10月10日


FilMelange  ROLF

color     NASU KON

price     26000+TAX

SIZE     3    /    4    /    5    /    6

今日はお店に来る前に、川に鮭がいるかどうか上の橋からチェックしましたが魚影は見えず・・・
他の橋の下にはもういるとか、いないとか・・・僕自身が盛岡の四季の景色の中で最も好きで感動した鮭の遡上。
この時期になると橋から川を覗き込む人の姿を見かける機会が増えるのも、この街ならではですね。
鮭の遡上→大銀杏の黄金アフロ→岩手山山頂の雪化粧→冬 自然の景色を見ながら季節の移ろいを感じる街というのは
やはり魅力的ですね。

鮭の遡上の頃になると裏起毛素材のスウェットにも手が伸びるようになってきます。
スウェットと言えばrasikuではオープン当初から提案をし続けているお馴染みのブランドFilMelange。
毎シーズン糸から開発し独自のレシピで作製されるスウェットはどれも極上の着心地で、私自身のワードローブには
欠かすことの出来ない存在になっています。その中から最近お気に入りで着ている2型を昨年に引き続きセレクト。
カラー展開を王道から変えて、発色の良い色物を今回は選ぶ事にしました。
先ずはFilMelangeの中で最高傑作と言っても過言ではない「ROLF」サイズ展開を最も大きい6まで伸ばしました。
サイズ6ですとL~XL位の体型の方にも着て頂けると思いますので、サイズ感で悩んでいた方には特にお勧めです。
※身長178CM 体重63キロ 着用サイズ5


ROLFに使用されている素材は、コットンの中では宝石とも言われる「シーアイランドコットン」を表糸に
裏糸には世界中のオーガニックコットンを集めて、贅沢過ぎる位の裏起毛素材を作製。
超長綿ならではの表面に光沢があり、繊維1本1本が長いのでキックバッグの感覚が段違いです。
他のを着比べて見て頂くと素材が持つクオリティの違いは一目瞭然で、弾力さに加えて柔らかさがあって
10年後を見据えて作製したというだけの意思を実感して頂けるのは間違いありません。
強いだけの生地は他にも沢山触れてきましたが、強くて柔らかさを兼ね備えた素材というのはモノ作りに特化し
追求出来るブランドだからこその仕上がりだと思っています。


首元はぎゅっと詰まったという印象よりも、少しだけワイドに開いたイメージ。
袖口・裾のテンションも窮屈な設定ではなく、程好く心地良さを感じるフィッティングだと思います。
今回は色をグレー系ではなくあえて新色の「NASU KON」という、あまり見かけない色をセレクト。
普通の紺色とも違うニュアンスカラーで、秋冬のコーディネートに気分を変えてくれる存在になるのではないかと。
特にベージュ系のパンツなどは相性が抜群で、黒のコートなどを合わせても重たく見え過ぎないので着こなしの幅を
出す意味でもとてもお勧めの色です。


色々なブランドのスウェットを個人的にも愛用していますが、着た時の気持ち良さと身体にかかるストレス具合は
FilMelangeのモノが長時間着ていても疲れ難い印象を持っています。吊り編み機でじっくりと時間を掛けて
編みたてられる生地は空気の分量を多く含み、見た目の雰囲気よりも軽いというのがメリットとして挙げられます。
日常着として求められる条件(着心地やタフさ)をしっかりと満たして、ヴィンテージと現代のプロダクトを
丁度足して割ったような感覚は、このブランドならではの強みだと感じています。
古臭くなり過ぎない理由は、ファッションという目線もデザイナーが敏感に取り入れながらモノ作りをしている
からこそだと思います。素晴らしい作りのスウェットですので、是非袖を通して頂きたい逸品です。

FilMelange  CAMPS

color     BOTTOLE GREEN

price     22000+TAX

SIZE     3    /    4    /    5   

color     ORANGE BROWN

price     22000+TAX

SIZE     3    /    4    /    5   

もう一型は首元にVガゼットを配したデザインの「CAMPS」
僕の勝手なイメージとしてはROLFよりも、もう少しだけラフに着られるような感覚のあるスウェット。
素材はムラ感のあるリサイクルコットンと超長綿を掛け合わせて作製し、よりふっくらした表情が特徴的。
肩線などもややドロップした位置に付ける事で、生地と同様に落ち感を感じさせるのがポイントです。


昨シーズンはMelangeとNavyの王道色を展開していましたが、今季は色をがらりと変えてセレクト。
気分的に冬場になると明るい色を着たい衝動にかられるので、ORANGE BROWNはただ発色の良いオレンジではなく
ダークな色目が混じった柿のような絶妙なトーンですので、色が苦手な方にも挑戦し易いと思っています。
自分がイメージするよりも案外着れたりする事もありますので、そうするといつもと同じ服装にちょっとした
アクセントが加わる事で着こなしの引き出しが増えて、服装で気分転換も出来るようになったりするので
着た事のない色を手にするのはとてもお勧めです。あとは周りの人はそんなに何色を着ているとかそこまで
気にしていないですし見られていないと思うと、圧倒的に気が楽になるはず・・・です(笑)


縫製は極太の2本針のステッチで仕立てています。
スウェットと一言で言っても生地の段階で吊り編み、シンカーなど使う機会で全く別物の仕上がりになりますし
色々と着比べながらご自身に合うものを見つけて頂きたいと思ってセレクトする事を心掛けています。
雑多な雰囲気で格好良いものもありますし、どこを重視し切り取るかによって選択するものは変わると思うのですが
原材料、糸の部分から徹底的に拘り着心地の良さに拘り抜いたスウェットは、このブランドのクオリティを越えるのは
そう多くは出逢わないのではと僕自身は思っています。


お店に立つスタイルもクルーネックのスウェットに、もっと寒くなればインナーダウンという分かり易くて
最も理に適ったスタイルに安心感と安定感を覚えつつありますが、それ位に良いと思って頂けると有難いのですが(笑)
「ROLF」「CAMPS」共に毎シーズン色違いで集めてしまいたくなる位に、僕の中では定番化しそうなアイテムというのは
間違いありません。。其々に全く違う良さがありますので、是非着比べてみて違いを感じて頂ければと嬉しいです。
スウェットはシンプルなアイテムだけに本当に奥が深くて面白いです。
鮭の遡上と共に温かみのある裏毛素材のスウェットに切り替えてみては如何でしょうか。

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