ってセレクト。
黒とは違い生地としては肌が透けてしまいますので、短いトップスですとペチコートなどのインナーは必須条件になります。
それでも白の透明感と軽やかさは他に替えが効かないので、着合わせの1本として選んで頂くのが良いと思います。

色々な素材に触れてみる事で、季節ごとに自分の肌感覚で何が心地良いと感じられるかを知るのは
とても面白い事で、その中でもお気に入りの素材に出会えると、次は違うカタチで欲しいななんていう
気持ちも沸々と湧いてきて、さらに楽しみが広がっていきます。
寒さや暑さをネガティブに捉えると、気分も落ち込んでしまうのでどうにか楽しめる方法はないかと
日々模索するなかで、身に纏ったり肌に触れるものは生活においては必要不可欠だからこそ、
せっかくなら自分が満たされるものを選んで、どんな天気も季節も楽しめたら良いなぁと思います。
LINEN COTTONシリーズは、正直どのモデルもお勧めなので、ぜひお試しくださいね。

6月12日

FilMelange   ALLISON

color      shadow navy × bk navy

price      17600-(TAX IN)

SIZE      4    /    5 

color      mist grey × azure blue

SIZE      4    /    5 SOLD

今日は朝5時から球場でスタートの一日。起きるのは3時台。
当然ながら仕事を終えて自宅に帰るとみるみるうちに充電が切れて、立ち上がる事すら億劫になり
ソファで寝てしまうのがルーティン。それでもあの何とも言えない心地良さは他に替えが効かないので仕方ないですね。
岩手山に見守られながら、外野一面に広がる芝生の緑に触れ、グランドは川の側にあるので風がすっと流れ、
ただただ夢中に笑って過ごす時間は、自分なりの心身を健康に保つ為には欠かせないと思っています。

ほんの少し前までは長袖のシャツや羽織物に目が向いていたのですが、いよいよと言えば良いのか
半袖のカットソーが現実的に欲しいなという、気候と気分の両方が高まってきました。
お店をオープンしてから店頭に並べ続けているFilMelangeですが、カットソーに関する物作りにおける背景や
クオリティの高さは最高峰であるのは間違いありません。
毎シーズン新しい取り組みで、カットソーをより深く掘り下げてより良い素材をという姿勢は初めてこのブランドの
カットソーを手に入れた時から変わらぬ姿勢で今も開発し続けています。
今季は殆どというのか全くというのか展開してこなかった、超高密度に度詰めをした天竺生地を提案。
裾からグラデーションになっている色目の変化も興味深く、1枚で着用した際のインパクトある表情と
ここまで度詰めされた生地感はFilMelangeでは私自身も初めてで、身体のラインを拾い過ぎずにTシャツ自体が
立つような感覚があるので、良く見せようと慌てて身体を絞ったりトレーニングなどをする必要は一切ありませんよ。

“ALLISON”の最も目を惹くグラデーションの染色ですが、最新鋭のマシーンなどがあるのかと思いきや
少しずつ時間を変えながらTシャツを染色液の中に落とし込んでいくという、原始的なやり方で染めているとの事。
そうする事で長く時間が使っている部分は濃く染まり、時間が短い部分は薄く染まるという。
色々な染色方法を見たり聞いたりしてきましたが、案外今までには出逢うことのなかった染色方法で、
その色目はとてもクリーンな印象。もっと鋭い雰囲気になるかと思いきやすっと顔にも馴染んで
これTシャツを着るだけで爽やか度は格段にアップしますし、度詰めされた素材は耐久性にも富んでいますし
毛玉にもなりにくく、お洗濯にも強いという条件はカットソー選びではとても重要な要素だったりします。

シルエットは身頃はゆったりと設定し、着丈はすっきり目で全体のバランスも大き過ぎず丁度いい形。
FilMelangeらしいモノ作りとも言えるヴィンテージライクな部分を残しつつも、現代のファッションシーンに
溶け込むようなモダンさを組み合わせているのも着易さに繋がるのではないかと。
肩線が少し落ちる位置に付く事によって、半袖よりもやや長めになる袖感は張り切ったTシャツ感を
適度に控え目にしてくれる効果があるのでとても嬉しい。

フェードした何てことのないリーバイスのデニムや普遍的なカーゴパンツなど、オーセンティックな着合わせが
しっくりときますし、きっと誰にも不思議と馴染み易さがあって無理なく取り入れて頂けるのではないでしょうか。
半袖のTシャツとしてはスペシャルな価格設定ですが、染色の技術や素材の持つパワーバランスなどを考慮すると
それ相応に感じますし、カットソーの着こなしにマンネリして刺激を求めている方に手に取って頂きたい逸品です。

FilMelange   ACTON

color      mist grey × azure blue

price      24200-(TAX IN)

SIZE      5 SOLD

color      shadow navy × bk navy

SIZE      5

同素材を用いた半袖のシャツもサイズ5のみをセレクトしました。
元々のデザインがそこまで大きく作っていませんので、体型は割と幅広くカバー出来るような気がしています。
前開きのシャツに間違いないのですが、着ている感覚としてはシャツというよりもポロシャツにも似ていると
思ったり、中々他には無い服なので着方をご自身で探しながら落とし込んでいくというイメージでしょうか。
襟元はオープンカラーで深く首元が開かずに、素材の特性からしても開放感とも違うニュアンスを持ちます。
単純に一言で表すとマニアックな1枚だなと思っています・・・(笑)
気温としても30℃を超えると流石に暑く感じそうなので、手前の25℃位がベストな温度になりそうですね。

着用している”shadow navy × bk navy”はベースはチャコールグレーのボディに対して、黒に近い色目での
染色を施しています。濃淡で言えばもう1色の”mist grey × azure blue”タイプが分かり易いですが
渋い色目でより通好みな配色に思えます。黒のパンツなどを合わせたら、より洗練されたムードにも振れそうですし
色の好みははっきりと割れそうな気がしています。

FilMelangeでは在りそうで無かった(直営店では過去に展開されていたはず・・・)素材感は、柔らかで身体を
包み込んでくれるものとは違うけれども、別の意味での方向性の良さや幅を出せるという事においてはとても大切。
頑なにやり続けてきた土台があるからこそ、今回の新しい素材は自然と納得させられる素晴らしいファブリックでした。
この生地は他にも無地で白・茶・紺と3色展開でTシャツを並べていますので、スペシャルな染めと見比べながら
夏の装いを楽しんで頂ければ嬉しいです。

6月11日

SEASALT    SLIPOVER DRESS

color      F.BLUE(デルフィニウム)

price      39600-(TAX IN)

SIZE      2

color      BLACK(ログウッド)

SIZE      2 SOLD

color      PINK(シャクヤク)

SIZE      2 SOLD

今日もぐんぐん気温が上がり、30℃に届きそう&既にぐったりとけてしまいそうな予感。
日の出時刻よりも早く目が覚め(正確には起こされ)て、ゆっくり身体を伸ばしたり本を読んだりした後
なぜかスイッチが入ってしまって、あれこれといつも以上に動き過ぎて燃え尽きました。(苦笑)
涼しいと身体が動いて良いのですが、余力を残さないとこの暑さにバテてしまいますね。
昨日もなんだか頭がボーっとしていて、忘れ物をしたりガラスを割ったり何かと上手く回らず・・・
暑さのせいかは分かりませんが、ひとまず気温差も15℃近くありますし、十分な水分補給と
身体の冷やし過ぎにも気を付けつつ、無理せずいきましょう。

さすがに30℃を越えると、真夏の服に気持ちが揺らぎます。
Tシャツも並んでいますが、自分達が実際に暑くてどうしようもない日に着用しているのは半袖よりも
長袖の涼しい&気持ちが良い素材のシャツやワンピースだったりします。
お取り扱いしてから、どの季節にも欠かさずオーダーしているSEA SALTの”SLIPOVER DRESS”
この形がとても好評で、生地違いで手にしてくださる方も多いのですが、中でもシルクとコットンで織り上げた
SEA SALTのオリジナル生地を用いたシリーズは、個人的にも夏の定番でここ数年まさに大活躍の一着でした。
今回は色のセレクトに悩みましたが、明るい~爽やか~落ち着きの三段階で選べるような3色を。
どれもボタニカルダイで染められ、目にも心にもキラキラと輝きと彩りを与えてくれる様な鮮やかで
発色のよい色目が新色として展開されています。
今回テーマカラーとしても一押しなのが、芍薬を原料としたフューシャピンク。
淡くない大人なピンクは身に纏うだけでもパワーが漲りそうで、夏気分を盛り上げてくれることと思います。

首元はクルーネックで、胸元には三つの釦が隠れた比翼型のプルーオーバードレス。
サイズは1・2で展開となりますが、rasikuでは大きい方の 2のみをオーダーしています。
袖幅や身頃などそこまで大きい作りでは無いので小柄な方でもほんの少しゆったりという感じで着られます。
肩のラインも微かにドロップしていますし、生地も柔らかいためオーバーサイズにならずスッキリ見えます。
デザイン自体はシーズン通して継続のモデルですが、ウールメルトン・シーチングなど他の生地でも展開があり
それぞれの生地によって印象は違うので、一着購入して下さった方が生地違いで欲しくなってしまうのが
深く深く頷けます。なんなら全素材で欲しいくらいです。
細く繊細な生糸で織りあげた生地は、しなやかさと光沢感が際立ち、肌を優しく美しく包んでくれます。

素材はコットン70%・シルク30%を掛け合わせていて、繊細な生地な事は確かですが透ける様な薄さの割に
耐久性も持ち合わせているのも日常着として求める条件としては必要不可欠。
SEA SALTの洋服と出逢ってからは肌が透ける様な生地感に抵抗を感じなくなり、季節を楽しむ為のアプローチ方法の
1つという事に気付かされましたし、お客様にも少しずつ浸透しているのがとても嬉しい。
リラックスしたムードの中に漂う程よい緊張感。
SLIPOVER DRESSを着て、近場で最高の自然を感じられる中津川沿いを歩いて頂きたいですね。

ボトムには同じくリラックス感のあるイージーパンツや、テーパードの効いた細身シルエットのパンツに
足元だけ少し引き締まる要素のあるものを。
ワンピースのイメージで着たいという方には、インナーパンツやフレアスカート、キュロットなどを
組み合わせていただくのも良いと思います。
太腿が隠れるぐらいの着丈と曲線的な裾のラインが、どんなパンツにも相性良く綺麗に合わせられるので
気兼ねなく着る日常着よりも、ほんのちょっとだけ特別感のある日の服のイメージでお選びいただけたら。
色や素材によって、暑い夏の日の大人の過ごし方を知ることのできたSEA SALTのSLIPOVER DRESSを
ぜひ体感していただきたいです。

定休日のお知らせ

明日9日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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