定休日のお知らせ


明日14日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

10月13日


SUSURI   グリナ―ドレス

color     navy

price     42000+TAX

SIZE     1 SOLD


昨日・今日は朝の出勤時間の気候はまるで春の様にふんわりと穏やかで、心なしか木々の緑も道沿いの植物も
活き活きして見えました。
秋桜と朝顔はわんさか咲いていましたし、並んで柿の実も色づきはじめていましたよ。
歩いて来る途中は首の裏が焼けそうなくらい暑かったのですが、やっぱり陽が出ていると川面がキラキラしたり
花や葉の色が鮮やかに映るので気持ちも華やぎます。もうしばらくこんな日が続いてくれたら嬉しいですね。

日中のお出掛けでしたら、羽織も持たずに過ごせそうな陽気でしたので今日は一枚でサマになるワンピースを。
SUSURIの服は日常と非日常の間をゆらゆらと漂うようなイメージで、お選びくださる方も普通にいつでも着ます!
という方と、実はこういう場があって・・とほんの少しフォーマル寄りな服が必要な方と、まさに半々な感じ。
着る人の気持ちひとつで、どちらにもほどほどの距離で着る事のできる、SUSURI特有の雰囲気やデザインは
なんとも言い難い魅力を放ちます。
その中でも個人的に普段からガシガシ着たいなと思って選んだのが、こちらのドレスでした。
古い農民の絵に描かれているようなドレスの、質素で無駄の無い印象。カーブや膨らみなど独特な立体感を
実際にパターンで構成し表現しています。
ぽわんとした丸みのユニークさと、同時に微かにきゅっと引き締めることで際立つ美しさ。
その両面と、生地の陰影などなど、シンプルで物静かな佇まいでずがじわじわと気になるドレスだと思います。


生地はコットンウールと太いリネンの糸を高密度に、にわかに陰影が浮き出るように織り上げています。
しっかりと目の詰まった強さも感じつつ、ふっくらソフトな感触もある二重織の生地は程よく厚みもあるので
秋の涼しい風が吹きはじめた頃から、インナーを暖かくして羽織も重ねて冬、そして春までとシーズンも長く
着続けられそうです。
同じ生地で二つのかたちで展開されていたドレスですが、今回は重ね着のし易さを考えて袖の無いタイプを
選びました。すっきりと大きく開き過ぎないVネックに肩はややドロップしたデザイン。
なのでインナーに組み合わせるものは、シャツでもカットソーでもどちらでも合いますし、多少厚みのある
例えばハイゲージのタートルなども相性良いですし、さらにもうちょっと暖かくしたい時は上にさらりと一枚
羽織ものを重ねれば、恐らく真冬でもよっぽどの環境下でなければ過ごせると思います。
ノースリーブやベストなどのアイテムは、袖がない事でどうしてもイメージ的に寒そうと思う方もいますが
着ていると実はとても機能性に優れていて、アウターを重ねた時に袖のもたつきを気にしなくて逆に良かったり。
保温性を上げたい時も、ジャケットやカーディガンまたはストールなどミドルレイヤーを活用することで
空気の層が生まれて、細かな温度調節が出来ます。これが高機能な素材だと急激に暑くなり過ぎたり、
そして脱げば寒かったりして案外難しいのです。
ドレスなので脱ぎ着することは出来ませんが、他のプラス一枚や小物との組み合わせで暖かく過ごせて、
尚且つ装いも楽しめるということで、スリーブレスアイテムの良さを少しでも感じていただけたら嬉しいです。


後ろに釦が並んだオーバードレス。デザインのイメージはポワンと膨らんだエプロンからきています。
そこに上がくっ付いた様なというと、何だか着ると確かにと頷いてしまいます。
スカート部分にあたるカーブと広がり方はとても特徴的。
腰から上は狭かったりキツい訳ではないのですが、ちょっと窄まっていて微かに身体に沿うようなフィット感。
一枚の服の中に、一見正反対かとも思える印象の違いや、異なる線で描いたシルエットを共存させたり。
それが良い意味での意外性として表現するには、見えないところまで細やかな匙加減が必要だと思います。
SUSURIらしいギミックとオリジナルファブリックが融合したカジュアルドレス。
この位の匙加減の洋服は案外選択肢が多くないので1枚ワードローブに入れておくと、いざという時に焦らずに
自分らしく服装で出掛ける事が出来ると思います。

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