10月19日


ASEEDONCLOUD   Formal Shirt 

color     OFF WHITE

price     33000+TAX

SIZE      XS

二週に渡っての強い雨。今朝は盛岡も朝からずっと降り続いていて、街も雨に包まれている様な空気感です。
台風で被災した地域では復旧作業も片付けも、まだまだ時間と様々な支援・心身のケアが必要な時だと思います。
どうかどうか、これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。
体調を崩しやすい気候でもありますので、みなさま暖かくしてゆっくりとお休みをお過ごしくださいね。

春の受注会でオーダーしていただいたASEEDONCLOUDの服も、概ねお客様へとお届けすることが出来ました。
早速着ていただいている方もいらっしゃり、待ちに待った服を楽しんでくださっている事が何より嬉しいです。
店頭にはrasikuでオーダーしたアイテムも並んでおります。
受注会期間中にお運びくださった方でも、案外気付かなかった?モデルがあったりもしますし、丁度気分的にも
着たいと思える服が届いていますので、お客様にはぜひぜひそちらの方もご覧いただけたらと思います。


ジャケットとシャツの間に位置する様な”Formal Shirt”
程よく余裕のあるボックス型のシルエットは肩肘張らずに着られて、それでいてどこかクラシカルで
落ち着いた印象の生地とのバランスが絶妙で、着方によってオンとオフの両方で楽しめる一枚。
ASEEDONCLOUDのシャツやジャケットは過去のCOLLECTIONを振り返っても、作りの良さには際立つものがあって
デザインとしての美しい部分と、日常着として着る人にとっての手に取り易さがちゃんと地続きになっている所が
とにかく素晴らしいなと毎回思いますし、決してカジュアルに振り過ぎず生地やボタン、タックの入れ方などの
節々に繊細さや美意識が感じられて、性別問わずに気付かぬうちに魅了されているお客様がいらっしゃたりと
rasikuでも根強く支持され続けているブランドになります。、


首元のラペルはジャケットに用いられるノッチドラペルを極端に小さくした形状。
オープンカラーシャツの様にも見える、シャツとジャケット両方のディティールを組み合わせた仕上がりです。
その分インナーには、薄手のカットソーやタートルも合いますしバンドカラーやフリルなどの少し首が覆われる
タイプのシャツなどを合わせて、ざっとラフに羽織るのも素敵だと思います。
袖口はボタンが2つ付き、カフスの調整が可能で、細かな点もしっかりとした作り込みがされています。
デザイナーの物作りのコンセプトの1つに、年月が経っていつの日か古着屋さんが見てセレクトされるような
新しい古着を作りたいという想いがあり、消費される服ではなく、人と長く付き合っていく服という視点が
しっかりと表現された一着だなとも思います。


両サイドはスリットが深く入り、前丈と後ろ丈で大きく差をつけています。
カッティングも曲線的ではなく直線的な所謂ボックス型で、身頃などにも絞りが殆ど入らないので
身体に沿うようなバランスではなく、ストンと落ちるような潔いシルエットを構築しています。
女性が羽織る事によって、より生地のドレープが綺麗に出るので気軽に羽織る事の出来るジャケットと
思って挑戦して頂きたいです。


ツイード生地ならではの温もりと、懐かしさの中にも新しさを感じさせる配色になっています。
真っ白ではない白をベースに、黒と茶と差し色になっている水色がポイント。
サイズはXSのみの展開になりますが、全体的に空間があってかほっと着れるシルエットですので
ある程度体型問わずに着ていただけるシャツジャケットになります。
色合わせも明るい色からトーンの落ち着いた色まで、どちらに合わせてもバランスのよい色合いなので
ウール地のシンプルなひざ丈スカートやプリーツスカートに、足元はメンズライクな革靴やミドルブーツ
などなど、秋から冬にかけての装いに彩を添えてくれるようなASEEDONCLOUDの服と共に
この季節をお楽しみ頂けたらと思います。

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