12月5日
holk SIDE POCKET PANTS
color SMOKE GRAY
price 31900-(TAX IN)
SIZE 1 / 2 / 3
昨日の帰り道は久しぶりに遭難するかと思う位に、横殴りの雪が降ってしまいましたね。。。
家に帰ってアウターやらバッグやらに雪が積もっていて、あぁこの感覚だったと厳しさを思い返していました。
今日は朝から太陽がしっかりと顔を出していたのでホッとしつつ、猫が窓辺のふかふかの毛布に横たわって
気持ち良さそうにしている姿を見て、動物も人も同じ生き物なんだなと幸せな気持ちにさせられました。
・
そんな寒さに負けない位ホットなウールパンツ2型をご紹介。
ウールと言えばholkと言う位に、自分の中では最も信頼のおける尾州地区ならではのモノ作りで
暖かくて気持の良い素材を使ったアイテムを毎シーズン提案しています。
大きなサイドポケットが特徴的なウールパンツ。そして迫力のあるワイドシルエット。色はグレー。
持っていれば必然的に手にしてしまう、文句の付け所がない真冬用の強い味方。
寒さ対策としても良いのは勿論ですが、きちんとファッション性という側面もカバーしてくれるのが理想で
このパンツはどちらも間違いなくクリアしている1本になると思います。
ウエスト周りは総ゴム+アジャストするドローコートが付く仕様。
大きなサイドポケット以外は、シンプルな作りで穿いた際のイージーパンツのイメージが出過ぎないのもポイント。
ラフな印象はそれはそれで良いのですが、あくまでも全体の服装としてどう見えるかが大切にしたい部分。
恐らく軍パンをベースに作られたパンツだと思いますので、何処か野暮ったさもあってそれがとても心地良い。
最近は軍物などのオリジナルと言われるパンツを穿くのが、個人的な気分として進まなくなってきている中で
素材への落とし込み方や、それを強調し過ぎないバランスのものに惹かれてしまいます。
大きなツールポケットがある事で、縫製は内股のみで外側にはステッチをかけない作りもholkならでは。
大胆に生地を使うメリットとして見た目がすっきりとなる一方で、無駄が出やすいというデメリットもあるのですが
とにかくすっきりとして純粋に格好良いなと思って見てしまいます。
ワタリ幅に比べるとお尻周りはフラットな作り。
嫌味のない太さで、足元はコンバースなどの布のくたっとしたスニーカーがベストではないでしょうか。
それを安易に許さない底冷えする盛岡という土地ではあるのですが、スタイルをとるのか純粋に寒さに
負けてしまうのか。。。ウールパンツにキャンバススニーカーの組み合わせは素材のグラデーションが好きで
やせ我慢をしながらでも、そこは洋服屋として続けたいなと思い続けています。
holk KANG FU PANTS
color INK
price 30800-(TAX IN)
SIZE 1 / 2 / 3 SOLD
holkのKANG FU PANTSは、気がつくと3シーズン続けての展開。人気の理由があるからこそ。
程良くワイドなシルエットと、こちらもウエストの仕様が総ゴム+アジャスターの優しさ溢れる作り。
肉厚で柔らかなウール素材は、一度穿いてしまうと抜けられないほどに気持ちが良いです。
私達も愛用していますが、温泉に行く、普段お店に立つ時、近所のスーパーへの買い物。
どの条件にも違和感なく溶け込む、着回しと暖かさを両立した素晴らしいパンツです。
ワタリから裾にかけて綺麗にテーパードするシルエット。
全体の納まりの良さと、両脇の縫製の始末を巻き縫いにしている点もイージーパンツ感を和らげる効果があります。
僕がイージーパンツを選ぶ1つの基準として、パンツらしくしっかりとした縫製をしているというのが大前提で
穿いていて手持ちのトップスやシューズとの組み合わせがし易いなと感じています。
表面に光沢のある質の良いウールを使用する事で、見た目にも素材の持っている力が伝わるのではないでしょうか。
特に寒い地域に暮らす方にとって、冬場は洋服を選ぶ際に温かさと機能性というのは絶対条件になってきますので
それでいてアウトドア用の服装ではなく、普段のスタイルにすんなりと溶け込むというのはとても重要です。
やはり機能性を重視するとデザインが疎かになるというか、どうしても気持ちとは違う方向へ進みがちで
そうなると純粋な気持ちで着たいという意欲が半減してしまう。このジレンマをすっきりと解決してくれるような
パンツになるはずですし、実際に自分達が昨年に相当助けられていたので共感してくださる方はきっと多いはず。
寒さが厳しい土地だからこそ、暖かなウールは心にも身体にもどちらにもしみじみと効いてくると思います。
登場回数もデニムやチノなどと違って、ローテーションの回数(冬限定)が限られるので生地も長持ちしますし
頼りになるウールパンツを1本でも持っておけば、冬を楽しめる要素にもなるのではないでしょうか。
まだ気分ではないかなと思っていたウールパンツですが、そんな気持ちを通り越して必須なアイテムに。
寒さは本当に苦手で嫌な気持ちにはなるものの、ウールパンツが好きだから困ったものです(笑)
何事も表裏一体の関係性であるという事の裏返しかもしれませんね。
温かな服装に身を纏い、年末年始の神社へのお参りや日帰り温泉、旅行などにも重宝すると思います。
長時間移動の際にウエストがイージー仕様のパンツは、身体へのストレスを軽減してくれて頼もしい存在。
色々なシチュエーションに合わせて、holkの作るウールパンツをお連れして頂ければ嬉しいです。
2021/12/05 | 1:46 PM | holk・LOCALLY