2月20日


A VONTADE   TYPE 45 CHINO TROUSERS

color         INDIGO    

price         18000+TAX              

SIZE         S   /   M   /   L SOLD


昨シーズンから展開しているA VONTADEのワイドトラウザー″TYPE 45 CHINO TROUSERS″
ヴィンテージなどがお好きな方には馴染深いアメリカ軍が採用していたチノトラウザー通称「45カーキ」をベースに作製されたモデル。
オリジナルを忠実に再現するのではなく、ブランドのエッセンスを散りばめながらもオーセンティックな面構えになり過ぎない
現代のファッションシーンにもしっくりとくるワイドパンツに仕上げています。
着用しているのは9OZの薄手ながらもしっかりと張りと強さを感じるセルヴィッチデニム。
縫製に巻き縫いを使用せずに作られているので、裾を折り返した際に外側にデニムの耳が出るのが特徴。
巻き縫いにする事で縫製に強さが出るのと生地のあたりが出て雰囲気が増すというのも良さではありますが
あえてそうしない事によって、見た目がよりプレーンになりすっきりと着用出来ると思います。
まだ気温が低い日には、生地が薄いので風が抜けてすーすーして穿くのを躊躇してしまいそうですが、
暖かな日差しを感じる頃には気持ち良く主役の1本として重宝すると思います。
デニム素材に関して言えば、真新しい状態よりもある程度生地を馴染ませておくと、いざ春服が気持ち良く
着られる時期に良い仕上がり具合で穿けるので、春に穿きたいパンツをお探しの方はそろそろ一本
準備しておくのことも、お勧めいたします。


シルエットはワイドですが″A VONTADE″が得意としているお尻周りなどを立体的なパターンで作っているので
変にもたつく箇所がなく秀逸なシルエットを構築しています。
普段太めのパンツを穿かない方や苦手だけど試してみたいという方に挑戦して頂きたいです。
太いパンツはトップスのボリュームがなくなる季節の方がよりシルエットのバランスが取り入れ易いので、春から夏にかけて
徐々に軽くなる服装の方がより馴染み易いと思います。
早速デニムタイプを購入して穿きはじめましたが、裾を短めにカットしてほんの数センチ折り返してセルヴィッチを見せています。
少し裾から覗く耳がアクセントで効いていてデニムという事でトップスも合わせ易く、最近は寒いのを我慢して良く穿いています。


もうすぐキャンバスのスニーカーを迷わずに履ける季節になりますので、ベタな合わせですが白のスニーカーにデニムの
組み合わせは鉄板ですし外せないスタイルです。パンツ選びに関して言えばあえてサイズを大きくしてみたり、ジャストサイズで
綺麗に見せるのも良いですし、丈の長さ1つで見え方が変わるので頭でっかちにならずに色々と試して頂きたいです。

A VONTADE   TYPE 45 CHINO TROUSERS

color         BEIGE    

price         18000+TAX              

SIZE         2XS   /   XS   /   S   /   M   /   L  


カラー″BEIGE”は長年に渡り定番で作り続けられているA VONTADEオリジナル素材で、張りと腰のある生地に
天然樹脂加工を施し、肌馴染も良く寒さの厳しい季節以外であれば気持ち良く穿いて頂けると思います。
オリジナルやヴィンテージには時間の経過とその当時の時代背景を感じる事が出来ますが、現代のプロダクトには
それとはまた違った良さを感じる事が出来ます。どっちが良いとか上とか下ということはなく自分自身の雰囲気や
着こなし、スタイルに合うものを取って貰えたら嬉しいです。
チノタイプは女性にも履いて頂きたいと思いましたので、サイズ展開を2XSから5サイズご用意しました。


季節が移り変わってくる時期は、足元(靴とパンツ)を新調するとトップス選びも楽しくなるかなと思います。
デニム・チノ・軍パンのデイリーに穿ける3つの選択肢があると、洋服選びの軸と基準が定まり着合わせに困る事が
少なくなるはずです。変わる事のない普遍的なアイテムを如何に格好良く着るのか・・・これは年齢を重ねても
未だになかなか満足する事が出来ない課題でもあり、楽しさの部分でもあります。
A VONTADEの新たな定番″TYPE 45 CHINO TROUSERS″是非、春のパンツの軸にしてみてはいかがでしょうか。

2月18日


BEYOND  Level7 Primaloft Vest

color     COYOTE  

SIZE      XS   /   S   /   M

毎日目まぐるしく変わる気候と気温。何を着ようかと一番悩める時期と言っても良いのではないでしょうか。
春と言っても岩手のように気温がそこまで上がらない時期に気軽に着れる物を・・・という事で
丁度良さそうなアイテムがデットストックで見つかりましたのでご提案しようと思います。
BEYONDはアメリカのシアトルにあるアウトドア用品を作るメーカーの1つで、高い技術力が認められて現在はアメリカ軍や
公的機関向けのウェアも別ライン(BEYOND TACTICAL)として作製していています。
今回入荷をしたモデルはアメリカの海兵隊が着用をしていたモデルの払い下げ品。
軍モノらしくシンプルに削ぎ落とされたデザインにダブルジップなどの機能的なディテール、カラーも光沢がわざとらしくない
シャンパンゴールドはファッションとして落とし込んだ際にも申し分ないくらいに実用的な仕上がりの1枚だと思います。
年々減少しているというよりは、絶滅に近いアメリカ製の商品は希少に感じてしまいますが、
それだから良いと言う事では無く、アメリカ製のなんともざっくりした面白さには浪漫を感じてしまいます。
着膨れしない程度に中綿の入ったベストは重ね着がし易く、春先はアウターとしても十分に活躍すると思います。
サイズ感に関してはインポートサイズになりますのでXSでおおよそSくらいなのでS・M・Lの3サイズ展開になります。


表地は超高密度に織られたナイロン地に裏地はブラックのリップストップナイロンを張り合わせています。
中綿は米国ALBANY社がU.S.Armyのために開発したPrimaLoftを採用。
ダウンよりも数倍温かい素材と言われていますが、何を基準にしてそう言っているのか分からない部分もありますので
鵜呑みにする必要はないと思いますが、軍モノに用いられるくらいなのでスペックの高さは申し分ないと思います。
軽量でご自宅で簡単にお洗濯が出来という点と、科学繊維の洋服は多少雑に扱ってもへこたれない部分に
僕自身は価値を見出しています。
アウトドア系やスポーティーなアイテムは着こなしの幅が出しにくいという所があり、飽きがくるのが早いのも事実ですが
ある程度のサイクルと時間が経過すると、また着たいと思う日が必ずくるのでワードローブに入れておくと重宝するのは
間違いありません。僕自身は旅行や出張に行く際などに、汚れを気にしない服装をしたい時などにこの手のベストは
本当に良く着ますし脱ぎ着が楽で温度調整がし易い点もメリットになるので、気付くと出番が多くなっているはずです。
何処にもブランドロゴが一切入らない点も潔くて好みです。


フロントのジッパーがダブルジップになっているので、着こなしにアクセントを付けられるのも◎
軍への支給品として作られているのでベスト自体の着丈が少し長めです。ジッパーを下までおとすと裾に重さが
出てしまうのでバランスを整えながら自分なりのアレンジを加えて頂ければと思います。
春先はクルーネックのスウェットをインナーに合わせて着るのがお勧めですね。


このベスト自体はLEVEL7という一番上に着る事を想定して作られたモデル、モノは試しと思って着用して外に出てみましたが
風が冷たい今日の様な寒い日でも、体幹だけはしっかりと暖かさを保ち風は全てシャットダウンしていたのでミルスペックを
満たした製品の確かな機能性を感じる事が出来ました。
それ以上に色目であったり、少し野暮ったさが残るシルエットをどう着熟すのかを楽しめるアイテムだと思い展開をしています。
冬物以外の選択肢で暖かな洋服をお探しの方に、是非袖を通して頂きたいアイテムです。

定休日と臨時休業のお知らせ


明日15日(水曜日)は定休日となっております。
また明後日16日(木曜日)は臨時休業とさせていただきます。
二連休となりますので、お客様にはご迷惑お掛けいたしますが、どうぞご確認の上
お間違いの無いよう、よろしくお願い致します。

2月14日


LOCALLY    コットンラウンドカットストール

color       Black          /               

price       11500+tax      /      14500+TAX              

SIZE       110×185 SOLD


″布を着る″をコンセプトに、愛知県は尾州にて物作りを行うストールブランドLOCALLYより
春の清々しい陽気の中で纏いたくなるような素材で仕上げられたストールが二色、届いております。
時間かけて織り上げられた生地は、薄地で柔らかいのですが、その中にとても強くしなやかな張りを感じ、
触れると何となく足踏みしている気分もちょっとだけ先へと進む事が出来そうな、不思議とそんな気持ちに
させてくれるストールだなぁと感じています。ウールからコットンへの変化がそう感じるさせるのかもしれません。
秋冬に展開したストールも一枚一枚、それぞれお選び頂いた方にご好評いただきとても嬉しい気持ちです。
この冬も個人的にLOCALLYのストールはほぼ毎日と言って良い程巻いたり、掛けたり、埋もれたり。と、
本当に色んな使い道で、色んな場面で重宝し、身体を温めてくれておりました。
同時に布の可能性に触れて、感動したりもしていました。
毎シーズン、少しずつではありますが春夏・秋冬と展開していきたいと思っておりますので、ストールまたは
着れる布をお探しの方には、ぜひご覧いただけたらと思います。


大判ですが薄地なので、ぐるっと首に巻いても上の写真の様に肩に広げてかけても、暑苦しくなく
ボリュームも出過ぎません。真新しい状態の生地なので、むしろ巻いた際にまだぺたっとしてしまうのを、
自分で所々引っ張り出してふんわりとなるように形を整えています。使い続けていくうちに、生地が
くったりと馴染んできたら巻いた時の風合いもより増していくと思います。
巻いている状態の時は分からないですが、広げて肩に掛けてみると何やら形が不思議・・・


黒でもやや透けるくらいの生地感は、春夏に身に纏っても重苦しさを与えず、爽やかなストライプ地の
ワンピースに合わせるときりっと引き締まる印象で、不思議と涼しさも感じさせてくれます。
黒=暗い・重たいといったようなイメージも少なからずあるかもしれませんが、色だけでは無く
素材が与てくれる印象に目を向けてみると、また違ったイメージも湧いてくるかもしれません。
大判なので巻くだけではなく、ぜひ自由な発想でお使いいただけたらと思います。


色違いの藍染ストール。
色がとても美しく、首に巻いただけで顔周りが華やかになります。
それは際立って目立つということではなく、すうっと静かに色が添えられるイメージ。
シンプルでカジュアルなジャケットスタイルでも、首元にちょっとした色が挿しこまれると、さり気なく上品で
それでいてちょっとお茶目な感じもします。
男性女性問わず、季節によってその日の気分によって小物で本当に些細な、気付かないくらいの変化を
楽しんでいる方を見るとあぁ良いなぁと、こちらまで楽しい気分になります。


秋冬で展開したLOCALLYも、思いのほか男性のお客様が手に取って下さる機会も多く、
とても嬉しかったのですが、その理由を考えると、男性が丁度綺麗に巻けるサイズ感であることと
何よりその生地に触れて直感でお選び下さる方が多かったのが、私達としてもLOCALLYの何よりの魅力だと
思っているところだったので、同じように共感して下さる方がいて、幸せに思います。
どこで、どの様に作られて・・・という事も勿論情報の一つとして大事かもしれませんが、
手に触れてみて、実際に自分の身に付けた姿を想像して、気に入って選ぶ。
そんなシンプルな事の積み重ねが、身に染みて大事だなと思うのです。


不思議な形と書いていましたが、両端がゆらゆらとした波のようなカッティングになっています。
巻いた際にも両端を垂らすと、ちょっと面白く素敵に見えますね。
毎シーズン選ぶ時も、色と柄と素材でバリエーション豊かで、それはストールブランドならではの醍醐味でもありますが
毎回とても悩ましいです。今は、基本的には巻物やストールがはじめての方にも取り入れ易いものであったり、
装いの中でちょっとしたアクセントになったり、気兼ねなく毎日でも使いたいと思えるところを想像して選んでいます。
ラインナップの中には、お!と目を惹く様なドキドキわくわくする様なストールもあるので、見るだけでも楽しい。
そういった所も今後展開してご覧いただけたらなとも思います。
季節の変わり目は、ぜひ小物から変化を取り入れて見ては如何でしょうか。

2月12日


trippen    PAGE

color     BLK-BK  

price     46000+TAX

SIZE      39   /   40   /   41   /   42


雪が降ったり、時折晴れ間が覗いたりで冬と春の2つの季節を感じられる気候になりました。
重たい冬コートを羽織らずに過ごせる日は、もうすぐそこまで来ているのかもしかもしれません。(願)
trippenからソール別注で作製しました″PAGE”が入荷をしてきました。
ブランド自体でも久しぶりに作られたモデルで、trippenにはあまり見かけない内バネタイプの曲線美が際立つデザインが
目を惹きました。僕自身、内バネ式の短靴を持っていなかったという事もあって、畏まり過ぎずにカジュアルに
履けるモデルを見つける事が出来てとても嬉しく、届いて早速ですが連日履いています。
展示会では″BLACK”のカラーサンプルが無かった事もあり、ソール変更でのオーダーだったので仕上がりがどうなるかなという
少し不安もありましたが、実際に商品が届いてみて、丸みを帯びたシルエットに対して凸凹のタンクソールが無骨な印象を
プラスして手前味噌ではありますが、想像していた以上の納得の仕上がりになりました。


素材は履きはじめから馴染みの良いワックスレザーを採用。
植物タンニンで鞣されたカーフレザーは、たっぷりと内側にオイルを含んでいますので時間の経過と共に他種類の革よりも
ぐっと艶が増してきます。日頃軽めのメンテナンス(ブラッシング等)は必要ですが、履きこんでいくうちに革の伸びが出る素材
ですのであまりに過保護になってオイルを塗り過ぎない方が良いです。型崩れの原因にもなってしまいます・・・
タンブル加工(揉み込まれた)を施された革は、表面に無数の細かなシボが出るのが特徴的で履きこんでいくうちに、
シボがより艶をまして履きジワも含めて立体的な表情を生み出します。
革靴は新品の状態では平面的で良さを想像する事が難しい面もありますが、徐々に表情が豊かになっていく変化を
日々楽しむ事が最もの醍醐味になるのかもしれません。


アッパーは切替しで2枚の革で構成をされていて、踵部分には厚みを持たせて硬い芯を入れる事によって靴全体の
型崩れを防ぐ役割を果たしています。ラストは横幅は広めで甲が低く設定。つま先のボリューム感はありますが
甲が低く内バネという条件が相まって、靴全体を見た際にはすっきりとしたフォルムに納まっている様に感じます。
ソールは雪の多い北東北でも安心して履けるように″trippen sole″を採用しましたが、僕自身が履き心地に関しても
程良い硬さがあるのが好みで、足の裏でしっかりと地面を掴んでいる感覚があるというのも理由になります。
シンプルな黒の短靴なので冬に限らずに通年を通して履いて頂ける汎用性の高さと、洋服に合わせた際に
大きく主張し過ぎない、すっと寄り添うように馴染む抑え目なデザインに惹かれています。
trippenの靴を一足目としても、革靴をあまり履かないという方にも自信を持ってお勧め出来るシューズです。
全ての生産工程をドイツとイタリアにある自社工場で生産されているので、細部のパーツに至るまで殆どの箇所が修理可能
よっぽど雑に扱わなければ履き潰しにはなり難くいので、付き合っていける年月を踏まえれば半分は投資くらいの
気持ちを持って選んで頂ければと思います。


足元の選択肢は無数にあって、何を選ぶかはお仕事であったりライフスタイルに直結する部分だと思っています。
trippenは革靴を作っている様々なメーカーの中では、分かり難い表現になるのかもしれませんが真ん中というよりは
変化球的な要素が強いブランドだと捉えています。奇抜で先鋭的なデザインのアイテムも多数存在しますし、どちらかと言えば
シンプルなアイテムが少ないのも事実です。ですがソールも付いていて冬場でも気を使わずに履けることが出来て
カジュアルな服装に程良く力の抜けた雰囲気で合わせる事の出来る革靴は、今現在の僕の生活にはとても合っている靴だと
ここ最近はより強く思うようになりました。
外出する際には靴を履かないと出られらませんし、その時にお気に入りの履きたいと思える靴が在るか無いかで
出掛ける気分が大きく変わってくるはずです。1歩1歩を踏みしめながら「歩く」という事を当り前に大切に考える方に
trippenのシューズはお勧めしたいですし、時間の経過と共にその存在感が増していくと思います。
これから訪れる新しい季節を、新しい靴ではじまりを迎える。というのも何だか良いかもしれません。
ぜひ。

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