5月24日


SEA SALT   COLLARLESS SHIRTS

color     CHARCOAL(クルミ)

price     24000+tax

SIZE     2 SOLD

宣言通り?早起きすることが出来ました。もうそれだけで達成感ありますが、窓を開けて部屋全体の空気も
入れ替え、掃き拭き掃除に他諸々までクリア~。ちょっと動き過ぎましたが、ほんとうに太陽様様です。
ニュースで見ましたが、先週は県内全体どこも日照時間が僅か数分だったそうなので、久し振りの太陽の出現に
いろんな生き物たちの喜びの声があがっているようなワサワサっとした気配を感じながら、出勤しました。

良い天気だと心置きなくというか、撮影の時間も含めてより気分良く夏素材の服のご紹介が出来ますね。
夏と言えばなメーカー”SEA SALT”の服も今季オーダー分がずらりと揃っていて、一時期気温が上がった際に
ここぞとばかりに店頭に並べたのですが、ここ一週間のあまりの肌寒さにちょっと意気消沈気味だったので、
こんな快晴の日にこそ、注目していただけたらなと思いピックアップします。
以前BLOGに載せた、こちらと同素材のベルギーリネンを使用した”COLLARLESS SHIRTS”は、はじめてSEA SALTの服が
rasikuに並んだ2年前に一度オーダーしたのですが、その時ちょうど秋田のみつばちさんでの出張SHOPがあって
せっかくだからと持って行ったところ、さすが海と山に囲まれた土地だけあって?とても好評いただき
みつばちに来て下さったお客様にお選びただいて完売したという、秋田出張の思い出シャツでもあります。


無理に飾らないシンプルなノーカラーのシャツ。
ほんの少しだけ首元にそっと添う細い襟と、四角い切り替えのビブデザインがさり気なくも効いているので
リネンの柔らかな風合いに対して、どちらかと言うと静かでスマートな印象を抱くそんな見た目が好みです。
フロントの釦の留め方によって着こなしに変化を付ける事が出来るのと、一番下の釦にちょっとした細工があり
おまけが付いていたような思いがけない喜びが、洋服にもあるのだと知りました。


一番下の釦だけ二段階で留める仕組みで、釦を留めるとタックが生まれ、釦を外すと細長いスクエア型の
スリットが現われる。展示会では気付かなかった、見たことの無い仕掛けを見つけた時はひとり興奮しました。笑
無理に開けて着る必要は無いですが、インナーに合わせたアイテム次第(例えばサーマルやタートルなど)では
釦を開けた状態で着るのも良いのかなと思います。
SEA SALTの洋服は見れば見る程に、デザインの落し所や、細かなディティールなどとても控えめではあるのですが、
物凄く丁寧にしっかり作り込まれていて度々感激してしまう事も多く、こういう洋服は大きな波に乗らずとも
自然と手に取って下さった方のワードローブの元に残り続けていくのだろうなと強く思います。


ボタニカルダイの技術を用いたCOLLECTIONに定評があり、自分達にとっても展開される美しい色により
店内の空気が明らかに変わったり変化を与えてもらったり、染色というものがただ色を出すという役割だけに
止まらずに、現代に大切な価値を作成する技術だということを伝え続けるブランドでもあると感じます。
今シーズンは自然と歴史、異文化、人種の交流点、異国情緒あふれる地域をデザインのイメージしていて、
私達が住んでいる盛岡の景色にも共通するような、しっくりとくるテーマではないでしょうか。
情緒のある建物、綺麗な水、少し行けば山の緑に囲まれた場所に対して、無理にファッションに落とし込む
必要性はそこまで感じませんし、自然体で気負わずに袖を通して頂ける素晴らしいプロダクトだと思います。


盛岡、そして東北の夏の暑さと厳しさ年々増していて、実際に着る服も少し変化しているように思います。
最初の頃は提案したいと思う服も夏場は控え目で、秋冬中心にボリュームを出そうと考えていましたが、
ここ2.3年は夏の装いの時期が長くなった事もあり、以前より涼しい服を探す方が増えましたし、
実際に自分達もまったく着なかった半袖や夏っぽい服の必要性を感じる様になりました。
SEA SALTの作り出す洋服は、カジュアルな服装にも関わらず背筋がピンと伸びるような緊張感がプラスされ
だらしなく見え過ぎずに、着ている本人はリラックス出来るところが最大の魅力だと思います。
実際に袖を通してみて所謂ナチュラルな素材・染色にも関わらず、印象として柔らかさやが強調され過ぎず
綺麗だなと思えるところも良さだと実感します。

SEA SALT   COLLARLESS SHIRTS

color     BLUE(クチナシ)

price     24000+tax

SIZE     2 SOLD


今回セレクトした3色の中では一番鮮やかな発色のBLUE。
色が売りだと何度もここにも書いておきながら、今回はどうしても夏に着る黒と茶系に目がいってしまい、
トーンが落ち着いてしまったのですが、それはそれでBLUEが際立って良いかなとも思うのです・・・。
そんな唯一爽やかさを放つ色の染料には、クチナシの硬い実を使用しています。
庭木としてだけではなく、日本人にとっては昔から染色・薬用として生活に役立てて来た植物で、
クチナシの実に関しては、形が6角をなしている事から抗菌だったり邪気払いとしての力を持つとも
伝えられていると知りました。
天然色素ならではの澄んだ色に袖を通せば、自ずと心も晴れやかになるだろうと、確かに思う綺麗な色です。

SEA SALT   COLLARLESS SHIRTS

color     BROWN(カテキュ)

price     24000+tax

SIZE     2 SOLD


そして今回オーダーしたSEA SALTをラックに掛けた際、半分がこの色で埋め尽くされているくらい
選ばずにはいられなかった独特な茶色は、マメ科の小高木のカテキュを染料に用いたもの。
なかなか馴染みのない渋い色目にも感じられる方もいるとおもいますが、実際の色は茶色と言うよりは
黄土色といった方が近いかと思います。黄色味があることで、ほんのりと明るさも含まれていて
ボトムにも濃い色・薄い色どちらを合わせても、案外しっくりときますしベーシックな黒や紺などの色とも
相性良く着ていただけると思いますので、ワードローブに色味が欲しい!でも明るすぎるのはまだ・・・
という方にお勧めしいたします。
他のモデルも気候に合わせて、順にご紹介していきたいと思います。

5月24日


MITTAN    大麻ロングシャツ

color     藍×胡桃

price     26000+tax

SIZE     3 SOLD


日照時間が少なくなると、訳もなくパワーダウンしてしまうのは、きっと私だけではないはず・・・
太陽の陽射しがあると早起きする事も楽に感じるのですが、ここ1週間は起きれそうなタイミングでも
また布団に潜り込んでしまう日々が続いています。早起きするとびっくりするくらい朝の時間に余裕があり
庭の小さな畑も拡張して植えた野菜の様子を見たり、本当に良い事しかないのは分かっているのですが。。
なんとか明日からは気持ちを切り替えて、いつもより少しだけ早く起きて動きたいなと思っています(決意)

MITTANが暑さの増す夏を想定し、涼しい素材として目をつけたのが大麻を用いた生地でした。
昔から日本では馴染みのある素材の1つでしたが、ここ最近ではあまり見掛けなくなった素材でもあります。
しっかりとした張りとコシがあって強度も申し分のないクオリティ。蚊帳などにも使用される事で分かるように
風の抜け感が抜群に良く、更にひんやりとする肌当たりも、他にない持ち味だと感じています。
速乾性に優れているのもポイントで、汗をかいても直ぐに乾きますし、旅に出掛けた際にはその場で洗って
翌日に直ぐに着れるので、着替えを最小限に出来るのもメリットだったります。
昨シーズンに展開をしました大麻シャツも引き続きベンガラ白・紺・藍でセレクト(こちらは後日に)
併せて、梅雨時期の羽織物としても重宝しそうなロングシャツタイプを少量ですがご用意しました。
ちょっとした羽織のジャンルとしてはデザイン性も含めて面白いのではないかと思い、サイズはゆったりとした
イメージであえて「3」のみに絞っています。
袖を通した印象としてですが、サイズ3でメンズのMサイズ位、レディースで言えばサイズLよりも気持ち大き目を
イメージして頂ければ良いと思います。ユニセックスの洋服ですので性別に関係なく袖を通して頂きたいです。


ずらりと間隔が狭くならんだ釦と首元のバンドカラー、ロングシャツタイプはテールに深く入ったスリットが
ディティールとして目を惹く部分ではないかと思います。深くスリットを入れる事で見え方的にも軽さが出ますし
パンツポケットへのアクセスも自由にすんなりといけます。
僕自身もロングシャツを着る事は殆どない・・・というよりも全く持っていないカテゴリーの洋服。
いざ着てみるとカーディガンの様な感覚で、着丈に関してもぱっと見は新鮮ですが違和感は無く。
夏場カットソーにさくっと羽織れるものは案外選択肢が少なくて、僕自身肌が強くなく日光湿疹が出易いので
直射日光を浴びたくないという方にもとてもお勧め。
インディゴなどの青系の洋服は、色目としても抵抗なく取り入れやすいと思いますし、サイズに関しても
ゆったりとしたシャツをご夫婦などで兼用するのも良いのではないでしょうか。


普段から着慣れている普通のシャツと比べるとクセがありますし、自分なりの着方を定着させるまでには時間と
イマジネーションが必要になりそうです。そんな事も含めて新しい感覚を手にするきっかけになるのかもしれません。
シャツのシルエットをそのまま活かし、テールを伸ばした大胆さと緻密に計算されたスリットの深さと形状。
雰囲気のある洋服を組み合わせるのも良いでしょうが、僕が提案もしくは着るのであれば、いつも着ているような
カットソーにパンツはある程度穿き込んでクタクタになったものに、さらりと羽織って頂けるだけで素材が抜群ですので
十分に良さが引き立つと思います。


色目はMITTANが得意とする重ね染色で「藍×胡桃」と「ベンガラ白」の2色を展開。
どちらも天然染色ならではの太陽光に当たると奥行きを感じる発色。肌の透け感もほとんどありませんので
そういった部分も夏場に取り入れやすい理由になるのではないでしょうか。

MITTAN   大麻ロングシャツ

color     ベンガラ白

price     28000+tax

SIZE     3 SOLD


フロントの釦を閉めて着るとアンティークのような、異国の雰囲気が更にプラスされた井出達に見えます。
この雰囲気の洋服は、男性よりも女性の方が手にする機会があって着慣れていらっしゃるかもしれません。
前開きの仕様は様々な着こなしが楽しめる+@の要素があって嬉しいですし、この着丈だからこそボトムの
組み合わせも、パンツに限らずスカートでも良いですし、ノースリーブのワンピースに重ねたりなどなど
バリエーション豊かに涼やかな着こなしを試してみていただけたらなと思います。
ベンガラ白の色味も必見で、真っ白ではなくどこか砂っぽいライトグレーが掛かったような白なので
ぱきっとし過ぎない点もコーディネートがし易くなるのではないでしょうか。


MITTANが独自に開発をするオリジナルのファブリックは、毎シーズン展示会に行く度に新しい発見があり
聞いた事もない素材や、素材や染料の組み合わせなどなど学ぶ事ばかりで、常に進化し続けている様子を
びしびしと肌で感じています。大麻生地は昨年からリリースされているのですが、湿度の高い日本の気候に
ぴったり合いますし、冷房の効いた室内や車内などでも肌を保護してくれたりと重宝することと思います。
着れば着る程に柔らかさを帯び、肌馴染みが年々良くなってくる生地の変化も一緒に楽しみつつ、
毎年必ず訪れる夏を、快適にお過ごしいただけたら嬉しいです。

5月22日


TEMBEA   BAGUETTE TOTE

color     LT INDIGO

price     16500+tax

SIZE     24.5×42×13 SOLD

今日までは上着もしくはコート!?が必要なくらいに肌寒いですが、明日からは少しずつ本来の気候に
戻ってきそうです。店内の薄手素材の洋服を眺めたり、ちょこちょこ並べ替えたりして爽やかな風と、
木々を輝かせる日差しを待ち侘びながら、今日も灯油ストーブにあたってBLOGを書いています。

TEMBEAのバッグは、帆布という素材を巧みに操りながらプリント・異素材との組み合わせ・時には軍手!?など
枠に捉われない柔軟な発想と想像を超えるモノ作りで、素晴らしいプロダクトを生み出し続けています。
数あるラインナップの中でも、個人的に好きな染シリーズは毎シーズンほぼ欠かさずに展開し続けていて
今回もBAGUETTE TOTEバゲットトートはインディゴ2色(濃い・薄い)の他、初めてのセレクトとなる
タンニン染め(薄茶色)をご用意しました。
染シリーズは、帆布にあらかじめ水を通してあるので使い初めからでも馴染みが良くて持ち易く、
また後染めならではの色の強さ、雰囲気の良さが写真からでも十分に伝わるのではないでしょうか。
プロダクトらしい無機質な格好良さと、人の手を介したクラフトの様な温かみのある一面が組み合わされた
唯一無二のバッグだと思っています。他にも色々な染めたバッグを見たり触れたりしてきましたが、
僕自身の感覚で、TEMBEAのINDIGO染めのバッグを越えるものには出逢ったことがありません。

TEMBEA   BAGUETTE TOTE

color     DK INDIGO

price     18500+tax


TEMBEA   BAGUETTE TOTE

color     TANNIN

price     15000+tax SOLD


初めてセレクトをしましたタンニン染めですが、本来良く使われるのはレザーを「皮」から「革」へと
鞣す作業に用いられる染料で、その成分は身近なもので言えば緑茶やワインなどにも含まれています。
レザーを作る際に用いられるタンニンのプールに、帆布のバッグを入れて染め上げられたバッグで
ヌメ革製品と同様に時間の経過と共に、少しずつ飴色へと変化する特徴があります。
当たり前ですが「染め」と一言で言っても、その染料によって様々な作用がある訳で
実際に使いながら、経年変化の具合や特徴を実感して頂ければと思います。


TEMBEAのアイコンと言えば・・・片側にハンドルが寄って付けられたデザインの「BAGUETTE TOTE」
中の荷物を見せたくない場合には、逆に持つと中身が隠せて持てるシンプルながらも良く考えられた作り。
元々はバケット(フランスパン)を入れる為に作られたバッグで、男性が肩掛けをしても無理なく肩にすっと納まります。
rasikuでこのサイズを買われる方の傾向を見ると、カップルやご夫婦で兼用で使われる方もとても多く
男性・女性のどちらが持っても大きさに違和感がなく、容量もそれなりにたっぷり入るのが人気の理由です。

TEMBEA   CLUB TOTE SMALL

color     DK INDIGO

price     23000+tax

SIZE     29.5×28.5×13.5 SOLD


TEMBEA   CLUB TOTE SMALL

color     LT INDIGO

price     21000+tax SOLD


久し振りに並んだのがこちらの”CLUB TOTE SMALL”
「CLUB TOTE」のインディゴ染めは、BAGUETTE TOTEと同様にずっと展開し続けてきたロングセラーモデルの1つ。
仕事・趣味の日常使いから、1泊くらいの旅行までを肩掛け・ハンドルの2WAY仕様とたっぷりのサイズ容量が
がっちりカバーしてくれる万能さが好評な、TEMBEAでも長くリリースされ続けているバッグ。
時にマザーバッグとして、または大学進学のお祝いになどなど、選んでくださる方の用途も幅広いのも印象的で、
デザインもですが、インディゴ染めのタイプですとより性別・年代問わずに使い易く、それでいて綺麗な色目が
ちょっとした特別感にもなったりするのかなと感じています。
それよりもワンサイズ小さいサイズになりますが、A4ファイルがすんなりと入るぐらいの深さとマチで
見た目よりも意外と荷物が入る印象を受けます。夏になると汗拭き用のタオルや、水分補給のためのドリンク
日傘などなど・・・なんとなくその日の行き先や外出時間によって持ち物も増えたり減ったりとしますので
大き過ぎず小さ過ぎずなこのサイズが、丁度良い塩梅に感じて頂けるのではないでしょうか。


斜め掛けの紐の調整は出来ませんが、丁度納まりの良い長さに設定をされています。
これからは薄着になるシーズン、服装が嵩張らずにすっきりするので斜め掛けはよりし易くなると思います。
背負っていて暑くなった際には、写真の様にハンドルに持ち変えられるのも案外嬉しい機能。
LT.INDIGOは持っていると自然と目を追ってしまうほど鮮やかな発色で、通年を通して使って頂けますが
最もコーディネートに映えるのは、やはり”夏”ど真ん中ではないかと私は思っています。


これまで何度も届けて頂いている染めシリーズですが、その仕上がりをいつも楽しみにしています。
今回のLT.INDIGOは、少しだけ濃い目の染め上がりで、同じものでも同じではない。そういった事も
届いたバッグの仕上がりから伝わってくるのがとても良いなと感じています。
TEMBEAの帆布のクオリティの高さが、より良く発揮されていると思いますので、手に触れて質感や色の深みを
実際に見ていただけたらと思います。

5月21日


FUJITO    OPEN COLLAR SHIRTS

color     INDIGO

price     24000+tax

SIZE     2    /    3  SOLD

春先の気候に逆戻りしてしまったかのような、あまりの寒暖差に心身のバランスが乱れてしまっているのは
きっと僕だけじゃないはず。なるべく暖かな服装で、せっかくなので温かい飲みものや食べ物でほっとして
無理せず過ごすのが良いかもしれませんね。
昨日の定休日は、岩手の気になっていたけれど足を運んだことのない場所へと小一時間のドライブ。
あたり一面の田んぼ道では、水が張られた田んぼがまさに夏!といった感じで、田植えする方の姿も
たくさん見かけました。が、道すがらの気温の表示はまさかの4℃で岩手の厳しさ感じました。涙
まちの食堂でお昼ごはんに田舎そばと定食を頂き、温泉にも浸り、地元のスーパーや直売所を堪能し
滞在時間は短くとも、たっぷりと濃い1日になりました。

気温が低いので涼し気な服を着る気持ちにはなり難いですが、FUJITOから今シーズンの生地の中で最も惹かれた
雰囲気抜群のインディゴリネンを用いたのオープンカラーシャツとイージーパンツ。
オープンカラーシャツは秋冬にオリジナルチェック生地でも展開をしたアイテムで、シャツはシャツでもボタンダウンや
バンドカラーとも印象が全く異なり、着方と気分を変えてくれるような存在になると思います。
オープンカラーの特徴とも言える深く開いた首元のVゾーンですが、シンプルにクルーネックのカットソーで合わせるも
良いでしょうし、タンクトップで涼し気な雰囲気で着るのもありですが釦の開け過ぎで肌を露出し過ぎるのは
人によって感じ方が其々なので注意が必要。紳士で大人な着こなしがFUJITOらしさが伝わり格好良いと思いますよ。


大振りなシェル釦がトップ釦を含めて5つ並びます。
フラップ付きのポケットが左右に付き、全体的に釦が上目に付きますのでテールの振れが大きめに出ます。
袖口の釦を留めて着ても良いですが、ぐるっと巻いて時計やバングルやブレスレットなどのシルバー系の
小物をアクセントにすると涼し気な雰囲気が増すと思います。
夏場は必然的に着こなしが単調になってしまいますので小物を上手く取り入れながらコーディネートすると、
メリハリが出て、全体の見え方もぼんやりせずに引き締まって見えるはずです。
僕が数年前に足を運んだFUJITOの直営店にあたる「WISTERIA」には、素敵なアクセサリーやスカーフなどの小物が
並べられていて、藤戸さん自身も展示会でお逢いする度にいつも素敵な小物をさらりと身に着けているのが
とても印象的で、密かに目に焼き付けて帰るのです。


選ぶサイズはジャストサイズも良いですが、気持ちゆったりと着る方がシャツの良さを引き立てる気がします。
サイズ展開は2と3の2サイズ。サイズ感に関しましては通常のMサイズとLサイズ位イメージですが
通常で展開をしているFUJITOの製品と比べると少しだけ小さく感じました。
僕自身の感覚では、普段Sを好んで着る方がサイズ2を、普段Mを選ぶ方がサイズ3を着ると身頃などにゆとりが
生まれて暑い日でも快適に着れるのではないでしょうか。
僕自身は普段はFUJITOの製品でサイズ3を着ると余裕を持って着れる事が殆どなのですが、このオープンカラーシャツに
関してはジャストサイズと言ったイメージ。
其々に好みのフィッティングはあると思いますので、参考程度にして頂ければ幸いです。
※モデルの体型 身長178CM 体重 64キロ


シルエットはボックス型で裾の処理がフラットなのも特徴の1つ。
これから梅雨時期などにカットソーにカーディガンの様な感覚でラフに羽織るのも良いでしょうし、
ワードローブの隙間を丁度良く埋めてくれるような存在になってくれると思っています。
先染めされたインディゴリネンの生地も洗いを掛ける事で立体感が増した表情になり、しっかりと濃紺に染められた糸を
使用しているので、経年変化が楽しみな素材でもあります。白系のカットソーやバッグ類は摩擦によって移染する
恐れがありますので、何度が洗濯を繰り返して頂き色落ちが安定するまでは避けた方が良さそうです。

FUJITO    EASY PANTS

color     INDIGO

price     28000+tax

SIZE     32    /    34  SOLD

同素材を用いたサイドの切り替えしとラフに穿けるゴム+アジャスターのイージーパンツ。
こちらも昨年の秋冬シーズンに肉厚なコットンツイル生地で展開をしたモデルで、リネン素材に置き換えると
全く違った印象を持ちました。夏らしい服装、カットソーにサンダルなどのラフな着こなしをしたい日に
持ってこいの1本で、あまり深く考え過ぎずに潔く合わせて頂ければと思います。
個人的にはショーツを殆ど穿くことがないので、見た目にも体感的にも清涼感のあるフルレングスのパンツは
夏場にとても重宝しそうです。


シルエットはFUJITOというブランドらしく、程よく洗練されている印象。
ワタリから裾口にかけて綺麗にテーパードをしたラインで、程好くリラックスをさせた印象と崩し過ぎずに
癖もないので抵抗なく穿いて頂けると思います。


このパンツの一番の特徴とも言える両サイドの切り替えしは、強くパッカリングが出る様に縫製する事で
アタリが出ていてデザインとして引っ掛かりになる部分。アウトシームだけでなくインシームも巻き縫いを採用し
ラフな作りを感じさせずに妥協のない作りのイージーパンツと言えると思います。


FUJITOの洋服は、一元的にぱっと見では気付き難いような点まで拘り抜いて作られていて、自分自身でも
展示会では見落としていた点やお店に届いてからずっと眺めていて、改めて作りの良さを感じる事が多々あります。
今シーズンは、このインディゴリネン素材が気に入り過ぎてキャップ・シャツ・パンツ・もう1型半袖シャツの
合計4種をセレクトをしています。かなり偏った品揃えですが、毎年来る暑い夏にはこれだ!と感じていますので
見た目にも涼を感じられるインディゴブルー、ぜひ取り入れてみは如何でしょうか。

5月19日


明日20日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

PageTOP