8月28日

AULICO    LONG SLEEVE TEE SHIRTS

color      WHITE

price      18700-

size      S    /    M    /    L 

ここまで雨って降っていましたかね。。。という位にずっと曇り→雨→曇り→雨でたまに見る太陽が本当にありがたく
洗濯物の乾きも全く違うなと思いながら過ごしています。特に朝活をした日は必然的に洗濯物が増えてしまうので
太陽光の素晴らしさを感じずにはいられません。

そしてそして、太陽光がとても似合いそうなTEE SHIRTSが、宮崎県都城市から届きました。
AULICOの生み出すプロダクトはシンプルで着易いというのは何となく頭では理解しつつも、プラスαの部分として
何処かエレガントで色気があって着ていてとにかく着心地が良い。
たまたま、それが今の僕の気分に合っていると言ってしまえばそれまでなのですが、夏にご紹介したTEE-SHIRTS
素材を変更したのと、シルエットも若干ですが微調整をして長袖になって登場しました。
昨日も手に取って下さったお客様の言葉が、自分が伝えたいなと思っていることをそのまま仰って下さり
モノ自体が語る何かがあるんだなぁと感心してしまった良い土曜日でした。

先ずは素材から。リネン64%・キュプラ36%を掛け合わせた、さらっとした質感の布帛Tシャツ。
丁度、夏の終わりが近づいたタイミングで湿度が高い状態に何を着るか、手に取るか迷う時期に打ってつけの素材感。
汗をかいても肌当たりがさらっとしていますし、身体からも生地との間に空間が出来るので直ぐに心地良い状態に
戻してくれる、機能的な素材とシルエットを構築。
力が入り過ぎていない適度なリラックス感もこのTシャツの特徴で、コットン100%の所謂のロンTでは出せない
空気感がとても良いなと思っています。少し寒くなったタイミングで、ニットのカーディガンとか羽織ったら
きっと身も心も穏やかに過ごせると思ってしまうのは私だけでしょうか。。。

最小限の縫製のみで成型されていて、特に肩のラインが奇麗にドロップするのがとても心地良い。
どちらかと言えばやや不確定な要素も含みつつ、洋服としてこうですと言いきらないニュアンスがAULICOらしさだと
僕は思っています。そういった要素が服装としての面白さと奥行を自然と感じ、サイズの選び方1つとっても
こうだと頭の中で決めつけすぎずに、ご自身の感性と感覚を大切にしながら選んで頂きたいなと思っています。

ネックラインも微妙な開き具合のクルーネック。
詰まり過ぎていない事で生まれる、色気の正体はこの辺のバランス感にあるようにも思います。
軍物のスリーピングシャツとかをイメージすると全体のニュアンスや着こなしの大枠は伝わりそうですが、
全体に丸みがあり、袖を通す前と後の感覚とでは別物であることを実感させられます。
頭の中で導き出すイメージと、不思議と腑に落ちるよう緻密に計算されたバランス感。
洋服は経験に基づく判断を大いにしがちで、何となく分かったような気分にさせられることが多々あるのですが
新しい扉を開いてくれる、着こなしをあれこれと想像するのが楽しくなる1枚になるのではないでしょうか。

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