2月22日

STYLE CRAFT  KICHEN SHOES

color      BLACK(OIL SUEDE)

price       44000-(TAX IN)

SIZE       22    /    23    /    24    /    25    /    26

週末の最高気温を見ることで、昨日から続く凍えるほどの寒さにも何とか耐えれています。
+6℃~7℃って一見するとすごく暖かそうなのですが、実際はそうでもなくて・・・そこでまた油断して
薄着とかをした日には体調を大きく崩す恐れがあるので(やりがち)気分だけでも春の空気を楽しみたいものです。
今日は2がたくさん並んで、スーパーねこの日だそうです。今朝のラジオではおでんの日とも言ってました。
愛すべき毛ものでもひとでも食べ物でも何でも、それぞれがぬくぬくと温かい日を過ごせますように。

STYLE CRAFTから久しぶりにセレクトをした”KICHEN SHOES”が届きました。
冬場はクレープソールがどうしても硬くなってしまい反り返しがこなくなるので履く機会が少なくなってしまうのですが
これから気温の上昇と共にSTYLE CRAFTのスリッポンタイプのシューズは日々欠かせないものになります。
革靴のきりっとした雰囲気を持ちつつも、スニーカーのような感覚で足を入れることが出来て新品の状態から
履き込んでいった後の経年変化は全く違う表情を見せてくれるので、今までにない革靴のバリエーションになり得る
存在になると思っています。

アッパーに使用されている革は牛革のスウェードを使用しているのですが、表面の毛足を極端に短くカットしたもの。
見た目はヌバックにも似た表情で、頭の中に思い浮かべるスウェードとは良い意味で違った認識になるかもしれません。
ラストは甲が低く設定されて横幅もそこまで広くない作り。
履き口の裏に、着脱をし易くするためのゴムが付けられているのも、このシューズの特徴かもしれません。
仕立てはアンライニングの1枚仕立て。
自分が想像するよりもかなり伸びが出ますので、最初は窮屈だなと思うフィッティングの方がお勧めで
後々のことを考えてのサイズ選びを提案しています。
イメージは普段履いているサイズ感よりもハーフサイズ落とした感覚で合わせて頂くと間違いありません。
※KICHEN SHOESの表記が22CMの場合、最低22Hもしくは23CM位を履かれる方が妥当だと思います。

マットな質感から爪先にシワが入り始める頃になると、たっぷりとオイルを含んだ革ならではの光沢が次第に増して
写真の雰囲気とは大きく異なる表情に変化。甲がしっかりと足全体を包み込んでくれるデザインなので
服装にもとても合わせ易く、鈍く光りを放つスウェードもカジュアルなスタイルに違和感なくマッチします。

お店をオープンさせてからもその時々に応じて革靴のセレクトはしてきましたが、過去も含めて色々な革靴に
出逢ってきてこれからも変わらずに好きでい続けると思うのですが、今はライフスタイルに寄り添うものが
あれば充分だなぁという結論に至っています。
服装も年齢を重ねるにつれて良い意味でラフに力を抜けるようになってきている最中で、そうなると合わせる靴も
ピカピカな革靴よりも、何処か柔らかな印象のある足元に自然と惹かれるようになりました。

路面の雪も大がかりな除雪と雪融けが同時進行で、だいぶ歩き易くなってきました。
重たさを引きずりながら歩く足元から解き放たれるのもあともう少しの辛抱。
足元に軽やかさが出てくると、服装もそれにつられて自然と軽快なムードに移行してくるのではないでしょうか。
今回は一番小さいサイズ22CMから26CMまで各サイズご用意をしましたので、STYLE CRAFTが作り出す
レザーシューズに触れて頂ければ嬉しいです。

2月20日

hompun    コーミングマット ラグランコート

color     ブラック

price      42900-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

静かな雨降りの朝。まさに”雨水”の季節を迎えたことを知らせる様な潤いを与える雨ですね。
白鳥たちの様子もじっとするのではなく、のびのびと各自過ごしたい場所で気持ち良さそうにしています。
まだ御守りホッカイロは手放せないのですが、来て下さるお客様のお買い物欲が徐々に高まっていて
ムードは確実に春物に向かっていることが嬉しくもありますし、感化されて自分の新しい服を買ってます。(笑)
素材は暖かくて、でも見た目は春を感じさせるお洋服に、ちょっとずつ移行したい今日この頃です。

homspunの袖幅・身幅ゆったりたっぷりのラグランコート。
ハリのあるコットン100%の生地感は、もうそろそろ出番がありそうですね。
裏無しの一枚仕立てでコート自体には保温性はあまり無いので、もうしばらくインナーには暖かなものを。
軽やかな生地ですがしっかりと目が詰まっていて、固さとぬめり感が混ざった少しマットな質感も良いです。
春の冷たい風にも耐えられるようなコートをいざ春先に探そうとすると案外難しいので、一枚でもこのぐらい
パリッとした生地感で、尚且つ着込んでもOKな緩やかなシルエットのコートは、今この時期だからこそお勧め。
突然春の陽気は訪れるので、そんな時にいつも悩んでしまうという方にお選び頂けたらと思います。

襟元の形状がちょっとユニーク。見たとおりに襟はあるのですが、折り返した襟先の角だけ
かんぬき止めのように縫い留められているので、襟がひらひらっともせずぴしっとしています。
外側にストールを巻くだけではなく、襟元の内側にスカーフなどを合わせるのも良さそうな襟元。
シャツやタートル、クルーネックとインナーとのバランスによって見え方が変わるのも面白いです。
肩はラグランスリーブで、身幅の広さに加えて袖の太さもとても好みです。

所謂オーバーコートとして中にしっかりと着込んでも余裕がありながら、次第に薄着になってきても
大袈裟にならずにさっとシャツコートのようにも羽織れるという、ふり幅がある服はとにかく大活躍。
homspunの服に備わっている包容力や想像力、そして”これ”があるから堪らないよねという方もいる
アイコンとも言える0番手のステッチワーク。このステッチが在ると無いとではきっと服の見え方も
がらっと変わるのではないかと思いますし、今回はポケットのフラップ部分が特に印象的。
ハリのある生地だからこそ、馴染んできた頃にステッチ部分のアタリも出てきて、ブラックのカラーが
一段と際立つような風合いになっているのではと想像します。

同じ生地を使用したスカートも同色でご用意していますので、セットアップでの着合わせも素敵です。
フォーマルとしてではなく、普段着にセットアップというのは目下チャレンジしていきたい装いのひとつ。
そんな密かな憧れのスタイルを自然にされている方がいらっしゃるとドキドキしますしリラックスして着る
セットアップにはまた一味違う魅力がありますし、大人のたしなみのようにも思います。
先ほどホントに一瞬だけ、嘘の様な猛吹雪が。
春は近くて遠いですが、ぜひ春の服を探しにいらしてください。

2月19日

GLOW IN THE SUN   mallibu shirts

color     yellow

price      24200-(TAX IN)

SIZE     3    /    4 SOLD

暖かくなるのではないかという淡い期待と、そうならない現実との狭間でもがきながら2月も残り僅かな
所まできました。今日は二十四節季の雨水にあたる日で空から降る雪が雨に変わり雪融けが始まることを示しています。
実際に最近降る雪は水分を多く含んでいてうっすらとは積もるものの根雪にはならずに融けることが殆どなので
月をまたぐと街を包み込む空気も一遍して、少しずつ心と身体が解れてくるのではないでしょうか。

SUNSHINE+CLOUDから見ているだけで心が浮かれてしまいそうになるチェック地のシャツが届きました。
過去に一度だけ展開したことのある大振りな釦とフラップ付きの胸ポケットが特徴の”mallibu shirts”
今シーズンからサイズを4まで展開し、ゆったりとした羽織のバランスでも着易くなった印象を受けます。
しっかりとしたウェイトのコットン素材なので、着始めはややゴワゴワとした感覚がありますが
トロトロになるまで着込んでいきたいと思わさせてくれる、そんな未来を創造させてくれるシャツだと思います。

ヘヴィーネルを用いたシャツは、所謂アメカジ色の強いアイテムである事は間違いないと思うのですが
SUNSHINE+CLOUDで見ると、そのイメージが薄まるのは土地がもたらす影響からでしょうか。
強さよりも柔らかさが少しだけ前に出てているような印象があり、ブランド独自の色が確立されているから
というのもあるのでしょうが、頭に思い浮かぶそれとはまた違うのが個人的にはとても好みだったりします。
肩の力を抜き、ファッションという側面と日常生活との境界線が良い意味でなくなるような着方が出来れば
何気ないチェックシャツも羽織るだけでシンプルにとても格好良いんだなぁと、葉山の青空や海を頭の片隅に
思い浮かべながら今日は着合わせてみました。

自分自身の年齢が40歳を過ぎて、普段身に纏う日常着に対する考え方とイメージするスタイルは移ろいと揺らぎの中で
内側から湧き出てくる感覚をより大切にしたいと思うようになりました。お洒落をするという比重を保ちつつも
袖を通して気持ち良く1日を過ごせる服装をしたいという気持ちが高まってきている中で、SUNSHINE+CLOUDが
提案し続ける何気ない日常に溶け込む丁度良いバランスの洋服は、探してみると案外見つからないなと感じています。
拠点を置く場所から受けるインスピレーション。幾ら想像だけしていてもその場所に根を張り生活をし続けない限り
良いアイデアが思い浮かんだり、モノにする際の背景が伴ってこないような気がしてしまいます。
黄色と水色をベースにした”mallibu shirts”もきっと、太陽の陽射しが段々と強く感じられるタイミングに着たい1枚。

全体的なシルエットはSUNSHINE+CLOUDの定番シャツと比べるとコンパクトな設定。
僕の主観でサイズ3=M サイズ4=L位と思って頂けると良いのではないでしょうか。
身長178CM 体重63キロ インナーはロンTで丁度良いサイズ感です。
ボックス型のざっくりとした井出達は写真からも伝わるのではないでしょうか。
気張り過ぎずにTシャツにさっと羽織ってサマになるのが理想とする姿だと思っています。

2月18日

JUJUDHAU  POCKET JACKET

color     YELLOW

price      35200-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

自分達が提案したいなと思う洋服は、ベーシックで毎日でも着たくなる言い換えれば”普遍的な色や形”が
メインではありますが、同じくらいの気持ちでパッと心が華やいだり解放されたり、元気を貰えるような
明るい色や柄を取り入れていきたいと、ここ数年は色について考えるのが面白いです。
洋服でも何でもそうかもしれませんが、ある一定の揺らぎの中であっちに行ってみたり戻ったりの繰り返しで、
色も少しずつ好奇心とチャレンジ精神に促されるままに、その時の気持ちにマッチするものを身に纏う事で、
自分の中の固定観念が薄らいでいくのもとても面白い。
JUJUDHAUが今シーズン選んだ素材の中で特に目を惹いたのがカラフルなピンク・イエロー・オレンジでした。
世の中の流れなども多少はあるのかなと思ったのですが、きりっとした色目は見ているだけでパワーが漲りますし
3色どれも捨てがたいな~と思いつつ、春の雪代が川に流れはじめて緑が芽吹く頃の景色を頭の中でイメージして
イエローを中心にセレクトをしました。

先ずはお馴染みの2型から。
POCKET JACKETはフロントに留め具のないカーディガン感覚で羽織れる優秀なライトアウター。
季節毎に素材を変えながらリリースされていて、春夏は中肉で柔らかさのあるチノ素材を。
適度な厚みがあることでアウターとしての心強さもありますし、生地のぬめり感が着始めからでも
心地好くて、気軽に袖を通して頂けると思います。

フロントに叩きつけれたパッチポケットとすっきりと見える丸首がポイント。
シルエットは身頃はゆったりと羽織れるように幅を広くしていますが、袖周りはあまり太過ぎずの設定。
インナーに合わせるのは、あまり肉感のあるスウェット類ですと少し窮屈な印象です。
例えばSAINT JAMESのOUESSANT位の中肉素材のカットソーが気持ち良く袖を通せると思います。
季節がもう少し進んでくると着こなしのイメージがより明確に湧いてくるのではないでしょうか。

JUJUDHAUの中でも色・素材違いでリピートして購入して下さるお客様が断トツに多いのが
この”POCKET JACKET”ではないかと思います。
ラフな井出達の中にもジャケットとしての羽織る事できりっとなる一面も持ち合わせていて、
それでいて力まずに着られる、親しみ易さと身体への納まりの良さがポイント。
異国の空気を確かに含みながらも、決してエスニックな雰囲気にもなり過ぎないですし
こんなにも日本の風土にも馴染むバランスは、ネパールという国の持つ穏やかさや無骨さなど
どこか似た空気感があるからなのかもしれません。

JUJUDHAU  EAZY COAT

color     YELLOW

price      37400-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

こちらもブランドのアイコン的な立ち位置でロングセラーになっている”EAZY COAT”
直線的に流れるようなシルエットと”POCKET JACKET”と同様にフロントに留め具が付かない
ミニマムなデザインは、ざっくりと羽織れる良さ。というのはある程度想像が出来ると思うのですが、
中がどんなに素っ気無かったとしても、このコートを羽織るだけで思っている以上に雰囲気が良くなり
それとなくキマるというのが素晴らしい1枚仕立てのコート。

首元には小さな襟が付き、両サイドのポケット以外はすっきりとしたフォルムで何もかも包み込んでしまうような
気楽さが強みのコートなので、本格的で重厚な作りのコートの横にあるとあれこれ便利だなと感じさせる1枚。
着丈もしっかりとした長さ(約115cm)あるのも、自分が想像するよりも使い勝手が良く人気の理由です。
120cmぐらいあると小柄な方にとっては少し長いと感じられることが多いのですが、115cmですとそこまで
長さを意識せずに着用出来るので、どんな背格好の方にも納まり良く感じて頂けるのではないかと。
私たちは店頭でお客様の気になる部分があればお直しをしたり(例えば袖を詰めたり)着る方にとって
気持ちが良いと思う形に可能な範囲内で出来ることはして、お気に入りの1枚を少しでも増やして
いただきたいなと思っています。

最後は色についてです。
明るい色目、その中でも特に淡い色や植物の色ではなく彩度の高いものを展開すると驚かれたり
突っ込まれる事が多いのですが・・・(笑)
色に対する感覚も勿論個人個人で異なる部分が大きいなと思いつつ、土地に根付く文化なのかもしれないなと。
実際に数年前までは自分達自身も明るい色の服を取り入れることはそう多くは無かったですし、
それを着ないからといって特別困った事もありませんでした。
たまたまご縁があって、色鮮やかな洋服を主体に展開するブランドと出逢ったことがきっかけで少しずつ
色に対する抵抗が無くなり、今ではベーシックな色も明るく発色の良い色も同じ位好きになりました。
結局のところ、そういう機会に巡り合えていないだけだったというのが色に対しての持論です。
明るい色を身に纏うと自分の心が照らされるような気持ちになりますし、それだけではなく綺麗な色を
見た相手のリアクションもいつもより大きくて明るい気がするのです。
人の心理とか感覚と言うのは面白いものだなと感じますし、今回選んだYELLOWもそんな風にプラスの効果で
ハッピーのお裾分けのように思っていただけたら良いなと密かに思っています。
まだまだ今シーズンはYELLOW COLLECTIONをセレクトしていますので、またご紹介致します。

定休日のお知らせ

明日16日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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