INFO

本日、4月8日(木曜日)は私用のため14時閉店とさせていただきます。
急なお知らせとなり、申し訳ございません。
また明日より、どうぞよろしくお願い致します。

定休日のお知らせ


明日7日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

4月5日

trippen    FRINGE

color     BLACK

price     49500-(TAX IN)

SIZE     35     /     36     /    37    /    38    /    39

店頭では継続して展開していますが、BLOGでTRIPPENをご紹介するのは久しぶり。
まだ暖かさと肌寒さを行き来して悩みはするものの、やっと服装も冬に比べて随分と軽やかになり
日によってはちょっと暑いなと思ったりもして、色々と選べる服も増えてきたように思います。
そうなると楽しくなってくるのは服以上に、足元のコーディネートだと思うのです。
冬の間は(特に今年は!)雪も降りますし、何より恐ろしいくらいに凍るので、靴の選択肢は限られ
足元のコーディネートという概念は、どこかに置き忘れてしまったかと思う程です。。。
その分、春夏で目一杯楽しみたく今季も展開したことの無かったモデルをオーダーしました。
まだ届いていない靴もありますので、第一便として”FRING”というモデルをご紹介致します。

爪先と踵は隠れて、両サイドが大きく開いたバレエシューズをイメージしたFRINGE。
くるぶし辺りをぐるりと一周するベルクロストラップで、足首がホールドされるので履き心地も良く
Closedコレクションならではの、歩行の際の安定性や疲れ難さも確保されて長時間でも歩けます。
たくさん歩く人にお勧めとよく書きますが、その理由はアウトソールにあります。
お馴染みのTRIPPEN SOLEはどうしても重さが出てしまうため、現在は使用されるモデルも限られていて
新たなClosedシリーズのソールには、シンプルな仕様ですが柔軟性を備えたスティックソールを採用。
並列するバーと間の溝が衝撃を吸収し、関節などへの負担も軽減します。
健やかな歩行と、靴本来の優れた履き心地と耐久性を追求するTRIPPENの靴は、気軽に買える価格とは
なかなか言い難いですが、自社の工場のみで製造のすべてを行える生産体制と、実際に手を動かす職人が
いるからこそ出来ることがあるのだと思います。
TRIPPENに出会ってからは10年以上経ちますが、自分達自身もお客様にも長く履いてくださっている方が
多くいてくださいますが、修理やソールの交換もしながら履いている靴がそう多くはない事に不意に気付いて
時々ハッとなるのです。

ストラップシューズは、今までにも同じClosedの”GIRLY”やCup Soleの”PAN”などの展開がありますが
丁度その間ぐらいの可愛らしくて、且つキリっとした印象になるようなイメージだったので、より大人っぽく
パンツでもスカートでも気兼ねなく、それでいて靴下の色や柄など楽しみながら履いていただけたらなと思います。
とくに夏は簡単に履ける靴が良いなと、ポコっとした突っ掛けるタイプの靴の出番が増えがちなのですが
やはり好きなお店で夜ご飯を食べる時などは、自分の気持ちの部分で服装はラフでも足元はちゃんとしたいなと
革靴を履きたくなるので、そんな時に足首をキュッと綺麗に見せてくれるストラップシューズは万能です。
素足だと抵抗がある方もいらっしゃるので、そんな時はシースルーの靴下や指先など部分的にカバーする靴下も
あると思うので、色々と試しながら足元のベストコーディネートを見つけるのは如何でしょうか。

TRIPPENはモデルや使用している革によってもフィッティングが異なり、履き始めと時間が経過した際の変化も
比較的大きいので、出来れば必ずご試着をして頂き、さらには履く時期とその時に合わせる靴下の厚みなども
ある程度イメージしながらのサイズ選びをお勧めします。
FLINGEに使用している革は植物タンニンなめしのカーフレザーで、加工により柔らかに仕上げられています。
形は甲全体を包むというよりは、足の指の骨部分をカバーするようなイメージで、幅がすこし細い印象です。
革が柔らかいので履いているうちに足先の幅に合わせて伸びるとは思いますが、多少ですが足型によっての
合う合わないが生じる靴かもしれません。それも試して見なければ何とも言えないので、もしこのデザインが
気になる!という方は、先ずは一度ご来店いただければと思います。

4月4日

MITTAN   JK-31DC SNチャルカコットンジャケット

color     濃藍

price     36300-(TAX IN)

SIZE     3    /    4 SOLD

昨日のシャツに引き続き、同素材を用いたMITTANが最も得意とするショールカラータイプの羽織物もご紹介。
カットソーや薄手のシャツなどの上から、カーディガン感覚でさらりと羽織って微妙な温度調整するのに
ベストな1枚。外と室内の温度差の大きい場所や、朝晩の冷え込み(岩手は特に気温差が大きいので)に
対応する為にバッグの中に丸めて入れて持ち歩いていると、体調管理の面であったり日焼け対策などを含めて
重宝するのではないでしょうか。ちょっとした羽織というのが素材・デザイン・シルエットなどを含めて
納得出来るものがありそうで案外セレクトするのが難しく、僕自身も色々と試行錯誤しながらベストなものを
ご提案出来ればと思っています。

肩回りはラグランスリーブの仕様で、大きなパッチポケットが左右に付きます。
表裏どちらでも着用可能で、生地の厚みや風合いからしてもインナーは薄手から中肉のカットソー位まで
風が心地良く抜ける素材の特性を活かした着こなすがベスト。身体のラインに合わせて生地が落ちていくので
ぴたっとしたサイズ感よりも、身頃や袖周りに余裕がある方が見た目にも着心地的にもお勧めです。

袖丈は長めに設定をされていますので、神経質になり過ぎずにくるっと捲っても良いでしょうし
もし袖丈だけが気になる方はお直しで対応もさせて頂きますのでご安心を。
着丈の長さはお尻がしっかりと覆われる位(size4=78CM)ありますので、僕自身にも言える事ですが男性であれば
シャツのテールの出方を気にしたりせずに羽織れるのも大事なポイント。あれこれ余計な事を気にせずに羽織れるのが
羽織物としての懐の深さというのか困った時の・・・縁の下の力持ちのような存在になってくれるはずです。

洋服は素材が全てだとは思わないですが、先ずは糸を紡ぎ生地にして、それを形にするというのはどんな洋服にも
共通する部分。素材を追求し最大限に活かせる様な無理のないデザインに落とし込み、現代に新しい感覚を生み続ける
MITTANの取り組みは大いに刺激になりますし、単純に触れてみたいという気持ちや実際に袖を通して着てみたら
どんな感覚になるのだろうとという興味がふつふつと湧いてきます。
今週は三寒四温という言葉がぴったりと当てはまりそうな、暖かい日とそうでない日が交互にやってきそうな気候。
微妙な温度を調整をするのにハマりそうな”SNチルカコットンジャケット”
これから暫くの期間続く、不安定な気候に対応出来る羽織物は如何でしょうか。

4月3日

MITTAN   SH-53DC SNチャルカkalaコットンシャツ

color     濃藍

price     34100-(TAX IN)

SIZE     1    /    2    /    3    /    4    /    5 

未だに2台の灯油ストーブを点けての営業。点けないと何だか肌寒く感じてしまうのとお湯を常に飲みたいので、
これがあるととにかく便利。ただ建物の中にいるよりも外で太陽を浴びている方が暖かくて健康的な気がしています。
店内は大よそ春物への移行は完了し、オーダーした商品が届くのはTシャツや透ける生地感などの夏物中心。
まだ4月が始まったばかりだよなぁっと思いつつも、ゴールデンウィーク頃になると初夏の匂いがするので
夏の装いも少しだけ頭にいれつつ、慌てずにじっくりと自分達のペースでBLOGを更新していければと思います。

MITTANから届いた新素材を用いたシャツと羽織物。(羽織物は後日にご紹介致します。)
kalaコットンと呼ばれる品種改良がされていない原種のヘルバケウム種から採れるコットンで、
農薬を必要とせず水なども少量で育つ生命力の強い品種で、環境にも負荷の掛からない理に適った素材。
1本1本の糸の不均一さからも伝わる、ワイルドで雰囲気抜群の生地は見た目にもオーラがあります。
シングルニードルと呼ばれるガンジーが発案した家庭用のポータブル紡ぎ機で、時代と共に効率的な
紡ぎ機が主流になるなかでも、こうした太くて粗野感のある糸が変わらずに続く技法で紡がれています。
僕自身もMITTANに限らずですが、様々な素材に触れ感じることは時間をかけてゆっくりと織られる生地は
しっかりと度詰めされていながらも交差する糸と糸の間にほんの小さな空間があって、それが連続する事によって
袖を通した時にふんわりと空気と布が一体となって身体を包み込んでくれるような感覚。
着れば着る程に風合いが変化し肌馴染みが良くなり、時間の経過と共に自分だけの特別な服になっているはずです。

デザインはMITTANのシャツに共通するコンパクトでミニマムな作り。
恐らくは生地の縮率であったりお願いした濃藍の染色の関係だと思うのですが、いつもよりもやや小さく感じました。
普段はどのシャツもサイズ4で気持ち良く着ていますが、kalaコットンのシャツはサイズ5が妥当。
これくらいの肉感があると釦を開けてさらりと羽織ってきるのも良さそうなので、着方にはよりますが
楽に着たい方は、通常よりもワンサイズアップで考えても良さそうです。
これは僕なりの感覚ですがサイズ1=XS サイズ2=S サイズ3=S~M サイズ4=M サイズ5=L を目安に
袖を通して頂けるとイメージがしやすのではと思っています。 

小振りな衿元、生地の耳を前立てに使う事で切りっぱなしの様な表情ある仕上がりに。
縫製糸も全て綿糸で行う為、染色した際に色抜けが出ずに綺麗に染め上がるのも僕は好きなポイントです。
これからの季節はシャツがメインのトップスになる機会が必然的に増えてきますので、迫力ある生地感に
“濃藍染め”という時間と手間のかかる色でオーダーをしましたので、とっておきの1枚になるのではないでしょうか。

着用写真では6割位の色が残るデニムを合わせましたが、もっとフェードした3割位残るようなアイスブルーの
デニムの方がムードが良くなりそうですね・・・鏡で見た時は良いかなと思っていたのですが、シャツの存在感を
引き立てるのであれば、弱ったデニムなどがよりピタッと気候にも合い、一段階を気分を盛り上げてくれそうです。
気温が20℃を越えてくるようになれば、インナーをタンクトップに変えて釦も上から二つ開けてちょっと開放的に
着るのも良い感じかと思います。
実は素敵なタンクトップも、今シーズン新たに展開しているブランドから届いていますので合わせて頂きたい。
そちらはまた後日にご紹介しますね。

何となく元気がでないなという時や、気持ちを上げて過ごしたい時に食事が最も直接的に元気が出る手段であり
方法だと思うのですが、違う試みとして洋服からやる気ではないですがパワーを貰うというのも面白いのではないかと。
毎日洋服に袖を通す訳で、毎日でも着たくなるようなデイリーウェアにはそれはそれの良さがあって、もう1つは
“機能”と”作用”の2つの側面を感じさせてくれる様な洋服や服装。今回選んだ”SNチャルカkalaコットンシャツ”は
機能と作用のどちらも要素も併せ持っている気がして、且つ普段の服装として違和感なく馴染むのではないかと思います。
MITTANが追求し続けている布の持つ魅力や力を、お試し頂ければ嬉しいです。

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