11月21日

SOWBOW   蒼氓半纏

color      BLACK

price      38500-(TAX IN)

SIZE      F

朝の最低気温にマイナスの表記が現れ始め、いよいよ冬の準備を本格的に進めないといけないなと思いながら
まだ薄手のコートで我慢を続けていて、何の為の我慢比べか分かりませんが、とにかく何かと戦い我慢をしています。
昨年リリースされたSOWBOWと宮田織物のそれぞれの得意分野を組み合わせて共同制作された半纏。
宮田織物さんには無い独自のパターンを持ち込み、半纏を作るプロフェッショナルな工場にお願いをして作製。
ワンサイズ展開で、身頃と袖周りのゆったりした着心地は全てを包み込んでくれるような感覚。
ファッションに落とし込むも良いでしょうし、ワンマイルウェアと総称される様に自宅から1キロ圏内の買い物や
用足しの際にこのコートをザックリと着て出掛けるのにもとてもお勧め。
気は早いですが、正月の神社へのお参りに行く際にも相性が良いのではないかなと想像を膨らませながら
其々のライフスタイルに組み合わせて、伝統工業品の面白味に触れて頂ければ嬉しいです。

全くスタイリッシュさのない所が、SOWBOWの作る半纏らしさになるのかもしれません。
アウトドアブランドの洋服を街着で着る感覚に近く、用途ありきの洋服と言えば分かり易いでしょうか。
何処か憎めないというのか、これを着ているだけで微笑ましく見えてしまうのは私だけではないはず。
所謂のダウンジャケットを殆ど展開しないので、これが僕なりのダウンジャケットという解釈。
中綿はコットンで、長時間着用していても気にならない位の重さ。
フロントは紐だけの仕様。首元の寒さが唯一の弱点になってしまうので、雰囲気良いストールやマフラーを
組み合わせて頂くと、ファッション的な要素と機能的な部分を両面でカバー出来ると思います。

ポケットは全部で4つ付きます。表となる面にはスラッシュポケット。
裏側にはパッチポケットが2つ付き、リバーシブルの仕様。
どちらのフェイスも同じくらいの着易さなので、その日の気分によって使い分けて頂ければ。

1つのモノを作る際に、技術とデザインそれにプラスするのであれば誰が関わるかによって、そのモノ自体の見え方や
伝わり方は変わってくるような気がします。あとは関わる人がその行動に対して面白がってやられるかどうかも重要。
熱量が全てとは言いませんが、熱量がなければモノとしての価値は伝えられないと思います。
実際に自分自身でも出来る限り生産背景のある現場へは足を運ぼうと思っていて、伝統的な技術や技法とは別に
デザインや総合的に判断出来るような其々のプロフェッショナルがお互いの知恵や得意とする分野を持ち寄って
適度な距離感で関わるとより良いものが出来上がるなと、SOWBOWの半纏を見るとそんな感覚にさせれてしまいます。
半纏に関わらず、僕の住む岩手にも様々な伝統産業があって無理に何かをする必要性はないと思うのですが
時代の変化にある程度柔軟に対応をしながら、現代のバランスに合わせながら新しい技術や取り入れ易くなるような
キッカケづくりも大切になってくるのかもしれません。

color      WHITE

SIZE      F SOLD

色違いの”WHITE”は一切の曇りのない白。裏側はオフホワイトになります。
先ず、汚れが気になる事は間違いありません(笑)そこはもう重要ではないですよね。
それ以上に白にしかない潔さと、空気を一変してくれる様な感覚はこの色にしかない魅力だと思います。

color      MORNING HAZE

SIZE      F

新色は千鳥格子柄でチェック柄を表現している”MORNING HAZE”
無地に近い感覚で着られるチェック柄。裏地は無地のベージュピンクの様な色目とのコンビで
挑戦のし甲斐があって、そして一筋縄ではいかない柄選びもブランドが変わらずに貫き通している
1つのアイデンティティなのかもしれません。
お洋服好きの方、半纏が好きな方、暖かな布団に包まれているのが好きな方など、選ばれる方の視点も
様々なので、どんなエピソードに出会えるか。それもまた楽しみな一着です。

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