5月20日

ASEEDONCLOUD   HW WIDE TROUSERS

color     INDIGO

price     26400-

SIZE     XS    /    S    /    M    /    L SOLD

定休日の昨日。ぐんぐん早まる日の出前からグッドコンディションのグランドで良い汗をかき、
午後は今年の畑に植えるサツマイモの苗を買いに産直まで。
狙っていた産直は既に完売と聞いて、心配していましたが無事に別の場所で手にすることが出来ました。
まだ植える前ですが、既に秋への期待が膨らみますね。
更に今年は里芋にも挑戦しようと意気込んで種芋を沢山購入しましたが、ちらっと調べるとサツマイモとは
特性が異なり日陰と水分を好むとのことで、畑のプラン修正を余儀なくされている状況です。
毎年少しずつですが畑をやるようになって分かったのは、はじめから上手くいくことのほうが珍しですし、
今年良くても次の年はあれ?っていうことも多いので、初めて育てる物は先ずはチャレンジという気持ちで
やってみようと思います。こちらも秋に自作の芋の子汁が出来るか楽しみです。

ASEEDONCLÖUDから春先にもご紹介しました”HW WIDE TROUSERS”ですが、サイズ欠けしていた分が再入荷し
さらに同素材で新作のショートパンツが加わりました。
着用の写真は私物のモノで、約2カ月位経過したもの。穿いたら毎日洗濯をしたい方なので結構洗っていますが
だいぶ青味が強くなってきているように思います。納品は未洗いの状態で糊が付いていますのでぱりっとした質感で
それもまた良いのですが、洗って生地が柔らかく肌当たりが良くなってくるのがデニムの醍醐味の1つ。
素材はコットン70%・リネン30%の混紡生地を使用し、ライトオンスで夏場でも風が抜けて心地好く穿いて頂けると
思いますし、通常のデニムと比べると随分とゆったりとしたシルエットなので、生地が肌に纏わりつきにくく
ストレスにならずに暑い季節でも進んで手に取って頂けると思います。

自店のワイドパンツの中でも1番か2番か位に太いシルエットですが、フロントにタックを入れたりお尻回りは
フラットに作製する事で、作り込まれたワイドシルエットを構築。横幅にはそれなりに迫力を持たせていますが
後ろから見た際には洗練されたバランスに仕上がっていて、足し引きの上手さと落し所の妙を感じるパンツ。
毎シーズン、岡山で織られている備前壱号(生成・濃紺)の帆布素材は定番で、その他にシーズン素材として
毎回異なる生地での展開を続けています。
今回のリネンデニムは春夏らしい軽快な素材感で、様々な装いに違和感なく溶け込んでくれそうです。
初回分は、今までワイドシルエットをあまり穿かないという方にも手にして頂けたり、挑戦してみたいという方が
多くいらっしゃって、自分にとってはとても嬉しい反応でした。
トップスのバランスが自然と軽くなる季節に移行してきましたので、逆にパンツにボリュームを持たせた着こなしが
スムーズに出来るのも、これからの時期ならではかもしれません。

水を通すと着丈が3~4CM位は短くなりますので、その分を考慮して丈詰めはされる方が確実。
裾口のボリュームもかなりのもので、着丈の長さによっては重さが気にかかる際にはすっきりとした長さに
カットをして穿くのがお勧め。
ちなみに身長178cm、着用サイズMでギリギリカットしなくても履けるというイメージ。
カットするか迷いましたが・・・小さな違いが大きな見え方の差になってくるのも洋服の面白さでもあります。
季節的にもサンダルなどの足元も視野に入るタイミングで、心地良いバランスを見つけて頂けると
欠かすことの出来ない1本になり、夏用デニムとしてワードローブに定着する存在になってくれるはずです。

“HW WIDE TROUSERS”は性別に関係なく、選んで頂いている印象があります。
店頭に穿いてきてくださるお客様の確率が高いパンツで、中には素材違いで購入される方も何人かいて
きっと普段から穿き込んでいて出番も多いのかなと想像すると、何だかとても嬉しい気持ちになります。
各サイズ1本ずつのストックになりますので、以前から気になっていた方や夏用のパンツをお探しの方に
手に取っていただけたらと思います。

ASEEDONCLOUD   HW SHORTS

color     INDIGO

price     20900-

SIZE     S    /    M  SOLD   

そして、何年ぶりかに展開するショートパンツ。
ここ最近は全くショーツのセレクトをしていなかったのですが、太さと長さに惹かれてオーダー。
着用写真が肌が真っ白でイメージが湧き難いかもしれませんが(笑)長袖にショーツは贅沢な着合わせです。
寒いんだか暑いんだかという6月初旬頃までの2週間位はマッチする服装ですが、よくこのスタイルをして
高確率で風邪を引いて怒られるというパターンを繰り返した為、封印していました。
こうして改めて見ると、何だか良い感じがしますね。
素材はHW WIDE TROUSERSと同素材ですので夏場にピタっと当てはまり、ショーツも同様に作り込まれた
デザインからなのか、ショーツ特有の少年っぽさを感じさせないのがセレクトした理由でもあります。

大きくデザインを変えている訳ではないのですが、ウエストの両サイドにゴムを入れて伸縮性を持たせて
よりリラックスした穿き心地に。ベルトで調整するも良いでしょうし、ジャストサイズで煩わしさを無くすのも
夏ならではかもしれませんね。完全な夏仕様というショーツではなく、シャツを合わせたて革靴を履いたり
スタイルの幅が出せるのもこのショーツの特徴になるかもしれません。

長さに関しては、しっかりと膝が隠れる位の大人が照れずに穿ける設定。
海や川へ・・・という様なアクティブな意気込みではなく、どちらかと言えば普段着としてお洒落をして街を歩いて
喫茶店でコーヒーを飲んだり、美術館に行ったりして、その際には白いリネンやブロードの長袖のシャツをぐるっと
捲って、頭には涼し気な素材の麦藁帽子を被ってというスタイルの方が似合いそうなショーツ。

僕自身も夏にショーツを穿くことは殆ど無かったので、もうセレクトする事はないだろうと勝手に決めつけて
おりましたが、そういった気持ちを軽く飛び越えてくるものに出逢えて、自分自身を反省するばかりです。
あとは中津川沿いの雑草が伸びすぎて、足のスネに当たるのが嫌で穿かないというのも理由の1つではありますが
そんな小さな理由ばかり並べず気にせず、夏らしく大胆かつ爽快に穿いて頂ければ嬉しいです。
フルレングス・ショーツ共に夏の装いを彩るワードローブに是非加えてみては如何でしょうか。

定休日のお知らせ

明日19日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞよろしくお願い致します。

5月18日

SEA SALT   EGG LINE DRESS

color     BLACK

price     37400+TAX

SIZE     2 SOLD

昨日からお店も通常運転しています。
リハビリではないですが、今回は本当にのんびりと過ごしたお休みだったので色々と通常モードになるまで
昨日一日はあたふたしていましたが、なんとか今日位からは、リズムを取り戻せそうな感じがしております。
お休みの間に季節もすっかり春から夏に変わっていて、それは草の匂いや川の色、街に流れる空気までもが
今まで違うように感じるのは、いつも当たり前にその景色を見続けているからなのかもしれませんね。
という事で、昨日・今日は朝早くお店に来て、慌てて夏物を店内に出しました(笑)
とは言え、朝方はまだストーブを点けつつ窓を開けていて、謎に贅沢気分を感じる日々なのですが、
半袖と長袖と七分袖が混在する面白い売場になっていますので、ゆっくり慌てずに今の気分に合う服を
探していただければ嬉しいです。

これからの時期はSUNSHINE+CLOUDやSEA SALTの洋服がより一層気候にマッチしてくるので、
なんとなく悩ましい服装から抜け出して、涼しい服が着られるのをとても楽しみにしていました。
2つのブランドと出逢ったことによって、自分達の夏の装いが変化したのは間違いありません。
夏に着る”黒”を強く意識したのは3年位前からでしょうか。それまでは黒というと単純に視覚的に重たいイメージがあって
展開してもTシャツ位だったのですが、上質で気持ちの良い素材に出逢い、エレガントな透け感や軽やかな井出達の洋服に
触れるようになってからは、自分達の意識も変わり少しずつ店内に並べるようになってきました。
今季のSEA SALTの黒は、見ているだけでうっとりとするような素晴らしい素材。
コットン53%・麻47%を掛け合わせているのですが、経糸にボイル糸を使用し強撚糸特有のシャリ感が生まれます。
自然光に当てると透ける位の生地感で、触れると繊細さよりも先に強さを感じる事に正直驚かされてしまいました。

ワンピース自体に癖はなく、首元に深くスリットが入りギャザーで綺麗に寄せて釦で留める仕様。
身頃に対して直線的に付けた肩位置から、袖口にかけてこちらも同様にギャザーを寄せてぎゅっと絞りを入れて
ゆったりとした部分に所々に緩急を付けて、メリハリのあるバランスに仕上げているのが心地良く感じさせてくれます。
夏には嬉しいリラックスした着心地でも、だらしなく見えずに程よい緊張感をミックスしてあるのが、
もしかすると日々の生活にもプラスの影響を与えてくれそうな気がしています。

日常着と言うにはやや繊細さもあり、かと言ってよそ行きかと言えば、そういう訳でもない。どちらも行き来するような
生地感でもあり、肌が透けるような部分も含めて、年齢を重ねていくに連れてそういった服が放つ良さや意味を
少しずつ理解出来るようになってきました。
気温の高さも相まって涼しい素材を求める方が増えているのは確かで、そんな中でここ数年は女性ならではの
曲線的なラインを洋服で表現するというのも、それはそれでとても格好良く感じられ、季節に逆らうことなく
自然な流れで肌が心地良くて、且つ美しく見える服の提案もしていけたらと思っています。

黒という色目に対して、凛とした部分を引き立てるというだけではなく、シルバーやゴールドもしくは赤など
パワーのある色を組み合わせる事によって表情が柔らぎ、そしてお茶目な空気がプラスされるように感じて
お互いを引き出し合う、見事な関係性にあるのにも気づかされます。

夏の装いは、いくら頑張っても何かを重ねたりするのは熱帯のような気候に変わりつつある現代ではとても難しく、
であれば、理に適った素材感でお洒落をすることに意識を向ける方がよっぽど気持ちにも余裕が生まれて良い循環に
なるのではないかと思っています。心地良い素材を一度身につけると、それだけでその日1日が前向きな気持ちに
なりますし、春夏はダイレクトに肌に触れる部分が確実に多くなってきますので、素材とデザイン、機能的な要素と
3つのバランスとご自身のライフスタイルをイメージしながら、最適な1枚をお選び頂きたいと思っています。

INFO

昨日もBLOGでお伝えした通り、明日12日(水曜日)から5日間お休みを頂きます。
リフレッシュして、17日(月曜日)から通常営業でスタートしますので、お間違いのないよう宜しくお願い致します。

5月12日(水曜日) 定休日
  13日(木曜日) 臨時休業
  14日(金曜日) 臨時休業
  15日(土曜日) 臨時休業
  16日(日曜日) 臨時休業
  17日(月曜日) 通常営業 10時30分~18時迄

5月11日

homspun    リネンバイオ ギャザーSK

color      ライトパープル

price      31900-(TAX IN)

SIZE      S    /    M  SOLD

思いがけず?気候の良い日が続いている盛岡です。が。
朝と夜に関しては、まだ涼しいというよりはぶるっと肌寒く感じて、悩んだ末に灯油を買いました。
お湯を湧かしたり、洗濯物を乾かしたり、煮炊きをしたりと家でも店でもフル稼働で大活躍のストーブ。
暖かいというだけでどれだけ心救われたことか・・・本当にお世話になりっぱなしです。
室内では未だそんな様子ですが、一歩外へ出てみれば草木はぐんぐん伸びていて、もうすぐ膝上に達しそう。
今朝は遊歩道に虫もたくさん出てきていましたし、夏の気配はそこかしこに感じられるのですね。

そんな爽やかな気候に誘われて、homspunから毎年リリースされるリネン素材のアイテムをご紹介します。
いつもはワンピースで選ぶことが多かった生地ですが、今回はシルエットの良いスカートに心惹かれて
意外と自分が思い描くスカートとの出逢いは貴重だったりするので、これは!と思いセレクトしました。
色は2色で、サイズは長さの異なるSとMの2サイズから。
(画像ではMサイズを着用)
涼しいのはもちろんの事、この生地ははじめはパリッとしたリネン特有の張りが感じられるのですが
着用を繰り返すことでしっとりとした柔らかさを帯び、それでいて生地の強さは増したような風合いへと
変化していくのです。相反する質感を兼ね備えた上質な生地で仕上げた、大人な夏のスカートです。

ウエストの仕様は総ゴムで、気負わず穿けるシンプルなギャザースカート。
ちょっと中心に寄ったユニークな位置のポケットには、密かに美しいフリルが施されています。
ギャザースカートにフリルのポケットと、言葉の並びとしては可愛らしいスカートを想像しますが
homspunが作り出す可愛いさは一味違うというか、とてもチャーミングでありながらピリッと引き締まる
要素がしっかりと含まれている様に感じます。
ギャザースカートの場合は出来ればあまり広がらない方が好みで、ウエスト位置によって着丈の調整が
多少出来るようにウエストは適度な強さの総ゴムで、動き易さも重視して膝下から少し長めだと嬉しい。
まさにそんな理想を叶えてくれるスカートが、今まではワンサイズだったのですが2サイズ展開になった事で
自分をはじめ、より色んな方のイメージに合うスカートの着こなしを楽しんで頂けるのではないかと思うと
それだけで心躍りますね。普段からスカートを穿かれる方も、今まで中々手を伸ばせなかった方も、
夏は特にスカートの良さを実感出来る季節だと思うので、ぜひ手にしてみてください。

ベーシックな色も展開されていて悩みましたが、最近は今まで着たことが無かった色目にも挑戦したいという
気持ちがあってライトパープルを選びました。トップスにブラックなどのシックな色で纏めるとより大人っぽい
印象に映りますし、単品で見るよりも実際に着ると変幻自在だったりするのも面白いですね。
柔らかな質感のパンツやスカートを合わせた際には、足元をスニーカーではなく革靴で纏めると全体の納まりが良く
homspunのデザイナーやスタッフの方も良くtrippenのシューズを合わせている姿がとても可愛く格好良いなと。
何事にも言える事ですがバランスが肝心で、一辺倒にならずに柔軟な発想でメリハリを効かせて頂くのがお勧めです。

color      ブラック

price      31900-(TAX IN)

SIZE      S    /    M

こちらは着合わせ易さ、取り入れ易さに関しては言わずもがなのカラー”ブラック”
トップスがカットソーなどどれだけラフになっても、それとなくサマになってしまうのも善い。
仄かに光沢があって、最近は夏の”ブラック”に凄く惹かれてしまうのは、それなりに年齢を重ねてきたからというのも
あるのかもしれませんが、色目の重たさを軽やかな素材感で中和してくれるのがリネンの素材の良さなのかもしれません。

足元ももう少し気温が上がってくればサンダルが視野に入ってくる頃。
素足履きでも良いですし、透ける位の生地感で柄物やビビっドなカラーのソックスなどを合わせてみると
装いの中に動きが生まれ、遊び心が感じられて良いですね。
イエローやブルー、パープルなどの楽し気なソックスも並んでいますので、ぜひ足元のイメージを膨らませて
お楽しみください。

夏の暑さを考えた時に、トップスはある程度お手持ちのもので対応が出来そうだと思っているのですが
パンツやスカート類で、気持ち良く穿けて涼しさと耐久性を持ち合わせているというのにはそう多くは出逢えないはず。
私達もセレクトする際に上記の条件を満たしてくれる生地感、そして最も大切な部分でもあるデザインとのバランスが
納得出来るものを厳選してお店に並べています。うだるような暑さでも、気分を上げて出掛けたくなるような洋服。
少しでもそんな風に心軽やかに過ごせる服に触れて頂けたら嬉しいです。

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