3月11日


STYLE CRAFT    OT-01        /        OT-02

color       INK BLACK(GOAT)

price       63000+tax        /        82000+tax

SIZE        23×32×18               30×41×23

STYLE CRAFTから今季新たにリリースされたバッグ ″OTー01″と″OT-02″
持ち手と本体の構造が不思議で、このハンドルはどうなっているのだろう・・・と展示会で一番先に目を引いたバッグ。
実は単純な仕掛けなのに、見た目の面白さと美しさを生み、さらには実用性まで兼ね備えているというデザイン。
大きさは2種類で、どちらのサイズもユニセックスで使用できますが、大きい方は特に男性にお勧めしたいサイズ感。
マチが広めに設定されているのでビジネスのシーンでもお持ち頂けると思いますし、ハンドルとショルダー(斜め掛け)が
出来るのも持ちやすさに繋がるのではないでしょうか。


バケツ型のトートバッグの持ち手を少し変則的なカタチにする事で、2通りの持ち方が出来るようなデザイン。
トップの部分にジップなどの装飾は付けずに、持った時に自然に蓋が閉じるように設定。
使い込むことで曲線がより綺麗なラインを描き、プロダクトとしての冷たさと熟練された職人の手から生み出される
温かさのどちらも実感していただけると思います。機能性を追い求めてしまうとデザインとの両立が難しくなり
機能性を極端にそぎ落として無くしてしまうと、リアリティが無く見せる物の様な存在になってしまうので、
両者のギリギリ折り合いがつく部分に落とし込まれたバッグは、使用していくことで使う人の癖や生活が染み込み
後から後から、実際の使用感の良さや物としての凄味を感じられると同時に、そこにあるだけでも心が満たされ
気持ちが高まるような存在になっていくはず。


素材はしなやかさと強さを併せ持つ”GOAT”(山羊革)を使用。
カラーはBLACKとOAK(茶系)の2色を選びました。
ここ数シーズンはBLACKを中心に展開をしていましたが、装いに軽さの出せる茶系が気になりセレクトをしています。
どちらも甲乙つけ難い色目ですが、茶系は色の変化を楽しみたい方、黒は深みがどんどん増すので革の重厚感を
感じたい方にお勧めです。


底は丸みを帯びた長方形で、小さいサイズはお財布・携帯・ポーチ・飲み物くらいを入れるのにちょうど良さそうです。
荷物を入れすぎるとトップの部分が締まり難くカタチも崩れてしまうので、欲張り過ぎずに必要最低限の荷物くらいの容量と
思って頂ければ良いのではないでしょうか。小さいサイズ(OT-01)は斜め掛けは出来ない設定になっています。


以前にもバケツ型でリリースされていたモデルがあったのですが、そのモデルをよりアップデートしたイメージで
持ち方に自由度が増して、デザインもより洗練された印象があります。
ホテルなどで行われるような食事会や結婚式の2次会などの少し畏まった服装をする際にも重宝するはずです。
実際に先月に自分達も結婚式にSTYLE CRAFTのバッグを持って出席しましたが、あまりに仰々しくなくて
日常でも気にせずに使えるという点に、改めて懐の深さと良さに気付かされました。
これからの季節は入学式や社会人や新天地での仕事をスタートさせたりなど、式典や集まり・飲み会などが増える
シーズンなので、イベント事を前向きに捉えて、思い切って自分の気に入るものを手にするというのも、縁起を担ぐ
ではないですが、タイミングとしては良いのではないかなと思います。


インナーはお馴染みのワイルドヘンプを使った生地が内張されています。ポケットはジップ付きのものが1つ付きます。
見た目よりも軽いのもSTYLE CRAFTのレザーバッグの特徴で、長時間持っていも疲れにくいというのもポイントです。

STYLE CRAFT    OT-01        /        OT-02

color        OAK(GOAT)

price       63000+tax        /        82000+tax

SIZE        23×32×18               30×41×23


一回り大きいサイズはハンドル部分を持ち替える事でショルダー(斜め掛け)が可能。
この構造に関しては、言葉で説明するとちょっと分かり難くなってしまいそうなので、ぜひ店頭お試しください。
使い込んでいくと、マチ部分など柔らかさを帯びて角が取れてくるので、背負い易くもなりより身体にフィットします。
これからの季節は自転車に乗る方も増えてくると思いますので、コットン素材のハーフコートを着てレザーのバッグを
斜め掛けにして川沿いの景色を楽しむというのも、盛岡の街の景色に溶け込むような気がしています。


数は少ないですが毎シーズン少数精鋭で新型がリリースされるSTYLE CRAFTのバッグや小物は、その都度
感覚が揺さぶられるため、自分達にとっては、その物自体の素晴らしさもあるのですが、それ以上の価値感を
物や作り手である人からも受け取っている。そんな存在になっています。
高揚感であったり特別感もありながら、日常という場面にこそ溶け込んで使い続けたくなる良さがあるからだとも
思っています。そんなSTYLE CRAFTの新型バッグ、店頭で実際に質感やデザインの面白さを感じて頂ければ嬉しいです。

3月10日


ASAHI     TRAINER

color        GRAY

price       15000+tax

SIZE       23    /    23H    /    24    /    24H    /    25  

          25H    /    26    /    26H    /    27    /    28

中津川に来ていた白鳥の姿が見えなくなりました。
一昨日くらいにV字で空高く飛行する姿を見たのが最後だったのかもしれませんね。季節が移り変わりもう春ですね。
春になると先ず足元を軽く見せたくなるのは、きっと僕だけではないはず・・・
1970年代に大手メーカーのランニングシューズの生産を請け負った事がきっかけで、40年以上前から現在に至るまで
1つ1つ丁寧に手間暇かかる作業を、自社工場のある福岡県久留米市で行っています。
ASAHIが提案するランニングシューズは、何処か懐かしさとボリュームの出過ぎない絶妙なラストが特徴。
ミッドソールにEVA素材を採用し長時間歩いても疲れにくく歩行性に優れているのは勿論の事、ブランドロゴなどが
付かないので、ファッション性においてもスポーティーさが前面に押し出され過ぎずに洗練された雰囲気を感じます。
カジュアルな服装に合わせる以外にも、スラックスなどの綺麗目な着こなしのハズシに使うのもお勧めです。


アッパーにはスウェード素材とメッシュとを組み合わせて構成。横幅はゆったりとして甲の高さは低く設定されています。
足を入れるとミッドソールの厚さと足全体を包み込むフィッティング、踏み出すと自然と足が前に出るような感覚があり
歩いたり走ったりする事を一番の目的とした機能性をしっかりと感じて頂けると思います。
個人的には長時間履いていても疲れにくいシューズは、旅行に行く際や出張など歩き回らなければならない時に
1足持っていると本当に良かった・・・と思える事が多々あって、ファッションの一面だけに限らず
「歩く」という事に特化した靴としてもASAHIのTRAINERは、選択肢の一つにおすすめ致します。


スニーカーを沢山履いてきた方にも在りそうで無かった新鮮な表情に映ると思いますし、カジュアルになり過ぎない
大人がきちんと履けるという点も″TRAINER″の良さだと感じています。
僕のように30代後半になると、ラフ過ぎてもバランスが悪く見えてしまったり、ガチガチにお洒落をするという感覚も
少しずつ薄れてくるので、丁度良い塩梅のスニーカーは重宝するはずです。


実際に履いてみて感じた事は、パンツの裾と靴のボリューム感の納まりが良い事。
横幅の広さに対してつま先が綺麗にシェイプさせる事で、ランニングシューズにありがちな見た目の野暮ったさが
打ち消されています。ローテクスニーカーとハイテクスニーカーの丁度真ん中くらいのイメージで
洋服のスタイルを選ばずに履ける汎用性の高いスニーカーになるのは間違いありません。
今回選んだグレーは、全体を程よく中和してくれる色目なので合わせ難さはないと思います。


風が心地よく感じられるようになると、冬の間は寒さに負けて車を使って行っていた場所などにも歩いたり自転車で
行ったりしたくなります。お洒落は足元から・・・ではないのですが、履き心地が良く歩きたくなる靴があれば
外出するにも気持ちも変わってくると思いますし、更に言えば健康を保つのにも一役買ってくれるはずです。
日本が誇る機能と美を備えたASAHIが作るスニーカー。
きょうは「はじまり」を感じた一日。
何かのスタートを切る際に、新しい靴を手にするのは気持ちも引き締まり、良いのではないかなと思います。
素晴らしい靴ですので、是非店頭で実際にフィッティングしてみてください。

3月9日


susuri      ドロシーコート

color        navy

price       54000+tax

SIZE        1     /     4


susuriの服がお店に並ぶようになってから、欠かさず展開してきた代表的なコートがあります。
その名は「ドロシーコート」
コートでもあるけれど、丈の長いシャツのような、もしくはシャツワンピースのようなイメージで
着ると自然と姿勢も気持ちもシャキっとする、そんな魔法が掛けられている様な姿の美しいコートです。
今回はそのドロシーコートの全体の形や仕様をリモデルしたことで、よりアウターとしての印象が強く
中にたっぷり目なワンピースなどを着込む事も出来たり、生地にも工夫が施されコシと艶を出す加工により
ちょっぴり畏まった席にも似合うコート生地の佇まいと質感とに仕上がっています。
デザインを見て、あ!と覚えのある方も、はたまた、はじめましてな方も。
susuriが作るコートの中でも、一際雰囲気を放ち印象を残すコートだと思うので、ぜひ直に触れてみてください。


フロントには変わらずに、ずららーっと並んだ小さな包釦。
シャツのように間隔の狭い配列と、その釦の多さや仕様の細かさには毎回驚きと感動のため息です。
全部留めるか、どこまで留めるか、もしくは留めずに腰紐だけきゅっと結ぶでも良くて。
着丈の長さや裾の広がり方などの仕様も変わったことで、生地の分量が見せるゆったりとした動きや
落ち着きのあるエレガントなシルエットがとても素敵です。
そのシルエットはコートとしてももちろん映えますが、インナーパンツやスカートを組み合わせて
紐も使わずそのままワンピースのように着ていただくのも、きっとそれだけで心躍ると思います。


上衿と下襟の縫い合わせ部分を高い位置に、そしてそこの谷間の刻みを深くしたりと襟の仕様も変化を。
以前よりもしっかりと襟としての形が整い、コートらしさを強く表現した部分だと思います。
肩線もやや下がり目になり、バストや身幅のサイズ感、袖の太さなども変わりゆったりとした着心地が嬉しい。
またサイズ展開そのものも今シーズンから変更があり、1~4までのサイズ(型によりサイズ展開は異なります)
になったため、このドロシーコートもサイズ4は男性が着用可能なサイズ感になっています。
腰紐のアレンジで後ろがふわっと膨らんで可愛くもなれば、はたまたぐっと引き締まった表情も作り出すコートなので
ワイドなボトムと革靴などでぴりっと着こなしていただくのも良いのではないかなと思います。


コートは背中で語る。とはこのBLOGでも度々書いておりますが、
このコートの背中というか、後ろ姿全部がドロシーコートの真骨頂と言えるのではないかと思っています。
susuriのアイコンでもあるハンガーループのディテールも、背中に施された細やかかつ大胆なギャザーも
コシと光沢のある生地の質感がそう感じさせるのか、緊張感とともに冷たさを含んだ空気も纏っている様で
可愛らしいと感じていたデザインが、今回はとてもシックな表情に映ります。
同素材で作成したワンピースも、また素晴らしい仕上がりですので、そちらも併せてぜひご覧ください。

3月7日


MITTAN    ナーシシルクストール

color       藍(淡)    /    ラック    /    黒

price       13000+tax (黒のみ11000+TAX)

SIZE       75×200

ほわほわっとした空気が一転して、薄曇りの一日に。風もぴりっとしています。
降っていた雨も、静かだなぁと思ったらいつの間にか雪に変わっていて。
こんな日は温かい飲み物と、本とか映画とか、好きな場所でぼーっとゆっくり過ごすに限ります。

先日BLOGでもちらっと書きましたが巻物も充実中なので、今日は継続でMITTANのストールを。
そろそろウールのストールだと歩いたりすると暑くなったりで、衣替えしたいなと思っていたのですが
思いがけずの雪に、まだもう少し出番はありそうです・・・。
気温の変化が激しい時期ですし、どんな素材にせよ首元は暖かくしていたい。
気温と照らし合わせて、素材や色などを変えてみたり、ストールに限らず身に着けるものも
少しずつ春へと移行していきたいですね。

MITTANの巻物類は、毎シーズンとても種類が豊富でどれにしようかとものすごく悩みます。
すでに良いのが分かっている物もあるし、使ってみないと分からないけど良さそうなのもある。
全部展開できたら言うことなしですが、そこから選び抜くというのがお店の見せ所でもあると思うので、
今回直感で良いなと思ったものを選びました。
MITTANのナーシシルクストール。
今までも麻×絹、綿×絹などの素材を使用したストールを展開してきましたが、ナーシシルクストールは
経糸は生糸で、緯糸には滋賀で紡績されたナーシ糸という糸を使用した、絹100%のストールです。
肌触りはシャリシャリっとしていて、そのシャリ感は麻ともちがう感覚でとても独特。
ハリの中に艶っとした部分もあり、使用していく毎に肌馴染みが良くなっていくような素材です。


幅75cmに、長さが200cmあるのでぐるっと一周させても軽く結べるくらいの程よい余りが出ます。
半分に畳んで首に掛けてループに通すようなベーシックな巻き方でも、首回りに軽く余裕があるぐらいが
巻きやすくて重宝します。さらっと肩にかけただけでも様になりますし、コートと組み合わせるとより雰囲気が増します。
先ほども書きましたが、いま時期は首元に布があるだけで防寒対策になりますし、この先日差しが強くなってきた際には
日除けとしても役立つので、巻物の守備範囲は本当に広いです。
MITTANのストールのよさはボリュームも丁度良いところ。
使用し続けて洗ったりしてくしゅくしゅっとサイズが縮むこともなく、馴染んでもいい塩梅にほわっとし続けてくれます。

広げると向こう側が透けてみえる薄く繊細な生地。見るからに涼し気。
多少デリケートな素材ではありますが、洗う時や身に着けているときの引っ掛かりに注意するだったり
必要最低限のケアと扱いを心掛ければ、日常使いでもまったく問題ありません。
むしろストールなどは、よっぽどフォーマル用としてなどでなければ、普段使いがメインとなると思うので
出来るだけ毎日でも身につけたくなる物が良いですよね。
しかも肌に直接触れることも多い物なので、自分の肌と素材との相性も大事です。
そういった面も含めて、MITTANのストールは生地そのものにも魅力を感じていますし、無意識に手が触れていたり
顔を埋めたりしてしまうほどなので、巻物好き、布好きには堪りません。
色違いで欲しい!となる可能性も・・・。そんなMITTANのストールを、ぜひお試しくださいませ。

定休日のお知らせ


明日6日(水曜日)は、定休日となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

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