5月20日

homspun   C/L 太ストライプ BIG BL

color     ブルーグレー

price      22000-(TAX IN)

SIZE      M SOLD

color     ブラック

price      22000-(TAX IN)

SIZE      M SOLD

一昨日定休日は久しぶりの温泉へ。
空の色と新緑と菜の花の黄色、それぞれの鮮やかさが一段と際立っていて岩手山も牛の模様もくっきりはっきり。
一年の中でも数日しかない楽園のような景色と気候に出会えた日でした。
昨日から中津川沿いの草刈りも始まり、青草の匂いを吸い込んでいます。川沿い散歩も今が最高ですよ。

homspunから今季満場一致で可愛い!となったワイドストライプのブラウスとワンピース。
ハリがあって気持ちの良いコットン50%・リネン50%の生地で、バサッと被れてゆったりとした着心地は
夏でも爽やかに過ごせそうです。
何よりこの太いストライプの柄が抜群にいいです。
見た目は結構迫力があるのでは?という感じがしますが、着てみると意外というか全く激しさは感じないですし
どの配色も明度が低く、特にブラックとブラウンのシックなカラーはモードな印象にも映ります。
足元をキリッと革靴にしてみたり、黒のボトムを合わせてみたくもなるような格好良さもありながら
デニムやチノといった普通のなんてことのないカジュアルな組み合わせでも良いなというhomspunならではの
センスと遊び心が詰まったデザインに心を掴まれました。

ブラウスもワンピースも形状は一緒で、肩線がなく袖と一体になった直線断ちのデザイン。
肩幅も身幅もゆったりとして、体に沿うようなシルエットなのでブラウスのサイズはワンサイズです。
後にご紹介するワンピースは長さの異なるMとLの2サイズ展開になっていますので、大まかには3種類から
お好みの着丈をお選びいただけたらと思います。それはそれで悩ましいのですが・・・
特にブラウスはパンツやスカートにどちらにも合わせられて、気楽にTシャツのような感覚で着られるので
夏はTシャツ率多めという方にも、ちょっとラフな雰囲気を変えたい方にもおすすめです。

ブラウスの着丈のバランスは上のような感じで、後ろ姿は高身長でもお尻が隠れるぐらいなので
小柄な方ですともう少し体が覆われます。足の付け根から太ももぐらいまでのチュニック丈をイメージされると、
着合わせのバランスも組みやすいのではと思います。
まだ少し肌寒い時期は中に袖のあるインナーを合わせていただくのも良いですし、半袖でコットンリネンの生地ですと
春の終わり頃から夏、秋の入り口までと着用期間が長いのも魅力。
夏には涼しい生地のパンツに、インナーにはタンクトップ、素足でサンダルといった軽やかな装いがいいです。
体に纏わりつかず風がスッと抜ける着心地をお楽しみくださいね。

襟の開きも絶妙で、両サイドのスリットと太番手のステッチがポイントです。
スリットからちらりと覗くインナーの色、基本は白黒グレーが間違いなくベタではありますが
メインのストライプの色がシックなので、青やエンジ・赤・ピンクなど色のあるインナーが意外にも合います。
服に限らず帽子やバッグやアクセサチーなどちょっとした色合わせも、楽しんで着ていただけたら嬉しいです。

homspun   C/L 太ストライプ BIG OP

color     ブラック

price      30800-(TAX IN)

SIZE      M (約112cm)   /    L(約121cm)

color     ブルーグレー

price      30800-(TAX IN)

SIZE      M(約112cm)   /    L(約121cm) SOLD

ワンピースは本来はSからLまでの展開となっていますが、当店でオーダーしたのはM・Lサイズのみ。
着丈が長く、なるべくそのまま一枚でも着られるようなワンピースが好きなのでついついその方向で選んでしまいます。
Mサイズでしたら小柄な方でも足首がちょっとだけ覗くような感じで着ていただけると思うので
大柄?太いストライプという新鮮味もあるワンピースに、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか
面積が広くなると視覚的効果か、縦のラインがいい塩梅に影響してスラリとした印象に。
Lサイズを着用した画像ではライトグレーのインナーパンツを合わせたので、より縦の長さが強調された感じもしますが
短いインナーパンツを穿けば、ワンピースそのままでも安心して着られる丈が嬉しいです。
足元はカジュアルにハイカットのスニーカーだったり、フラットシューズや靴下とビルケンサンダルといった合わせも
良いのではないかなと、足元のバリエーションが様々思い浮かびます。

ブルーグレーの絶妙なニュアンスカラーが好きです。ぼんやりと、でも個性的な色目。
インナーか靴下か爪か、どこかに今自分の中のキーカラーなピンクをさり気なく忍ばせたいなと思ったり。
秋口には黒のタートルを着て、上からざっくりとしたニットカーディガンを重ねても良さそうです。
フロントにはしっかり柄合わせされた、手がすっぽりと入る大きめなポケットが左右に並びます。

良い気候が続き、日中はじんわり汗をかくような日差しに半袖のTシャツや涼しいパンツをお求めになるお客様や
日除けに必須な帽子をお選びになる方も増えてきました。
気温差があるので半袖に軽く脱ぎ気の楽な羽織りを一枚持って、が丁度いい感じがします。
入荷もだいぶ揃ってきましたので、衣替えも済んだタイミングでクローゼット中をじっくり見渡して
足りないものや、買い替えたいものなどありましたら、お立ち寄りいただけたらと思います。

定休日のお知らせ

明日18日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

5月15日

MITTAN    SH-30C 大麻ロングシャツ

color      胡桃

price       28600-(TAX IN)

SIZE       4 SOLD

昨日は夕方にかけて一気に気温が下がり、二人ともシャツ1枚しか着てこなかったのもあって
満月になりかけの月を横目に震えながら家路へと急ぎました。
今日はしっかりと寒さに対応出来るように、1枚多く羽織り万全な体勢を整えてきましたが
思っていたよりも遥かに気候が良いですね。川の流れも吹く風も抜群のコンディションです。

MITTANから梅雨時期には最適な素材、速乾性と蒸れにくい特性を持つ大麻を用いたロングシャツ。
以前にも一度展開したことのあるモデルですが、期間を空けて久し振りにセレクトをしました。
シャツのデザインをそのままにテールを伸ばして、両サイドに深くスリットを配した潔いディテールに
貝釦がずらりと並びます。ロングシャツというやや曖昧なニュアンスが着る人の創造力であったり
装いに対する意識を解したり、掻き立てたりするようなところもありますし、寄り添い過ぎない適度な
距離感に慣れてきた頃には、これまでの服装からのちょっとした変化なども感じられるのではと思います。

デザインは定番でリリースされている大麻シャツをそのまま活かしているので、首元はスタンドカラー
肩幅や身頃もそこまで大きく設定はされていません。僕たちの提案としては羽織の要素がある方が使い勝手が
良いと思い大き目のサイズをあえてセレクトしています。着用サイズは4。
その分、袖丈が長く感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、くるっと捲ってしまっても生地が薄い分
もたつきが少なく、それでも気になるという場合には気持ち良い長さにお直しで対応するのも選択肢の1つです。
身体の全てに綺麗にアジャストする洋服というのは稀ですし、不安定な要素をプラスに捉える方法と
奇麗にお直しをして自分に合わせていく、どちらも洋服を楽しむ上では大切なアプローチだと考えています。

色は2色を選びました。
先ずは胡桃染め。ベージュ系の柔らかい色目で天然染料ならではの空気感が漂います。
自分自身も同じ大麻の素材で胡桃染めのアイテムを着ていますが、定着し易い染料と比べると少し色が抜けやすい
印象を持っています。抜けた色目も個人的には気に入っていて、これからの季節はどうしても洗濯回数が増えて
いきますので、その辺の感じが気になる方は優しく手洗いで洗浄力の強くない洗剤で対応されると色の持ちが
安定すると思っています。体感してみると気付くことが沢山あって、そういった経験を重ねる事で洋服との
付き合い方や感覚的な部分が段々と研ぎ澄まされてくるのではないでしょうか。

MITTAN    SH-30 大麻ロングシャツ

color      濃紺

price       24200-(TAX IN)

SIZE       3    /    4  SOLD

もう一色は化学染料でムラのない綺麗な染め上がりの”濃紺”
生地に対して染料の定着度が高くて、安定した発色も魅力的。MITTANの作る製品は天然染料・化学染料どちらも
同じ位に好きで、その時の気分に応じて提案するカラーを変えています。
最近気に入っている黒と紺色との組み合わせ。何処となく先練された空気があって、色があまり得意では無い方に
雰囲気良く組み合わせて頂ける間違いない配色だと思っています。

客観的な視点で見て男性よりも女性の方には、この丈感に慣れている印象があるのですが、固定観念で物事を
決めつけすぎずに常にフラットな視線と柔軟な頭の中の考え方が大切ではと改めて思う所があります。
釦を全て閉じずに開けて着ると、サイドに配したスリットの効果も相まって生地の揺らぎが出て無国籍な空気が纏えますし
MITTANのブランドコンセプトでもある現代の民族服というニュアンスにぴったりなアイテムではないでしょうか。

5月14日

ASEEDONCLÖUD  HW WIDE TROUSER

color      LIGHT GREY

price       26400-(TAX IN)

SIZE      XS    /    S    /    M    /    L SOLD

昨日からずっしりと重たい空気の圧力とも言うのでしょうか・・・低気圧による片頭痛との攻防。
珈琲を少しだけ多めに飲んでみたりして、日々の体調を出来る限りフラットに整えるのは本当に難しいと実感します。
沖縄はもうすぐ梅雨入りとラジオで流れていたのを聞いて、良い風が吹き気持ち良く過ごせる季節の終わりが
近づいてきている事と同時に、如何にして洗濯物を生乾きから守れるか・・・試行錯誤が続きそうです。

ASEEDONCLÖUDの顔とも言える存在にまで成長をした、裾口までしっかりとした太さを残したトラウザーパンツ。
セレクトした当初は横に広がりを見せるワイドなシルエットにやや拒絶反応・・・(笑)
する方も多かった印象ですが、ここ数年の時代の流れに、少しずつピントがマッチしていったような感覚。
素材は定番の備前壱号(白・濃紺)コットン100%はメーカーで継続しつつ、シーズンセレクトの素材として
春夏は軽めの混紡素材で登場。
今シーズン選んだ素材は、以前にご紹介したスモッグと同様にリネン46%・コットン27%・ナイロン27%の
シャリ感と清涼感のある生地が用いられています。
カラーは”LIGHT GREY”と”BLACK”の2色展開。サイズはXS・S・M・Lのフルサイズでご用意しています。

穿き方としてウエストの高い位置でベルトもしくはシンチバックでぎゅっと固定して頂くのが理想的。
ワイドシルエットが、何処か洗練された印象と奇麗にバランス良く穿けるようなパターンに設定。
横へのボリュームは見た目の通りですが、その分、お尻周りを平坦にして縦方向への広がりは殆ど無くす事で
自分が想像するよりも太さは抑えられているように思います。
穿き始めは生地が一番硬い状態なので、広がりという部分ではややオーバーに感じるかもしれませんが
経年変化することも頭の片隅に入れておくと、段々と心地良い空気感が生まれてくるはずです。

“HW WIDE TROUSER”のデザイン的な特徴として、後ろポケットの形状がベイカーポケットの様なデザインに。
このポケットの形状がとても使い勝手が良く、モノの出し入れがスムーズで大きさも十分。
毎日手拭をバックポケットに忍ばせているので、ストレスなく出し入れが出来るのは自分にとってはとても重要。
トップスとの相性もあまり気にせずというと語弊があるかもしれませんが、許容してくれる振り幅が広いというのも
このパンツの魅力だと思っています。そうは言いつつも、それなりに太さはあるパンツですので、
徐々にワイドシルエット慣れていったタイミングや、騙されてみようかなと心の余裕がある時にお試し頂ければ嬉しいです。

“LIGHT GREY”は白のパンツが照れて穿けないという方にも手が伸びやすい色目。
穿くだけで明るい印象をプラス出来るので、ボリュームあるシルエットも相まってパンツをメインにした
組み合わせは特にお勧め。トップスの比重が自然と軽くなる季節だからこそ、手が出し易いのではないでしょうか。

color      BLACK

price       26400-(TAX IN)

SIZE      XS     /    S     /    M    /    L SOLD

もう1色の”BLACK”はチャコールグレーとブラックの境界線位に位置する深みある色目。
トップスにブロードなどの白やブルーのシャツを組み合わせれば、何処となく洗練された空気にも映ります。
素材にナイロンが入る事によって、生地に何処となく緊張感が保たれるのも、そんな理由からではないかと。

フロントにワンタックを入れる事で縦方向への膨らみが出て、横方向へのシルエットを行き過ぎない調整役に。
裾の長さは短すぎず・長過ぎずで、裾口のボリュームが苦手という方はお直しで丈感をすっきりさせると
穿き易さに繋がると思います。

自分達にとっての生活リズムに欠かすことの出来ない存在になりつつある”HW WIDE TROUSER”
毎シーズンどんな素材が登場するのか楽しみになっていて、今季の生地感は夏場でも穿いて頂けるような涼しさと
張りのあるタッチが理想的でした。特にパンツの場合には柔らかすぎると、どうしても耐久性に不安を感じてしまうので
強さというのはそれなりに必要な要素だと思います。
どちらの色も使い勝手的には大きな差はないと思いますので、夏を少しでも気持ち良く過ごせて気持ちが上がるものを
身に付けて頂ければ嬉しいです。

5月13日

SUSURI    モラスクブラウス

color      off white

price       36300-(TAX IN)

SIZE      1 SOLD

夏の扉が開く音が聞こえたかと思えば、突然梅雨の最中にいるかのような低気圧と湿度。
朝から乾き切らない洗濯物と奮闘してしまいました!汗
春になったと思ったらどさっと雪が降ったり、急激な冷え込みに慌ててストーブ・エアコン付けたりの日々は
もうすっかり過去の記憶と思っていましたが、それも実はつい先月のこと。
まだまだこの不思議な季節感に翻弄され続けるのだろうか・・・と湿気に包まれて若干気分も湿っていますが
そんな時は立ち止まるのも大事と思って、無理せずお茶タイムを多めに取ろうと思います。

ご紹介するお洋服は、湿度も気にせず軽くて涼しげなものをと思ってこちら選びました。
ひらひらユラユラ、力を抜いて気持ちよく着られるSUSURIのモラスクブラウス。
袖の広がりや、丸みを帯びるようにふわっとさせたシルエット。
絣のように仕上げる特殊紡績のコットンと細番手のリネンを縦横に少しだけ打ち込みを甘くして織った
清涼感の漂う生地は、見た目も着心地もさらりと軽くて柔らかさとハリのバランスがとても心地良いです。

Vに開いた首元はボタンではなくリボンで留める仕様。
SUSURIのこの首元リボンタイプの服が、気づけば私のワードローブには着々と増えていて
自分でもそこを意識して選んでいた訳ではないので、後から好きなんだなぁと気付きました。(笑)
ポイントになるようにキュッと結んでもゆるく結んでも、もしくは結ばずにそのまま垂らしても。
どことなく可愛らしさと大人っぽさが混ざり合うディティールのように感じていて、そこも好きな理由です。

ふわっと被って頭を出すと、体を優しく包むように前後ともに丸みを持たせたかたち。
着丈が短く、袖が長くて先に向かってひらりと広がるようになっているのがアンバランスの様だけれど
一つの形としてとてもまとまっていて、着た際にもとてもユニークだなとも思ってしまう。
そして袖先に目を移すと細やかなハシゴ刺繍が施されていて、微かな隙間とそこを渡る微配色の糸の美しさに
見惚れると同時に、ぼんやりとしたチェックにもメリハリが生まれます。

背中の真ん中で剥ぎ合わせて、首裏には細やかなギャザー。
後ろ側からの見え方が一番ふわりとしているようにも感じますが、写真で見るほどボーリューム感のある
広がり方をするわけではなく、滑らかにゆらゆらと軽やかに体の動きに合わせて揺らぐような服。
かたちのイメージは無脊椎動物の動きとしているところも、着てみると妙に納得してしまったので
気になられた方には、ぜひお試しになっていただいて、この感覚を共有できましたら嬉しいです。

SUSURI    フィジシアンシャツ

color      off white

price       37400-(TAX IN)

SIZE      1   /   4 SOLD

今年は季節感が難しいと言いましたが、それは今にはじまったことではなくて
毎年春と夏の服のセレクトには頭から煙が出るくらい悩んでいるので、実はだいぶ慣れたもの。
そんな経験から、着られる期間も長くて柔らかさの中にもハリがある綿麻の素材がとても好きになりました。
このはっきりとしないチェックの涼やかな表面の生地に触れ、今回はこれだーと思ったのです。
同じ素材を使用したアイテムを3型選びまして、ブラウスに続いてシャツもご紹介します。
サイズ展開は1と4の2サイズ。印象はパリッとしていて、ゆとりを持たせたサイズ感になっています。
レディス・メンズと区切ることもないので、お好きなサイズでお選びになってみてください。

モデル身長は178cmで着用サイズは4。
いつもシャツを選ぶ際に細身ですが肩幅があるため、トップ釦が留まらないことも多いのですが
フィジシアンシャツの襟ぐりは広く設定してあって、首元も苦しくなく釦が留まります。
左胸のポケットにハシゴの刺繍を。胸ポケットのあるシャツが案外レディスでは多くないので
ポケットと刺繍のダブルで嬉しい小さなポイント。

肩幅、胸幅にもゆとりを持たせて、身頃にも膨らみを出すことでゆらりとリラックス感のあるシャツに。
背の高い細身の方にも合いますが、袖の設定を見ても腕が長い方にもしっくりとくるのではないでしょうか。
無地でもなく、そこまではっきりとした柄ではなく、むしろちょっとぼんやりとした掠れたようなチェック地は
派手さはないものの、爽やかさとクラシックな要素が適度に混ざり合っていて、気張らないきちんと感が素敵です。
前後の丈の違いやサイドの深いスリットも、ゆったりとしたシャツだからこその動きも着てみると楽しいですよ。

SUSURIが作るシャツやコートのアイコンにもなっている背裏に配されたループ。
ループのぴろっと余った部分に重なるようにタックが入って、視線が縦に流れるようなデザイン。
ゆったりとした余裕のあるサイズ感になっていますが、所々にスクエアでスッキリと見えるような
工夫も丁寧になされているので、見た目の大きさだけに捉われずに袖を通してみていただけたらと思います。

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