営業時間変更のお知らせ


台風の接近に伴い、営業時間を16時までとさせて頂きます。
尚、明日の13日(日曜日)は通常通りの営業を予定しておりますので、是非足をお運び頂ければ幸いです。

10月12日


MITTAN   OC格子シャツ

color     生成格子

price     21000+TAX

SIZE      2    /    3    /     4  SOLD

朝から大粒の雨が地面を叩き付ける様に降り続いています。
今日の夜に台風は岩手を通過するようで、何事もなく去ってくれれば良いのですが・・・
雨と風が強いのでマイナスな事ばかりに目が向いてしまいそうですが、個人的には台風が去った後の
全てを洗い流してくれたかのようなすっきりとした空気感と、独特の街の静けさが毎回身体と心に染み渡る気がしています。
気のせいかもしれませんが・・・(笑)
お店は通常通りに営業をする予定でいますが、天候次第で営業時間を短縮しようと思いますので
早い時間のご来店をお待ちしております。

MITTANから今シーズンの新作としてリリースされたシャツは珍しくも柄物を使った1枚。
恐らくはブランドとして初めての柄シャツだったと記憶しています・・・間違っていたらすいません。。
縦と横に不均一に入った糸が立体的な表情を生み出していて、はっきりとした柄を打ち出さないあたりが
ブランドらしさでもあり、他には出せない通好みな生地を作り出している事にもいちいち感心させられてしまいます。


素材には経糸・緯糸どちらもオーガニックコットンの糸を贅沢に用いて作製。
生地自体にしっかりとした厚みがあって夏場以外の3シーズンに対応出来る素材で、着込んでいった後の風合いが
良くなっていくっことも間違いありません。
日中であればシャツだけで過ごせる気候ですが、これから季節が進んできた際にはインナーとしても重宝すると思います。
1枚で着た際の存在感が抜群で、コートやジャケットと合わせてちらりと柄を覗かせて着るのもお勧めで
個人的にはざっくりとしたウール素材のコートや前開きの羽織物と合わせたら格好良いなと想像しています。


シルエットは全体的にゆったりとした設定。
首元はスタンドカラーというのが正解だと思います。
トップの釦はギリギリで留められるくらいの首回りの大きさで、留めるのが難しそうな場合は1つ開けて着るのがベター。
雰囲気抜群の厚みのある釦が付いているなと思っていたのですが、後から資料で確認した所、雰囲気の良いトレンチコート
などに用いられる事の多い水牛を使用しています。
生地に負けないパーツを組み合わせる事で、シャツ全体の仕上がりが引き締まるのは言うまでもありません。


ざっくりとした表面に凹凸のある素材は機械式の織機で織られているのですが、肌触りを極力手織りに近づけるように
微妙なテンションを職人さんにお願いをして、独自の風合いに仕上げています。
生地の目はしっかりと詰まっているのですが、空気を含んだような肌当たり。
僕はシャツを展示会で見て、初めて袖を通した際には完全に手織りだと勘違いしてしまいました・・・
素材に対して貪欲に追求するデザイナーと、イメージを具現化出来る職人さんとの信頼関係があるからこそで
MITTANの新たな引き出しになるシャツだと感じました。

MITTAN   カシミヤワタショール厚手

color     藍(淡)      /      藍(濃)

price     24000+TAX

SIZE      70×200 SOLD


昨シーズンに引き続き、カシミヤ70%とリネン30%を掛け合わせたショールも展開。
天然染料の柔らかくて深い色合いと、カシミヤの肌触り、適度なボリュームを出せる大きさ、3つのバランスが好みです。
色目は共に藍染で「ブルー」に近い淡いタイプと、より「紺」に近づく濃いタイプと、どちらも正直甲乙がつけ難い
素晴らしいカラーに仕上げています。


特に男性は巻物を苦手とする方が多いような気がしているのですが、単純にあると便利ですし、今時期は気温差が大きく
コートを羽織らずともバッグに巻物を1つ忍ばせておくだけで日中との寒暖差から身体を守ってくれる優れものです。
折角選ぶのであれば、肌触りが良くて自分の気に入ったものを大切に長く使う方が良いと思います。
ぐるりと巻くのに丁度良い大きさに設定をされていて、藍染であればより男性にも馴染み易い印象になるはずですので
スタイルの変化を楽しむ上でも、是非ストールを取り入れて頂ければと思います。


何を着ても心地良く感じられる季節は北東北に住んでいるとても短く感じてしまいますが、その時期にしか出来ない
服装や着こなしを楽しんで頂きたなと自分自身も含めて思っています。
ウール・コットン・リネンなどの天然素材を中心に、様々な異素材を取り入れながらコーディネートを組み立てると
機能性だったり、着心地の良さを再発見出来るきっかけになるのかもしれません。
MITTANの洋服に使われるのは現代的な機能素材とは違いますが、同じくらいもしくはそれ以上の感覚を肌で感じて
貰えると思っていますので、人味違う機能美を生活の中に取り入れてみては如何でしょうか。

10月11日


SUNSHINE+CLOUD   WOOL CAP

color     NAVY

price     9000+TAX

SIZE      M


台風が関東地方に接近中で、まだその事を感じさせない盛岡の天候。
あまり大事に至らなければ良いなと思いながら、テレビやネットから流れてくる情報に目と耳を傾け
2日間くらいはざわざわとした気持ちで時間を過ごしそうです・・・

神奈川県の葉山という場所から文化とモノを発信し続けている”SUNSHINE+CLOUD”から春夏シーズンに一度だけ
展開をしたことのあったCAPが、素材をコットンから季節感の漂うウールに姿を変えて届いています。
一見すると被り易そうな印象のあるベースボールタイプのCAPですが、いざフィッティングをしてみると
案外というと語弊があるかもしれませんが、ユニークなデザインで見た目と大きなギャップがあります。
僕自身も最初に葉山のお店で見た際には、とても被り易そうな雰囲気の良いキャップだなと思い手に取って試着を
したのですが、全然イメージしていたものと違ってびっくりしたのを覚えています(笑)
ですが、被り続けているうちに自分らしさが出てくる不思議な魅力があって、実際にコットンのタイプを購入して
愛用していますが、内側のレザーが柔らかくなり、生地もくたっとしてこなれた雰囲気が出てきました。
被り心地を表現すると浅くて・深い・・・分かり難い言葉になってしまうのですが、そんなイメージ。
何も考えずに手に取ったら案外良く見える様な、少し力を抜いた服装などに合わせて頂くと、日常の景色に溶け込んで
少しずつモノとの距離が近づいてくるはずです。

color     GREY

SIZE      M


ツバはベースボールキャップとアンパイヤ―キャップの丁度中間くらいの程良い長さに設定。
正面の部分が高く広く設定されているのですが、後ろは浅く狭くする事で独自のバランスを形成する事によって
一癖ある表情に繋がっているだと思います。
たまたま以前に、この帽子をお買い上げ頂いたお客様が街で被って歩いている姿がとても格好良くて
それは被り物全般に言える事なのですが、時間の経過と共に馴染んでくるのは間違いありません。
最初のインパクトに対してどれだけ打ち勝っていけるかがとても重要です。


サイズ調整はアジャスターで好みのフィッティングに合わせる事が可能。
大よそですが58CMから61CMくらいの方までカバー出来ると思います。
内側はレザーのパイピングがぐるりで、被り続けているとより馴染んで心地良く感じられるはずです。
このCAPは”SUNSHINE+CLOUD”がデザインをしたものを、帽子専門ブランドの”KIJIMA TAKAYUKI”が作製。
餅は餅屋の考え方ではないですが、裏側のパイピングの処理などを見ていると、きちんとした物作りの背景のある
メーカーに作製を依頼する事により、お互いの得意とする部分が1つになって面白い製品が生まれるように思います。


ウール素材は時間が経つほどに表面の毛羽が取れて、より良い表情に経年変化を遂げていきます。
少しくたっとなったくらいが格好良くて、お気に入りのスウェットやシャツにアクセントとして取り入れるのがお勧めです。
これは僕の勝手な偏見かもしれませんが、人生を楽しく、ちょっと抜け感があって、遊び心がある方には
特に良く似合うキャップだと思っています。誰にでも被り易いという訳ではない所が逆に好みなのかもしれません。

SUNSHINE+CLOUD   WOOL CAP(刺繍あり)

color     GREY

price     10000+TAX

SIZE      M


color     NAVY

SIZE      M


正面にインパクトのある数字の「3」と後ろに「TOWN」という文字が刺繍されたタイプも2色ご用意しました。
ソリッドと比べると、より難易度が高いかもしれませんがシンプルな装いの外しには最適なアイテムかもしれません。
休日に近所を散歩に行ったり、スーパーに買い物に出掛けたり、髪の毛をいちいちセットするのが面倒な日などに
帽子は重宝するアイテムで、マウンテンパーカーなどにさらりと合わせるだけで格好良いと思います。


SUNSHINE+CLOUDらしい土地ならではの空気を纏ったキャップは、手に取るだけで自然と笑みがこぼれてしまいそうな
外に出掛ける事が楽しくなる1つのきっかけになるかもしれません。
特に盛岡は冬の寒さがとても厳しい土地なので温かい素材のモノを身に着けるだけで身も心も満足出来ますし
装いがワンパターン化しがちな季節には小物使いでマンネリを防げるはずです。
被り続けていると徐々に癖になる要素を持ち合わせているキャップですので、是非挑戦して頂ければ嬉しいです。

10月10日


FUJITO    OPEN COLLAR SHIRTS

color     CHECK

price     28000+TAX

SIZE      1    /    2    /    3


朝の急激な気温の冷え込みから、日中のぽかぽか陽気へのあまりの落差の大きさに体調を維持するのが
難しくなってきました。それと同時に秋冬物の洋服を躊躇わずに自然に取って着れる機会が増えてきたので
それはそれで嬉しくて、心と身体の2つのバランスを崩さずに過ごしていきたいと思っています。

そろそろ温かみのあるウールなどの素材も気になり始めてきたタイミングで、FUJITOがここ数シーズン力を
入れ始めている”オリジナルファブリック”を用いたシャツジャケットが届いています。
今シーズン作製したのは「スラブチェック」という、50年代頃に流行った生地をイメージしてウールを中心に
様々な素材を混紡した何処か懐かしさと色の深みを感じる生地を作製。
“オリジナルファブリック”を用いたアイテムはジャケットやパンツなど様々に用いられていますが、
数ある商品の中で目に留まったのはミドルレイヤーとしても着用が可能な開襟シャツ。
rasikuでは殆ど展開をした事のない開襟シャツは、自分の中で目新しさが気に入ってセレクトを決めました。
インナーにバンドカラーのシャツを合わせてジャケットの様に着るのもお勧めですし、もう少し気温が低くなり
保温性を重視したスタイルとしてモックネックやタートルネックを合わせもしっくりくると思います。
以前に紹介しました同素材のCAPと組み合わせて着るのも、統一感を演出する事が出来て面白いはずです。


FUJITOが作る開襟シャツは、第一釦の開きが大きく開き過ぎずに品の良さを感じて頂けると思います。
ポケットは左右に付き、胸の絞りなどは無く、身頃がストンと落ちる様なシルエット。
素材感も厚すぎず薄すぎずの中肉で、ある程度素材自体に保温性がある事を利用してダウンベストなどを
組み合わせるのもコーディネートに無理がなく、秋の装いとして心地良い温度を保てると思います。
自分自身にも言える事ですが、秋冬物となるとどうしてもセーターやコート類に目が向いてしまい
12月の本格的な冬を迎えるまでの洋服が手薄になってしまう傾向が顕著です。
あえてこの辺の生地感のアイテムを選んでみるのも、今までとは一味違う着こなしが楽しめるのではないでしょうか。


サイズ感は開襟シャツらしく全体的にゆったりとした設定。
前述でも述べましたが、身頃に絞りがないのでボックス型のシルエットで「サイズ2」で身頃57CM
「サイズ3」で身頃60CMと数字上でも大きさが伝わるのではないでしょうか。
インナーの厚みによって前後はすると思いますが、178CM体重64キロで着用サイズ2になります。
肩回りや身頃などは一切のストレスのない着心地。
もしスウェットやフード付きを合わせてきたい場合にはサイズアップで着るのありだと思います。
大よそですが「サイズ2」でM~L 「サイズ3」でL~XLくらいの方に気持ち良く着て頂けるはずです。


ざっくりとしたシルエットですが、可動域を広げる為に細かく寄せられたギャザー。
FUJITOのシャツは佐賀県唐津市にあるドレスシャツなども縫製出来る技術の高い工場で作製されているので、
縫製技術の高さは折り紙付きで、運針がとても細かく見た目の美しさにも拘った1枚です。
色の落ちたリーバイスのデニムにスウェード素材の革靴など、季節を感じるアイテムを所々に織り交ぜながら
男性らしさを表現しつつ組み合わせて頂くと、より一層このスラブチェックの良さが際立つと思います。

FUJITO    CORDUROY WIDE SLACKS

color     NAVY

price     26000+TAX

SIZE     30    /    32    /    34

color     BROWN

SIZE     30    /    32    /    34


「OPEN COLLAR SHIRTS」に組み合わせていたパンツも同ブランドのアイテムになります。
FUJITOのパンツではアイコンにもなりつつある、ダブル幅5CMで処理をされたワンタックトラウザー。
フロントはスナップボタンで開け閉めし、迫力のあるワイドシルエットですが膝から裾にかけて綺麗に
テーパードをさせてメリハリのある表情に仕上げています。
今シーズン選んだ素材は、秋冬のイメージをより一層盛り上げてくれる凹凸のくっきりとした太畝のコーディロイ。
中肉で洗いがかかっているので、とても柔らかく穿き始めからでも馴染んでくれる素材。
カラーは深みのあるブラウンと渋い色目のネイビーの2色での展開となります。


レングスはぎっちり9分~10分丈になるくらいの長さに設定をされています。
もしレングスの長さがイメージに合わなかったり、ダブルの処理が気になる方には、シングルであえてすっきりと
穿くのもお勧めしています。パンツの丈は、少し長さを変えるだけで見え方が全く別物になる事もありますし
個性を引き立たせることの出来る大事な要素だと思います。
実際にフィッティングをして、お好みの長さに調整をし直して穿くのが個人的にはベストだと思いますので
色々とご相談を頂きたいです。
FUJITOが作る”WIDE SLACKS”に関して言えば、着用している写真の様にローカットのスニーカー、もしくは革靴が
すっきりと見えて短すぎず・長すぎずに納まっているのがベスト。
特に秋冬のシーズンは、歩いた時に裾からウールソックスなどがちらりと覗くのが、季節感、遊び心、洒落が利いてて
目を惹くと思います。パンツ選びに関してはサイズやシルエットも勿論大切ですが、それと同様に裾の長さにも拘りを
持つようになると服の着方や見栄えが大きく変わるきっかけになるはずですので、意識をしてみては如何でしょうか。


フロントにワンタック入れて、後ろをダーツで調整しているので秀逸なシルエットを構築しています。
FUJITOらしくしっかりとした作り込みで、太いシルエットのパンツが苦手な方にも挑戦し易いカタチだと思います。
素材に使用しているコーディロイはウール等とは違い、お洗濯もし易く気軽に穿けて季節感を出すことが可能。
シンプルにスウェットなどを合わせて足元は革靴もしくはコンバースなどのローテクのスニーカー、アメカジライクな
雰囲気で合わせるのも好きな着方です。


今日ご紹介しましたどちらのアイテムも、角度を間違えると少し古臭くなりがちな印象があるのですが、
そうは見させない細かなディティールであったりパターンの落とし所の上手さがあります。
カジュアルな中にFUJITOならではの独自の目線で表現しているエレガントなエッセンスをプラスしている所に
他には出せない雰囲気があると思っています。
日常着の中に心地良く感じられる緊張感、装いの幅を広げる1枚を手にしてみては如何でしょうか。

定休日のお知らせと営業時間のお知らせ

明日9日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

また明後日10日(木曜日)は、都合により12:00オープンとさせていただきます。

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